2013年7月24日水曜日

ロイヤルベイビーの退院

日本でもニュースでやってたかもしれませんが、ケイト妃と赤ちゃんが昨日退院しました。月曜に出産して24時間以内に退院です。イギリスって本当に出産後の退院が早いんですよ。私はルイの時は1週間、チャーリーの時は2日でしたが、1週間って言うのはすごく長いです。

プリンスウィリアムとケイト妃 が、病院の前で記者会見してました。私は王室には全然興味ないし、原則的には王室廃止論者ですが、この二人は本当にほほえましかったです。すごく幸せそうでした。最初はケイト妃が赤ちゃんを抱いていたのですが、途中でウィリアムに渡したのですが、そのしぐさが本当に怖々で、初々しかった。

そのあといったん病院の中に入って、赤ちゃんをカーシートに入れて再び出てきました。驚いたことにウィリアムが自分で赤ちゃんシートを 車にセットして、自分で運転していきました。ケイト妃は後ろ、助手席には誰か、御付の人が座ってました。

ニュースで見た人は気づいたかもしれませんでしたが、ケイト妃のお腹はかなりポッコリしてました。そうそう、出産した後もお腹の大きさってそんなに変わらないんですよね。私は自分が出産したときに、産んだらすぐに元に戻るような気でいたので、ショックでしたよ。今まで空気パンパンだったビーチボールが、8割くらい空気抜かれたようなしょぼいお腹になってました。

その日はもちろんニュースはこればかりでした。でも そのニュースの中で、「一般市民はこのロイヤルベイビーの報道にいかにうんざりしているか」というニュースもしてました。ある人は「新聞買ったら最初の50ページがこの話で嫌になったよ。」とインタビューに答えてました。

まあ普通の人は私みたいに、「あら生まれたの、安産でよかったね。幸せそうで微笑ましいこと。」と思ってそれだけでしょう。私の母から、「ロイヤルベイビーの誕生おめでとう」というメールが来ましたが、おめでとうと言われても私なんてイギリス人ですらないし、全然おめでたくはないです。普通のイギリス人でも、別におめでとうと言われても・・・・と感じるでしょうね。

そうそう、話は変わりますが、 私の子供たちが日本人とのハーフであることをどう思ってるのかなあと言うことを昨日書いたら、絶対に読んだわけではないと思うんですが(漢字200字しか知らないから絶対無理)、たまたま今日、「私日本人とのハーフでよかったわ。日本いけるし。それに日本ってすごいクールな国だし。」と言ってました。まあ私の思ったとおりですな。

あと30時間くらいで日本に行きます。もう準備が大変で大変で。昔って旅行って、長いたびでもすごく荷物少なくて身軽だったのに。本当にいつのまにこんなにお荷物の多い人生になっちゃったんでしょう。

明日は更新しませんので、次はいつになるかな。日本からできるだけ写真だけでも載せます。

ではよろしければこちらのクリックお願いいたします。水泳の写真もちょっと載せます。良かったらスクロールダウンしてください。
 
イギリス(海外生活・情報) ブログランキングへ

ルイちゃん、こんな顔でスタートするのね



2013年7月23日火曜日

アウトサイダー

大学のときの卒論(ロシア語科)は、ドストエフスキーの小説におけるアウトサイダーについてでした。イギリス人作家のコリン・ウィルソンと言う人が書いたアウトサイダーという本があります。「ニヒリズムに陥らずに、アウトサイダーとして俗世界と迎合することなく生きるにはどうすればいいか。」というのがそのテーマなのですが、それをドストエフスキーの小説と照らし合わせて論じた物です。

その時はけっこう真剣に書いて、規定どおりの長さを書いて、Aで合格した事は覚えてますが、その内容については詳しくは全然覚えてません。

それでその卒論の事は、提出して以来ほとんど考えることもないのですが、先日ふと思いつきました。

今の私ってまさにアウトサイダーだなって。

なぜかというと、こうしてイギリスの田舎で外人として住んでるから。ロンドンでも外人である事は変わらないんだけど、そもそもロンドンは日本人が多い上に、ロンドンの人口自体が外人が大半じゃないかと思うほどだから、それほどアウトサイダー観はありません。

