2013年4月30日火曜日

Micro Manage

ここ10年ほど、心配したりストレスになることが多くあります。何かしたいことや希望することがある。そしてそれを達成するためには、間に誰か人間や機関が間に入らないとできない。その「間に誰かが入る」というのが、ストレスです。

たとえを上げるといろいろあります。
予約を入れておいたのに、向こうの手違いで取れてなくて、満席とか。
小包を郵送したのに、郵便局の手違いで紛失したとか。
伝言を言付けて、 電話の折り返しを1日中待っていたのに、その人が伝言を伝えるのを忘れてたとか。

中間の人が頼りなかったり無責任だったり、たまたま運悪く不手際が合ったり。

しかも最近はコンピューター化してるから、これに、
メールを送ったはずなのに届いてなかったとか、
ネットで買物・予約・チケット手配などをしたのに、間違えて入力してしまったとか、
同じようなことで、ネットが繋がらなくなったとかシステムがダウンしたとか。

そしてもちろんその「やりたい。」「欲しい」という希望が強ければ強いほど、そして関わってる金額が大きいほどそのストレスは大きいです。

要するにその「中間」にはいる人間や機関がしっかり信用できればいいんだけどね。もちろん冷静に考えれば、世の中の大半の事はうまく回ってるし、中間にはいってる人はきちんと仕事をしてるけれど、でもたまにうまくいかないことがある。「めったに」ではなくて、「たまに」です。で、年を取れば取るほど、回数的にそういう経験を積んでるから、不安感とか不信感も募って来るわけです。

そうなると何とかして、その中間の部分を自分で仕切りたくなる。たとえば私は郵便物は絶対に人に投函することを頼みません。特に大事な物は、どんなに不便でも自分でポストに入れます。人に任せていればいいことも、自分でやらないと気が済まない。その対象が家族くらいならまあいいけど、仕事先の人や友達なら、あんまりあからさまにでしゃばるわけにも行かない。その辺もなんとなく人関係的にストレスになります。

うちの子供は昔よく忘れ物をしてました。家に置いていくんじゃなくて、プールとか学校とか出先で、物を忘れてくるんです。それでもう12歳と14歳なのに、バスに乗って自分達だけで出かけたりすると、バスの中に大事なものを忘れ物するんじゃないかとか心配になります。それで、効果もないのに「忘れ物しないでね。」とメールしたり。

まあ一言で言うと、とにかくできるだけのことを自分で仕切って、 不確定要素を減らそうとします。こういうのって、言うまでもなく苦しい生き方。

そうしたら昨日エイブラハムのビデオを見ていたら、「Micro Manageするのをやめて、Generalに考えなさい。」と言ってました。つまり、細かいところまでこうしたいああしたいと 決めるのではなく、もっと全体として、こうなったらいいなあという希望を持ちなさいということです。

例を挙げるなら、家を改築したとします。そしたら、壁はこうして照明はこうしてカーテンはこうしてと希望しますよね。そしてそれをかなえるためには、どこそこの業者がこの日に来るから、この日までにネットで注文したペンキが届いて、この日までに誰それが銀行にXXXX円入金してくれて、その日は子供をだれそれに預けて、その日までにリサイクリングの会社がソファーを引き取りに来て・・・・・・・・。などと考え始めると、ストレスになるわけです。これがMicroManaging

だからそういう時はGeneralに考えなさいとのこと。つまり「私は家族みんなが気持ちよく暮らせて、快適で住み心地が良くて、長く幸せに暮らせるような家に改築したいわ。」という風に思いなさいとのこと。そうすれば、例え希望通りに物事が進まなくても、希望通りのペンキの色が届かなくても、結果として、快適な素敵な家になればハッピーなんですから。

確かにそうですよね。たとえば子供には健康で幸せで成功して欲しいと望むのは気分いいけど、「ピアノの級をとって、水泳のXX大会にでて、XX大学かOO大学のXXX学科に行って」などと望むと苦しい。

そして長い目で考えれば、ピアノが上達しようがしまいが、どんなスポーツしようとしまいと、次のテストの結果がどうでも、希望の大学にいけなくても、それでも健康で幸せで成功してくれれば、それにいたるまでの詳細なんて どうでもいいんだから。

木を見て森を見ない。こういう状況に陥ってたようです。要するに人生って、結果オーライなんですよね。

それから「信じる」「信頼する」っていう能力も、心安らかに生きるには必要ですね。子供って回りの大人を頼りきってるけど、段々年を取るにしたがって、なかなか信頼する心が損なわれていってる気がします。

たとえば毎年のことだけど、この時期種を撒きます。種によっては本当に小さくて、本当にこれが数日で発芽して、夏までに大きくなるとは思えない。こんな小さい種に、そんな生命力が宿ってるとはとても思えない。だから実は毎年ながら、芽が出るまで信じられなくて何度も何度もチェックします。数日たってもでてこなかったら、また撒き直したり。

これも信じる心が損なわれてるんだなあと感じます。子供なら「蒔いて水を上げれば生えてくるのよ。」と言われたら、疑いもなく信じるんだろうに。

Generalに、長い目で希望や望みや欲望を持って、それにいたるまでのプロセスをあんまり細かいことまで心を砕かないで、ゆったりと信頼して構えていられれば、ストレスってあんまりなく暮らせるんだろうなあ。

長文になりましたが、お付き合いありがとうございます。
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2013年4月28日日曜日

働かずに楽に暮らす

私は一生懸命働くことが嫌いです。で、一般的な常識では、一生懸命働かないとお金をたくさん稼げませんから、私はお金持ちになれないのはしょうがないなあとずっと思ってました。適当に働いて、まあ食べていければ上等かなって。別に意識してそう理論だててたわけではありませんが、今から考えてみれば、まあそんなロジックでした。

それが5年位前にエイブラハムに出会って、別に「一生懸命働かないものは、お金に不自由する。」と考える必要もないということに気づきました。お金が諸悪の根源でもないし、貧乏が正しいというわけでもないし、お金持ちが悪い人でも貧乏人が心が清いわけでもない。別にお金自体にそんなに意味を与える必要はないし、お金がないと生活できないんだから、普通にどんどん回転よくお金が入ってくれば、それに越した事はないわけです。

といっても、別に物欲が強いわけではないので、ブランド物の服を着たいとか、ぴかぴかの新車に乗りたいとか、ヨットが欲しいとか馬が欲しいとか豪邸に住みたいとか 思いませんね。でも「お金=自由」という側面は大いにあると感じてます。普通人はお金のために時間を切り売りしてるわけだし、そもそもお金が一杯あれば働く必要もないんだから。

お金がないと好きなところも行けないし、好きな人に会ったり好きなことをしたりもしにくい。お金があれば幸せになれるわけでもないけど、ないといろいろ不自由です。

それで、一生懸命働かずにお金持ちになりたいなあとここ数年なんとなく思ってました。そんなこと思うのはモラルに外れると思われてるけど、でもお金のために時間を削って寝食惜しんで働くのは嫌だし、かといってお金に苦労するのも嫌です。だからやっぱり、楽してお金を手に入れたい。じゃあ一攫千金?お金持ちの親戚が遺産を残してくれるなんてこともなさそうだし。いまさら玉の輿にも乗り遅れたし。

でもよ~~く考えてみれば、働くのが嫌といっても、私はレイジーな人間じゃありません。朝も必要とあれば早起きできるし、時間も守れます。それどころか、たぶん普通以上にまじめで勤勉で、継続能力もある。このブログだってこうして何年も続けてるし。そもそもレイジーな人には外国語なんて地味なもの習得できません。そして好きなことなら、それこそ寝食惜しんで、睡眠時間4-5時間で打ち込めます。

と考えると、冒頭に書いた「私は一生懸命働くことが嫌いです。」というのは、実は「好きでもない事にお金のためだけに一生懸命打ち込めない。」ということのようです。自分の時間と労力をそんなに費やすほどお金に価値を見出していないということかもしれません。

