2015年9月29日火曜日

サイババの写真の灰

サイババの話、興味を持っている人もいるようなので、もうすこし。

イギリスではサイババはあまり知られていませんが、知っている人も、結構胡散臭く思ってる人も多いです。なぜかというと、10年くらい前にサイババ・バッシングがあり、「サイババはペテン師?」というテーマのテレビドキュメンタリーがあったからです。その疑惑は二つあり、ひとつは、サイババは若い少年たちを部屋に招いて性的いたずらをしているのではないかということと、物質化がいかさまであるという内容でした。

一つ目の疑惑については、シリアスな内容ですが証拠もないし、本当か嘘か、誰も今となってはわかりません。当然ながら、信奉者たちは、ばかばかしい噂と取り合っていないようです。

で、ここで書くのは物質化のことです。物質化というのは、何もないところから灰(インドでは聖なるもの)や指輪などを出すことです。この番組では、サイババが物質化してるビデオをいろいろ検証し、いかさまであると分析してます。

確かにそういうアングルで見ると、いかさまにも見える。でもやっぱり、「いかさまに見えないことはない」というだけで、絶対いかさまだというほどの証拠もありません。この番組だけを見たら、やっぱりトリックかなと思うかもしれません。

しかし信者たちがぜんぜんいかさまと思っていないのは、わけがあります。私ですら、サイババに関する本を数冊読んだだけで、いかさまなんてことはありえないと思うほどです。何しろ、灰ひとつとっても、出てくる量がすごいんです。毎日あちこちで、ばさばさと、封筒にごっそり入れて信者が持ち帰れるほど手から出てきます。アムリタ(あまい蜜)も出てきます。

他にもいろいろありますが、長くなるので割愛。なぜならここからが本題だから。

物質化が、多分いかさまじゃないだろうなと私が思う大きい理由のひとつは、サイババ自身の手だけでなく、信者の家の写真などから、この灰が出ることがよくあるのです。一ヶ月ほど前も、フェイスブックで、インドのどこかの町でサイババを奉るお祭りが行われ、翌日その大きい写真に灰が出た写真が載っていました。

そうしたら、昨日たまたま何ですが、アメリカの科学者が書いているブログに、同じような話が載っていたので、リンクを載せます。

簡単に内容を説明すると、こんな感じです。

彼女のお母さんはサイババの信奉者で、60歳から70代まで、サイババのアシュラムにアパートがあり、そこで毎年幸福な数ヶ月を過ごしました。今では高齢のためインドに行くことができなくなったのですが、住むアメリカの町のサイババ信者の集まりには積極的に出席していて、あるとき、サイババの大きい写真を3枚額に入れて持って行きました。

その写真からこの灰が出てきたのです。2枚の写真は、お手伝いさんが掃除のときにふき取ってしまったのですが、もうひとつは、その額をまた額に入れて、保管してあるとのことで、その写真が載っています。

著者自身はサイババの信者ではなく、しかも科学者なのですが、青山圭秀さんと同じような感じで、「世の中科学では計り知れないものがあるのだ。」と書いてあります。

写真だけでも一見の価値ありですから、ぜひクリックしてください。

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2015年9月28日月曜日

月と赤い空

話題になっているスーパームーンの月食ですが、イギリスでは夜中の3時でした。昨日の夜は、早く寝ようと思っていたにもかかわらず、コンピューターのトラブルシューティングで、寝室に行ったのが2時ちょっと前。じゃあこのまま本でも読んで、月食まで起きていようかと思いましたが、本を開いて、3ページも読まないうちに、寝てしまいました。

今日はお昼のニュースで写真などを流していました。赤くてきれいだったようですね。やっぱり起きて見ればよかったな。

そう思って、そのことは忘れて、夕方になりました。子供たちをスイミングから連れて帰ってくるとき、ちょうど夕暮れの時間で、空がすばらしい、赤いというかピンクの色でした。最初はまだ青い空にピンクの雲が広がっていましたが、時間が進むにつれ、地平線の上全体がが赤くぼやけています。まるで北斎の浮世絵のよう。

そして家の近くまで来て、左折して、方角的には逆方向に進むと、川のすぐ上の低くに、真っ赤にぼやけた大きい月が見えました。

どうして赤いのか。昨夜の月食と関係あるのかな。時々月が赤いことってありますよね。

まあとにかくそういうわけで、このあたりではスーパームーンの満月の上に、天気がよく夕焼けが美しく、今晩は空がいろいろ赤かったです。しかも満潮で川は水面が高く、すばらしい光のショウでした。

こんなに空が赤いのって、なにか占星学的には、不思議なエネルギーがみなぎってそうです。きっと昔の人達は、いろんなことの前兆と思ったことでしょう。

・・・・・って、そう思って今ネットを見てみたら、世界中で結構あちこちの宗教のリーダーが、世界が終わるとか、キリストの再来とか、予言してるそうです。それを受けてNASAは、「 我々は、隕石などが落ちてくるという予想はしていません。我々が知りうる限りでは、ここ数百年は少なくともそういうことはないと思われます。」と声明を出しました。こういうことがあるたびに、NASAってこんな声明出すことを余儀なくされてるんでしょうね。

イギリスで昨晩取られた写真で一番迫力あったのはこちら。グランタンベリーという、ここから車で2時間ほどのところです。

supermoon2809b.jpg
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2015年9月27日日曜日

狩と動物愛護

昨日、雉猟(きじ)のことを書きましたが、誤解があるといけないので、書き足します。

日本でもよく知られていることかもしれませんが、イギリスは基本的に動物愛護の気持ちが強い国です。動物保護関係のチャリティー団体はたくさんあるし、菜食主義者も多いです。