でもこういう田舎は違いますよ。まあ、とにかくイギリス人だらけです。当たり前か。ぱっと目もまず白人ばかりだし、その白人のなかでも、たとえばアメリカ人だとかイタリア人とかいうだけで浮き上がるほどです。

私も最初はちょっと居心地が悪かったんだけど、半年もすれば全然気にならなくなりました。なので別によそ者扱いされるとか差別されるとか、そういうことはありません。悪い意味だけでなく、いい意味でも特別扱いされることもないし。(日本の白人の外人みたいに)。でもやっぱり、ごくごく微妙にお互いに暗黙の了解と言うか、あの人はアウトサイダーだから、私はアウトサイダーだから。。。と言うのはある気がします。

そういうのはどうかというと、今になって思うのですが、私にとっては心地がいいんだと思います。ほぼ95パーセントは溶け込んでるけど、どこかちょっとだけ距離を持ってるというか。で、その時は意識的に選んだつもりはないけど、結局は自分で自分がアウトサイダーでいられる場所を選んだのだという気がしてます。

で、よくよく考えてみれば、私の今の立場って、この卒論に書いたような立場なんですよ。無害な一般市民として、普通に懸命働いて、社会に溶け込んで、普通に暮らしてます。でもどこか距離を持っている。何かあれば、一切ひっくるめてどこかに飛び去れるような部分が気持ちの中にある。「ニヒリズムに陥らず、世間と微妙な距離を持って暮らす。」というか。

コメント常連のあくあさんが、「昔、『自分は世界をまたにかけるキャリアウーマンになって目黒に住む。』と思っていたら、本当にそうなった」とご自身のブログに書いてました。私も、こんな風にアウトサイダーとして生きることについて論文書いたら、どうやらそうなったみたいです。

私もあくあさんみたいに、「大金持ちになって世界を自由に飛び回る。」とか、考えておけばよかったわ。

ところでうちの子供たちはハーフです。私は自分で選んでイギリスに住んでるんだから、外人として多少不便だとか特別な目で見られることがあっても、じぶんのチョイスだから仕方ありません。でも子供たちは選んでハーフになったわけじゃないし、どう思ってるのかなあと気になってました。

白人ばかりの学校で、やっぱり目立つしね。(数人は白人でない生徒もいる。)

でもいまのところ、自分達が日本人とのハーフと言うことをすごく誇りに思ってます。私は別に日本に特別な愛国心もないし、すごい国だとも思ってないのに。確かに日本に住むハーフが、不便なこともあるかも知れないけど、得なこともあるように、ルイとチャーリーもハーフなので得な面もあるのかも。

しかも今や日本はイギリスの若者の間ではすごくクールな国と思われてるので、それも大きいでしょうね。もしも日本人じゃなくて中国人とかインド人だったらどう思ったかなあ。

ルイは小学校に入ったときに、ほんの一瞬差別されていじめられたことがあったのですが(校長先生が超厳格に対処して、父兄やら教育委員会まで正式な手紙を書きました。ルイちゃんは自分が差別されてるとも気がつかなかったらしいけど。)、今もしも似たようなことが起こったら、「かわいそうなイギリス人め。僕らが日本人ハーフだから、やっかんでいるのだろう。」と本気で思うと思いますよ。

まあとにかく、そういうわけで子供たちは私以上に日本に行くのを楽しみにしてます。日本語たどたどしいのに、自分達はれっきとした日本人だと豪語してます。

今までのところ、日本語のGCSE試験を受けた以外はまったく普通のイギリス人の子供として育ちましたが、これから日本とどういう係わり合いを持って成長していくのか、楽しみです。

