2021年2月21日日曜日

エベレストのごみのドキュメンタリー

 昨日、間違えてDeath Zoneという映画を見ました。間違いというのは、家人が違うエベレスト登山の映画を選んで見始めたのですが、間違いで全然違うものを見てしまった。。。。という笑える出来事でした。

まあ、エベレスト関係の映画はいろいろありますからね。😅

それが結構面白かったです。というか、勉強になりました。



まず、これはフィクションではなくドキュメンタリーでした。エベレストなどの登山には、地元のガイドが同行することはご存知だと思います。ガイドというと観光ガイドみたいな感じですが、実際にはポーター、荷物を担ぐ人たちです。何しろ何か月もかけて登るのですから、テントやら食べ物やら燃料やら鍋やら、そして何よりも酸素ボンベを担がなくてはいけません。この人たちは、40-50キロもの荷物を担いで、時には疲れた登山家まで担いで歩くそうです。

そしてこれは最近クローズアップされたのでご存知かもしれませんが、エベレストはこういった登山家の残してきたごみで溢れているんです。ゴミと言っても食べ物の袋とかペットボトルとかだけではありません。酸素ボンベ、テント、登山道具。とにかく重いものは下山の邪魔になるので、棄てていくのです。しかもそれだけではなく、いくつかある中継地には、合計150もの遺体がそのままになっています。それが凍ったり溶けたりして、ヒマラヤの下に住む住人の水源を汚染しているのです。

それでこれは、20人の地元のガイドが命がけで頂上まで登り、遺体を2体収容し、それぞれ50キロくらいのごみを背負って下山するまでのドキュメンタリーです。

本当に命がけもいいところで、途中でアバランチが起こり、3人が亡くなります。

これをみて、私も家人もすごく腹が立ちました。もう発展国の市民であることが恥ずかしくなりましたよ。エベレストに登るのはいいけど、そこで好きなだけごみを残して下山して、そのゴミが地元の人たちの水を汚染しているなんて。

しかもこのガイドたちは、別にそのことに腹を立ててるようでもないんです。「登山は命がけだから、不必要なものを捨ててくるのは仕方がないことだ。」と言ってました。 


多分マイナーな映画だから、日本では見られないかな。でもエベレストのごみの話は、どこかで出会うかもしれません。

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2021年2月15日月曜日

ヨガ・ビジネス


 ヨガの先生になる気は別になかったのですが、いつの間にかヨガの先生になってもう25年以上。銀行をやめて、アロマセラピストとリフレクソロジストとしてやっていくつもりだったのですが、副業だったヨガの方が性にあっていたようで、今に至ってます。最初は週に数回教えるだけだったからなかなか食べていけるほどにはならなかったんだけど、徐々にヨガブームになって、コロナの前は週に15クラスくらい教えてました。それでもなかなか一人前の収入にはならないんだけど、これ以上はクラス数を増やせないし、一クラスの人数は限られてるし、まあこれが限界かな。まあこんな感じでずっとやっていけたら満足だなあと思ってました。

が、一年前のロックダウンで、すべてのクラスが閉まりました。

その時はロックダウンはせいぜい1-2か月と思ってましたから、ちょっと困りはしたけど、まあしばらく休むのもいいかと思ってました。

が、友人に勧められ、他からもリクエストがあり、思い腰を上げてズームクラスを始めたのが去年3月末です。特に計画もなく、取りあえず30分のクラスを何度か無料で、いろんな時間帯にやってみて、どんなものか様子を見てみようと始めました。無料でしたから一クラスに50人くらい参加してくれて、思ったよりも全然簡単だったし、その時はズームは特別サービスで無料で長時間使えたし、いろんなことがあれよあれよという間に進んで、いつの間にか毎朝教えるようになってました。

でもオンラインクラスなんて誰もお金払わないだろうな。それにクレジットカード受け付けてないし。それで2週間無料で毎朝30分のクラスをしたのですが、とても盛況で、あちこちから「お金を払わせてくれ」というメールが来ました。それでそういうのはありがたく受け取り、3週間目からは有料に替えました。それが4月の半ば。

