2013年6月18日火曜日

インターネットで世の中は良くなったか

うちの家にはルイが小学生になるまでコンピューターがありませんでした。導入時期は人より若干遅めという感じでしょうか。置いた場所はオープンプランのキッチンと居間の間。「子供がネットで何を見てるかチェックしやすいように、コンピューターは家族の行き来の多い場所に置きましょう。」というのがその頃のアドバイスでした。

それがその3年後くらいにデイブが仕事でラップトップを持つようになり、毎日それを持って帰ってくるようになりました。 だからコンピューターが2台となり、1台故障中など便利でした。

それが今は、デイブと私のIphone,ルイとチャーリーのIpod,チャーリーのスマホ、そしてテレビゲームの任天堂Wiiまでネットが見れます。8台もネットに繋がってるわけです。何が「家族の行き来の多い場所においてチェックしましょう。」か。もうこうなっては子供がネットで何を見てようと全然チェックできませんよ。

しかもちょっと前は家族で夕食の後ソファーに座ってテレビを見たりしましたが、今はぜんぜんそういうこともしません。たまにそういう時間があると、チャーリーはPCでテレビの再放送を、ルイはIpodでYouTubeを見たりマンガを読んだり。デイブはラップトップかIphone。私が洗濯物たたみながらちょっとテレビ見るくらいです。子供が就寝後は、私とデイブはそれぞれのコンピューターでそれぞれのことをしてます。

でもたまに家族でテレビを見ようということがあると、1時間くらい前から相談して決めて見ます。テレビを見るのも予約制という感じ。まあそもそも夕方は子供は水泳私は仕事で、あんまり時間はないんですけどね。

ネットを何に利用するかは、家族によってかなり違います。私はメールとブログを一番よく使います。あとはFeedlyで他の人や阪神関係のプログを読みます。試合のあるときは試合の速報やツイッターでの速報。YouTubeで野球のハイライトを見たり。

その他よく使う事は、YouTubeでエイブラハムのビデオをみること。レシピ検索。ヤフージャパンで日本のニュースをちょこっと見ること。ちょこっとフェイスブック。そんな感じでしょうか。仕事でヨガのサイトも作ったので、たまにそれのメンテ。

チャーリーはPCでテレビの再放送をよく見てます。それからFBも私よりもずっと熱心にやってますね。あと、ピアノやギターで弾く曲をよくネットで探してるみたいです。

ルイは一時期、ナルト、ブリーチなどという日本のマンガをIpodで熱心に読んでました。英語の字幕があるらしい。他にはYouTubeで熱心にいろんなビデオを見てます。まさにアングラの趣味の世界みたい。大体お笑い系、おふざけ系みたいです。ピアノやギターの曲も探してます。

あと二人とも学校の宿題、理科や数学はネットで出されるんですよ。自分のパスワードで入って問題を解くと、その場で採点されて、先生のほうにもすぐに行くようです。

デイブはニュースを見たり、カーレースやモータレースを見てます。他に何をしてるのか?あんまりお互い関知しないから知りませんが。

そうそう、子供たちは今月日本語のGCSEと言う試験を受けたのですが、この教材もほぼすべてネットで探しました。 Ipodにもいくつかすごくいい日本語の勉強のアプが無料であるんですよ。

で、ネット時代になって世の中は良くなったか悪くなったか?

家族そろってテレビ見るって言うのは、無くなって寂しいですね。でも個別にネットを使うようになったから、家族の絆が薄くなったとも一概に言えないし。

便利になったかというとそれはもう格段に便利。でもだからいい世の中になったかどうか。これも一概に言えないですね。

要するに、ネット社会は社会の進化で、良い悪いとは別問題ということなんでしょうねえ。

一ついえるのは、私にとっては日本がすごく近くなりましたよ。家族とすぐにメールでやり取りできるし、フェイスタイムでただで話せるし。日本のニュースも野球のニュースも、ネットがないとほぼ手に入りませんからね。

もう一ついえるのは、ネットのせいで睡眠時間平均1日1時間くらいは減ってるなあ。ネットのせいじゃなあくて、まあ自分のせいなんですが。

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6 件のコメント:

あくあ さんのコメント...

「いい」か「悪い」かは人それぞれの価値観だろうから何とも言えないよね。私はインターネットがある時代とない時代のどっちに生きたいかと聞かれたら、絶対ある時代に生きたいので、私にとっては世の中はとっても良くなってます。

Atsuko さんのコメント...

考えてみたら、あくあさんって車に乗るものワープロ使い始めたのも人より早かったし、メカが好きなんだね。だから抵抗無いんだ。
ネットは人によってはセキューりティーの問題とか、子供をポルノなどから守る問題とかあるけど、まあそういうもの込みで進化していってるんだろうなあ。

ラブラドール さんのコメント...

確かに支払い、買い物、登録などパソコンやスマホで処理が出来ることは非常に便利ではあります。その一方で最近私が感じている危機感もあります。というのはインターネットで読んだ事が本当の事だと簡単に信じてしまうこと、とくに感受性の高いまた人生経験の少ない若い人達への影響が心配です。スクリーンエイジャーという言葉をご存知ですか?ネットで読んだ事が真実だと思い、情報に溢れた環境で育ち、その一方自分でゆっくり物事を考えないティーンエイジャーのことです。彼らは何でもg8(G8サミットのことではありません、グレート-最高の意味です)だと思い、状況が悪くなればリセットボタンを押して簡単に元の状態にもどせると思っているそうです。
こんな事思うのは私が年寄りだからでしょうか。

Atsuko さんのコメント...

ラブラドールさん、ネットって誰でも何でも書けるから、情報は本当かどうかわからないし、そういう問題もあるのかもしれませんね。
ネットに限らず、最近になって思うのですが、日本のマスコミ、特に雑誌に書いてあることも結構いい加減だなあと思います。こういうのも真に受ける人が多いんだろうなあ。

あくあ さんのコメント...

新聞ですら結構いい加減ですよ。以前、取材されたあと記事を見て、言ったことが全く違ったニュアンスになっていたのを見て愕然としたことがありました。

Atsuko さんのコメント...

あくあさん、よく有名人とか言ってますよね。そういえばあの橋下さんも同じこと言ってたなあ。
そう考えてみれば、歴史の教科書だって、史実がゆがめられたとまでは行かないまでも、著者の意図によって変わってくるしね。
本当に、何事も頭から信じてはいけないということですね。