2015年12月30日水曜日

アンティークの宝飾品

先日デイブのお父さんの家に行ったときに、10年位前に亡くなったお母さんの遺品のアクセサリーを手渡されました。亡くなった時に、デイブの妹や義理姉たちと私のところに行くようになっていたらしいのですが、ずっと忘れていて、先日家を引越ししたときに出てきたそうです。

 3つあったのですが、どれも鑑定士の鑑定済みで、推定価格と宝石の種類などが書かれていました。値段は全部あわせて2万円弱です。

 これは一番安いもの。石の名前はBlue Glassとあり、B.F.Wingと書かれていたのですが、これがどういう意味かは調べてもわかりませんでした。

私的にはこれが一番気に入っていて、早速出かけるときにつけてみました。

これはFrench Jetと書かれていました。調べてみると、ビクトリア時代の”Mourning Jewellery'とのこと。ビクトリア女王の夫のアルバートが亡くなり、悲しみくれた女王は1年間の喪の期間を強制しました。それで、この時期、こういった黒い「喪中の宝飾品」が流行になったそうです。


そして一番値段が高く鑑定されていたのがこれ。Gold Onyxという石というか材質らしい。そして調べてみると、これもビクトリア時代の、”Mourning hair brooch'とのこと。

このブローチの裏に、織られた布のようなものがあるのですが、これが実は、故人の髪の毛が織り込まれたものだそうです。ちょっと不気味と言えなくもないですね。時代がビクトリア時代ということは、デイブのお母さんのおばあさんなんじゃないかと言うことになります。あ、もちろん女性の髪の毛とは限らないか。

もらったときは、ちょっとした金目のアンティークの宝飾品をもらったくらいにしか思いませんでしたが、調べてみると、いろいろわかって、興味が湧いてきました。アンティークが好きな人の気持ちがちょっとだけわかったかな。一番上の青いネックレスも、もっと調べたいです。

実はこのほかに、大きい戸棚と柱時計ももらいました。こちらの話はまた明日にでもします。

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2015年12月29日火曜日

Searching for Sugar Man、すごくいい映画を観ました

クリスマスの日に家族で、DVDですごくいい映画を観たので、紹介します。

この映画は1年ほど前に、大学のときの友達が勧めてくれて知りました。そのときに調べて、面白そうだから見たいなあと思ってそのままになっていたのですが、11月にアマゾンで買い物をするときに送料無料にするために、思い出して他の買い物と一緒に買いました。それを怠け者ルイが私から買い上げ、 クリスマスプレゼントにくれました。(この合理的システム、結構好きです。)

映画のタイトルはSearching for Sugar Manと言います。アメリカのあるミュージシャンについてのドキュメンタリーです。2012年にドキュメンタリー部門でアカデミー賞に輝きました。

1970年代に、アメリカでロドリゲス というシンガーが2枚アルバムを出します。周りのプロからの高い評価にもかかわらず、おそらく彼がメキシコ人であることから、ろくにプロモーションもされず、米国音楽シーンからあっさりと消えます。それで音楽をあきらめて、デトロイトで貧しい地区の小さな家に住み、工事現場などの肉体労働をして家族を養って暮らしていました。その頃を知る人達によれば、「ホームレスよりちょっとましな程度。」といった苦しい暮らしぶりだったそうです。

ところが彼がまったく知らないところで、彼の音楽が、アパルトヘイト下の南アで、白人の若者間での政府とアパルトヘイト体制に対する反対運動のシンボル的な音楽になります。当時は南アの中流の家庭のレコードコレクションには、ビートルズのサージェントペッパーズと、サイモンとガーファンフルの明日にかける橋と、このロドリゲスのコールドファクトというレコードが必ずあるとまで、言われていました。南アでは、一部ではエルビス以上に人気があったとまで言われていたそうです。

それだけレコードが売れていれば、印税が入ってきてもよさそうなものなのに、 彼のところには1セントも入ってこなかったし、南アで売れていることもまったく知らされませんでした。レコード会社が印税を、ロドリゲスに知らせることなく一切うやむやにして、着服していたのです。(この辺の音楽産業の汚さについても、ちらりとドキュメンタリーで触れられています。)

南アはその頃厳しいメディア規制があり、南ア人はロドリゲスのことを何も知りませんでした。そもそもアメリカでもまったく無名だし、情報そのものがなかったのかもしれません。

そのうちに、ロドリゲスは ステージで、焼身したかガンで頭を打ち抜いて自殺したとの噂が広まりました。

それで90年代に、二人のロドリゲスファンが、この噂の真偽を確かめ、ロドリゲスがいったいどんな人物だったのかを知るための調査を始めました。ネットでの情報収集を始め、牛乳のカートンに広告を出したり、南アとアメリカのレコード会社に連絡したりと、かなり本格的に調査したようです。

ここまでが前半です。後半はぜひ映画を見てください。
とにかく、ここ数年見た中で一番いい映画でした。私だけでなく、家族も子供たちもみんな同じく感動してました。私は見終わって早速アマゾンで、この映画のサウンドトラック(ロドリゲスのオリジナルの曲)のCDを注文したし、子供たちは翌日は二人とも鼻唄で「シュガ~マ~ン・・・・」と歌ってました。