こうして考えると10か月です。夏とクリスマスに2週間ずつお休みを取りましたが、それにしても200クラス以上になります。

それをですね、無料だったころから毎日毎日欠かさず参加しれてくれる人たちが30人くらいいます。週に何回か参加する人が15人くらい。仕事で朝は参加できないので、ビデオを毎日買ってくれる人が8人くらい。最初はもともといた地元の生徒さんたちでしたが、今では半分くらいは遠隔地の人たちです。

夏にはロックダウンが解除されたので、ヨガのクラスは再開したのですが、オンラインのクラスはそれはそれで続けたので、ホールでのヨガとネットのヨガで、もうくたくた状態でした。だから11月にまたロックダウンになったときは、正直言って、ちょっとほっとしたくらいでした。

続く 

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2021年2月2日火曜日

ワクチン国粋主義

トランプが象徴するポピュリズム、そして国粋主義が近年は台頭してきて怖いなあと思っているのですが、ここ数日はワクチン国粋主義が話題になってます。

 イギリスは世界で最初にワクチンを承認した国で、そのためあちこちのワクチン会社に予約注文を入れてました。12月から始まった接種はなかなかうまく進んでいるようです。

が、ここに来て、オックスフォード・アストロゼネカ社のベルギーで生産されるワクチンが遅れてるとかで、オーダーが遅れた(そもそも承認がやっと先週)EUがパ二クり、「EU外の国にワクチンの輸出を禁じる。」とか言いだし、それがブレクジットの一番の悩みの種になってるアイルランド共和国とイギリス領の北アイルランドの境界の問題となり、 要するに話がややこしいことになりかけたのです。

 幸いにもEUがパニックから目覚め、前言取り消しとなりましたが、それにしてもこの発言によるダメージはもうなかなか取り消せません。

ワクチンに関するいいニュースは、アストロゼネカ、ファイザー、モデルナ社のほかに 、2つほどの会社のワクチンの開発が成功したとのこと。一つはジョンソン&ジョンソンの子会社。それでイギリスは早速両方の会社に数千万本のワクチンを注文しました。

それで、イギリスは大人全人口に接種しても十分余るほどのワクチンを確保したそうです。

それでWHOは、老人と危険なグループと医療関係者の接種が済んだら残りは先に後進国に回して欲しいとの声明を出しました。イギリス政府も、「もちろん他の国にも回す。」とか言ってますが、一方では「でも毎年接種しないといけないかもしれないし、異変が起こったら接種のし直しが必要になることもあるし。。」とか言ってます。

イギリスの懐の深さがが試される時ですね。私はあんまり期待はしていませんが。特に今の保守党政府の下では。

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2021年1月29日金曜日

イギリスはどうなる?

先日ほんのちょっとだけ雪が降りました。ロンドンでは積もったそうです。温暖化でもうイギリスでは雪は降らなくなるだろうと言われてますから、今後もっと珍しい風景になっていくのかもしれません。

 

 あと2日で1月も終わりですが、今年の1月は100日くらいに感じました。なにせ一月前半が長かった。ブレクジットでしょ、ロックダウンでしょ、アメリカのキャピタルヒルの暴動でしょ。

そう、コロナの死者数が多すぎで、ニュースにもあまり出てこないブレクジットですが、まだ1か月も経ってないんだけど、流通が大変なことになってるようです。われらイギリスの漁業を守るために!などという建前が挙げられてましたが、実際にやってみると、漁業者もとっては、輸出のための法律がややこしくなり、輸出できず腐っていってるそうです。

その他いろんな生産者(特に食品など)は、同じように法律が厳しくなったので、ヨーロッパに支社を作ってそこから輸出するように英国政府がアドバイスしてるとか。何のためのブレクジット?