国家としては、動物保護の法律は世界でも一番厳しいほうだと思います。ペットや家畜をひどい扱いをしたり、ネグレクトをすると、近所の人がRSPCA(動物を虐待から守るチャリティー団体)にすぐに通報するし、ひどいときは警察沙汰になって、裁判にかけられます。個人や農家だけでなく、家畜のトサツ(漢字変換できないよ~)にも、動物が苦しまないようないろいろな規制があります。

私なんか、実は犬があんまり好きじゃないんだけど、それを人に言うことはありません。別に怖いとか憎いとかじゃなくて、知らない犬でも「ま~、かわいい~、いらっしゃ~い」というほどじゃない、犬に対して、特に愛情がないって言うだけなのに、そういうことを口にすると、「子供が嫌い」というのと同じような目で見られますよ。

下手すると、肉食するというだけで、批判的な目で見られたり、肩身の狭い思いさせられたりします

でも一方で、ヨーロッパの貴族の伝統や文化として、狩というものが存在するのです。狩をするのは、(特に鹿や狐狩は)もちろん貴族階級か、すごいお金持ち。まあ、スポーツカーやヨットみたいに、一台買って終わりって物じゃなくて、土地や屋敷や馬や厩や、それらを管理したり世話したりする人を雇ったりするから、日本のお金持ちくらいじゃやれるような趣味じゃないです。(ただし雉狩の背景は、農民の害鳥退治にも関係あるかもしれません。)

イギリスでも、一般人にはぜんぜん縁のない世界です。

それが、こういった動物愛護の背景で行われるから、すごい摩擦があります。狩が階級社会の象徴であることも、その摩擦の背景にはあります。

鹿と狐狩は、何年も国会で議論されては時間切れで流れて、どちらも10~20年くらい前に、すったもんだのすえに禁止になりました。でも、禁止になったとはいえ、狐狩りは法律の目を潜り抜けて、まだ行われてるとも言われています。

すったもんだになった理由は、国会に貴族階級や上流階級とつながる人が多いこともあるかもしれませんが、日本の捕鯨と同じように、文化として成り立っているものを急に違法にすることへの抵抗が大きかったと思います。

たとえば狐狩の場合は、一度の狩に30頭とかのハウンド犬と人数分の馬が必要ですから、それだけの動物を常時世話する人が雇用されているわけだし、その他の銃や馬具、猟のコスチュームなどなど、経済的インパクトも大きいわけです。

長くなったけど。

まあそういうわけで、雉狩りが私の家の近くで行われてるからって、イギリス人が動物の血に飢えた、残酷な国民というわけでは全然ないのです。

そういう対極が存在するって言うのは、けっこうイギリスらしいといえるかもしれません。

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2015年9月26日土曜日

雉害

先日は朝洗濯物を干していたら、銃声が聞こえてきました。

何でもこの近くのダートムーア刑務所で脱獄があり、脱獄犯が拳銃を・・・・。というのは嘘で、雉狩の音です。雉の猟が解禁の季節になったようです。

家のすぐ近くに雉撃ちの荘園のようなものがあり、そこで早速猟が始まったようです。お屋敷の裏に莫大な土地があり、普段はそこは牧草などの農地ですが、雉を狩のために繁殖させているのです。いわば、カゴなしで広い広い敷地で飼っているようなものです。もしかしたら自分たちが趣味で撃つだけでなく、お客さんも来るのかもしれません。イギリスのお金持ちはスケールが違いますから、やってることは我々にはちょっとわかりかねる部分が多いです。

狩のために飼っている、繁殖させているって言うのはかわいそうな気もしますが、酪農と変わりないと言われればそうかもしれません。撃った雉は、別に食べるわけでもないようです。売っていれば一度くらい買って、ロースト雉にして食べたいところだけど。

昔は狩は、雉が農作物を荒らすので、必要のために行われていたと思うのですが、今は完全に趣味で雉撃ちは行われています。

そういうのは悪趣味といえばそう思うのですが、他人の趣味について、ここでは意見は言いません。が、ですね。このせいで、このあたりに住む住人は、結構迷惑してるのです。

雉害です。この荘園で飼っている雉は、別に囲いもなく広い土地で飼われているだけなので、他に逃げてくるのです。(まあ気持ちはわかる。)うちにもよく来て、今は5羽ほど住み着いています。雉って、デボンに越してきてはじめてみたときはちょっと感動したけど、今はもうただ迷惑なだけです。ガーデニングや菜園の敵なのです。

きのう庭に出たら、せっかく実って収穫を待っていたりんごが、かなりつつかれてだめになってました。口惜しい!!猫のペッパーめ、最近はレイジーになってきて、雉が来ても知らん顔ですよ。昔は追いかけてたのに。

そういうわけで、仕方がないので、ちょっと早いかなあと思ったのですが、かなりのりんごを収穫しました。今日一日で、30瓶くらいピクルスやチャツネを作りましたよ。 われながら休日なのによく働きました。

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アイザック・ティグレットとサイババ

では昨日の続きになりますが、このハードロックカフェの創立者がどうやってサイババの信奉者になったかなどのいきさつを書きます。

ティグレット氏は若干19歳にしてHRCを創ったそうです。そして21歳のとき、精神のグルを求めてインドを旅していました。そしてあるホテルに、サイババの写真がかけてあったのです。そのとき彼はまだそれがサイババとは知らなかったんですが、その写真が、「お前を待っているよ。」(I'm waiting for you)と語りかけたのです。