じゃあどういうことに一生懸命になれるかというと、これは好きなことの一言に尽きます。

でもそういうのって、私だけじゃなくて、きっと世間の人はそういう人が多いんじゃないかなあ。たとえば、ボランティアとかの無償の仕事って、給料をもらう仕事より打ち込んでがんばる人多い気がします。時間的には「仕事」を優先しても、心情的にはボランティアの方を優先とか。たとえば、少年野球などのコーチとか、震災被害者のチャリティーとか。

話がそれました。

自分の話しに戻しますが、「一生懸命働きなくない」と「お金が欲しい」はなかなか両立しないかもしれないけど、「好きなことだけに全力を傾けてがんばりたい。」と「お金が欲しい。」は、十分両立すると思います。

両立どころか、こうして見渡してみると、小金もちではなく、本当にすごく稼いでる人って、JKローリングとか、デイビッド・ベッカムとか、ビルゲイツとか、一生懸命働いてるだけではなくて、好きなことを全力を傾けてやってる人たち。

ということは、「お金にために嫌なことでもがまんして一生懸命働く」人は小市民的な小金持ちにしかなれないけど、「好きなことだけを全身全霊傾けて追求する」人は、大金持ちになれる可能性が多いあるってことです。

エイブラハムは「行動で得られる結果はせいぜい良くて中庸だけど、自分の中の真の声にしたがって、 それによってインスパイアされた行動で得られる結果は素晴らしい。」と言ってます。

そうか。だから私はこれからも、一生懸命働かず、好きなことに心から打ち込んで、安泰な生活を送っていこうと思います。

あとはそれが何かを見つけるだけやな。。。。

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野菜のサイズ

野菜の話が出たので、こちらの野菜の大きさについて書きます。

どういうわけかわかりませんが、イギリスで買うナスときゅうりはすごく大きいんです。写真の通り。ナスは20センチはあります。この包丁は普通の大きさの包丁ですよ。

そしてきゅうりはこの通り。30センチくらいあります。一体どうしてでしょうね。味のほうは、ナスは日本のよりも皮が硬いけど、まあ中身は同じような味。きゅうりは日本より水っぽいです。日本のほうがしゃきしゃきしておいしい。

ナスはイギリスでは育ちません。私も一度簡易温室でやってみましたが、全然だめでした。たぶんスペインなどの南欧からの輸入だと思います。

きゅうりのほうは輸入かもしれないけど、もしかしたら国内で温室で育ててるのかもしれません。私も毎年、温室ではなく外で育ててみます。夏の天気のいい年はいくつも採れた年もあったけど、冷夏だと全然育たないです。畑で育てる自家製のきゅうりでも同じくらい大きくなるので、これはそういう種類のきゅうりなんでしょうね。自家製のきゅうりは日本のきゅうりに味が似てます。

イギリスにはあんまり野菜のバラエティーはありません。季節感もほぼ無し。というか、実は探せばいろいろ売ってるんですが、食に淡白なイギリス人は、珍しい野菜にチャレンジする人は少ないみたいです。定番は ニンジンと冷凍のグリーンピース、トマト、きゅうり、レタス、ブロッコリー、カリフラワー、マッシュルーム。こんな感じでしょうか。

ついでに果物の写真も撮りました。ナスやきゅうりとは逆に、こちらは小さいです。というか、たぶん日本のが大きいんですよ。この林檎とみかんはこちらでもやや小ぶりなサイズかな。直径5センチくらいしかないんじゃないだろうか。マンゴーはこれで普通サイズで、二つで1ポンドでした。

きっと日本でも小さい果物は採れるんですよ。でも売れないから出荷されないんじゃないかな。

先日果物の輸入業者に勤めてる人と話する機会がありました。ちょうど彼は日本に市場視察に行ったところだったのですが、日本の果物の高さに驚いてました。

ちなみにイギリスでは果物も季節感無いです。定番は林檎とバナナ。あとオレンジ、みかん、ぶどう。こんな感じ。夏ごろにかけてイチゴと桃とネクタリンが出てきます。もちろんこちらも、実はパイナップルとかメロンとか、日本では珍しいラズベリーとかブルーベリーとか売ってるけど、そんなに人気はないです。

最近は柿、無花果なんかも売ってます。でもおそらく柿を食べたことのあるイギリス人って、人口の3パーセントくらいなんじゃないかなあ。

本当に食べ物に関しては、好奇心のない人が多い国です。

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2013年4月26日金曜日

梅が咲きました

イギリスは今年の冬は寒いです。過去形でないのは、まだ春が来たっていう感じがしないからです。もう水仙は咲いたし、草も伸びてきてますが、3月の半ばからまだまだ寒い日が続いてます。今日日本版のヤフーを見ていたら、東京の最高気温23度と書いてあって驚きました。そういえばもうそんな季節なんだなあ。23度なんてこちらでは真夏日。今日は最高気温7度です。

でも太陽は出てました。すごく久しぶりに青空です。こんなに晴れ渡った空なんて、珍しい。そしてやっと梅の花が咲いてきました。梅といっても、食用のプラムの木なので、観賞用ほどはきれいじゃないけど、梅は梅。





果物の木で一番最初に花開くのが梅で、その後が真っ白な梨の花。梨の花はすごくきれいです。
そしてそのあとにピンクの林檎の花が咲きます。林檎が咲くと、春真っ盛りって言う感じです。

でも今年は梨はまだこんな感じ。蕾は膨らんできてます。

考えたら今年は蜂などの昆虫をまだ見てません。昆虫が飛び回る前に花が咲くと受粉しないから、遅く咲くのは理にかなってます。でもただの果物の木でも、ちゃんとインテリジェンスが備わっているんですね。

昨日は今年初めてツバメを見ました。アフリカからやってきて、夏中イギリスにいます。イギリスで巣を作って雛が育って、秋にみんなまたアフリカに飛んで行きます。でも上述のように、虫がいないのが気になる。あんな遠くから休みなく飛んできて、ちゃんと食べるものあるのかなあ。遠方のお客さんが餓死でもしたら。。。

菜園のほかの様子は、こちらはにんにく。去年の秋に植えたので、順調です。


アスパラガス。例年よりちょっと遅い。まだ今年は一度も収穫してませんが、明日かな。


2週間ほど前に種を植えたソラマメ。

こんな感じです。本当は4月も末となると、もっと野菜畑が忙しいんだけど、寒いからなかなか種もまけてません。

あと2ヶ月で夏至なんて信じられない。。。。

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2013年4月25日木曜日

サッカーと野菜

チャーリーは9月から中学校に入学したのですが、いきなりいくつもクラブを始めました。どれも週1回のトレーニングだから、掛け持ちしてます。サッカー、ネットボール、ホッケーを最近までやってました。夏が近づいてきたのでサッカーは終わりで、今はネットボール、ラウンダー(ソフトボールのようなものかな)、陸上をやってます。

チャーリーの学校の7年生女子サッカーチームはこのシーズン負けなしどころか、1ゴールもされていません。それで今日は朝からデボンの州大会に行きました。チームメート9人、今日は授業免除で、朝の7時45分に学校で集合で、体育の先生が運転するミニバスで80キロくらい先のエクセターまで遠征です。

チャーリーはこれを春休みの前から無茶苦茶楽しみにしてました。 ここ数日毎日のようにその話をしていたし、昨日は朝一番に私のところに来て、「お母さん、明日フットボール。うふふ。」と言いました。学校のあとはフットボールブーツを履いてみて家の裏の野原をランニングしてました。

結果は3位だったそうです。ゴールをひとつスコアされたとか。シーズン通してワンゴールなら十分ですよね。

今朝出発前
私は木曜は週に一度の買出しの日。(といっても、やっぱり週の途中に1回は買い足しに出かけますが。)イギリスはここ1-2年物価がじわじわと上がっていて、特に食料品が高くなりました。

とはいえ、それでも野菜果物などは、日本より断然安いと思います。それに、全体の物価は高くなったものの、やっぱり不況だから、どこのスーパーも競って特売品を目玉商品にしてます。

今日はこれ。トマト4個。キウイ4個。ねぎ10本くらい(イギリスではねぎは下半分しか食べない)。そしてパイナップル。どれも50ペンスでした。トマトやキウイやねぎはまあ普通に安いけど、パイナップル50ペンスは驚き。昔日本ってパイナップルってすごい高い果物だったよね。50ペンスっていまは80円弱くらいか。パイナップルが80円!!!!