そしてここに来て、ワクチンの流通のことで、EUとイギリスがもめてます。イギリスがEU よりもずっと前にワクチン承認してオーダーを出したんだけど、製造がEUなので、EUがEU外への輸出を禁止するとかしないとか。


そしてもうすぐスコットランドで何かの選挙があるんですが、スコットランド独立がまたまた具体化してきています。私は個人的には独立して欲しくはないけど、気持ちはすごくわかるわ。イギリスはここ10年くらい保守党だけど、スコットランドに保守党支持者なんてほとんどいないし、ブレクジットには反対が大半だったし、このままイングランドに支配され続けるのは我慢ならないという気持ちはすごくわかる。

 

あ~、ほんまにイギリスはどうなるのだ~?

 

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2021年1月28日木曜日

ドメインを買いました


 ご興味ないとは思いますが、今日ドメインを買いました。ドメインとはウェブサイトのアドレスのこと。値段自体はたいしたことないんだけど、欲しいドメインが空いているかどうかが問題です。yogawithatsuko.comと yogawithatsuko.co.uk、どちらもあいていて悩んだんだけど、当面イギリスに住んでるだろうし。.co.ukのほうを買いました。

 

今まではWixというウェブサイトの会社の無料バージョンを10年くらい使ってたのですが、これを機に有料にアップデート。それでFacebookの広告のアカウントを連携して、サイトの動向をチェックすることが出来るようにしました。

私はITに関しては、無能ではないけど、できればやりたくないタイプで、必要に迫られないとやらないし、正直ITが怖い(壊すのでは。。。というか、無茶苦茶になるのでは、という不安)です。支払いにクレジットカードをリンクするのはもっと怖い。それでずっとずっと悩みながらも、口実を作って先送りしてましたが、今日朝ヨガをしながら、急に「今日こそするぞ」と決心してやりました。

というか、決心というより、よし、今やる、今やる、今やる、、、という内的な勢いみたいなものに押されて。「決心」と言うと重くなりすぎてできないので、衝動的っていうのは結構いいことだと思います。 


そう言うわけで、今日は一人前のビジネスオーナーのような気分に初めてなりました。

株式会社にでもしてやるか。。。。

 

嘘です。

 

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2021年1月25日月曜日

チャーリーもワクチンを受けました

ルイがワクチンを受けた話を書きましたが、先週はチャーリーも受けました。

月曜にチャーリーはバイトで、ワクチン接種のクリニックに行きました。午後だけの6時間のシフトだったのですが、シフトの終わりに、ワクチンが余っていたので接種してもらったとのこと。

ニュースでは、誰を先に接種するか、80代が先か医療関係者が先か、先生は?警察官は?といろいろ話題になってるんですが、現場ではこんな感じで、「余ってるからいる?」ってことのようです。

ルイは大学で、登録したら誰でも受けれたと言っていて、友達もみんな受けたとのこと。これがどういうわけかわからないんだけど、キャンパスが大きい大学病院の裏にあるから、こちらも余った分は「学生にでも受けさせておくか。」って感じなのでしょうか。

ルイはファイザーのワクチンで、接種後は腕が痛かったと言ってましたが、チャーリーはオックスフォード・アストロゼネカのワクチンで、翌日は38度の熱が出て、ちょっと具合悪くなりました。心当たりがあるのか、「コロナかも」とちょっと慌ててましたが、すぐに良くなったようです。

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2021年1月22日金曜日

さよなら、さかなくん



我が家にさかなくんたちがやって来たのは多分15年くらい前。最初は金魚でした。子供たちは、お兄ちゃんのルイが一年生くらいだったかな。どういうわけで金魚を飼うことになったか覚えてませんが、3-4年は金魚でした。それが、ペットショップで書い足した金魚が病気を持ってきたようで、1か月くらいで元々いた他の金魚にも感染して、全部死んでしまいました。

私は魚の水槽の生ぬるい水に手を入れるのが嫌いなので、これで魚はおしまいにしたかったのですが、どういうわけかこれを機に、今度は熱帯魚にグレードアップしました。

 熱帯魚は金魚以上にいろいろポンプやらヒーターやらいるし、水質も問題になってくるし、私は嫌だったのですが、どういうわけかお父さんがすごく乗り気で、やたらとお金と手間をかけていろいろアップグレードし、盛り上がってました。