ちなみに日本語では、「シュガーマン奇跡に愛された男」というくさい邦題がついてます。

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2015年12月26日土曜日

クリスマスの食事

もう日本はすっかりクリスマス気分は抜けた頃かもしれませんが、イギリスではクリスマスホリデーが始まったところです。

今日はエクセターに買い物に行きました。いろいろあり、たくさん買い物できたものの、私はもう「一生服は買わない。」と決心して帰ってきました。

昨日のクリスマスディナーの写真を載せます。
手作りクリスマスクラッカー

前菜はえびとサーモン

ローストビーフ。我が家は皆レアが好き。

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デザート。一番上のトライフルは、直径30センチ、高さ20センチくらいあります。
しぼんでしまったけど、りくろーおじさんチーズケーキが、一番好評でした。





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2015年12月23日水曜日

ギリシャの移民大臣

ヨーロッパの難民危機が大変なことになっているのは、日本でも報道されていることでしょう。

先日テレビのニュースで、ギリシャの移民大臣がインタビューされていました。

「(ヨーロッパの他の国からは、国境を閉ざせとプレッシャーがかかっているものの)ギリシャは国境を閉ざさない。海の国境は陸の国境とは違う。難破しかけていたり、海に漂っている船があれば、ギリシャは救済をし続ける。ギリシャは難民の船を沈めることはしない。」

と、きっぱりと語っていました。

「ギリシャは船を沈めない」というくだりは、「他の国が示唆しているように」と、言葉にはしていなかったけど、そんな意図に聞こえました。

これを聞いて、なんかギリシャを見直しましたよ。

ギリシャって、ヨーロッパ内では、お情けで行きがかり上仕方なくECに入れてもらってるような印象が今までありました。特にここ数年の財政危機で、本当にヨーロッパのお荷物感が強まっていたと思うんですよ。

それなのに、国民が平気で「緊縮財政反対」に投票するような国。

でもこの移民大臣のインタビューを見て、ギリシャってやっぱり腐っても、あの歴史あるギリシャなのだなあと感じました。懐が深いというか。

ま、そこがギリシャのいいところでもあり、現在の経済問題の原因でもあるんだろうけどね。

それにしてもこの問題、今年は暖冬だけど、ヨーロッパに大寒波が 訪れるまでに、とりあえず何かしないと、大勢の子供たちが死んでしまうんじゃないだろうか。心配です。

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2015年12月22日火曜日

ルイのバイト

いよいよ今週から学校もお休みで、クリスマスモード。。。。のはずなんですが、ルイが昨日から薬局でバイトを始めました。おととし学校のワークエクスペリエンスで1週間行った薬局です。

理想的には、土曜と学校のお休みの時期にバイトできればいいんだけど、履歴書を持っていってから気づいたんだけど、ここは医者に隣接した薬局なので、土日はお休みなのでした。なのでこのクリスマスホリデーに、はじめてちゃんと働きに行きます。

仕事は9時から5時まで、クリスマスイブまで働いて、クリスマスホリデーは25日から28日までお休みで、その後また大晦日までバイトなので、忙しいです。医者の隣の薬局って、きっとクリスマスイブとか大晦日とか、祭日の前が一番忙しい気がします。

ルイの友達は、9月に上の学校に上がって以来、皆バイトを始め、ルイだけが、「勉強できても、仕事が見つけられないのか。」などと言われてましたが、やっと仕事が出来るようになって、本人も親も嬉しいです。

また詳しく書くと思うけど、イギリスの大学の医学部に行くには、学校の成績はもちろんのこと、病院や医療関係でのバイトとかワークエクスペリエンスがないと、入れないようになっているんです。(結構理不尽と思う。)なので、お金よりも何よりも、とにかくこの仕事が見つかって、ほっとしてます。

今日は、「糖尿病でも大丈夫な咳止めってありますか。」と聞かれたらしい。そんなの絶対にアドバイス自分でするな~、たとえ知っていても薬剤師に聞け~、と釘を刺しておきました。

時給は最低賃金と聞いていたので、16-17歳の最低賃金の3.50ポンドかなと思っていたら、18-20歳の5ポンド30払ってもらえるとか。本人は早速、絵に描いた餅を数えています。

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2015年12月21日月曜日

ルイのバンドのライブ

昨日はルイの新しいバンド、SleepMudの初ライブでした。

この街の、小さいけれど結構由緒ある、知られるところでは知られているライブハウスでのギグ。4つのヘビメタバンドがそれぞれ小一時間ほど演奏しました。ルイのバンド以外はプロなので、ルイたちはいわゆる前座ですが、プロの前座ですから、これが第一歩だ。

サウンドチェック風景
こちらがルイ
始まったら、ライティングとスモークで、あんまり見えなかったよ~
ルイと友達のアリステアは、前のバンドから一緒にやっていました。その二人が、先輩のクロスビーとダンのバンドに参加する形で半年ほど前に結成されたバンドです。ルイとアリステアの前のバンドは、完全なアマチュアバンドでしたが、クロスビーとダンは実績のあるミュージシャンで、すごくうまいです。やっぱりこの二人が、バンドのキーメンバーという感じ。