バナナは特価ではなくて普通の値段で、50ペンス強でした。昔はイギリスってもっとバナナ高かったんですよ。日本は昔からバナナって安い果物だったから、当時は驚きました。もっと驚いたのは1988年にソウルに行ったとき。街中で人がまるでアイスクリームを食べるみたいに食べてるので、私も屋台で買ったら、1本数百円の値段だった記憶があります。今はどうなんだろう。




こちらは大根とレンコン。大根は細くて30センチ弱かな。レンコンは3つ繋がってます。大根は1ポンド弱、レンコンは2ポンド弱でした。それぞれ150円、300円って感じ。大根ってあんまり売ってないけど、これは普通の野菜に比べても安い。レンコンはちょっと高いかなあといつも思うんだけど、秋に日本でレンコンを売ってるのを見たら、15センチくらいのが300円くらいだったので、高さにびっくり。レンコンって高い食べ物なんですね。こちらではこのスーパー以外で見たことないから、どうせそのうち売らなくなるだろうから、行く度に買ってます。


見えにくいけど、このパックの中に3連のレンコンが入ってます。大きさの参考にペンを置きました。


今日は早く寝たいから、簡単に日常の事書いてお茶を濁そうとしましたが、案外たくさん書いちゃいました。こういう主婦じみたつまらない話って、実は結構おもしろかったりするんだよね。

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2013年4月23日火曜日

日本語GCSEのスピーキングテスト

今日は子供たちが学校で日本語のGCSEのスピーキングのテストを受けてきました。

GCSEというのはイギリスのセカンダリー・スクールを卒業するときに受ける資格試験のような物です。科目別に9つくらい受ける事になっていて、英語、数学、科学は必修で、そのほかが選択です。そして日本語のGCSEというのも存在するんです。

でも日本語を教えてるセカンダリースクールはすごく少ないですから、受験者は年に全国で2000人くらいだそうです。うちの子供たちの学校ももちろん日本語は教えてません。だから日本語GCSEを受けると決めたとき、どこで受けたらいいか分かりませんでした。たぶんどこかロンドンのセンターや、日本語を教えている私立学校で、個人的に受けに行くんだろうと思ってました。

でも一応学校に相談すると、「たぶん学校で受けられる。」ということでした。たぶんというのは、テストがスピーキング 、リスニング、リーディング、ライティングに分かれていて、スピーキング以外は学校で受けられるけど、個人が10分ずつ面接官と1対1で受けるスピーキングテストは、日本語を話せる試験官がいないからアレンジできるかわからないということでした。

それで私もあちこちに問い合わせて、2件の学校でスピーキングを受けられるということを調べたのですが、結局学校がどこかから日本語の通訳の人を連れてきて、試験をアレンジしてくれました。

よその学校に受けに行ったらそれだけで受験費がかかるし、しかもガソリン代とか、もしかしたらホテル代もかかったかもしれません。学校で受けられて、子供たちと私にも負担が少ないし、すごく助かりました。

チャーリーは午後2時半、ルイは2時50分からでした。指定された時間に、指定された教室に行って受けてきます。チャーリーはまだ今年セカンダリースクールに入ったばっかりだし、大きい試験なんて受けたことないし、チャーリーの友達は「なんか私のほうがどきどきするわ。」と言っていたそうです。本人達は全然緊張しなかったらしいですけどね。

うちの子供たちは水泳をするので、それで鍛えられてるんじゃないかな。 水泳大会の時って、うちの子供レベルでもまったくテレビで見るオリンピックなんかと同じフォーマットで、自分で並んで、一人で飛び込み台の上に立って、レースするでしょ。私なんて見てるだけで無茶苦茶緊張するのに、9歳くらいからずっとやってきてるから、緊張するシナリオに慣れてるんでしょう。

昨日もぐっすり眠れたそうです。私なんて2時間くらいしか寝れなかったのに。1時くらいに寝て、そのあと目覚ましがちゃんとなるかどうしても気になったので、起き上がってIPHONEの目覚ましもかけました。そうしたら2時ごろと3時ごろに音が鳴るんです。考えたらメール受信の合図の音でした。それで夜中の3時に15分くらいIphoneをいじって、セッティングを変えました。

これでやっと7時過ぎまで寝れると思ったら、今度は5時くらいに朝日で目が覚めました。そのあとは緊張してるから、もう眠れませんでしたよ。

試験の結果のほうですが、手ごたえはまあまあ良かったようです。チャーリーよりもルイのほうが自信ありそう。チャーリーが試験中はルイは試験室の外で待ってたのですが、チャーリーが「わかりません。」と答えてるのが2回聞こえてきたとか。心配や。。。。。。まあ合格はするでしょうが、グレードはどうかなあ。

このあとは6月の頭にリーディング、ライティング、リスニングの試験です。一応全体をカバーはしましたが、漢字がまだまだ不安なので、がんばらないといけません。そのあと、全部総合しての結果は8月くらいまでわかりません。

でもとりあえずスピーキングのほうは終わったし、この週末は少しお祝いしないとなあ。私も、このテストのアレンジが、いつどこで誰とやるのか先週くらいまではっきりせずすごく不安だったので、肩の荷がすごく下りました。

ちなみにフランス語やスペイン語のGCSEも同じようなフォーマットのようです。ということは全国合わせて何万人の生徒が、個別に1対1でスピーキングの試験をするんですね。これってなかなか大変なことですよ。日本の英語教育も、高校卒業時点でこのくらいしっかりテストすればいいのに。

では、ルイとチャーリーの試験の結果がいいことを祈って、こちらのボタンをポッチリお願いいたします。
 
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2013年4月21日日曜日

レスキューレメディー

今日はライフセーバーの全国大会でした。水泳と違って、全国大会なのに申し込みさえすれば誰でも出れます。やっぱり競技人口が水泳と全然全然全然全然全然全然ちがうんですね。たぶんイギリス全国で6500人くらいだったかなあ。

ルイとチャーリーは3個ずつメダルを取りました。銀と銅をいくつかずつ。でも後日送られてくるそうです。こういうのは当日もらって帰らないと、ありがたみががくんと落ちるんですけどね。

ルイのリレーのチームは、いつものチームメイトの一人が骨折で、もう一人は何かの理由で来れなかったので、補欠のメンバーでしたが、二つのリレーで3位と2位でした。全国大会なのに、補欠のメンバーでメダルが取れるなんて。これでいつものメンバーなら金メダルだったとか?

