2017年10月21日土曜日

最近の目が点になった話二つ

その1

ルイときのうフェイスタイムしていた時の事。

大学に入学が決まる前にいくつもの小さい奨学金基金団体に申し込みの手紙を書いたのですが、そのうちのひとつから忘れた頃に手紙が来て、大学で必要なコストの500ポンドを援助してくれるという申し出を受けました。それでルイに、とりあえずお礼の手紙を書くように言いました。

そしたら、「でも切手がないから手紙は出せない。」とのたまいました。

じゃあ買えばいいでしょといえば、どこで買えばいいのか尋ねられました。スーパーでもどこでも買えるよ。封筒は持ってるかと聞いたら、やっぱりないとのこと。それも一緒にテスコで買え。

18歳の男子って封筒持ってないものなんでしょうかね。


その2

イギリスの精神医療関係の仕事をしている人の話。

日本でも最近流行っているマインドフルネス(ま、要するに瞑想なんですけどね。)。この効果を調べる調査でこの人も参加し、1ヶ月マインドフルネスのアプリを聞くことになりました。彼はこういうものには懐疑的だったのですが、やっているうちに徐々にその効果を感じるようになったとか。

「ま、それでもなかなかマインドフルネスの時間って取れないから、時々は他のことしながら瞑想のテープ聞いたけどね。」と言ってました。

失礼ながら笑ってしまいました。

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2017年10月17日火曜日

ルイの骨

先日ルイとフェイスタイムをしていたら、「すごいかっこいいものがある。」と見せてくれました。

机の上に頭蓋骨がありました。そして壁には手の骨格がぶら下がっておりました。それから床に置かれた箱には、骨がぎっしり詰まってました。

プラスチックの骨の模型かと思ったら、なんと本物の骨だそうです。一体どういうわけでルイの部屋に人体の骨が一組あるのかわかりませんが、たぶん学生全員に渡されたのでしょう。

このルイの大学はヨーロッパで一番大きい医科大だそうで、一学年で300人以上います。人数分全員骨セットをもらったんでしょうかね?そもそもカジュアルに「もらった」と書きましたが、本当にもらったのなら困るな。借り物でありますように。

チャーリーは、「寝室に本物の頭蓋骨があるなんて、私怖い」と言ってましたが、普通大体そう思いますよね。

ルイはぜんぜんそんなこと思わないようです。もともとそうだったのか、それともたった3週間でそうなったのか。

確かに物怖じしない性格ではありました。医学部の面接ってその辺も見透かすのかな。少なくともその点については、ルイは医者に向いてるようです。

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2017年10月15日日曜日

日曜の木の実採り

金曜にヨガ友達のマリアンから、日曜に別の友達パスカルと一緒にForagingに行かないかと誘われました。Foragingというのは、山や森に行って木の実や野生の実などを採ってくることです。詳細は決まってないけど、とにかく日曜の午前10時に彼女の家でという約束をしました。

それで時間にマリアンの家に行くと、いい匂いが。キッシュとスフレを作っているところでした。マリアンはフランス人で料理がとっても上手なのです。それをお弁当に持っていくということらしいです。マリアンの旦那さんと13歳の息子さんも一緒に来るとか。そしてパスカルともう一人の知人の集まり、どうやら6人の面子で行くようです。

私は誰が行くのか、どこに行くのか、何時間くらいの計画なのかぜんぜん知らないで参加したので、簡単なリュックサックに水を入れただけで、一応ハイキングブーツ持参で軽装で行ったのですが、みんな割りと本格的にハイキングっぽいいでたちでした。

行き先はパスカルが、「多分大体知ってる」ということでした。

結局車2台で30分以上運転して、自然保護地区に着きました。徒歩コースになっていて一回り6キロ。じゃあ1時間半くらいかかるかなあと思っていたら、道は割と平らではあったのですが、ぬかるんでいる部分が多く、結局途中でランチ休憩なども入れて、3時間近く歩きました。

私ともう一人は何にも食べるものを持って行かなかったのですが、パスカルは野菜スープを人数分持ってきてくれました。マリアンのキッシュとスープで、森の中でとってもおいしいランチをいただきました。