ポールとジョンというか。

ミックとキースというか。

カートとデイブというか。

・・・って、切りないか。

ルイはアニメ「ワンピース」で今ちょうど、「ルフィ先輩」の場面なので、二人のことを、クロスビー先輩、ダン先輩と呼んでます。(センパイって一部イギリスやアメリカのアニメファンの間では、使われ始めている日本語とか。)

前座なので早く始まったので(7時)その頃はまだすいていましたが、ルイたちの友達がたくさん来てくれました。二つめのバンドくらいから、だんだん混んできて、ライブハウスという感じになってきました。

私はヘビメタ苦手だけど、結構ルイたちのバンドは、ヘビメタXプログレという感じで、聞けました。

バンドで50ポンドギャラをもらったそうです。4人で山分けしたら、12ポンド50ペンス。

ルイのミュージシャンとしての初収入です。

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ツリーを飾りました

あまりの遅さに、周りからあきれられるを通り越して、驚かれるくらいでしたが、やっと今日クリスマスツリーを買いに行ってきました。

スーパーやDIYショップやガーデンセンターで簡単に買えるんだけど、うちは毎年のように、車で20キロ近く運転して、クリスマスツリーファームに行って切ってきます。それがクリスマス前の楽しい家族の行事だったんですが、今年はチャーリーが友達の家に誕生日パーティーに行ってしまって、おっさんとルイと私でした。何をするにも、チャーリーがいないと寂しいです。

木は何百本も植えられているのですが、なかなかぴったりのイメージのものがありません。

「1時間くらい探して、「いいの無し。帰ろう。」って言うことになったりして。」と、冗談を言ってたのですが、本当に45分くらいうろうろしても決まらなかったので、冗談ですまないのではと心配になりました。

がやっと見つかり、お姉さんに電動のこぎりで切ってもらって、支払い場所まで移動。

8フィート(2.4メートル)で32ポンド。たぶん相場よりは安いけど、やっぱり高い!

いろいろあり、夜10時過ぎにデコレーション完了。

家に入ったとたんに、もみの木の匂いがします。これが我々にとってはクリスマスの匂い。

しかし、うちは毎年、本当にツリーを飾るのがぎりぎりで、これが終わるとクリスマス休みって言う感じがします。だから、ツリーを出した後で仕事に行くなんて、すごく嫌です。

私は明日から仕事お休みで、子供たちも学校は終わりなんだけど、ルイが薬局でバイトを始めて、その初日です。だから今ひとつ、クリスマスのんびりに浸りきれません。

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2015年12月19日土曜日

全身麻酔で手術しました

今週、全身麻酔で簡単な手術をしました。手術室に入ったのが午後4時で、5時半に意識が回復し、7時過ぎには家人が車で迎えにきて、病院を出ました。

病院を出ると、24時間は車の運転や機械の操作、重要書類の署名などは禁止されてます。そして24時間は誰かと一緒にいるようにとのことでした。とはいえ、翌日は家人は仕事があったので、朝には出て行ってしまいました。まあ、一晩家に誰かいれば、まあいいでしょう。

私の隣にいたおばあさんは、一人暮らしで、娘さんがどうしても24時間一緒に入れないということで、看護婦さんに泣きつかんばかりに、一晩入院させてくれと頼んでました。病院は満床とのことだったのですが、何とか一ベッド見つかったようでした。看護婦さんたちは、しばらくあちこちに電話して、ばたばたしてました。

昨日のローカル新聞には、この北デボン総合病院が満床の危機という記事がちょうど出ていました。それで入院が必要な人も、強引に退院させられる危険があるとのこと。

まさに目撃したとおりでした。

私は入院したり病院に行ったりするのが嫌ではないし、立場上と性格上、家に帰ったら安静などなかなか出来ないですから、本当は1泊くらい入院してもよかったんですけど。

でも、本当のところは、やっぱり必要がない人は、退院したほうがいいでしょうね。

最近は、病院で、抗生物質が効かないばい菌に感染するリスクもあるし。それに、家に帰ると、お茶ひとつ入れるにも郵便取りに行くにもテレビ見るにしても、ちょこちょこ動くけど、病院じゃ運動量がぜんぜん少なくなります。傷って、ある程度運動しながらくっつかないと、うまくきれいにくっつかないらしいですよ。

ま、そういうわけで、今は普通にしてますが、やっぱりまだ疲れやすい。全身麻酔が体から抜け切るまで、ちょっと時間かかるのかな。

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2015年12月18日金曜日

今年をちょこっと振り返ってみました

今年はなんだか長い一年でした。

1月にパリでテロ事件があり、そのすぐ後の2月に家族でパリに行って、春には子供たちがカナリア諸島に水泳の合宿に行き、夏には日本に行って。そしたらまたパリでテロ事件。

2月にパリに行ったことがすごい昔のような気がします。

毎週金曜の夜、アシュタンガヨガをする人達が集まって、一緒にヨガをする「自主練習」のセッションがあります。私もそれに、先生としてではなく、ただの参加者として参加してます。