それで、すぐにバンガロールに飛行機で飛び、サイババのアシュラムに行きました。アシュラムに行ったからとて、簡単にサイババにあえるわけではありません。そのころはまだ小さかったアシュラムの一番後ろの壁に、黒い服を着てサングラスをかけてもたれていると、サイババがやってきて言いました。
“You’ve come at last! I’ve been waiting for you. We are old friends. Wait here. We have much work to do together!”
「やっと来たか、待っていたよ。懐かしい友達。ここで待っていなさい。一緒にすることが山ほどある。」

そしてそれ以来、15年間もの間、サイババは彼に一言も声をかけないどころか、一瞥もくれませんでした。それでもティグレット氏は、毎年サイババのアシュラムに向かい、時には1ヶ月も滞在し、毎日そのダルシャン(何千人もの信奉者が待つ中をサイババが登場し、手紙を受け取ったり数人に話しかけたり、手から灰を物質化して信奉者に渡す日課)に行ったのです。

言われたとおり、15年間そこで待ったわけです。

ここまでが英語のサイトからの抜粋です。

ここから先は、青山圭秀さんの本に書いてあったことです。

そういう日々をすごしているころ、ティグレット氏は車が崖から滑り落ちるという大きい自動車事故に遭いました。車は原型をとどめないくらい損傷をうけたのですが、ティグレット氏はかすり傷ひとつなしで助かりました。サイババが横から現れて、空中で受け止めてくれたのです。

まあこんな感じで、昨日書いた膨大な額の寄付につながります。

私が一番感銘を受けるのは、彼が最初に現実のサイババに話しかけられてから15年もの間、何の言葉も受けなかったのに、かれの気持ちが離れなかったことです。それには、直接なコンタクトはないにしろ、サイババを遠くで見ることで心が満たされたり、瞑想の中でなにかスピリチュアルな覚醒があったに違いないと思うのです。それも一度あっただけでなく、継続して彼の心を捉える絆のようなものが確立されたんじゃないかな。

私も、なにかそういう、確固とした何かが欲しいです。 サイババでなくてもいいです。スピリチュアルですらなくてもいい。15年間何の具体的な見返りがなくても、ぶれることのない心の中の確固とした礎。人間世界の恋愛や、人間関係、親子関係さえ、10年20年と時が経てば変わっていくもの。変わらない何か。普遍のつながり。

そのために、毎日ヨガをしたり本を読んだり瞑想したりしています。この探求の旅、まだまだ続きそうです。いえいえ、けっして大変じゃないですよ。楽しい探索です。

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2015年9月24日木曜日

アイザック・ティグレットの48億円

半年ほど前から急にサイババが気になりだし、いろいろ本を読んでいます。サイババって知ってますよね?日本では昔、青山圭秀という人が理性のゆらぎという本で紹介して、爆発的に有名になったとか。3年前に亡くなったインドの聖人です。

サイババの信奉者は世界中に何万といるわけですが、有名な信奉者の中に、アイサック・ティグレットというアメリカ人がいます。彼がなぜ有名かというと、あのハードロックカフェの創始者なのです。

その彼が80年代に、大成功となったその店の利権を売り、その売り上げのすべてをサイババに寄付し、サイババのアシュラムのあるプッタパルティに、近代的な病院を建てました。貧しい人達に無料で最新の治療を提供しています。その寄付した額は、一部では4千万ドル近く(48億円!!)と言われています。

そのお金をサイババに差し出したときの話を昨日ネットで読んだのですが、いい話だと思ったので紹介します。

ティグレット氏はこのお金の小切手を手に、サイババのところに向かおうとアシュラム内の自分の部屋を出ようとしました。すると、体が硬直して前に進めないのです。冷や汗が出て、一歩も進めません。(サイババの周りではこういうことはいろいろあるようです。)それで自分に問いただしました。「これは自分のエゴのためにやってるのではないか。」「自分がいい人間だと証明するためにやってるんじゃないか。」と。

それで気がつきました。「自分じゃないんだ。われわれ皆のためにやってるんだ。」。そう思うと、やっと足がすっと前に進みました。

サイババの前に出て、小切手を差し出して言いました。
“Swami, this is a gift for you to do whatever you wish with. And it is from all of us. It is especially from all the ones who would like to give it, but don’t have it to give, they just have their love. We love you. We adore you. We want to help you. This is from all of us.”
「先生、これはあなたへの贈り物です。あなたの望むとおりにお使いください。そしてこれは、我々全員からの贈り物です。特に、あなたに贈り物をしたいけどすることができず、愛だけしか差し上げることができるない者達からの贈り物です。」

サイババはこれを受け取りました。

このあとにはちょっと続きがあります。

ティグレット氏が、「お願いです。これを私がお渡ししたことは誰にも言わないでください。匿名で寄付したいのです。」と言うと、サイババはベランダに出て、外に集まっている信者たちに、

「ティグレットが現金をくれたぞ!ティグレットが現金をくれたぞ!ティグレットが現金をくれたぞ!」と叫んだそうです。サイババにはそういったユーモアーのセンスもあるそうです。

その病院がこちら。すごい建物ですよ。さすがタージマハール の国。
psnsup
https://sathyasaimemories.files.wordpress.com/2014/03/hospital.jpg

ちなみにティグレットさんはこちらです。今ではずっとこのアシュラムに住んでるとか住んでないとかですが、本当かな。

ティグレットさんが信奉者になったきっかけなどもすごく興味深い、いい話なので、またそのうち紹介するかも。 しないかも。・・・・という感じで、方向性のないブログです、ここは。
 Founders Day 2013 Hard Rock Cafe turned 42 in style on the 14th June 2013. The staff went wild with the fancy dress, and the first 71 guests received a special menu at 1971 prices!