さてさて話は変わって、昨日クリスタルの話しを書いたので、今日はフラワーレメディーの話を書きます。

これはエドワード・バッハという人が1930年代に開発したレメディーで、花のエキスをブランディーと水に調合した物です。効能は身体的なものではなく、「心配」とか「怒り」とか「取り越し苦労」とか「おごり」とか「ショック」とか、まあそういった感じの 精神的感情的コンディションについてのレメディーです。
後ろの大きいビンは話とは関係ないローズウォーター

花のエキスといっても、アロマセラピーのように抽出液が入ってるのではなく、もっとスピリチュアルな「エネルギー」が入ってるそうです。うろ覚えなんだけど、作り方は、花びらを満月の夜に水の中に浸して一晩置いておくとか、そんな感じの方法でした。

30種類くらいあってそれぞれ効能が違います。でも一番有名なのはレスキューレメディーといわれるもの。この写真の一番左です。これは4種類のレメディーが調合されていて、効能は「緊急時の応急」。たとえばすごく嫌なことがあったとか、試験の前やステージに上がる前で緊張してるとか、手術や歯医者に行く前とか、不安にかられたときとかに使います。

スポイドがついていて、使い方は飲み物に4滴入れて飲むか、直接舌に4滴落します。

でもこれブランディーが入ってるから、口の悪い人は、花エキスじゃなくて、ブランディーの効果だという人もいます。

昔リフレクソロジーの学校に行っていたとき、そこで習って、一時いろいろ試しました。でも個別のレメディーについては効いたと実感した事はないですね。Wikiによると、「プラシーボ以上の効果は認められていない。」とのこと。まあでも、プラシーボ効果があるだけでも悪くはないというか、十分だとも思いますけど。

でも、レスキューレメディーだけは何かあるような気がします。昨日書いたような感じで、なんか不安感にとらわれたときとか心配事や取り越し苦労が頭を離れないときとか、たまに使うのですが、飲んだ後は不思議と、「あ、そういえばあの事(その時の懸念時)はしばらく考えてないなあ。」と思ったりします。

そういうわけで、世のなかいろいろセラピーがありますが、よく考えてみると、私にとって一番効き目があるのは、一番怪しそうなクリスタルとレスキューレメディーみたいです。

あなたも時々不安にかられたりしますか?そういう人はこちらのボタンを押していただくと、心がすっきりします。(嘘)

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2013年4月20日土曜日

クリスタル


日本ではパワーストーンといわれてるそうですが、イギリスでも昔からひそかに、クリスタルセラピーは人気があります。日本と同じように、ローズクオーツは恋愛問題に効き目があるとか、アメジストはXXXだとか、いろいろ長いリストがあります。

私はアロマセラピーとか鍼だとかの自然セラピーには興味はあるけど、クリスタルに関しては、別にそれほど興味はありませんでした。迷信っぽいしね。でも結構安価で買えるし、ネックレスやブレスレットなどアクセサリーになってるものも多いし、いくつか持ってます。

ビデフォードに1件クリスタル屋があります。写真のクリスタルはたぶん15年位前ロンドンから越してきた頃に、その店で安いから買ったものだと思います。特に大した思い入れも期待もなくなんとなく買ったような気がします。

このクリスタル屋は化石やこういったクリスタルがいろいろ売ってました。店のおじいさんはこういったセラピーたとかスピリチュアル関係のことにすごく詳しそうな人です。数年前友達が白血病で入院していたのでいくつかパワーストーンなどを送ったのですが、その時もいろいろ親身になってアドバイスしてくれました。

お店はすごくすいていて、値段もすごく安くて、ネックレスと石を二つかって5ポンドくらいで、しかもきれいな小さい巾着袋に入れてくれたのを覚えています。これで商売大丈夫なのかなあと思いました。

その時におじいさんに一体どのクリスタルを買うか相談していたら、「手をかざしてごらん。そうしたらちょうど良い物が感じられるから。」と言われました。それでやってみましたが、全然何も感じませんでした。やっぱり私って霊感とかないみたいです。

でもその私ですが、ここ数年このクリスタルによくお世話になってるんです。

いろいろ子供のことや仕事のことなど仕切ることが多いからか、コーネンキが近づいているとかそういうことと関係あるのかどうか知りませんが、たまにいろんなことが気になる時があるんです。ちょっとしたことがすごく心配になったり、戸締りしたか何度も気になったり。まあ心配性というか、ストレスがたまってるとか、そういうことかもしれません。普段いつもそうと言うわけではないんですが、年に数回そういうことがあります。

そういうときに、このクリスタルがすごく役に立ってるんです。この大きくてごつごつした2つが一番効き目があって、手に取ってその冷たい感触を握るだけで、何か心が落ち着きます。ふだんは枕元においてあるだけですが、心が落ち着かないときは寝るときは手に持ったり枕の下に入れて 寝るときもあります。

小さいほうはクリスタルとローズクオーツ。こちらは大きいクリスタルほどは効き目がないように思いますが、肌身離さず身につけるために、ブラの中に入れたりします。一度ヨガのクラスでポトリとマットの上に落ちたことがありました。

クリスタルの他に、フラワーレメディーというものもあり、こちらも同じようなときはお世話になってます。

考えてみたらアロマセラピーとかリフレクソロジーとかホミオパシーとかいろいろ受けたことあるけど、クリスタルセラピーとフラワーレメディーほど、じんわりと、しかししっかりと効き目があると思ったセラピーはないような気がするほどです。

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便利な道具

先日遊びに行ったリンジーの話ですが、5年位前に彼女の家に泊りにいった時に、この写真のようなものをくれました。

これはプラスチックでできています。大きさは5センチ四方くらい。何かというと、焦がしたお鍋などを洗うときに、これで底をごしごしするとすぐ取れるというもの。要するにプラスチック製のへらです。焦がさないまでもちょっとパスタとかご飯がくっついたときなど、お鍋に水を入れておいて、これでこするとすぐに取れます。

お鍋以外でも、台所の掃除に時々使います。コンロの周りを掃除するときに、ごしごしこすってもなかなか取れないこびりついた汚れも、これでこすると取れます。

それからよく使うのが、ジャムなどのビンのラベルはがし。私は秋にジャムやチャツネやピクルスを作るので、そのために日ごろからビンを集めているのですが、このラベルがなかなかはがしにくいんです。それで手で取れるだけ取って、後は水に浸して、これでごしごしすると、ビンに傷も一切つかずきれいに取れます。

そんな優れものなのに、店で売ってるのを一度も見たことがありません。すぐに失くしそうだし、こんなもの3つで1ポンドくらいで売ってそうなものなので、買っておきたいのに。リンジーもこれはもらったそうです。オーブンに入れる耐熱容器の販売パーティーのようなものでもらった粗品だとか。くれたときに彼女も「これ無茶苦茶便利だから上げるわ。」といってました。

どうして売ってないのかなあ。見たことないだけでもしかしたら売ってるのかも。売れると思うんだけどなあ。もしも見かけることがあったら、便利だから是非買ってみてください。

ところで、ふと思い立ってこのブロガーのアプをIphoneにダウンロードしました。そちらから直接写真が載せられるので、これも超便利です。これから写真をたくさん載せられると思います。

話は変わりますが、今日阪神は延長2死サヨナラ満塁ホームランが出ました。そんなものが本当にあるんですね。野球に興味のない方のために言っておくと、今年は巨人はまだ3試合しか負けてません。そしてその3試合はすべて阪神がこてんパンにしてやりましたよ。あの読売を倒せるのは、やっぱり阪神しかないんですね!

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2013年4月18日木曜日

ややこしい名前

Grahamって言う名前、なんと発音すると思いますか?グラハムって思ってる人が多いと思うんだけど、実は「グレーエム」という感じで発音します。たいていはこのスペルだけど、Graemeというスペルの人もいます。スコットランドの名前らしい。ニックネームはグレイと呼ばれることが多いようです。

引き寄せの法則のAbrahamはエイブラハム。日本でもそう訳されてるらしいけど、聖書に出てくるAbrahamはアブラハムですね。

俳優のAnthony HopkinsのAnthonyは実はアンソニーと発音するそうですが、普通はアントニーという人が多いです。ニックネームはトニーとかアント。Thは舌をかむ発音だけど、テムズ川はThamesだし、トマスはThomasですから、必ずしも「ザ」や「サ」と発音されるわけじゃなく、Tとしてされることもあるんですね。どや、ややこしいやろ。

女性の名前ではSaraとSarahがややこしい。Sarahはセーラといいます。そしてSaraはサーラ。でも知人でSarahだけど、「私はサーラよ。」と主張する人もいました。だから本当にややこしいです。

それからたまに日本人で間違える人がいますが、Stephenはステーブン。ステファンではありません(これはたぶんドイツ読みなんでしょう)。でもStevenというスペルもあります。スペルがややこしいといえば,ジェフという良くある名前は、JeffとGeoffというつづり方があります。