今日はその後、一人の人の家に行き、ちょこっとお酒を飲んだりと、小一時間ほどのミニ忘年会でした。

このグループは今年の春くらいに始まったと思うんだけど、「まだ1年も経ってないのか。」と、皆感じていました。

私はこのグループが始まって、ますますヨガが楽しくなったし、友達も増えてすごく楽しいです。

そして5月からは、月に一度くらい、エクセターまで、ロンドン時代のヨガの先生の ワークショップにも参加するようになりました。

どれもこれもすべて今年始まったことばかり。

一年ってあっという間だなあって思うことが多いんだけど、今年に限っては、いろいろあった一年でした。

あ~、早くすべてを投げ出して、半年くらいインドに行きたい~。

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2015年12月15日火曜日

クリスマスツリーがまだない件

今週はミンスパイづいてます。ミンスパイって言うのは、手のひらに乗るくらいの小さいパイで、中にミンスミートと呼ばれる(でも肉ではない)、レーズンなどのリッチな味の果物がベースになった具が入っているものです。

これがクリスマス前によく食べられるんですよ。ミンスパイといえばクリスマスだけど、実際にクリスマスが来てしまえば食べなくなるという、時期が微妙な食べ物。期間的には、12月1日から24日の間に食べるのが一般的です。

忘年会というほどではないけど、クリスマス前のちょっとした集いで必ず出てきます。私も、昨日はヨガのクラスの後に私の家に生徒さんたちが集まりミンスパイ。今日もヨガの後で、村のホールでミンスパイ。

ところでその集いに人が来たときに、我が家にはクリスマスツリーもデコレーションも全然ないので、クリスマス祝わないの?とまで聞かれました。

別の若い女性にも今日、「まだクリスマスツリー出てないの?????!!!!!!」と、無茶苦茶驚かれました。

まだ15日なんですけどね。ショッピングモールや町には11月末か、遅くても12月始めには出てます。が、うちはまだぜんぜんクリスマスモードじゃないですよ。

我が家は毎年本物のツリーを買うか、クリスマスツリーファームに切りに行くのですが、売り切れると困るから、毎年私は結構この時期、「ね~、そろそろ買う?」という感じにそわそわしてきます。

でも今年は子供たちも大きくなってきたしな。もしも私以外の誰も言い出さなければ、それはそれでよし。

実は庭(草原)の端っこのほうに、クリスマスツリーになりそうなもみの木が数本生えてるのを3年ほど前発見したんですよ。いざとなったらこれでいこうと思ってます。

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2015年12月14日月曜日

前世の記憶?

前世に関係あるかないかわからないけど、ルイが小さいときに、2歳下のチャーリーを、何の脈絡もなく、違う名前で呼び続けた時期がありました。

チャーリーが2-3ヶ月から1歳くらいまで、Nina(ニーナ)と呼んでました。これがどこから来るか、ぜんぜんわかりません。Ninaって言うのは女の子の名前だけど、私が今までその名前を聞いたのは二人しかいません。(しかも一人はロックミュージシャン)。珍しい名前です。当然2歳のルイが聞いたはずがありません。



そのあと半年くらい、Minmin(ミンミン)と呼んでました。ギルバート&サリバンのオペラ「ミカド」のヒロインがミンミンという名前ですが、イギリス人の名前ではないです。中国の名前?

(そういえばパンダにいましたっけ、ミンミンって?)

・・・っと思ってたんですが、知人にNaomiという名前の女性がいて、その人のニックネームがMinなので、女性の名前としてありえないわけではない名前です。まあどちらにしても、3歳くらいの男の子が知っている名前ではありません。Naomiというのは、結構古風な名前です。



そしてそれが落ち着いてそのあとは、数ヶ月、タビタと呼んでいました。タビタという名前も聞いたことないけど、イギリスの女性の古臭い名前で、Tabitha(タビサ)という名前があります。Thaは簡単にTaになるので、Tabithaのことかもしれません。これも、幼い子供が知っているような名前ではないです。

それにしても、このどれもが、唐突にルイがチャーリーを呼び始めた名前で、しかも何ヶ月もその名前で呼んでいました。そしてどれも、ありえなくもないという女性の名前。しかも、小さい子供が思いつくような名前でもないんです。

呼び方も、別に面白がってとかふざけて呼ぶわけでもなく、ごく普通に、まさにそれが本名のようにそう呼んでました。

自分のことをディッチと呼び続けたこともあり、私たちは、「ルイの前世の記憶かも」と冗談半分で言ってました。

それが私はここ数年、輪廻とか前世とかに興味を持って、いろいろ調べたりしてるものだから、ますます何か前世と関係あるのかと思ってます。

もっといろいろその頃聞いて置けばよかったようなものだけど、本当にあの頃は幼児だったからなあ。

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2015年12月13日日曜日

ルイちゃんの勘違い

子供たちが幼い頃にやらかした話が続いておりますが、今日はルイの話。

ルイが小学校に上がって半年ほどした頃、5歳のときの出来事です。学校から絵やら作文やらを持って帰ってきました。

その中に、自分の名前を練習したシートがあり、直されていました。ルイの苗字はWoodwardというのですが、Woobwoobと書いてあったのです。

小さい子供はbとdをよく間違えます。だから仕方ないですね。それにしてもWoobwoobとは。それでWoodwardと書ける様に教えてあげようとしました。

そしたらルイには珍しく、「僕はそんなものは書かない。」と言い張るのです。どうして強情を張るのか。詳しく聞いて見ると、なぜWoodwardと練習しないといけないのかと言うのです。