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2015年9月22日火曜日

17年の魔法

うちの息子ルイはこの9月から、’6TH フォームス’に進学しました。ややこしいのでちょっと説明します。

イギリスは満5歳になる年の9月から小学校に入ります。最初の年は「準備科」で、翌年が1年生で、6年生まで小学校です。

そのあとセカンダリースクールに、7年生から11年生までの5年間行きます。11年生でGCSEという試験を受けます。

そのあとは、仕事につきたい人は、専門学校に行ったり、会社に「丁稚・見習い」として入社します。

大学に行きたい人は、6TH フォームスと呼ばれる学校で2年間勉強して、Aレベルの試験を受けます。これが12・13年生です。

で、この12年生になったわけです。ルイの学校は、今までのセカンダリースクールと同じ敷地内で、付属しているのですが、今までのように制服を着なくてもいいし、自分の選択した授業が終わったら家に帰れます。 なので大学っぽい雰囲気です。

今週でこの学校に行きだしてまだ3週間目なんですが、もうすっかり雰囲気が大人っぽくなっちゃいました。夏休み、日本に行っていた間はまだあんなに無邪気に私と、ユニバーサルに行ったりワンピースショップに行ったり旅行したり、わいわいやってたのに。今では、「親なんかと時間を過ごしていられるか」という顔してます。まあ学校が始まって、ルイ自身も学校モードになってだけるかもしれませんが。

夏の間、心斎橋でも梅田でも、Tシャツに短パンにビーサンで 出かけてたのに、今じゃ学校に行くだけで何度も何度も鏡やら窓に映る姿やらをチェックして。そんなに虚栄心の強い男に育てた覚えはない!

こうして振り返ったら、ルイが生まれてから今まで17年近くが、まるで魔法の時間のようでした。もうあの魔法はとけて、ルイは普通の男になってしまったのか。

しかも妹のチャーリーなんか、とっくに、小学校卒業したくらいで完全に魔法なんてとけてるからな。

子供は大変だけど、小学生くらいまでが一番楽しいですよ。ティーンエージャー(13歳以上)になったら、寂しいものです。

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2015年9月21日月曜日

信じますか?

先日の話の続きになりますが、近所の悪性脳腫瘍を治療をしないことを決めた人の話です。

彼女の近しい人によると、彼女は信仰心が強いとのことです。(キリスト教でしょうね、おそらく)それで、そのために「何もしないで死を選ぶ」ということができる強さが備わってるんじゃないかとのこと。

どうなんでしょうね。普段信仰心が強くても、死を受けられない人もいると思うし、その逆も十分ありえるんじゃないかな。

私は昔はキリスト教徒でしたが、ここ15年くらいは、宗派的な宗教はどれも信じていません。今は、神や全能な存在やスピリチュアルな存在を信じています。

死んだらそれまでとは思ってなくて、生まれ変わると信じてます。でも、生まれ変わったって現世の記憶はなくなるわけだから、生まれ変わること自体は、それほど重要とは思ってないです。それよりも、今の人生はこれしかないから、思いっきり思う存分生きようと思ってます。

でも、ふと思いました。

こんなのもすべて私の、そして人類の思い込みだったら?あらゆる宗教も神もスピリットも全部人間の空想の賜物で、本当は物質だけがたまたま存在して 、いろんな化学反応や物理反応によって偶然意識というものが生まれただけだとしたら?

そう思ったら、不思議と、それならそれですばらしいことのように思えてきました。

 もしも魂や神がないのなら、世界中のこんなにすばらしいものや美しいものが、神なしで、偶然だけでできるなんて、そのほうが感動的過ぎるくらい。この美しい自然や環境も、それを美しいと感じる心も、人間間の愛情や、人間の作り出す芸術や技術も。それが全部、たまたま物質的な偶然で存在するだけの人間の意識によって作られたなら、それはすごいことじゃありませんか?

それならばこの世の限りある時間で、このたまたま出来上がった私という人格とその意識で、できるだけ世界のすばらしい物事に貢献しようと思いました。

やっぱり命ってすばらしいですよ。もっと体と頭と心を鍛えて、今の人生をさらに精一杯生きようと思います。

そうやって生きることができて死期が来れば、神がいようといまいと、それでいいような気がします。(いると思ってるけどね。)

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2015年9月20日日曜日

ワークショップ、カフェ、ラグビー

今日はデボンの県庁所在地みたいなエクセターに、ヨガのワークショップに参加するために出かけました。エクセターまでは車で1時間20分くらいかかるんですが、今朝は途中で警察が車を止めていて、私も止められました。

職務質問か?何かこの辺で事件が起こって、聞き込みか?とちょっとどきどきしました。

そうしたら、「この先で火事があったので道路を閉鎖してるから、別の道から行ってください。」とのこと。やっぱりね。この田舎町で、エキサイティングな事件などないよね。(でも火事は結構ある。)

「どこに行くのですか?」ときかれ、エクセターと答えると、すごく丁寧に行き方を教えてくれました。ここを通る車すべてを止めて、これをやってるようです。すごい親切、やっぱり田舎や。

親切はいいけど、道はかなりの回り道です。15分くらいの余裕を持って出てきたつもりだけど、間に合うかどうか心配。が、いらいらしてもどうにもなりません。とにかく制限速度以内で できるだけ速く運転するのみ。地図を持ってきてよかった。

「どうせ同じことをするだけなら(この場合は、スピード違反しない程度に速く運転する)、どんな気持ちでもやることは同じなんだから、あせってもばからしいし、リラックスしないと損。」ということは、マンガ、ワンピースで最近改めて学びました。