これはもう間違える人いないと思うけど、Michaelはマイケル。ミカエルではありません。ゴルバチョフか大天使か。

うちの息子はLouis。フランス風にルイと発音するのですが、よくルイスといわれます。F1レーサーのルイス・ハミルトンはLewisです。

ちなみに娘はチャーリー。さすがにこれは発音できない人はいませんが、まず間違いなく男と思われます。最近はチャーリーという女の子も増えてきたんだけどね。

イギリスってファーストネームは結構限られていて、未だに聖書にでてくるトマスとかマシューとかクリスとかいう名前が人気があります。珍しいファーストネームは、めったに出会いません。そういうのは聞いてみると、スコットランドやウエールズの名前だったりします。

旦那さんの名前はBlev(ブレヴ)というんですが、これはすごく珍しいようです。ウエールズの名前らしい。

でもその代わり、苗字は限りなく存在するようで、聞いたこともない苗字にしょっちゅう遭遇します。面白いですね。あ、でもウエールズには苗字は少ないらしく、ほぼ皆さんがJonesさんかEvansさんと言われてます。

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2013年4月16日火曜日

友達のかつら

週末は遠くに住む友人家族の家に2泊でお邪魔してました。友人の名前はリチャードとリンジー。2月に書きましたが、リンジーは今年年頭に乳癌が発見され、その時点でもう手術するにも手遅れで、骨に転移していました。

その知らせを聞いて、その後何回かリチャードと電話をし、リンジーの声もちょこっとききました。でもリンジーは友達が多いので、周りの友人等から電話やメールが途切れることなく、なかなかゆっくり話も出来ません。私達も子供の水泳で週末ずっと忙しく、なかなか会いに行く予定が立てられませんでした。

普段はお互いの家に年に1回ずつくらい家族で泊まりに行くのですが、今回は事情が事情ですから、近くのホテルに泊まるつもりでいました。でもリンジーの抗癌剤治療も始まったし、直前まで予定がはっきりしなかったので、1週間くらい前にまた電話をしました。

そしたらリチャードいわく、3回抗癌剤をして、すごく具合が良くなったとのこと。腫瘍マーカー値も正常値に近いくらい下がったし、8センチあった乳房のしこりも、ほとんどわからないほどに縮んだとのことでした。なのでホテルになんか泊まらずに、家に泊りに来いと言ってくれました。

ただしリンジーは治療の副作用で毛がごっそり抜けたそうです。

それで 、たぶん普通のかつらはもう買っただろうから、ファンシードレス用の赤毛のボブのかつらかなんかを冗談で買おうと思ったのですが、店で売ってませんでした。それで帽子を3つ買ってもって行きました。

そうしたら、現れたリンジーはピンクのボブのかつらをしてます。初めは、誰かが同じアイデアでプレゼントしたのかと思ったのですが、なんとそれが彼女の普段の日用のかつらなんですって。

彼女は元々金髪です。今までと同じような髪型や、普通のかつらだと、周りの人は「かつらかな?」って感じで、気持ち悪いから、いっそのこと絶対かつらだとわかるかつらにしたとのこと。

で、初めはちょっと違和感あるのですが、不思議なことに2時間もすれば、まるでまったく違和感がなくなります。ピンクは彼女の顔色にすごく良く似合って、ぴったりでした。

翌朝はリンジーの髪の毛は、紫のボブでした。これも最初の30分くらい違和感あったけど、すぐに慣れます。ほかに青いボブも見せてくれました。そして「父兄会とか冠婚葬祭なんかの時用に、一応茶色のかつらも買ったけどね。」と言ってました。

そうか、ということは父兄会と冠婚葬祭以外は、カラフルかつらで行くねんなあ。



土曜はその紫のかつらで犬の散歩に行った後、一緒にイケアとスーパーに買物に行きました。スーパーの男の人が、「その髪の毛素敵だね。」とコメントしてました。

買ったけど気に入らないからと、ひとつかつらをチャーリーにくれました。チャーリーの肌の色にうまく馴染んで、なかなか素敵だと思います。チャーリーもまんざらではなさそう。角があったらうる星やつらのラムちゃんみたい。





私もつけてみましたよ。
そのあと一緒にかつらのネットのサイトを見たら、薄緑のボブも売ってました。薄いミント系の緑 で、すごく色の薄い金髪を染めたらこんな感じになるかなあという色。それを見て、「あ、これも買わないと・・・・・」と彼女は言ってました。旦那さんは「一体いくつかつらがいるんだ!!」とちょっと呆れてましたけど。

2泊の滞在中、彼女はみんなの食事を作って、隣の老人の犬を1時間ほど散歩に連れて行って、私と買物に行って、近所の友達の家にもちょっとだけ寄ってと、すごく忙しそうでした。私達が泊ったせいで、シーツとかの洗濯も山ほどでたし、申し訳ないです。

でも私達は普段余り話せない分をしっかりおしゃべりしたし、何よりも彼女が元気そうで、気力も全然弱ってないのを見て、すごく嬉しかったです。

乳癌の治療ってどんどん新しい薬が出来てきているし、完治しないまでも、温存したまま普通に長く生きる人もたくさんいるそうです。

リンジーはあと4回抗癌剤治療が残ってるとのこと。これが全部終わる頃には、癌がすごく小さくなって、まだまだあと何年も元気でやってくれることだろうと信じてます。

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2013年4月15日月曜日

メールのパニック

週末は友人の家に遊びに行ってました。その話はまた明日書きます。

春休みは昨日で終わりで、今日から子供たちは学校。私は仕事でした。長い休みが終わる夜、新学期の初日の前夜は私は緊張して良く眠れません。昔の話ではなくて、今の話ですよ。自分が子供のときは全然緊張なんてしなかったんだけど。よっぽど早起きしてお弁当を作るのが嫌いなんだなあ、われながら。

でも実際始まってみると、すっと落ち着くんですよ。やっぱり自分のルーティーンにもどっていけるって言うのは、ちょっと楽ですしね。それに子供が休みの間はそれなりにいろいろ忙しく、普段日課にしているメディテーションやら運動やら出来ないので、割とそれがちょっとしたストレスになってるみたいです。

体を数日動かさないと、なんか調子悪いですね。体がというよりは、頭と心がほんのちょっとすっきりしないというか。

さて今日は午後、2時間くらいメールが受け取れなくなりました。私のメルアドは ホットメールなんですが、最近自動的にアウトルックにアップグレードされてしまいました。

週末に友人のIpadで私に写真を送ったのに、ついてませんでした。そして今日はホットメール・アウトルックのサイトがしばらくダウン。その後やっとサインインできたので、他のメールプログラムから試しに送ってみたら、全然受け取れないんです。

結局あちらの問題みたいで、2時間くらいで片付きました。その間のメールもまとめて来ました。

でも結構パニックしますね。ホットメールって無料のメールアカウントだし、電話で連絡したり苦情を言うことも出来ません。一応レポートはしましたが、個人個人には返答できないとのことでした。

10年前ならメールどころか、私はコンピューターすら持ってなかったのに。ほんと、メルアドがだめになるとどうしたらいいんだろう?