ではよろしければこちらのクリックをお願いいたします。水泳の写真も載せますのでスクロールダウンしてくださいね。

イギリス(海外生活・情報) ブログランキングへ


やっぱり見た目上は、バタフライが一番絵になる被写体のようです。泳ぐほうはしんどいけど。

プリンスOOOの誕生と水泳の写真1

今日朝ヨガを教えて、そのあとヨガのクラスで仲良くなった友人たちとお茶に行きました。その後帰宅し、ランチを食べながらニュースをつけると、テレビではケイト妃(と日本では呼ばれるのでしょうか。プリンスウィリアムの奥さん)が陣痛で産院入りしたという話で持ちきりでした。ニュース全体の80パーセントくらいはこの話でした。

ヨガでも、そのあとお茶に行ったときも、誰もその話していないなあと思いながら、テレビを消して、その後普通に過ごしました。子供帰宅、そのあと夕方水泳に。プールサイドで5-6人の父兄といろいろ言葉を交わしました。でも誰もただの一人もこの話はしてませんでした。ウィンブルドンの最中なんて、どこに行ってもその話だったのに。

そのあと洗濯物をたたみながら11時ごろニュースをつけると、男子誕生とのこと。もちろんニュースはその話題のみです。他には何一つニュースアイテムは報道されませんでした。(まあ何にもないって事はないだろうから、ちょっとは終わりくらいに触れたのかもしれません。)

きっと日本でもこのニュースは大きく報道されてるだろうし、マスコミの話だけ聞いてると、本当にイギリス人は王室が大好きで誰もがこの赤ちゃんを今か今かと待っていたような印象です。でも私の周りでは、普通の人は全然話題にもしてません。一応誤解のないように、イギリスの普通の人たちの反応を書いておきました。

ところでこの赤ちゃんは王位継承3番目に当たります。今の女王のあとは、チャールズ皇太子→プリンスウィリアム→この赤ちゃんとなります。で、最近法律が変わったとかで、この赤ちゃんは男であったとしても女であったとしても、王位継承権は同じです。イギリス王室歴史始まって初めて、男女平等になったというわけです。なのでせっかくだから、女の子だったらよかったんですけどね。

これでまあ普通に考えて、よっぽどのすごいことが起きない限り、私の人生で、エリザベス女王の次の女王を見る事はないです。

さて話は全然変わりますが、ルイとチャーリーが先日行った水泳の大会で、プロのカメラマンが写真を撮ってくれました。それを今日ネットで買いました。買うといってもダウンロードを買うだけだから、実際の写真はプリントされないのですが、それはまた別の機会に、写真屋に頼もうと思ってます。

8枚買ったのですが、小出しに今日は2枚あげて見ます。

ではお手数かけますがよろしければこちらのクリックお願いできると嬉しいです。
 
イギリス(海外生活・情報) ブログランキングへ

2013年7月21日日曜日

インドでの悲劇

1週間ほどまえに見たニュースの話です。

インドで、貧しい家庭の子供たちに無料で給食を支給するシステムが近年出来たそうです。それで、ある学校でご飯とレンティル(小さな豆のようなもの)の質素な給食が 供されたのですが、それを食べた子供たち20人が死に、もっと多くの子供が病院に運ばれたそうです。

それでその地区では暴動が起きたということでした。

原因を調べたところ、死亡した子供たちの体に致死量の農薬が発見されたとのことでした。給食を調理した人たちは、いつもそうなのか、それともたまたまその日がそうだったのか分かりませんが、調理のときにレンティルを洗わなかったらしい。それでその校長が逮捕されたそうです。

死んだ子供たちやその家族は本当に気の毒ですが、校長を逮捕と言うのも、スケープゴートという気がします。

でもそんなに大量の農薬がレンティルについていたのなら、ちょと水で洗ったくらいじゃやっぱり危なかったんじゃないかな。 普通は致死量にいたるような量の農薬をかけたりは、いくらインドでもしないと思うけど。

それにこれは勝手な推測ですが、ヨーロッパやアメリカはけっこう食の安全に関する規制が厳しいので、使える農薬も限られてるし、そんなに危ないのは使ってないんじゃないか・・・・と思いたいですね。消費者の安全ももちろんですが、農家の人だってそんな危険な農薬を日常扱って仕事するのはリスクが大きいし。