「僕の名前はWoodwoodなのに!!」

ルイちゃんって、5歳まで自分の苗字が、Woodwoodだと思ってたんです。だからWoobwoobって書いてたんですね。

名前といえば、ルイは自分の名前も、ルイではなく「ディッチ」だと主張してました。2歳過ぎまで続いたと思います。

ある日スーパーのレジで並んでいると、おばあさんがやってきてルイに話しかけ、「坊や、名前は?」と聞いたら、「ディッチ・ウッドウォード」とはきはきと答えてました。

ディッチってどういう意味か、誰もわかりません。なにか前世の記憶で、自分が「丁稚」だったと言ってるのか?それとも英語のスラングではTitchyというのは小さいという意味なので、そのこと?

前世の記憶といえば、またルイのことで思い出したことがあったので、これはまた別の日に書きます。

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カルロス・アコスタ

カルロス・アコスタって知ってますか?最近引退した、キューバ出身のロイヤルバレエの男性のプリンシパルです。黒人では初めてロイヤルバレエでプリンシパル(つまり主役)になったダンサーで、ここ10年以上、イギリスのバレエ界では、人気実力ともに圧倒的な地位にあります。

 Image result for カルロスアコスタ

キューバという比較的貧しい国から、どうしてこの地位につけたのか。興味はありましたが、なんとなく、親がバレエ関係とか、恵まれた環境からこの地位に上り詰めたのだろうと思ってました。

先日たまたまテレビでドキュメンタリーをやっていたので、見入ってしまいました。

彼はハバナの貧しい地区に生まれ育ったようです。子供の頃からブレークダンスが無茶苦茶うまかったそう。高学年になると、町の不良(死語か?)と付き合うようになり、近所の人の勧めで、9歳から遠い町のバレエ学校に毎日通うようになりました。早朝にバスに乗り、夜は10時ごろ帰宅したそうです。

そこを卒業し、次は寄宿生のハバナの国立バレエ学校に進みました。キューバはバレエに力を入れていて、キューバ国立バレエ団は世界的に有名です。このバレエ学校は世界一大きいとか。

そこでは割と裕福な家庭の子息が多かったので、カルロスはそこでも窃盗などの問題を起こしたようです。

しかしバレエだけは熱心で一度もレッスンを休んだことがなく、校長先生の目に留まり、ついにスイスで行われる国際大会で優勝し、ロイヤルバレエに進みました。

ここまで書くと、普通のシンデレラボーイみたいな話ですが、その環境の違いを考えると、すごいことだなあと思うのです。

イギリスですら、バレエの世界というのは恵まれた環境です。ダンスとか音楽とか、こういった習い事はお金がかかりますし、そもそも階級社会のイギリスでは、バレエは中産階級のお稽古事です。

Billy Elliot(リトルダンサー)の映画みたいに、労働者階級からロイヤルバレエに進む人もいるとは思うけど、周りの人達を含めた環境に順応するのは大きいカルチャーショック。だから、ハバナの不良少年だったカルロスが、ロイヤルバレエのような世界に馴染むのはすごいことだったんじゃないでしょうか。

もしかしたら、うまくやっては来たものの、馴染んだわけではないのかもしれません。その「不馴染みさ」が、彼の圧倒的カリスマの要因かも。

彼のプロジュースしたカルメンがこのクリスマスにテレビ放送されるそうです。日本でももしかしたら見れるかもしれませんね。

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2015年12月11日金曜日

チャーリーと隣の猫のかわいい話

この話は我が家では有名なので、ここにも書いたことあるはずとおもって探しましたが、見つかりませんでしたので、はじめます。

今から10年以上昔のこと。ルイがいなくてチャーリーは家にいたので、多分チャーは2-3歳くらいだったと思います。その頃うちには猫がいなかったんだけど、隣にジンジャーボブというメス猫がいて、時々うちに遊びに来ました。

チャーリーはテレビで仔猫が牛乳を飲んでいるのを見て、自分もジンジャーボブにミルクをあげたいと言い出しました。でもジンジャーボブは大人だから飲まないよといったら、不服そうでした。

その数日後、私は一人で庭仕事をしていました。チャーリーは一人で家にいます。それで気になるので、裏口から様子を見に行くことにしました。

ドアを開けると、ジンジャーボブが大慌てで飛び出してきました。床を見ると、なみなみと2リットルのミルクが注がれた洗い桶があるではありませんか。そしてそこにいくつかキャットフードが浮いています。チャーリーが猫にあげようと、2リットル入りの牛乳を全部あけて、でもジンジャーボブは飲まないので、キャットフードを入れたに違いありません。