結局ワークショップには10分遅れましたが、別に問題はありませんでした。

ワークショップには7人が参加してました。終わったあと、一人の女性とスタジオを出るとき一緒になったので、ちょっと世間話などをしながら歩き始めました。スタジオのすぐ外にカフェがあり、その人が「私じゃあ、今からここでコーヒーを飲んで帰るわ。」と言ったので、自然に「一人?じゃあもしもお邪魔じゃなかったら、私もご一緒していい?」と聞いて、30分ほど一緒にコーヒーを飲んで別れました。

初対面の知らない人とこんな風にカフェに入ったりするのって、初めてだなあ。しかも、自分から言うなんて、珍しいわ。

そう思ってたんですが、思い出しました。そういえば昔アイルランドを一人旅したときも、こんな感じでユースホステルやフェリーなどで一緒になった人とカフェに行ったり食事をしたりしました。一人旅という自由な気持ちが、そういうことを平気にさせたのだと思います。

今日はヨガのワークショップに行って、そんな風にちょっと心が自由に解き放たれたのかな。この気持ちが今週も続くといいな。

ところで話はぜんぜん変わりますが、昨日のラグビーワールドカップ、日本が南アを下したのは、こちらではすごい大ニュースでしたよ。今日も別の試合で、何かあるとその話になってました。もしかしたら日本でよりも大騒ぎになってるのかも。

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2015年9月19日土曜日

Rickie Lee Jones

昨日の夜、例のごとくデイブがテレビの前で眠りに落ちてました。ついている番組は、ジュールズ・ホランドというミュージシャン司会の音楽番組です。若者向きというよりは、音楽通が見そうな、大人向けの番組です。登場するミュージシャンも、あんまりメジャーな人は出てきません。時々ポール・ウエラーが出てます。

私はネットでいろいろすることがあったので、普通ならデイブが寝た途端にテレビを切るのですが、たまたまその時映っていたバンドが悪くなかったので、この曲が終わってから消そうと思ってました。

そうしたら、司会者が今日のゲスト(4組くらい)を紹介しはじめました。なんとそのなかに、私が中学生のときからずっと今でも好きな、リッキー・リー・ジョーンズというアメリカ人の女性アーティストがいたのです!

彼女は私が15歳のとき、今から35年前に、「恋するチャック」という曲で有名になりました。そのデビューアルバムはよく売れたのですが、その次に出た「パイレーツ」というアルバムが、それにも増してすごくよかったのです。

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「恋するチャック」のジャケット


パイレーツは評論家の間ではすごく評価が高かったものの、結局それ以降は、「恋するチャック」のようなヒットシングルはうまれませんでした。それでもその後も2-3年に1枚くらいアルバムを出して、私も出るたびに買っていました。ライブも、日本で大学生のときに一度、ロンドンで一度行ったことがあります。それでもここ10年くらいは、ぜんぜん話も聞かないなあと思っていたのです。

そうしたら、昨日出てたんです。10年ぶりにレコードを出したと言ってました。2曲歌って、ひとつは新しいもの、そして「恋するチャック」を歌いました。

リッキー・リー・ジョーンズをテレビで見たのは初めてです。最近は人気もぜんぜんないどころか、彼女を知ってる人も少なくなり、一時はレコードを作るお金もないようなことをどこかで読んだんだけど、今はまたこうして新しいレコード出して、イギリスにプロモーションに来てるんだなあ。

それにしても、めったに見ないテレビで、たまたま出ていたなんて、本当にすごい偶然。

いえいえ、もちろん偶然なんて思ってないですけど。

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新作のアルバムカバー


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2015年9月18日金曜日

決断

夏前に近所の知り合いの女性が悪性脳腫瘍になりました。仲がいいというほどの仲でもないのですが、村のホールの世話役をやってくれている関係で、時々話をします。共通の知り合いがいるので、結構お互いの内情は聞いています。

夏休みが終わり日本に帰ってきて、その人のことが気になったので、共通の友人に聞いてみました。

癌は進行が早くしかも場所が悪いので、手術で摘出することも放射線療法もできないとのこと。抗がん剤だけしか治療の方法は残っていないのだけど、それをすると副作用が激しく、延命効果も知れているそうです。

それで彼女は、何も治療しないという選択をしました。延命効果が限られてるなら、副作用で苦しい思いをするよりも、残された日々を大切に行きたいという決断です。

それで、まず葬式の指示をはじめ、必要な事務的事項はすべて済ませました。そして今は、できるだけ普段どおりに、でも今まで以上に毎日を楽しむように生活しているそうです。

先日はだんなさんと遠出して、有名なシェフが腕を振るうレストランに行ってきました。レストランに着くと、彼女たちがその日そこに行くことを知っていたお姉さんたちが、テーブルに飾る特別の花や、持って帰るお土産を頼んでいてくれたそうです。

そんな風に元気な限り、今まで控えていた贅沢なことも存分に楽しむようです。

そういう決断をした彼女の強さも、それを認めた家族たちも、すごいと思います。

このことを聞いた後、考えていました。

彼女がこの決断をしたのは、副作用で苦しい日々なら生きていてもしょうがないと思ったからですが、私の今までの人生を振り返って、「この日は生きていないほうがよかった。」って思ったことあったかな。

戦争とか飢餓とか命にかかわる重病をしたわけじゃないけど、一般的な意味の不幸も味わってきたけど、「こんな日ならないほうがいい。」と思った日はなかったんじゃないかな。死にたいと思ったことはないけど、「しばらくこの世から消えたい」と思ったことはあったかな。でもそんな日でも、なにやら一つや二つは、生きてる価値のあることがあったんじゃないかな。

そういう意味では、私は幸せな、意義のある人生を送っているのかもしれません。

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2015年9月16日水曜日

村上春樹野球少年

先日村に月に一度の移動図書館が来たのですが、そこでこれを、子供たちが読むかもと思って借りてきました。村上春樹の1Q84です。

村上春樹といえば、私は大学一年のときからのファンでした。そのころは「羊をめぐる冒険 」が出たころで、春樹さんはまだ将来有望な阪神圏出身の新人作家でした。が、私はその才能を見抜いていました(笑)