2か月くらい。

その後はお父さんは真っ先に興味を失ったし、子供たちはちょっと責任を感じているのか、たまに興味を見せて、記録帳などをつけてましたが、魚の世話の仕事は私の物になってしまいました。それで嫌々やってましたが、いったん水槽の水に手を浸けられるようになったら、それなりに興味が出てきて、魚の数が減ってくると新しいのを買い足したりと、一応ペットとして世話してました。

それが5年くらい前かな。もう子供たちもまったく興味を示さなくなったし、魚の数も減ってきて1匹になったので、もうこれは今いるのがいなくなるまで世話して、終わりにしようと決めました。餌やりは私が毎日。水槽は子供たちが大学から帰省したら、そのたびに掃除。ちゃんと掃除してましたから、それなりに責任感感じてたんでしょうね。


たった1匹の小さなさえない熱帯魚ですが、殺すわけには行きません。が、たった1匹の名もない魚のせいで、場所は取るしポンプの音はうるさいし水槽の掃除はしないといけないし。寿命はどのくらいか・・・・と2年ほど前に調べたら、平均15年とか・・・・。あと10年くらいこんな感じ・・・・!

 

と覚悟していたのですが、友達が養子に受け入れてくれることになり、今日めでたくもらわれて行きました。 ビデオを送ってくれましたが、水槽はちょっと小さめですが、水はきれいだし、ほかの魚はいるし。でもそのビデオではほかの魚とは離れていて、一人ぼっちで寂しそうと思っていたら、次に送られてきた写真では、ほかの魚と泳いでました。

今まで5年くらいたった一匹で生きてきたんだけど、友達出来たようでよかった。

明日は水槽を片付けて、おしまいです。

全然愛情無く世話してきましたが、それなりに寂しいです。

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さかなくんの新しい家

           

2021年1月19日火曜日

老猫ペッパーのトイレトレーニング

今日も飼い猫ペッパーの話です。ペッパーは勝手気ままに出入りし、適当に野ネズミやらを食べたりする生活を長年続けてきたんですが、最近はあんまり外に出たがりません。よく考えてみれば15歳になるので、老猫と言えばそう。でも外見も行動もまったく若々しいんですけど、どうやら近所の若猫に縄張りを奪われて、シュンとしているようです。もしかしたら天気のせいもあるのかもしれません。

勝手に出入りする猫なので、今まで、仔猫だった3か月くらいを除けば、ずっとトイレは外で済ませています。最初はトイレを置いてあったんだけど、外に出るようになると、必要なくなりました。トイレを替える必要がないから、楽だしお金もかかりません。

ここ数週間のこと。夜10時を過ぎると、変な行動に出るのです。うちには薪ストーブがあり、そのために薪を入れるバスケットが3つくらいあるのですが、その中に入り込むのです。可愛いので、写真などを撮ってました。

そしたらある晩気づいたのです。なぜか。

薪かごをトイレに使っていたのです。幸い、大は外で済ませているようで、おしっこだけだったのですが。

それで市販のトイレを買ってきました。が、仔猫ならともかく、大人の猫のトイレトレーニングは難しそう。昨夜も気づいたらまた、薪バスケットにチョコンをかわいく座って用を済ませてました。

それで今日は数回新しいトイレの近くで遊んだり、トイレの中の砂(っていうのか、そういうもの)を触らせたり、おしっこのかかった薪を入れたりしましたが、全然興味なさそう。というか、嫌がってました。

ま、仕方ない。しばらく様子を見るか。そう思いながら、声を出して日本語でペッパーちゃんに語り掛け、トイレを使ってくれるように頼みました。

そしたら今日の午後、私がコンピューターで仕事していたら、しらっとした様子でトイレで用を足してました。

かしこい猫!