・・・・・・・・・・

でも相手は幼女、お母さんここで叱ってはいけません。冷静に、「あらあら、仕方ないわね。お母さんが今、外をちょっと片付けて戻ってくるから、ミルクはそのままにしておいてね。」と言って、2分後に泥だらけの長靴を脱いで入ってきました。

そしたら、例の洗い桶が空なんです。牛乳はどこに行ったのかとチャーリーに聞くと、「ゴミ箱に捨てた。」って。

流しの下のゴミ箱を見たら、牛乳がなみなみと入ってました。

この時点でお母さんの怒りの堰が切れました。。。。。

それにしても、このゴミ箱大きくて、床から70センチくらいの高さなんですよね。2リットルの液体が入った洗い桶を持ち上げて、そこに流し込むとは、2歳児としたらすごい腕力ですね。

この話はチャーリーは長い間、「幼少時代の汚点、およびトラウマ」となっていて、この笑い話を我々が人に話そうとするたびに、むちゃくちゃ怒ってました。今はさすがに、本人も笑ってます。

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2015年12月10日木曜日

ヨガの生徒さんとランチ

月曜のヨガの後、今は友達の生徒さんにに、「じゃあ明日XXX(レストランの名前)でね。」と言われました。私は目が点。そんなのすっかり忘れてたどころか、そんな約束したのすら覚えてません。どうやらヨガの生徒さんたち6人と私でランチの予定だったようです。

記憶にないものは仕方ないし、しかももう別の予定が入ってます。 それで、そう言って謝ると、「え~、何で予定帳に書かなかったの~?!」と、彼女にしたら結構強いリアクション。すみませんと平謝りで許してもらいました。でもまあ二人で行く予定だったわけじゃないし、まあ私一人くらい抜けても大丈夫でしょう。

で、その当日。朝の予定が来週になり、急に時間が空きました。それでその友達に電話して、やっぱり行けることになったと 言いました。

ランチは海のまん前のホテル内。観光客や初老のグループが多く、あんまり若者が集う場所ではありませんが、とにかく景色がきれいです。壁一面ガラスの海が見える席を予約してありました。

食べたのはスカンピ・ラップ。こちらです。飲み物はペリエ。食後はコーヒー。


普段あんまり話をすることがない人達も交え、ゆったりとしたちょっと贅沢なランチでした。

伝票が来て、じゃあ一人20ポンドずつね、ということで財布を出そうとしたら、「あなたはいいのよ。」とのこと。「私たちの先生に、みんなからのクリスマスのプレゼントのランチよ。」と言われました。

上記の友達が、私がすっかり忘れてすっぽかしそうになってちょっと怒ってたのは、こういうことだったのですね。

ありがとうございました。すごくおいしかったし、嬉しかったです。すっぽかさないでよかった。

お礼というわけではないですが、例年通り、月曜は生徒さんたち20人強をヨガの後のコーヒーとミンスパイに招待しました。ただうちに来て、1時間弱コーヒーとミンスパイを食べるだけですが、結構毎年楽しんでいただいてるようです。

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私の座った席からの景色。ガラス越しです。

2015年12月9日水曜日

ドナルドトランプ発言

アメリカの共和党の大統領候補の候補のドナルドトランプが、「イスラム教徒は入国させない。」という発言をしたことは、多分日本でもニュースになったかと思います。

それについてトランプ氏は、「世界中でも同じだ。たとえばロンドンでは、過激派を恐れて、警察が立ち入れない区域がある。」と発言を重ねました。

 それを受け、ロンドンの市長のボリス・ジョンソンは、「警察が怖がって行けないような地区はロンドンにはない。僕はたまに、ニューヨークで怖くていけない地区があるが、それはドナルドトランプに出くわすことを恐れているからだ。」と答えました。

 他国、特にアメリカの選挙には口を挟まないという慣例を破り、カメロン首相も「これはまったくの嘘だ。そのような事実はまったくない。」と否定しました。

そしてイギリスでは、昨日以来「ドナルドトランプをイギリスに入国させないための署名」が集められ、1日にしてすでに33万件も集まったそうです。(ちなみにイギリスの人口は6500万人。ざっと200人に一人。)

この件でトランプ氏の国際政治界での信用は地に落ちたようなものですが、こういった意見は、イギリスのUK独立党みたいに、大衆には 「よう言った。えらい。」と受け入れられたりしやすいですから、案外支持率は上がるかもしれませんね。

そうしたら、民主党の候補者がヒラリークリントンになり、一騎打ちになったら、やっぱりさすがにクリントンが勝って、歴史初の米国女性大統領の誕生になるかな・・・・・って言うのは考えすぎ?

でも本当にまさかが本当になって、ドナルドトランプが大統領になったりしたら、世界はどうなるんでしょうね?

光が強くなると影も濃くなりますから、そうなったら、宗教、人種、性別を超えた平和平等を望む力がさらに団結し、世界は一層すばらしくなる。

って、楽観しすぎ?