アウトルックに強制アップグレードになって以来、問題がいろいろ発生してる人はたくさんいるそうです。もうこんなことが起こらないことを祈るばかり。

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2013年4月11日木曜日

手で調理

春休みなので、ここ数日は子供たちのお小遣い稼ぎも兼ねて、私と子供たち3人で窓枠のペンキ塗り替えをしてました。3日ほど1日小1時間くらいずつしてましたが、3人は3時間分の労働なので、まあまあはかどりました。14個の窓と2つのドアにペンキを塗りたいのですが、ドア1つと窓6つ塗り終わりました。

半日とか1日とか、丸々時間が取れればもっとはかどるんですけどね。

で、当然手にペンキがつきます。油性ペンキなので 水で洗っても取れません。まあ手のほうは、数日すると自然に取れます。

午後にペンキ塗りをして、その後夕ご飯を作りました。いくら落ちないとはいえ、その手でお米を研ぐのはちょっと抵抗がありました。

しかも今日のメニューはわかめときゅうりとかにカマの酢の物、ゆで卵とトマトをほうれん草のおひたしのサラダ。

きゅうりは塩水にさらして、手で水を絞ります。わかめも同じ。ほうれん草のおひたしもそうです。そしてゆで卵は皮を剥かないといけないし、かにカマは一つ一つを包んでいるビニールをはずさないといけない。

手で材料を触らなければいけないものばかり・・・・。まあ、仕方ありません。これが原因でおなかが痛くなったりということもないでしょうし。

しかし考えると、日本食って手で触って調理するものが多いですね。おにぎりや握りずしなんてものもあるし。

洋食ってこうして考えると、手で触ることってあんまりないです。ハンバーグなどでミンチをこねるときと、パンをこねるときくらいかな。あと、お菓子作りで、ペーストリーを作るときも手で混ぜます。でも普通の晩御飯、パスタとかローストチキンだとかだと、ほとんど素材を手で触るときってないですね。

肉は切るときは手で押さえて包丁で切りますが、これが嫌だという人も多いらしく、テレビで使い捨て手袋をしてキッチンはさみで鶏肉を切ってる人を見たことがあります。

衛生に過敏なこの時勢、肉を触りたくないという気持ちはわからないでもないけど、でもやっぱり料理するからには、手を使わないといけない気もします。ビニールの手袋をして調理された物は、なんかもうひとつおいしくないんじゃないかというか。たぶん気持ちの問題だけど。

工場で作る物は手袋で結構なんだけど、家庭料理はやっぱり手のほうがいいな。

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2013年4月9日火曜日

セドナ・メソッドと ま、いいか

2年位前にセドナ・メソッドについて書きました。いろんな心の中のわだかまりとか、目標達成の妨げになってるようなものを、Letting goすることで、捨てて行くというメソッドです。

やり方はすごく簡単です。何か心にわだかまりがあるとするとします。例えばすごく腹の立つことがあったとか。まず心の中でこの感情をじっくり感じます。そして
Could I let go this anger? (この怒りをlet goすることが出来るか?)
Woudl I let go this anger? (let goしたいか?)
When do you want to let go? (いつlet goしたいか?)

と聞くだけ。もしも最初の二つの質問の答えがNoでも、だいたいLet gotすることが出来ます。不思議なことにこれが結構効きます。心配事が頭を離れないときとか、これをすると不思議に頭が切り替えられます。

それでこの本をその2年位前に読み始め、半分くらい読んだのですが、そのままになってました。一々細かいエクササイズがあって読むのがめんどくさくなったことがひとつ。すっきり忘れたい感情だけでなく、コントロールしたい 欲求や、安全を求める欲求など、先を読むに従って、自分の感情を分析しないといけないので、それもあってちょっと興味をなくしてしまいました。

でもやっぱりメソッド自体は役に立つし、何よりもそうやって嫌なことを頭から追い出すのって、エイブラハムが啓蒙している考えにぴったりだし、また初めから読み直してます。

それでふと思ったんです。Let Goというのは、簡単そうで、でも分析すると良くわかりにくい言葉です。「手放す」というとわかりにくいし、日本語に訳すとすれば「忘れる 」が一番近いと思うんだけど、それだとちょっと大雑把過ぎる気もする。

で、ふと思い当たったんですが、日本語の「まっ、いいか」というのが一番近いんじゃないでしょうか。頭に来ることがあっても、心配なことがあっても、昔から心にトラウマになってることでも、「まっ、いいか。」って思えること。

たまに人生にそういうことってありませんか?すごく重大なことで、これがうまくいかないと本当に一大事だったり、今までの苦労が水の泡になったり。だからどうしても自分の思い通りにことが運んで欲しいこと。それがいろんなややこしい事情があったり、物事がどんどん悪いほうに回っていったりして、そうしたらふと、憑き物が取れたようにふっと楽になって、「ま、いいか」と感じること。

今読んでる部分は、目標にすることをイメージすると同時に、このメソッドをつかうというもの。
痩せた自分をイメージして、浮かんでくる感情を分析します。「しんどそう。」とか、「何度も失敗してるし今回も無理かも。」とか、わいてくる感情をLet Goします。

で、インストラクションどおりやってみました。ダイエットに関する気分はいいです。うまくいくかな。メソッドのおかげで、まあうまくいかなくても、まっいいか、という感じにはなってます。

このメソッドを習得して、この先の人生、死にいたるまで、「ま、いいか」という感じで全部やっていけたら、楽そうです。

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2013年4月7日日曜日

猫は飼い主の声を聞き分けられる

2週間くらい前でしたが、ネットのヤフーの日本語のページのニュースヘッドラインで、東大の研究所が猫は飼い主の声が聞き分けられるという実験を成功させたという記事がありました。

それで見てみると、実験のビデオが二つ出てました。猫が普通の民家に寝そべっているところを、飼い主以外の人が名前を呼びます。そしたら猫はびくりともしません。

次のシーンは、同じ猫が同じようにしているところを、飼い主が名前を呼びます。すると猫はちょこっと顔を動かして反応するのですが、やっぱりすぐ元の姿勢に戻って無視します。

次のビデオもほぼ同じようなものでした。

これだけで、猫は飼い主の声がわかると科学的に結論付けるの?もしかしたら何千匹と同じことを繰り返したのかもしれないけど。

科学的には、仮説が学説化するには、数学的な方式があって、この数値が一定以上になると、「この結果が偶然起こる可能性は2パーセント(か、もしかしたら3パーセントか、とにかくそのくらいの低い数字)以下である。」ということが証明されて、学説と認められます。

このビデオだけ見たら、そんなことがされてるとはとても思えないけど。どうなんでしょう。

しかし猫の飼い主からすれば、そんなこと実験しないとわからないことなんでしょうか?うちのねこは絶対飼い主の声がわかってると確信を持ってる飼い主はたくさんいると思いますけどね。

それに猫だって馬鹿な猫も頭のいい猫もいるし、飼い主が大好きな猫もいれば、飼い主とほとんど関係を持っていない猫もいるだろうし。

それに猫って愛想の良くないものが多いから、飼い主の声がわかっても、気づかない振りする奴もいるだろうし。

そう考えると猫って本当に胡散臭い動物。ああ、だからわざわざ東大が実験したのかなあ。

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2013年4月6日土曜日

Fairy crossのバス停

今日朝7時に起きて子供たちを水泳のキャンプまで迎えに行ってきました。去年すごく楽しかったので、きっと今年は去年ほどは楽しくはなかっただろうと思っていたら、去年より良かったと言ってました。

ルイはいろいろテクニックを学んできたようです。チャーリーは、たぶん水泳もがんばったとは思うけど、とにかく合宿が楽しかったみたいです。

このキャンプのコーチは80代半ばくらいの、何人もオリンピック選手を育てた有名なコーチです。去年もその事は知ったたはずなんだけど、おそらくあんまりピンと来ていないようでした。今年はロンドンオリンピックでイギリスの有名な元水泳選手がたくさんテレビで解説などをしてたので、そういった有名人達を育て上げたコーチだと改めて知ったようです。

そういうすごいコーチに習ってるんだから、ちゃんと注意して話を聞いて、教えられたとおりテクニックを取り入れていってくれるといいんだけど。

昨日は子供たちが帰ってくる前の最後の平和な一日なので、また夕方一人で散歩に行きました。距離にしたら3キロくらいかな。でも坂がずっと続いていて、小一時間かかりました。

せっかくカメラを持っていったんだけど、羊がいる野原は通りませんでした。見晴らしはすごくよかったけど、霞がかかっていて海が良く見えなかったのが残念。やっぱり散歩に行くからには、海が見たいです。どうして人間って海に惹かれるのかなあ。家だって海の見れる家は値段が高いし。