今晩もちゃんとできるかなあ。

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薪ストーブの前のペッパー。

2021年1月18日月曜日

息子がワクチンを受けました

なんかここ数日コロナの話、ちょっと下火になったかなと思ったら、ブレクジットがやっぱりやばいことになってるとか、もともと問題だった貧困問題が悪化したとか、いろいろ問題が絶えない・・・・と思っていたら、明日から北部で(私は南西)大雨で洪水が予報されているとか。コロナで家族とも会うことが禁止されてるのに、洪水で避難とかなったら、避難所とかどうなるんでしょうね。

もう、2021年3週間もたってないといのに、2020年以上にやばい感じ。

 

唯一の明るいニュースは、トランプが水曜の正午で大統領終わりってことなんですが、これも一方では暴動が予想されてるし。2021年、どうなるんでしょう。

もう一つの明るいニュースはワクチン。イギリスは、どうやらサクサクと進んでいるようです。イギリスがいかに愚鈍な国かというのは、ブレクジット以降さらに明らかになってきているわけですが(コロナも先週は世界一の死亡率)、ワクチンの普及もそう簡単には行かないだろうなと思ってましたが、意外にもうまくいってます。

 が、ある意味、イギリスの文化とかイギリス人を知ってると、納得いく部分もあります。要するに馬鹿なのは政治で、結構人間はまともな常識的な人が多いですから、こういう「国民一丸となってサクサク進める。」というのは、案外うまくいくのかもしれません。

実は息子のルイが先日ワクチンを受けました。ちょっと腕が痛いと言ってましたが、それ以外は全然問題ないです。

が、なぜ22歳の息子に貴重なワクチンが回ってきたのか。これは不思議です。80代以上の人、老人ホームの住人とスタッフ、病院スタッフと、厳格な優先リストがあるんですけどね。先週私の友達の薬剤師の友人が接種したら、「まだ若いのになぜあなたが受けられるのか」と嫌味言われたそうです。

医学部生だからかなと思ったら、そうでもなくて、大学のオフィスに行って登録すると(が、大学に行くこと自体禁止されてると思うんだけど。)、この大学の学生ならだれでも受けれると息子は言ってました。 どうしてだろう。大学病院の裏にキャンパスがあるので、あまったワクチンが回ってくるのでしょうか?(ファイザーのワクチンは解凍後24時間とか48時間以内に使わないとだめになるらしいです。)

いろいろ現場ではややこしい事情がありそうですね。

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 写真は散歩で見つけた落書き。

 

 

2021年1月15日金曜日

ロックダウンとセルフィ―のセミナー

イギリスは今回は3回目のロックダウン。今回は今までで一番苦しいです。

一回目は、規則は厳しかったんだけど、目新しい事だったし、今まで働きすぎで、ちょっとは休めてよかったというのも正直あったし、何より天気がすごくよかったので、長かったけど、みんななかなか快適に乗り越えました。

2回目は11月。これは。学校は開いていたし、1か月とわかっていたので、これもそれほど辛くなかったです。

が、今回は厳しいです。12月に前回のロックダウンが終わったと思ったら2週間ちょっとでロンドンなどは第4段階地区に指摘されたし(ほぼロックダウンと同じ)、今回はロックダウン疲れの上に、先が全然見えないし、実際周りで人が死にだしたし、政治家がおびえてヒステリックになってるのがわかるし、まるで映画のような恐怖感。しかも寒くて天気が悪くて、散歩にも出れない。

2020年は、イギリスでは 660人に一人がコロナで亡くなったとのことです。死全般ではなくコロナだけですよ。これってジャンボジェット機満席の状態で、一人弱が亡くなってます。

が、コロナで亡くなるのは80代以上の人が大半なので、私は大丈夫だわとなりますが、もっと怖いのは、病院がコロナ患者でいっぱいで、癌の手術が出来なかったり、救急車が来なかったりということ。

