2020年9月25日金曜日

イギリスは再びロックダウンか?

 ご無沙汰してます。

 イギリスではまたコロナが上昇とのことで、今後どうなるのか、ロックダウンは避けられるのか、経済はどうなるのか、とジタバタしてる次第です。 

しかし政治家はあほというかなんというか。。。7月後半コロナが下火になってくるや、あっという間にロックダウンは解除。マスクをしろとか2メートルあけろとか規制はできたものの、一方では政府が半額負担の外食奨励や、ボリスジョンソンが「パブに行って、パブの収益を支えるのは国民の務めである。」と宣言したりとか、フランスやらイタリアやらスペインやら、渡航どころか、サマーバケーションオッケー政策とか。正直言ってこうなることは日の目を見るより明らかでした。ボリスジョンソンが、「自宅で働かないで、できるだけ出勤するように。」と国民に要請したのはつい2週間前です。(交通会社とかオフィス街の周りの飲食店などの経営維持のため。)でも国民のほうが賢いから、みんななかなか通勤しないでいたら、こんなことになりました。

 会社行け、パブ行け、外食しろと奨励していた背後には、政府がTest and Trace(検査&追跡)アプリを開発していたからなんだけど、6月に立ち上げのはずが、昨日初めて立ち上げでした。けれども、これはIphone6でもは古すぎでダウンロードできないとか。私なんてIphone5ですよ。しかも検査が全然追いつかないで、大問題になってます。

9月からは大学が始まり、若者が地元から大学都市に引っ越ししますが、9月が新学年の始まりなので、例年なら新歓イベントがたくさんありますが、今年はオンラインとか。可哀想すぎます。

 それだけでも可哀想なのに、今回のコロナの再浮上の原因はまるで若者のせいであるかのように罪を擦り付け、クリスマスには帰省禁止などという話も出ているそうです。

うちの子供たちは2年と4年で、もうロンドンはなれたものなので、心配ないですが、今月初めて親元を離れて大学寮などに入る新入生は、すごく気の毒です。ただでさえ初めての一人暮らしでいろいろ不安なところに、 コロナ禍、友達を作る機会もなく、しかも自宅に帰省できない。

しかもしかももっと怒り狂うことは、今になって、すべての講義やレッスンはオンラインなどと言い出す大学も出てきました。つまり自宅をでて下宿する意味のが一切ないうえに、しかも帰省禁止とか。

 しかもしかもしかも、若者自体は、かかってもほとんど悪化することはなく、病状すら出ない人も多く、若者の帰省禁止はすべては老人世代のため。しかもその老人世代は、昔は大学は全部無料で、家購入も安くて簡単で、今は若者世代の掛け金から支払われる年金をたっぷり受け取って左うちわ。しかも今と将来の環境問題、地球気候危機はすべてその世代の責任。(イギリスでは世代間の差が激しく、若者の憎悪の問題になってもいいのになあと私は思うのですが、今のことろそれほどでもないです。)

私が若者なら、怒り狂ってますね。

でも今の若者は、我々の世代が若者の時よりもよく勉強し、勤勉で、お酒もドラッグもそれほどせず、喫煙などほとんど目にしないとのこと。 

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