そのころ関西には、プレーガイドジャーナルというぴあみたいな情報誌がありました。でもメジャーなぴあと違って、プレーガイドは、なにかアングラなサブカルチャーを感じさせる空気があり、私にとっては、私を関西独特のアングラ世界に導いてくれる バイブルのように感じてました。

発行部数は、メジャーなぴあにかなり抑えられてたと思います。懸賞(映画の切符など)に出すと、かなりの確率であたるし、あたると心斎橋のオフィスに取りに行かないと行けませんでした。それがまたちょっと胸ときめくものでした。

でも、残念ながら、私が大学2年位には廃刊になってました。

そのマイナーな情報誌に、絶対にそのころ、村上春樹氏がエッセイを書いていた記憶があります。内容も覚えています。春樹氏は関西の出身なので、不思議ではありません。

でもその後村上先生は大作家になられて、「もしかしてあれは、私の思い違いだったの?」「あんな大作家が、関西の仲間うちの機関紙に毛が生えたようなアングラ雑誌に、連載なんて本当にしたのかな。」と、自分の中での記憶が心配になってきていました。

それで今ネットで調べたら、やっぱり私は正しかった!!

それだけではなく、今ではこのぷがじゃ(プレーガイドジャーナルの愛称)は、その時代の関西のサブカルチャーの代表のように評価されてるようで、結構長いウィキのページまでありました。

そうか、やっぱり春樹さんは、あのぷがじゃに書いてたのか。それが今は、ノーベル賞なんていう話がでるまでになって。なんかそれって イチローとかのように、近所の野球少年が大リーグで大活躍してるようなかんじ。ちょっと鼻高いような、寂しいような。

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2015年9月13日日曜日

ほんのちょっとの「悪いこと」

夏休みの前になりますが、インドの聖人、サドグルのビデオを見て、はっと目が覚めたことがありました。

朝から気分悪いこと。そういう日ってありますよね。目が覚めて、一番最初に、まず今心配してることやうまく行ってないことに頭が行く。

するともちろん気分が悪いです。そんな感じで一日が始まる事もあるし、日中に何かが起きて、そのことが頭から離れなかったり、イライラが一日続いたり。

でもそういう心配事や腹の立つことやうまくいかないことといった「悪いこと」 って、自分の総合的な人生(、というと言葉が大きいですが)、総合的な生活の中では、たいていの場合ほんの数パーセントにしかすぎないんですよ。

たとえば配偶者や子供と大きい喧嘩をしてしまった。家の空気は最悪。しかも、ここ半年ほど、こういうことが頻繁に起こる。すると当然すごく気分悪いです。今後のことも心配になってきます。

でも、体は自分も家族も健康だし、とりあえず当面お金の心配もない。食べ物も食べられるし、屋根の下で暖かいベッドで寝れる。友達もいるし、仕事も人間関係もうまくいってる。全体的に、総合的に見たら、今日喧嘩したことは、うまくいっている人生の、1パーセントくらいの「悪いこと」に過ぎない。

私は、なにか「悪いこと」、というか、気に食わないことがあると、そのことからなかなか考えをそらすことができない性質 なので、そういう時は「これは1パーセント」と自分に言い聞かせようと思いました。

これは実は体にも当てはまります。何か病気をしているとします。でもたとえそれが癌であるとしても、病んでいる細胞は、体全体の細胞の、ほんのほんの小さいパーセントに過ぎないんです。筋肉の細胞や、皮膚や関節の細胞、癌のない臓器など、体内の99パーセント以上の細胞は健康なんです。

なかなかそんな風に、一歩下がって、広角的に今の状況を自分で見るのは難しいものですが、心しておきたいです。

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ジャムとチャツネを作りました。たくさんできたので、売りに行ってきます。

2015年9月12日土曜日

シマリスに学ぶ

先日テレビで野生動物の番組を見てました。映っていたのはシマリス。シマリスが冬に備えて木の実を蓄えている場面でした。

今年50歳になり、しかも日本で散財して帰ってきた私は、ちょっと不安になってきました。リスでさえ冬に備えて蓄えをするのか。今まで心の赴くままに、その時その時の一番大切なことを優先して好きに生きてきた私ですが、やっぱりこれではいけなかったのか。。。。

でもふと思い当たって、隣にいたルイに聞いてみました。

「リスって将来のこと考えて木の実蓄えてると思う?」

「いや違う。本能。将来という時間の観念があるのは人間だけ。」と、ルイも言いました。

本能。やっぱりね。

つまり必要なことは、自分であれこれ心配しなくても、本能に導かれ、つまり自分の心に導かれ、ちゃんと行動するようになってるってことですね。

というわけで、これからも将来のことあれこれ心配しないで、その時その時の気持ちのままに生きていこうという気持ちを新たにしました。

今日は秋らしい天気でした。何やかんやで、こんなにいろいろ収穫できました。料理に忙しいです。

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2015年9月11日金曜日

家に物売りが来ました

昨日の午後家にいると、誰かがドアをノックしました。開けてみると、額に入った写真を2枚持って男性が立っていました。このあたりを飛行機で飛んで、空中写真を撮る写真家でした。今までも何度か、同じ人じゃないと思うけど、こういうことがありました。この辺の家の写真を空から撮って、その家々に売りに来ます。大体、相場どおりとは思うけど、高いです。

昔一度買ったことありましたが、そのときの写真には、海が入っていませんでした。でも今回の写真は海入りです。すごく欲しかったんだけど、断りました。日本で散々お金使ってますから、クリスマスまで緊縮財政です。