途中で雄牛が放牧している横を通りました。近くに行くまで雄牛を気づかなかったのですが、気づいてからは皆びくびくと、生垣や柵に隠れるようにして歩きました。雄牛って牝牛の倍くらいの大きさなんですよ。すごく気が荒いらしく、雄牛に襲われて毎年何人も怪我をしたり死んだりしています。

午後3時過ぎに結構ぐったりして家に着きました。

なんとなくミステリアスなツアーでした。計画がないわけではなかったんだけど、それを全員でコミュニケートすることなく集まり、行き当たりばったりで、みんな特にこだわりもないし急ぎでもなかったので、不思議にリラックスした楽しい日曜になりました。

そうそう、肝心のForagingのほうなんですが、ほとんど何も見つからず、手ぶらで帰って来ました。実はうちの家の裏の野原に山ほどいろんな実がなってるんですけどね。

私は最近までは週末は子供たちを過ごすのが前提でしたが、やっと子供無しで過ごすことができるようになりましたよ。とはいえ、私自身はなんとなくまだそれは落ち着かないんですけどね。子供たちは親無しで過ごすのはぜんぜん抵抗ないようですが。

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2017年10月11日水曜日

運転免許

チャーリーが来月、運転免許の筆記試験を受けることになりました。あと3週間しかないんだけど、特に勉強してる様子もないし、大丈夫かな。

筆記試験に通ったら、実技の試験を受けることが出来ます。

もちろんその前に教習。でもイギリスでは教習所というものはありません。(たぶん。)じゃあどこで練習するかといえば、いきなり普通の道路でするんですよ。怖いですよね、する方も、回りのドライバーたちも。仮免さえあれば、となりに免許を持った人が座っていれば、普通の道で練習できるんです。しかもこの仮免ってただお金を払って登録すれば誰でももらえます。

たいていの人は、電話帳などでドライビングインストラクターを探して、レッスンを受けます。ドライビングインストラクターの車には、インストラクター側にもブレーキがついています。この車でインストラクターがとなりに座って、街中とか大きい道とか走って練習するんです。

でもそれだけじゃないんですね。仮免を取ったら、家の車でお母さんとかお父さんが隣に座って練習することも出来ます。私のときはインストラクターのレッスンだけだったんだけど、普通はインストラクターのレッスンと、家の車での練習を両方するようです。

チャーリーの彼氏など、ほとんどすべての練習をお母さんとして、試験対策に数回レッスンを受けようと思ってるみたいです。

と書くと簡単みたいだけど、最終試験に通るのは結構難しいようです。一発で通る方が珍しいかな。私は2回目で通りました。1年近く教習しましたよ。

チャーリーも春には運転できるようになるかな。ルイは免許を取らないまま大学に行ったので、夏休みに特練だな。

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2017年10月7日土曜日

家庭教師

大学の頃家庭教師のバイトをしてました。小学生から中学生まで。他のバイトに比べて、ダントツにお金はよかったです。その頃で(1980年代前半)週一回2時間で月2万円、週二回で月3万5千円ももらってました。コンビニのバイトの時給が500円~600円の時代です。

でも考えたら、本当にいい加減だったなあと思います。自分が大学に入ったというだけで、中学生に英語とか数学とか教えちゃうんだから。間違ったことを教えたり手を抜いたというわけでは決してないけど、教え方なんてぜんぜん知らないで教えてました。

まあでも、日本では塾に行くのが普通だし、一クラスに10人以上いる塾で教えられるよりは、マンツーマンなだけマシだったのかもしれません。

イギリスでは塾というのは普通には存在しないし、家庭教師をつけている人も少ないです。が、いることはいる。

どんな人が家庭教師の先生かというと、学校の先生が多いです。元先生という人もいるけど、現役の先生もいます。さすがに自分の生徒はまずいかもしれませんが、別の学校の生徒を教えるというケースは多いですね。