コロナであろうとなかろうと、病気になっても事故にあっても、助けは来ないかもしれません。

と思うと怖いですね。だから、やっぱりロックダウンに従って、全然外出せずにいます。それ自体は実は全然平気なんだけど、やっぱり一歩も外に出ないと、夜よく眠れないということが分かったので、30分くらいは庭に出るようにしてます。が、天気が悪いとそういう気にもならないんだけど、無理してでも。

ところで昨日、仕事のためにオンラインでセルフィ―(って日本で言います?自撮り?)のセミナーを受けました。ポーズと編集のコツを教わったので、機具とかライトとか着るものとか全然考慮せず、取りあえずその場で試しにやってみました。

驚いたことに、なかなかまずまずの写真になりました。

 

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2021年1月11日月曜日

猫が膝に乗ってきた話


 今日もコロナのころで、イギリスはすごく深刻です。もう政府が恐怖におびえてるのが伝わってくるのです。怖いですよ。で、そのことを書くつもりでいたら、こんなことが。

イギリスでは膝に乗ってくる猫のことをLap Catと言います。日本にも当然いるとは思いますが、イギリスも多分大方の飼い猫はラップキャットのようです。が、うちの猫ペッパーは一度も膝に乗ってきたことがないのです。ソファーに座っていたりコンピューターに向かっていたら、隣に座ったり私のおしりと椅子の背の間に潜り込んだりベッドに乗ってきたりはするのですが、膝には絶対に乗ったことがないです。

別にいいんだけど、でもラップキャットってなんとく我が家の子供たちの間の憧れでした。

が、ラップキャットではないけどうちのペッパーはすごくフレンドリー。それで暇ならなでてあげたりはしますが、たいていそんな時間はないので、仕事してると寄ってきて、ちょっと迷惑って感じでした。それでおととい、仕事中に寄ってきてうっとおしかったので、「ペッパーちゃんラップキャットならよかったのに。」と心で思いました。

としたら翌日。

ランチタイムのニュースを見終わって、片づけにソファーをたとうと思っていたら、ソファーのひじ掛けの部分に座って、そこから私の膝に伸びてきました。どうするのかなとおもってじっとしていたら、なんと膝の上に座ったのです!

そしてそのまま10分以上。私は動けず凍ってました。その時は仕方なく席を立ったのですが、その後また夜に同じことがありました。

また乗ってくれるかな。ペッパーも年を取って、人間の膝の上に座ってやるかという気になったのか。それともただ寒いから、暖を取りたかったんでしょうかね。

また乗っかってきてくれるかな。証拠写真は下。

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2021年1月9日土曜日

ワクチンのバイトに応募

 毎日書くことを今年の抱負にしましたが、やっぱり昨日忘れちゃいました。まあ、2021年は、10日も経ってないのに、いろいろありますね。

イギリスではブリクジットどころではなく、いまはコロナで本当に大変なのです。もう病院は患者さんを取れない、というところまで来ています。救急車が病院の前で列を作っていて、事故で頭蓋骨を骨折した人が、救急車が7時間も来なくて、摂氏0度くらいのなか、路上でその到着を待ったという話がニュースになってました。その人は、今は元気そうにインタビューされてましたが。

私も子供たちも、今はコロナどころか、事故にあっても、救急車は来ないと思えということで、とにかくいろいろ気を付けることと心掛けてます。

アメリカではすごい数の人が感染して、すごい数の人が死んでると知られていて、イギリス人の間でも、「まあアメリカよりはまし」みたいに思ってる人も多いんですが、実はこれは全くの嘘。アメリカのほうが断然人口が多いから、10万人につきの罹患数も死者数も、イギリスのほうがアメリカよりも高いです。死亡率は2.7%。アメリカでは1.7%です。