見晴らしはこんな感じ。


こんな坂でした。土手に水仙が。








動物は子うさぎが一羽前を横切っていきましたが、もちろん写真などは取れませんでした。

途中でスローワームと呼ばれるアシナシトカゲ(実質蛇)の死体が落ちていたので、こわごわ写真を撮りましたよ。



帰りは大きい道をちょっとだけ通ったのですが、そこのバス停がこれ。これは5年前位に出来たのですが、イギリスで一番すごいバス停だと思います。こんなにすごいのに一日にバスが5本くらいしか停まらなくて、たぶん利用者も 5人もいないだろうから、特に傷むことも汚されることもなく、このままです。




床にはモザイクが
屋根には風見鳥

そして天井画まで描かれています。
もちろん道路を挟んだ向こうには、同じものがもうひとつ、こちらは中はオレンジ色です。
どうしてこんなバス停が出来たのか。なんか、この辺の名士の利権に関わるあれこれで、村への寄付ということで建てられたんじゃなかったかなあ。

この地名のFairy Crossと言うのは、直訳すると「妖精の通り道」という意味で、たまに素敵な地名ねとほめられたりするんですが、この道を通ってこのバス停とバス停の名前を見たら、 ちょっと不思議な気がするでしょうね。

子供が帰って来て、いきなり二人ともギターを弾いたりピアノやキーボードを弾いたりで、あっという間に家がうるさくなりました。いないときは別に静かとも感じなかったけど、今から思うとすごく静かだったなあ。なんか急にどっと疲れが出てきたので、今晩は早めに寝よ。

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2013年4月5日金曜日

Zero Dark Thirty

という題の映画を昨日見ました。アメリカの9・11以降からビン・ラーデンが暗殺されるまでの話で、実話に基づいてるそうです。長い映画でしたが、全然退屈することなく見ました。

この映画、最初公開されたときはすごく評判が良く、アカデミー賞を総なめするだろうと言われてたんですが、実際にノミネーションが近づいてくると、映画評論家やアカデミー会員や右や左の政治家やCIAから、批判の声が高まってきたそうです。

批判されたのは最初の部分の拷問のシーン。CIAの拷問のプロがタリバンの一員を長々と拷問します。そこで得られた情報が、ビンラーデン暗殺に少なくともいくらかは貢献していると言う描き方で、その部分が批判の対象となってます。

拷問シーン自体が悪いのではなく、「拷問で得られた情報は、実際には役に立たなかったのに、その事実がゆがめられている。」という点と、拷問がテロリストを潰すためには必要悪とうい描き方がその論点です。

で、実際アカデミー賞のふたを開けてみれば、この映画は音楽編集だか何かの小さい賞を007の映画とタイで受賞と言うだけでした。まあ総スカンを食らったといってもいいでしょう。

私としては、 ARGOのほうが全然いい映画だと思ったので、これには異存ありませんが。

まあ政治と芸術は別物ですからね。映画の世界に政治観を持ち込んで批判するのもどうかと思います。実際映画のほうは、民家に女子供と一緒に隠れているビンラーデンを、60パーセントくらいしか確信のない情報に頼って 襲撃するわけで、その時に女性を含む家人も殺されているし、「アメリカのテロに対する大勝利」という描き方でもありませんでした。むしろ、確かにビンラーデンは死んだものの、だからと言って本当に世界がより安全に平和になるんだろうかと、虚しくなるような終わり方とも取れました。ただ淡々と描いているというか。

だから、善悪の判断を抜きにして、オープンマインドで見ないと、楽しめない映画かもしれません。それに、やっぱりアメリカ人の観客と、ヨーロッパ人や日本人の観客では、捕らえ方もずいぶん違うような気がします。

私としては、いろいろ考えさせられたけど、後味はあんまり良くない映画でした。

そうそう、ところで昨日書いたひげの男達の話ですが、この映画舞台はパキスタンとアフガニスタンなので、とにかくひげの男が山ほど出てきます。でも全然素敵な人はおりませんでしたわ。これは、ひげ面の男がかっこいいというのではなく、ヴィーゴ・モーテンセンとベン・アフレックはひげが似合うと言うだけでしょうか?

それとも男前だけが、ひげ面が許されると言うことか?

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2013年4月4日木曜日

Argoと男性の好み

昨日はARGOと言う映画を見ました。アカデミー賞をいくつかとった作品です。1970年代にイラクのアメリカ大使館が占領されて、外務員が人質とされた事件を題材として物で、実話に基づいているそうです。

この占領時に6人の大使館職員が裏のドアから逃げ出しカナダ大使の家に囲われたのですが、この6人をイランから救出するために、CIAが、カナダの映画会社がArgoという映画を作製するというという狂言を演じ、イランの出国審査やセキュリーティーをだまして出国すると言う筋書きです。

詳しい事はネタバレになるから書きませんが、すごく面白かったです。是非見てください。

そうそう、ついでながら、映画の一番最初に2分くらい、イラクの過去50年くらいの政治的歴史の要約があります。これがすごくわかりやすくためになるので、しっかりと見てくださいね。私などは映画を見たあとに、もう一度ここだけ見直したくらいです。

主演のベン・アフレックが監督もしています。このベン・アフレックが、ひげもジャであんまりぱっとしない70年代の服を着て現れるんですが、5分も見てるとそのかっこよさに惚れ惚れ~。一応彼がヒーローなのではありますが、ダイハードなどのような肉体派のヒーローではありません。特に頭が切れると言う役でもないし。でもじわじわとかっこよさが伝わってきます。素敵やわ~。

一瞬だけ、彼が上半身裸になる場面があるんですが、これがまたきゃ~です。ですが、良く考えると裸になる必然性が全然ない場面です。あれはただ鍛えた体を見せびらかしたいだけか?

ベンアフレックって聞いたことあるけど、他に何出てたかなあ?と思ったら、ちょっと昔のマット・デイモンの出ていたグッド・ウィル・ハンティングという、これもアカデミー賞取った映画で主人公の親友役でした。しかもこの映画を、若い彼とマット・デイモンが書いたと言うことで、すごい話題になったのでした。

そうか、男前で演技がうまいだけでなく、頭もいいねんね。

アカデミー賞表彰式のときは彼はひげをそってましたが、ひげがないとただの男前。ひげがあるほうが 断然素敵です。というか私好み。

しかし自分の中で考えると、かっこいいという男性の容姿が、年とともにずいぶん変わりました。昔はそれこそ、タイプで言えばスターウォーズのルーク・スカイウォーカーとか(別に彼は好きではなかったけど)、ああいう王子様タイプが好きでした。それがその後男らしい味のあるスティングやハリソンフォードタイプに(別にこの二人のファンだったわけではないけど)変わり、その後はロード・オブ・リングスのアラゴン役の、ひげもじゃのヴィーゴ・モーテンセン(彼は本当に好きだった)になりました。

ベンアフレックもそのタイプ。ひげもじゃで味のある男。

でもそれも映画の中だけだからな。

そういえば実際には、周りの知り合いなどで、こんなにひげのある人は二人しか知りません。しかも二人ともおじいさんに近い年で白いひげで、まるでサンタクロースのような人たち。ひげもじゃでかっこいい男性って、実在するんだろうか?