日本は一クラスに生徒数が大きすぎますよね。私のときは、中学が一クラス40人、高校は47人でした。今はもう少し少ないのな。

イギリスは、小学校のときは一クラス30人だったかな。低学年のときは一クラスにつき、先生のほかにアシスタントの先生がつきました。

中学は20人から多くて30人弱だったと思います。高校にいたっては、イギリスの高校は勉強する学科が少ないから、だんだん生徒数が減っていって、数人から最高で20人くらい。ルイのときは、13年生(最終年)のときは4人とか6人でした。チャーリーも今数Ⅲのクラスは3人だそうです。

田舎だからかな。このくらいクラスが小さいと、家庭教師なんてぜんぜんいらないですね。

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2017年10月5日木曜日

葬式の曲 アップデート

中学のときに仲がよくて、よく一緒にロックコンサートに行った友達がいました。彼女は当時すごいボストンファンで、Don't Look Backという曲を葬式でかけてもらいたいと言ってました。今でもボストンの曲を聴くとこの友達を思い出します。

私はここ20年位前から、葬式音楽は、プロコフィエフのロミオとジュリエットと言ってました。ロマンチックでメランコリーな感じがすごく好きだったんですよね。でも最近はプロコフィエフもぜんぜん聞いてないし、そろそろアップデートの時期かな。

で、今考えているのは、ボブ・ディランのミスター・タンバリンマンです。

ボブ・ディランは15年位前から突然意味なく急に好きになり、一時ボブディランの音楽以外は聞きたくないというくらいのファンになりました。今でも毎日のように聞いてます。他にも好きな曲はいろいろあるんだけど、その頃から一貫して一番好きな曲は、これです。

歌詞はもちろんいいんですが、メロディーもすごく好きです。長調なんだけどメランコリーという不思議な曲。詩の内容も、葬式にふさわしくなくもない感じ。「眠くないし、どこにも行くところもない。」 という部分があり、長年不眠症だった私には、なんとなくぴったりかもしれません。

出棺はこの曲かな。

そしてお葬式の最後には、やっぱりモンティ・パイソンのAlways Look On the Bright Side of Lifeをかけて欲しいです。

このボストンファンの友達は、中学以来音信不通なんだけど、もしも本当にお葬式でボストンのDon't Look Backかかったら、それはそれですごくかっこいいな。

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2017年10月3日火曜日

チャーリーのバイト

娘のチャーリーがバイトを始めました。

9月に高校に入ってからいくつかのバイトに応募したのですが、どこからも返事が来ませんでした。

ネットなどで募集を見て応募したのですが、なかなかこういうやり方じゃ仕事って見つかりませんね。都会だと違うのかもしれませんが、この辺の田舎だと、自分で履歴書を持って足を運んでいかないと、返事すら来ないようです。

それで、知り合いが近所のパブレストランで長く働いているので、なにか空きがないか聞いてあげました。そうしたら1週間後くらいに電話がかかってきて、面接も何もしないうちから、「じゃあ土曜日からに働きに来て。」ということでした。

時給は最低賃金。しかも17歳以下の最低賃金なのでたったの4ポンド5ペンスです。そんなに少ないんじゃなあと思っていたんだけど、チップがもらえるらしい。しかも土曜日はチップの掻き入れ時だそうです。私はチップのもらえる仕事なんてしたことないから、興味深々です。話を聞くと、受け取ったチップはすべてまとめられて、全員で分けるシステムになってるらしい。

このパブは海のまん前にあります。このあたりのパブレストランの中では一番評判がいい、なかなか素敵なレストランです。

10年位前にマイケルジャクソンのお兄さんのティート・ジャクソンがこのあたりに家を借りていたことがあったのですが、ある晩は彼がバンドを連れてここに丸秘でやってきて、急遽ドアを締め切って夜中までジャムセッションをしたこともありました。