アメリカってそんなにロックダウンとかもしてないけど、イギリスのほうがこんなにひどいって、やっぱり政府のせいかなと思うけど、アメリカもトランプだしな。

うちの子供たちはロンドンに戻りました。二人とも医学部なので、ワクチン接種のバイトに応募して、ルイは昨日初めて行きました。GP(家庭医)のクリニックで、400人の80代以上の人が接種に来たそうです。ルイは昨日は初日なので、受付の仕事をしたとか。たしかに、注射を打つ以外にもいろいろ仕事はありそうですからね。こうして医院などで働くと感染が心配ではあるけど、まあ若いし、しかもバイトが枯渇してお金に困ってますから、喜んで働いてます。

では今日の関係ない写真は下です。

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2021年1月7日木曜日

今年の抱負


 やっと今年の抱負が書けそうです。1月7日だからまだいいかな。が、しかし今年は7日にして、あまりにもいろいろありすぎ~。

 

まずは昨日ちょっと書いたけど、ブログを書くこと。去年ロックダウン以降サボってましたが、やっぱり日常の記録がないというのは寂しいし、このブログ、実は 2008年から12年以上も続いているので、続けます。

仕事面では、去年はコロナのせいで仕事がオンラインになり、すごく大変でした。そういう人多いでしょうね。業態が変わったので、ヨガビジネスの宣伝が必要になり、去年後半は、無茶苦茶、ソーシャルメディア・マーケティングで大変でした。レッスン数も、オンラインと今まで通りのホールでのクラスを両方やったので、もうくたくた。夜中の1時過ぎにまだベッドから携帯で仕事ってことが日常でした。朝は6時起きと言うのに。

それで、今年はもう、仕事をちょっと手を抜こうと思ってます。というか、結果にこだわるのやめようと思います。結果というのは 、ビジネスとしての成功という意味で、つまり何人生徒さんが来てくれるかなんですが、今年はもう、ストレス大きいし、やることはやって、あとは商業的結果にこだわらず、ただ頑張っていいクラスを教えて行こうって考えてます。

 

ストレスという意味では、マルチタスク。これが有能な人の必須条件みたいになってますが、マルチタスクをすると実は内容が薄くなるとか失敗が増えるとか言われてるし、ストレスだから、これもやめようと思います。

あとは去年から続けている早朝ヨガを続けること。毎年のことながら、頑張ってもっと本を読もうということ。それから、肉食を減らすために、昼食には肉類は取らないこと。 

去年初めて、ウエットスーツなしで冷たいイギリスの海に何度か入りました。これがメンタルヘルスにいいとかでブームになってます。今は流石に寒いけど、夏から始めようかな。

 

それと最後に重要なこと。極力プラスチック、ビニールは使わない、ビニールに入ったものは買わない。プラスチックって、リサイクルしても結局その過程でごみになったり、1回しかリサイクルできなかったりで、人類にとって満足いくような処理用はありません。使わない、買わないのが一番。

今年のスローガンは、「羽ばたく」。いろいろな意味で。

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 今日の関係ない写真は、先日海辺で撮ったチャーリー。

2021年1月6日水曜日

今年の抱負がまだ書けないわけ

今日こそ今年の抱負を書くぞと思っていたのですが、携帯のニュースのアプリを見て驚愕とショックでそれどころじゃなくなりました。

アメリカのこと。

一方では民主党が上院の過半数を獲得、これでバイデン政権は安泰・・と思っていたら、これです。こんなこと、欧米であり得る?トランプが選出された時点で、アメリカって実は結構やばい国かもと警戒してましたが、こんなことになるとは・・・。というか、こうなるぞとは言われてましたが、まさかここまでになるとは。

テレビニュースでは、このアメリカのニュースの次はイギリスのコロナ。新たな罹患者は毎日6万人以上。死者1000人越え。一人当たりの死者数は、アメリカより断然多いです。クリスマスからの1週間で、人口の50人に一人が感染したらしいです。ロンドンなどの大学病院では、癌などの緊急手術がキャンセルされ、手術室も小児科の病棟もすべてコロナの集中治療室になってるそうです。それでも治療を受けられない患者さんも出てきています。看護師さんも、お医者さんまで泣きながらインタビューされていました。まるで野戦病院。