そうしたら、額入りで、相場の半分くらいの値段を言ってきました。

それで。。。。

買っちゃいました。またお金が出て行く~。

でも、こういう写真は欲しいと、前から思っていたんです。一枚あればいいから、もう2度と買わないからまあいいか。

こちらです。うちが田舎田舎とよく書いてますが、どのくらい田舎か、これでわかってもらえるかな。この写真で私の家は、右下の、ちょうど光が当たってるあたりです。数えてみたら、村に家が40件ほどでした。

写真の真ん中あたりを左右に横切っているのが、大きい道路です。なので結構交通の便はいいです。

上の白い部分が海。イギリスの海はだいたいこんな感じの色です。左上の方に湾がぐるっと半円になってるのが見えます。
うちからは海が見えないので、こうやって写真で見ると、本当に海が近いので嬉しいです。海まで歩いていったこともありますから、大体の距離感はありましたけど、改めて近さを実感。

実際の生活では、海に近いから洗濯物が夕方湿ってくるとか、いつも風が強いとか、デメリットのほうが多いかもしれないけど、やっぱり気分的に海に近いって、嬉しいです。ちなみに、海が見えると、家の値段が上がるらしい。うちからは見えません。上方向に建て増しするか。

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2015年9月10日木曜日

学校が大変なことになった件のその後

昨日子供たちの学校のミーティングに行ってきました。

8ヶ月ほど前に、子供たちの学校が大変なことになった件をここに書きました。文部省の監査が入り、「不合格」と評価され「特別措置」の元に置かれ、校長先生は即刻クビ、文部省からこういうケースを取り扱う専門の臨時の校長先生が送られてきました。

その後どうなったかという中間報告のミーティングでした。今年の夏の、卒業時に受けるGCSEとAレベルという国家試験の結果が発表され、その他、どんな面で学校が向上してきているか、今の臨時の校長先生が年内で辞めたあと、新しい校長先生が誰になるか、学校の組織がどう変わるかなどが内容でした。

成績(試験の結果)のほうは、多少上昇しているものの、ここ5年ほどの傾向どおりとのことです。授業の内容や教え方は、かなりよくなったとのこと。全体として学校は改善してきており、数ヶ月に入るであろう次の監査では合格することはほぼ確実で、その数年後は、このままいけば優良校になるだろうとのこと。

が、ですね。

子供たちに聞いて見ると、別に授業の内容が変わったとかよくなったとか、特に変化はないとのこと。学校内の雰囲気も別に今までと同じ。

具体的には、昼休みが短くなって帰宅時間がちょっと早まったとか、表面上の、変化というよりは変更はいくつかあったかなという程度です。

しかしさらによく考えてみると、監査に落ちたときも、完全に寝耳に水でした。学校内で風紀や規律が乱れてるとか、校内暴力やいじめがあるということもなかったし、そういった生活面で、別に変化があるわけでもありません。

校長先生が変わっただけで、そんなに学校って、1年弱で改善するものなんでしょうか?

まあ最初はショックだったけど、よく考えてみれば、うちの子供たちは、学校自体がそういった特別措置に置かれているというのは、いいことなのかもしれません。

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2015年9月9日水曜日

青春18キッパー最終日 金沢

天橋立を見たあと金沢に入りました。

金沢って都会ですね~。何にもない、人すらほとんどいない丹後からだったので、とくに印象が強かったです。食事に駅前のショッピングプラザのようなところに行くと、子供たちがタワーレコードとかおしゃれな文房具屋を見たがるのです。そんなん。大阪でいくらでも行けるやん。たった2日田舎に行っただけでこれ?

最終日はまず茶屋町、兼六園、金沢城、武家屋敷を観光。兼六園は美しかったし、子供たちは武家屋敷が面白かったようです。
茶屋町。何かの撮影をしてました。

兼六園。光がすばらしかった。

写真で取れない美しさ

武家屋敷。この池は、外の用水に流れる小川の一部です。

武家屋敷の茶室




昼ごはんは、最後の日なので太っ腹で、お値段の張る海鮮丼。

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でもチャーリーは生ものがまだ苦手なので、お子様カレーセット。

あー、疲れたけど楽しい旅でした。大体予定通りに行き、元気で大阪に戻りました。子供たちの旅の感想は、「日本の電車ってすごい時間正確!!」でした。

明日からそろそろイギリスの話に戻ります。

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2015年9月8日火曜日

青春キッパーの旅、丹後、天橋立

旅の3日目は、姫路で数時間過ごしたあと、いよいよハイライトの丹後方面に。電車はますますローカル電車に。丹後に近づくにしたがって、景色がよりすばらしくなっていきます。

姫路から播但線で北上し、福知山から私鉄の丹後鉄道に乗り換える予定でしたが、そのままJRで綾部まで行って、西舞鶴から天橋立に向かったほうが、18切符を有効に使える、つまり安く上がるということに直前に電車の中で気づき、時刻表フル回転で、行程変更。

綾部では1時間以上も待ち時間があったため、駅前をちょっと探索。実はここは因縁のある土地なのです。小学1年生のときに両親の離婚のため生き別れになった父の実家が昔ここにあり、何度も行ったことがあるのでした。もちろん駅前の景色など、ぜんぜん記憶にありませんでした。

そしてその日は、丹後の民宿に泊まりました。

丹後由良の駅は、今まで行った駅で、一番ローカルな駅かもしれません。当然無人駅。駅を降りて民宿までの 5分ほど、人っ子一人、車一台見かけませんでした。
この駅で電車を降りたのも、われわれだけ

後ろが駅です。建物や駅はなかなか素敵でした。誰も使わないのに。
民宿は泊り客はわれわれだけ。宿はご夫婦でやってらっしゃいましたが、無愛想なのかと思うほど、最低限のコンタクトしかありません。後ほど時刻表のことで聞く事があって無理やり会話をしたら、ただシャイな人達だったのだとわかりましたが。(大阪の客商売の夫婦の乗りとはぜんぜん違います。)
民宿!!

