パリで環境問題のサミットが行われているようですが、ウルグアイでは95パーセントの電力が風力や太陽エネルギーでまかなわれているそうです。
ウルグアイもほんの15年前までは、電力は火力に依存していましたが、10年ほど前から再生可能エネルギーへの転化が始まりました。内容は、風力、太陽、バイオマス、そして水力発電だそうです。
これほどまでに 再生可能エネルギーへの転化が進んだのは、何よりも一番のキーは、強力な決断力だとのこと。つまり、民主主義に基づいた、パワフルな政治力だそうです。そして、国際金融市場での信用、自然の好条件、しっかりした公共企業がその要素です。
ちなみに、ウルグアイ以外で、再生可能エネルギーへの転換が進んでいるのは、以下の国です。
コスタリカ
アイスランド
パラグアイ
ただしこれらの国は、水力や地熱発電中心なので、地の利を利用した発電になります。ウルグアイの場合は、ひとつの方法に依存していないので、他の国のモデルにもなり得るというわけです。
イギリスで原子力発電に関する議論を聞いていると、再生可能エネルギーなんて理想主義の絵空事という論調ですが、実際にそれに成功している国があるというのは、心強いですね。
テクノロジーは世界のエネルギー問題、環境問題を解決すると信じてましたが、本当にそうなるんじゃないかと、わくわくしてきました。
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2 件のコメント:
そうか。何事も本気で決意すれば解決策はあるはずだと思うから、本気になれば再生可能エネルギーだけで地球人がみんな生きていく方法はあるんだろうね。
でも、ウルグアイと、先進国の使用する電力の量はめっちゃ違いそうだから、先進国が同じことやろうとしてもなかなか難しいんだろうな・・・ということは想像出来ちゃうけどね。
ま、たしかにそれはあるね。でも南米の国についてって、ほとんど知らないと思わない?ブラジルとかメキシコはちょっと知ってても、ウルグアイ、パラグアイはぜんぜん知らないけど、結構南米の中では裕福な国なのではないかと思っている。
それと、逆に言えば、南米の国でも出来たんだから、もっと資力と知的、技術的インフラの整っている西洋では、なおさら可能ともいえるよ。
どっちにしても、これ以外に人類の未来はないような気がするけど、どう?
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