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2015年12月7日月曜日

子供たちの面白い思い出話

クリスマス前になると思い出す、子供たちのかわいい話があります。(今は17歳と15歳ですが)

うちから、ロンドンなどに車で遠出をするときに、高速道路に入る前に、エクスムーアという、まあ言えば国立公園の様な自然(野生)の中を切って走る大きい道路を走ります。そこに、野生動物に注意の道路標識が出ています。

これです。

昔、ルイが5歳、チャーリーが3歳くらいのとき、車でここを走っていると、バックシートからこんな会話が聞こえてきました。


「あ、ルイ~、トナカイの標識だ。」
「違うよ、チャーリー。あれはただの鹿だよ。トナカイは空を飛ぶんだよ。」

かわいいですね~。

それから車の中の会話では、可愛いと言うか、???という、こんな会話を覚えています。

「ルイ~、おなかの中の人達はバナナだと思うよ。」
「違うよ、あの人達はポテトフライだよ。」

運転しながら、????????????????????????????????????っと思ってました。

後で聞いてみると、人体の仕組みの絵本に、小さい人間がおなかの中で食べ物を運んでいるのをみて、「おなかの中に人間がいるわけはない。なんと子供だましな。あれはきっと、なにか食べ物に違いない。」と思ったようでした。

あ、あんなかわいい頃が懐かしいわ~。

そういえば、チャーリーと隣の猫の、むっちゃかわいい話も思い出したので、それは明日書きます。

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2015年12月6日日曜日

一人の夜

先週の話ですが、子供たちの学校が金曜がお休みでした。それでルイもチャーリーも、それぞれ友達の家に木曜の夜、お泊りに行くことになりました。たまたまこの週はデイブも中東に出張中。ということは、もしかして私一人?

きゃ~うれし~!!!!

っと内心思いましたが、「じゃあお母さん今日一人だわ」と子供たちに言うと、「お母さん、一人でかわいそう~」という反応でした。

いえいえ、そうじゃないのよ。お母さんは嬉しくて嬉しくて仕方ないけど、それを隠してるだけです。

思えばルイを妊娠したとき、友達と、「この子が16歳くらいになってキャンプか何かに行くまで、子供なしの自由の夜は来ないなあ。」としみじみ語り合ったものでした。(そして実際には、これは95パーセントくらいは本当でした。)

その夜は私は働いていたので、9時前に帰ってきて、一人分の簡単なご飯を作りました。一人分の炊事って、比較にならないくらい楽・・・。テレビの前で食べました。

その後ちょっとテレビ見たりネット関係のことをして、いつもより1時間ほど遅く寝ました。朝は1時間ほど遅く起きました。

・・・・・・・・・・・・・・

確かに、朝寝が出来たのはありがたかったです。炊事が楽なのも。でもそれ以外は、そんなに普段と変わりませんでした。ちょっとがっかりでした。

子供がいない自分ひとりの自由な夜も、もう子供たちがこのくらいの年になると、あんまり変わりないものなのですね。ということは、知らないうちに、子供が一緒に住んでいても、ほとんど手がかからなくなったということです。

今は、大変なのは、子供をあちこち運転して連れて行くこと。でもこれもあと数年のことですね。

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2015年12月5日土曜日

ネパールレストランに行きました

人に薦められて、隣町のネパールレストランに行きました。

それがですね。水曜に予約したのですが、金曜の夜になって、間違ったレストランを予約したことに気が付きました。グーグルで番号を検索したんだけど、まさかこんなところにネパールレストランが2件もあるとは思わなかったし、しかも二つとも似たような名前なのです。きっとタージマハールみたいに、ネパールに関係ある有名な場所の名前から来てるのでしょう。ひとつはガーカ、もうひとつは、シェフ・オブ・ガーカという名前でした。

それで金曜の夜あわてて、最初に薦められたほうに電話しましたが、そちらはすでに満席だったので、間違えて予約したほうに結局行きました。

店は、こじんまりした価格ランク的には普通のレベルの大衆的レストランでした。 味も値段も、そして量もたっぷりで満足でした。料理が出てくるのがちょっと遅かったけど、急いでるわけでもなかったので、問題なしです。

難点は、同じようなカレー状態のものばかり注文してしまったことです。でもこれは自分たちのせいなので、今度からもっと気をつけてメニューを読んで注文しようと思いました。

ま、こういったエスニックのレストランに行くと、メニューを読んで頼んでも、何が出てくるかわからないというところが、また楽しいんですけどね。

最後の一口にたまたまチリの大きいのが入っていたのが、チャーリーが食べ終わったときに口が火事状態になったので、あわててラッシーを頼んだら、店のオーナーらしき人が、走るように大急ぎで持ってきてくれました。きっとこういうことたまにあるんでしょうね。

食後になぜかすごくミントチョコレートを食べたくなり、わざわざ街のスーパーまでアフター8というチョコを買いに行って、食べながら車で帰ってきました。

おいしかったけど、次回はもうひとつの、もともと薦められたほうにも是非行かなければ。

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ネパールビール。おいしかったです。

モモという名前の前菜。見かけ豚マンそのもの。



関係ないですが、家に着いたら車の走行距離が、ぴったり77777マイルでした。超ラッキーナンバー

イギリス人の若者の肉体の源

日本でも朝食シリアルって昔からありますが、イギリスでは人気が違います。まず90パーセントのイギリス人は、朝ごはんはシリアルといってもいいんじゃないかな。

まず準備が簡単だし(というか、ほぼ0秒)、食器洗いも楽。牛乳をかければそれなりに栄養あるし、果物を載せたりも出来る。安価。そして種類がたくさんある。おいしい。人気があるのももっともです。