チャーリーは今日で3回目のシフトだったんですが、すごく楽しそうです。

疲れすぎないかとか、勉強する時間がなくなるんじゃないかとか、心配がないことはないんですが、本人が楽しいならいいか。

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2017年10月1日日曜日

ねこあつめ

私はゲームは時間の無駄だと思ってるので基本的にやらないんですが、最近凝っているのがねこあつめです。

最初にこのゲームを知ったのは、夏前に子供たちが二人ともやっていたから。 18歳と16歳というのに、すごく盛り上がってやってました。

日本のゲームのようなんですが、英語で設定できるので、イギリス人の子供というかティーンエージャーの間で流行っていたみたい。

ルイの友達などは、2ポンドで猫通貨の「金の魚」を買っていました。

架空の猫を呼び寄せる架空のえさを買うための架空の通貨を、本物の現金を支払って買うんですね。なんというか、経済学の奥深さを垣間見るというか、「富」ってこんな風に作り出すことも出来るといういい例です。最近の日本語では課金っていうんですか?

どんなゲームかというと、えさとおもちゃをこの通貨を使って買って、猫を家におびき寄せるというだけの単純なゲームです。猫がえさを食べにやってくると、帰るときにお礼に金か銀の魚を置いていってくれて、これが猫通貨なのです。

猫が来たらどうなるのか。猫の写真を撮って、猫アルバムに入れることが出来ます。それから家の模様替えをしたりすることも出来ます。こんな感じ。


それだけ。かわいいゲームじゃないですか。猫は50匹くらいいるんですが、なかなか姿を見せない猫とか、ある特別なおもちゃにしか寄って来ない猫などがいて、全部の猫を集めるのがゲームのゴールのような感じです。

それとは別に、時々気が向けば、猫がプレゼントを持ってきてくれます。 たとえば、かまぼこの板とか使用済みのカイロとか枯れた球根とかセミの殻とか。かわいいですよ。うちの猫なんてねずみの死骸しか持ってこないのに。

なんというか、軽く癒されるゲームです。

 
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2017年9月30日土曜日

人体解剖

今週はルイの新生活の2週間目でした。1週間目はレクチャー等は一切無しで、ただただ毎日パーティーとか新歓行事に明け暮れました。今週からやっと授業だったんだけど、ちゃんと起きられるかとか、お金は残っているのかとか、このまま毎日飲み続けるんじゃないかとか、いろいろ心配でした。

ほとんど連絡はなかったんだけど、たまに来るメッセージからでは、

月曜は医学部の大きなパーティーがあり、皆相当羽目をはずしたらしい。
授業はちゃんと行った。
何とか自炊してる。
水泳部と野球部 のトライアルに行った。

というようなことが伺えました。

木曜の夕方、「明日は解剖」というメーッセージが来たので、今日詳細を聞いて見ました。何を解剖するんだろう?もしかして人間?

するとこれは、やはり人体解剖でした。グループごとに遺体を割り当てられて、この遺体を1年間使わせていただいて、勉強するとのことです。75歳くらいの男性とのこと。ま、昨日は初日だったので、自分たちは何も解剖しなかったと言ってました。やり方とかの説明だったのかもしれません。

女子学生が一人気絶したそうです。

そういえば去年別の大学の大学訪問で解剖室を見たとき、壁に解剖当日の心得として、前日早く寝ること、暖かい衣類を身につけること(解剖室は寒いので)、朝ごはんを食べてくることと書いてありました。気絶する学生ってよくいるんでしょうね。

イギリスの医学部は、大学によって、あらかじめ準備された遺体の部分部分を解剖するというカリキュラムの大学と、全身を解剖する大学があり、全身解剖を行う大学はそれが募集要項の売りのひとつになっていたりします。(全身解剖はちょっと無理みたいな学生もいるでしょうし、ぜったいやってみたいという人もいるでしょう。ルイはやりたい派。)

そのくらいの、医学部生活のハイライトみたいなイベントを、新歓ウィークで遊び呆けた学生たちに いきなりやらせるとは、さすが。天晴れです。そのくらいのストレートパンチを受けて、ルイも自分がなぜロンドンの大学にいるのか、肝にしっかり命じてくれていることでしょう。

人間にとって、人生で一番価値ある所持品は肉体。その肉体を使わせていただいて、勉強しているということを、くれぐれも忘れないで欲しいです。

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