ではそんな人いるかなあと思いをめぐらせながら、ワンクリックお願いいたします。

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2013年4月3日水曜日

羊の出産

今日も寒いけどとってもいい天気。別に早起きはしませんでしたが、予定していたガーデニングは全部終わりました。合計すると15時間くらいかかったかな。後はちょこちょこ必要に応じた仕事をすればいいだけです。この春の大仕事が終わると、本当にほっとします。

ガーデニングのあと、夕方5時半くらいから散歩に行きました。近所から歩いていけるルートは4つくらいあり、今日は庭仕事で疲れていたので、予定していた村を通るルートではなく、見晴らしのいい別のルートにしました。(でも後でグーグルマップで調べると、ほぼどれも同じくらいの3キロくらいのルートでした。)

出発後すぐにまたカメラを忘れたことに気づきました。ここはちょっと土地が高くて、海が岬から岬まで見渡せて、島まで見えるのに。残念。

一つ目の見晴らしのいい牧草地のゲートで止まったら、羊がたくさんいました。1月くらいから子羊の出産時期なのですが、ここの羊は赤ちゃんがいる羊は一頭だけ。私からちょっと離れたところで、お母さん羊の隣に1匹子羊が寄り添って座ってます。

するとあちらからファーマーがその羊のお尻の方にやってきて、ぐいぐいと何かををひっぱし出しました。赤ちゃん羊です。そしてしばらくこすったり血をぬぐったりして、そのまま子羊をお母さんのところにおいて行ってしまいました。時間にしたら3分くらいかな。

羊って2匹出産することが多いので、隣にいる子羊は、それこそこのちょと前に生まれたばっかりなんでしょう。

動物の出産って本当に楽そうでいいですねえ。でも羊は結構死産は多いらしいですが。

子羊ってすごく可愛いんだけど、すぐに大きくなるし、どこの草原に行けばいるのかもわからないのだけど、今年はこの草原に来週くらい行けば、もっと子羊が生まれてそうです。今度は忘れずにカメラ持っていこ。

子供たちからは何の連絡もなし。子供がいないからって、寂しいって言う事は全然ないです、正直言って。どうしてるかなあってちょっと気になりますけどね。元気で楽しくやっていてくれれば、別に毎日顔を見なくてもいいってことでしょうか?

今からアカデミー賞を一杯取ったARGOと言う映画を見ます。

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2013年4月2日火曜日

Django Unchained とLincoln

昨日見た映画はDjango Unchainedと言うもの。タランティーノの映画でした。始まりからしてコミック風というかタランティーノ風というか。普通の感覚を捨てて、タランティーノ・ワールドに入って見ないといけません。

映画は奴隷のDjangoを、指名手配の犯人を殺して賞金稼ぎを商売としている歯医者が買い取り自由人にし、二人で賞金稼ぎをするというもの。そして後半はDjangoが、別々に売りに出された妻を捜すと言う話です。

まあとにかく最後から最後まで流血に継ぐ流血と言う話でした。主人公のジャンゴと賞金稼ぎの歯医者のキャラクターがすごくよかったです。後半はデカプリオとサムエル・L・ジャクソンが出てきます。デカプリオは意外な配役でしたがこれがなかなか良かった。ジャクソンは、もうまさにタランティーノは彼を頭に描いてこの役を書いたんだろうなと言うはまり役です。

前半はまるで「スティング」の映画のようにとんとんとことが運び、最後はそうは問屋が卸さないだろうな、血まみれにならずしてこの映画が終わるわけないよなあと思ったいたら、やっぱりその通り。なので、意外性はないというか、予想通りに話は流れるのですが、まあそれはそれでタランティーノ的で面白かったです。

そして今晩はダニエル・デイ・ルイス主役のリンカーンを見ました。奴隷廃止法の法案を国会で通すに当たっての政治的根回しの話です。って書くとあんまり面白そうじゃないんだけど、そこはスピルバーグ。完成されたいい映画というだけでなく、何か心に深く触れるものがありました。

デイ・ルイスはこれで三度目のアカデミー賞をもらいましたが、全然異存なし。演技がすごいのは当然ながら、肖像などのリンカーンにあまりにもそっくりで、それも驚き。完全主義といわれている彼のことなので、リンカーンの魂に乗り移られていると言われてもびっくりしません。

偶然なのか、どちらも奴隷の話し。アメリカでは最近人々の意識に強く上がっている話題なのかもしれません。そうそう、リンカーンの映画で知りましたが、私が生まれたのは奴隷解放令が立案してからちょうど100年の年でした。 法案が通って、リンカーンが暗殺されるまでの間から100年。ちょっと個人的に感じるところがありました。

さて子供のいない二日めの今日は、朝目覚ましをかけずに寝ました。子供がいると週末でもそうそう朝寝できないから、今日はたっぷり寝るつもりでした。デイブは仕事なので、私が何時まで寝てようとわからないし。

でも明るくなるので、9時過ぎに目が覚めました。でもまだちょっと寝たいなあ。起きたくないなあ。そう思うものの、なぜか罪悪感がぬぐえなくて、起きました。何で罪悪感なんや!子供が二人ともいないなんてこと年に1回くらいしかなく、たまに朝寝しても誰からも文句でないどころか、誰も知る人すらいないのに。

やっぱりお天道様が上がっても寝てるっていうのは、なんか人間道からちょっと外れてるってことでしょうか?私は夜型人間なので、夜はいくらでも起きてられるし、夜更かしが大好きでこちらは罪の意識どころか、深夜ふければふけるほど胸がわくわく高鳴るくらいですが、 朝は朝で朝寝は罪悪感。

結局、子供みたいに、遊びたいことやりたいこと一杯で寝てる時間が惜しいのかなあ。

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2013年4月1日月曜日

つれづれなるままに

子供のいない初日の今日は、イースターマンデーで祭日。なのでまず予定は10時まで寝ることでした。でも8時半に電話で起こされました。デイブのワークショップの窓ガラスが割られたそうです。何も取られなかったらしいけど。

もう一度寝なおそうと思ったけど、頭にきて眠れず。やっぱり朝寝はいろいろ邪魔が入るから熟睡は難しいですね。夜早く寝るべきのようです。

子供がいない5日間、やりたい事は、
1.ガーデニング
2.運動
3.映画を見る
4.寝る


9時ごろおきて朝食。掃除などを済ませて、ランチをはさんでガーデニングを2時間半くらいしました。この季節、冬の間放りっぱなしだった菜園等の整備、結構大仕事なんですが、やり始めると割りとはかどりました。あと1日半くらいで終わりそう。

運動は、ウォークとアシュタンガヨガを一日おきにすることにしました。

それで4時半ごろから1時間散歩に行きました。5月に去年もやったナイトウォーク という、チャリティーのために17キロくらい歩くイベントに申し込んだので、トレーニングです。海の方向に歩いていったら、農場でたくさん子羊がいました。カメラもって行かなかったのが残念。

子羊が6頭固まって、ゲートの近くにいました。頭突きしたり、交尾をするときのようにお互いに乗っかったり。じゃれあって遊んでます。そうしたら近くで銃の音がして、驚いてそれぞれのお母さんの所に走っていきました。近くにいるお母さんのそばを離れて、子羊同士でつるんでるのって、まるで人間の子供みたいですよね。

銃の音はその後数回聞きました。ちょっと近かったので、流れ弾がやってこないかと心配になりました。何を撃ってたのかなあ。雉猟、まだできるのかなあ。冬の間だけ解禁になるんだけどね。


昨日の夜は家でCloud Atlasの映画を見ました。デイブがどこか知り合いから ハードドライブにたくさん映画を入れてもらってきました。大きな声じゃ言えないけど、たぶんコピーライト的には非合法的に入手したものと思います。今日はアカデミー賞にノミネートされたDjango Unchainedを見る予定です。

Cloud Atlasのほうは、英語がいまひとつ良く聞き取れなかったこともあって、あんまりわからないなあと思っていたら、デイブも聞き取りにくかったと言ってました。イギリス英語の部分は全然問題ないんだけど、やっぱりアメリカ英語はちょっと苦手です。

前半は話がわかりにくかったんだけど、がまんしてみてるうちに後半は面白くなってきました。長い映画だけど、退屈しませんでしたね。でも難しい映画だったから、もう一度見てみたいです。そういえば本も読みかけだったので、またきちんと読み直したいなあと思いました。

まあまあ面白い映画だったけど、誰にでもお勧めと言う感じでもないかな。

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