イギリスでは、大きいスーパーの棚の一列全部がシリアルだったりします。種類も30-50種類くらいはあるんじゃないかな。

うちはルイの離乳食以来の朝ごはんがシリアルです。しかも10歳くらいから馬鹿食いするようになり、朝ごはんからどんぶり3杯くらい食べてました。小さめの350グラムいり位の箱なら、一食で完食です。

しかも朝ごはんだけでなく、水泳の前に食べたり、水泳後に食べたり、要するに小腹がすいたら、シリアルでした。

それがここ最近はこれがひどい。6th フォームスの学校(高校のようなもの)に進学してから、週に3回午前中で終わって、家で昼ごはんを食べるのですが、サンドイッチなどを食べた後に、締めはシリアル。晩御飯が早かった日は、寝る前の夜食もシリアル。

つまりひどいときは、朝ごはん、ランチの後、水泳の前、夜食と、一日4食もシリアルを食べます。栄養のバランスは悪くはないとは言え、さすがに糖分が多いですから、ここまでいくとちょっとまずい。

でも人の話を聞いてみると、中高生のいる家庭、特に水泳などのスポーツをする子供たちは、皆こんな感じのようです。特に夜食のシリアルは高校生の定番みたい。まあこのくらいになると皆夜更かしするから、お腹すくんでしょうね。

こうして考えると、イギリスの若者の肉体は、シリアルによって作られているといっても過言ではないのですね。

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2015年12月3日木曜日

今日のいい話 ウルグアイ

パリで環境問題のサミットが行われているようですが、ウルグアイでは95パーセントの電力が風力や太陽エネルギーでまかなわれているそうです。

ウルグアイもほんの15年前までは、電力は火力に依存していましたが、10年ほど前から再生可能エネルギーへの転化が始まりました。内容は、風力、太陽、バイオマス、そして水力発電だそうです。

これほどまでに 再生可能エネルギーへの転化が進んだのは、何よりも一番のキーは、強力な決断力だとのこと。つまり、民主主義に基づいた、パワフルな政治力だそうです。そして、国際金融市場での信用、自然の好条件、しっかりした公共企業がその要素です。

ちなみに、ウルグアイ以外で、再生可能エネルギーへの転換が進んでいるのは、以下の国です。

コスタリカ
アイスランド
パラグアイ

ただしこれらの国は、水力や地熱発電中心なので、地の利を利用した発電になります。ウルグアイの場合は、ひとつの方法に依存していないので、他の国のモデルにもなり得るというわけです。

イギリスで原子力発電に関する議論を聞いていると、再生可能エネルギーなんて理想主義の絵空事という論調ですが、実際にそれに成功している国があるというのは、心強いですね。

テクノロジーは世界のエネルギー問題、環境問題を解決すると信じてましたが、本当にそうなるんじゃないかと、わくわくしてきました。

元の記事はこちらです。

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2015年12月1日火曜日

CDが好き

音楽をネットでダウンロードできるようになって久しいですね。初めてItuneでダウンロードしたときは、レコード屋で売ってないようなマイナーなミュージシャンの曲などが簡単に手に入って、嬉しかったです。

その頃は、もうこれからは音楽はダウンロードが主流になり、誰もCDを買う人はいなくなるだろうと思われてました。実際レコード屋では大手でもつぶれる会社が出てきました。

それがですね、最近は我が家は誰もダウンロードしません。私だけでなく、子供たちも、ダウンロードよりCDのほうがいいそうです。

私は有料ネットダウンロード関係は、田舎でインターネット接続が不安定なこともあり、常にほんのちょっと緊張するので、やっぱりCDのほうが好き。そして子供たちは、CDのほうがアルバムカバーもあるし、やっぱりデータではなく「物」を手にしたいようです。

そして何よりも我々がCD派の一番大きい理由はアマゾン。だって何でも買えるし、ダウンロードよりも安いことのほうが多いし、しかもせいぜい3日も待てば届く。なのでダウンロードする理由がないです。今すぐ聞きたかったら、とりあえずYouTubeで探せば大体なんでもあるし。

ダウンロードしたら一応バックアップでCDに焼いてましたが、もちろんその手間も要らないです。

そう思っていたら、ネットでこんな話を目にしました。ソニーのディスクマンって知ってますよね。誰かがそれでCDを聞いていたら、若者にそれは何かと聞かれたそうです。それで説明すると、「それはすごい。CDを直接入れて聞けるのか。じゃあいちいちコンピューターに落として、Ipodに入れなくていいのか。」と言われたそうです。

何が便利かわかりませんね。

似たような話ですが、アップルウォッチの話。買った若者が、「これはすごい。(いろいろ利点を挙げた後)、しかも携帯電話をいちいち取り出さなくても時間が見れる。」と言ったとか。

ということは、我々の時代も捨てたもんじゃなかったということか。

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