とにかく、無人の駅、人っ子一人いない村、そしてシャイな夫婦がひっそりやってる誰も泊まっていない民宿と、ちょっと怖くなるようなセッティングでした。でも天気がすばらしかったので、怖いというよりは、ブルーベルベット的な、シュールな世界でした。

それでも狭いビジネスホテルに比べ民宿の部屋は広々していて、子供たちはそれなりに楽しんでたようです。

ただ、夜中に階下にトイレに行くのが怖かったみたいで、二人で一緒に行ってました。

翌日は、朝ごはんが遅かったので、また予定変更で、宮津で電車を降りて、バスで天橋立に。宮津はまた私には因縁の土地で、私はここで生まれ、2歳まで育ったのです。

宮津も綾部も、電車を下車する予定ではなかったのに、予定変更で街を見ることになり、こうして考えると、不思議な縁です。

天橋立は、実は去年旅行に行く予定で、当日途中まで向かったのですが、大雨で電車不通でいけなかったという、これまた妙な縁というか因縁がありました。今年は前日まで台風だったし、やっぱり行けないんじゃないかと心配になりましたが、結局すばらしい天気で、堪能できました。
天橋立の中。きれいな海水浴場まで近くにあり、もう来年は沖縄行かなくても、ここでもいいかと思うほど。
こうして股覗きをするのが伝統的な見方

このあたりはJRが通っていなくて、京都丹後鉄道という私鉄に乗るのですが、ご覧ください、この車内!すべての電車がこのようなわけではなく、「あおまつ」「くろまつ」「あかまつ」という特別電車だけがこのようになってます。
ルイの後ろには、窓に向かったカウンター席まであります。

続く

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2015年9月6日日曜日

青春18キッパーの旅

日本で今年したことで一番楽しかったのは、青春18切符で、普通電車で5日間旅行したことです。

初日は大阪から広島へ。しかも混雑を避けてちょっと遠回りしていったので、8時間くらいかかる長旅になりました。でも混んでいて席に座れなかったのは家から神戸までだけで、そのあとはずっと座れました。ローカルな土地になると電車はがらがらで、冷房はきいてるし、4人がけの席でだらっとしていられるし、正直言って家にいるよりゆったりできるくらいでした。夏は案外お勧めかもしれません。
山陽本線姫路ー岡山間は、18きっぱーの最大の難関とされてるそうです。なので混雑を避けて姫路から播州赤穂経由で岡山へ。景色もきれいです。

車窓からこうしてみると、本当に日本って山と谷の地形です。
初日は原爆ドームと資料館。

そして翌日がすごく残念だったのです。

今回の旅のハイライトのひとつだった宮島なんですが、台風のため所要時間10分のフェリーが欠航でした。宮島口まで行って、未練たらたら1時間以上待ちましたが、やっぱり船は出ませんでした。

それであきらめて、宮島口から倉敷へ。その夜は岡山のビジネスホテルです。

3日目は、最終目的地は天橋立なのですが、途中で姫路城見学。中には入れませんでしたが、台風一過のすばらしい天気で、まさに白鷺城の 雄姿が見れました。



こうしてみると、夏の光って美しいですね。そのときは暑いばかりで、あんまり堪能できませんでしたが。




続く

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2015年9月5日土曜日

日本でしたこと

私たちが日本に行ってしたいことは、主に二つあります。ひとつは甲子園球場に阪神の野球の試合を見に行くこと。そしてもうひとつは、ワンピース関係のこと。具体的には、ワンピースの漫画やグッズを買い、ユニバーサルスタジオにワンピースのショーを見に行くことです。
甲子園ではなく京セラドームにて


 ユニバーサルスタジオでは私たちももちろんワンピース以外のこともしますが、それは夕方始まるショーの前の前座のようなもの。USJ内では年々ワンピース関係のアトラクションの面積が大きくなってる気がするし、ショーの時間に近づく午後には、コスプレの人やワンピースの帽子やTシャツの人が増えてきます。

これはワンピースショーではなく、USJ内でやっている誰でも見れるアトラクション。
ショーの前。みんな何かワンピースのTシャツやら帽子を被っていて、普通の格好の人は少ないくらいです。

そして去年ぐらいから子供たちが興味を持ち出したのが、洋服のショッピング。大阪なので梅田、心斎橋・難波、そして家に近い天王寺に行きますが、やっぱり心斎橋・難波が一番買い物しやすいようです。

買う店は、Tシャツはユニクロ、その他のアイテムはGUとH&M、靴がABCマートと、だいたい買う店が決まってきました。特にH&Mはファッションアイテムが安く買えるし、その上ルイにとってはサイズがあるので、買いやすいようです。GUは安いんだけど、サイズが小さい。

それにしても驚いたのは、心斎橋は中国人の買い物客ばかりでした。ユニクロなんて館内放送、中国語でやってましたよ。日本で目の色変えて洋服を買うというのは、まあ私たちも似たようなものですけどね。
通天閣のある新世界に、串かつ食べに行きました。すごくきれいになっていて、怪しい雰囲気がなくなっていて驚いた。

天王寺のワンピースのショップにて。ルフィーと記念写真。
イギリスに帰って来るときの買い物の荷物の整理が大変だったし、帰ってきたら、置き場所に困ってます。来年からはちょっと買い控えよ~。

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