私はコロナに感染しても、いつも元気だから大丈夫でしょうと思って、全然怖くないんですが、さすがにこれを見ると、本当に感染して悪化したら、医者にもかかれず死ぬなと思って、ちょっと用心しようという気になりました。

そしてその次のニュースは香港。20年前まではイギリスの貸借地だったのに、今では中国の独裁に飲み込まれて行ってる様子・・・。貸借地というのは返還になるべきとで、これ自体はよかったとは思うけど、それでもこんなことになるとは。まあこれも、予想はされてましたが、まさかという感じです。

世界は本当にどうなるのか・・・。

ちなみに今年の抱負の一つは、ブログを書くことです。

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今日の関係ない写真は、お正月にチャーリーと作ったお寿司です。
 

 

 

 

2021年1月5日火曜日

ダイエットをしないわけ

 今年の抱負を書こうと思いながら、今年は1月5日にして、あまりにいろいろ起こりすぎて、まだ抱負どころじゃありません。

今日は昨日聞いたポッドカーストの話。

ロンドンの病院の、肥満の治療の専門医の先生の話です。彼によると、人間には体重のセットポイントみたいなものがあって、努力してもしなくても、そのくらいの体重に収まるという数字があるそうです。これは私も前々から思っていました。10代のころは細かったのに、中年以降太って戻れないという人は、このセットポイントが狂ってしまったからで、どんなにダイエットしても、やっぱりそこに戻ってしまうとのこと。これも納得です。

それじゃあもう一旦太ってしまったらどうしようもないかと言うと、そう言うわけではないのですが、このセットポイントはダイエットでは戻せないとのこと。ライフスタイルを変えて、徐々にセットポイントを下げるしかないようです。(が、そんなに簡単なわけでもなさそうですが。)

まず一番悪いのが、加工食品の取りすぎ。痩せたい(セットポイントを変えたい)なら、3食、自分で新鮮な食材から作りなさいとのこと。その理由は、忘れましたが、インシュリンと関係あるそうです。

インシュリンと言えば、糖分の取りすぎ、つまり炭水化物の取り過ぎが特に悪いらしいです。それとストレス+睡眠不足。

最近まで、バターとか脂肪肉とかの油分は体に悪く、植物油がいいといわれてましたが、これは今では全く逆のことが言われていて、特に植物油は、自然には存在しない人工的に加工されたもので、体に悪い(太る?)と言ってました。この植物油のことは初耳でした。

ま、そう言うわけで、いつもならこの時期はダイエット!ってなるんですが、今年はなかなかそんな気にもなりません。ロックダウンだし、料理は毎日ちゃんとします!

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今日の関係ない写真はこちら

 



2021年1月4日月曜日

コロナでばたばた

 新年なので今年の抱負と書こう、その一つはブログを書くこと、と思ってましたが、今晩はまたまたボリスジョンソンの新たな声明があり、ロンドンを脱出してなんとか実家でクリスマスを迎えれた子供たちが、急にあしたロンドンに戻ることになりました。

いろいろうんちくが並べられていましたが、要するにロックダウンのようで、水曜の国会で立法化されるということで、その前に電車で帰ることになったのです。

チャーリーはもともと帰る気満々だったのですが、ルイは大学も授業はすべてオンラインだし、家にいるとお金もかからないし楽だし、しばらく家でのんびりするつもりだったのですが、かといってロンドンに戻れないというリスクは取れないので、明日チャーリーと同じ電車で戻ります。

 いつもは、さっさとロンドンに帰りたいルイなのですが、今回は後ろ髪をひかれているようで、こちらも寂しいです。 唯一の救いは、二人一緒だとちょっと頼もしいってことかな。まあ別にルイが頼りになるお兄ちゃんってわけでもないんですが。

イギリスの大学は2月半ばまで閉校で、学生は大学に戻ってはいけないとのことですが、果たして無事に戻れるのか。二人とも、ワクチン接種のバイトに応募したので、それを理由に帰るようです。

2021年、こんな感じで始まって、本当に先が思いやられるわ。。。。

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