ちなみに、私の菜園は有機栽培ですが、そうでない人も、イギリスでは家庭で使える農薬は安全性が高いものに限られています。だからもしも有機栽培でないとしても、やっぱり自家製の野菜は店の野菜よりは安全ということです。

で、調理の話ですが、実はイギリス人って、野菜とか洗わない人多いんですよ。昔ハウスシェアしていたイギリス人男性も、我々より10歳以上年上でしたが、全然洗わないでサラダとか作ってました。

そして年に一度くらい家族でお互いの家に泊まりにいく間柄の友人も、すごく料理が上手で好きな人なのに、洗いません。

他に普通の人をざっと見回しても、林檎とかぶどうとか皮ごと食べるのに、洗ってる人を見る事は少ないです。水泳の大会などで果物をスーパーのパックごと持ってきてる人が多いんですが、そこからそのまま食べてます。

一応パッケージなどには洗えと書いてありますけどね 。

子供が小さい頃幼稚園でおやつに皮を剥かない林檎が出てきたのですが、一度だけ、自分の子供のぶんだけ取り上げて皮を剥いていたお母さんがいました。「きっと洗ってないから」って。この人はノルウェー人でした。

そういうわけで、子供たちには改めて、果物や野菜は洗わないといけないと言い聞かせました。日本では考えられないことですよね。

ではよろしければこちらのボタンのクリックお願いいたします。

ヨーロッパ(海外生活・情報) ブログランキングへ

2013年7月20日土曜日

野良仕事のバイト

今日も昨日と同じような天気。というかむしろより暑いくらい。でもビーチには行きませんでした。波がないから行ってもサーフィンもボディーボードも出来ないからおもしろくないんですよ。ほんま、むずかしいわ。波があると寒くて冷たいし、暑い日は波がないし。

来週金曜に日本に行くので、菜園の仕事が山ほどあります。それで子供たちのバイトとして今日は野良仕事。いや~、やっぱりお金を払うと仕事がはかどります。

今日の野良仕事の目的は収穫。せっかく手塩に入れて育てた野菜なのに、日本に行ってる間にちょうど実るものなどもあり、悔しい限りです。でも出来るだけ収穫して、食べれるだけ食べて、あとは冷凍などで保存するプラン。

今日収穫した物は
ジャガイモ 5-6キロ
にんにく 30個くらい
イチゴ 30個くらい
グーズベリー(写真)
ルーバーブ(写真)
グリンピース 1キロくらい

まず収穫を終えて、そのあとは収穫の終わったイチゴのネットはずし、苗を守るためにたくさん使ったジャム瓶の片付け など、つまらなくて面倒な仕事もしてもらいました。

グリーンピースというのはえんどう豆で、山ほど取れたものを鞘から剥かないといけません。これが面倒なんですよね。退屈で、長時間剥き続けてもちょっとしか取れないし。それでこれも手伝ってもらいました。

3人で働いた時間は1時間40分。私一人だったら絶対こんなにはかどらなかっただろうから、子供とはいえ、お金さえ払えばしっかり役に立ちます。体は大人サイズだし、力も私より強いしね。 5ポンドずつ上げると満足してました。

しかし、経済効果だけを純粋に考えると、全然割があわない気がしますよ。この収穫した野菜、金銭価値は30ポンドもないだろうし。

とにかく、これでだいたい今収穫できそうな物はし終わりました。後はサクランボが熟してきてるので、数日後に収穫予定。

その他の野菜は、ズッキーニ、インゲン豆、ニンジン、ビートルート、ソラマメ、プラム、レタスなどなど、悔しいことに我々がいない間に収穫期を迎えます。デイブはお留守番ですが、きっと何にもしてくれない事はわかってるし、そもそも一人で食べれる量なんて決まってるし。

と言うわけで、近所のガーデニング好きのおばあさんに、実ったものを好きに食べてくれるようにお願いしました。その代わり、菜園の面倒見てやってくださいねと言う条件付で。その人もおじいさんと二人暮らしだから、食べる量も限られてると思うけどね。

明日も好天気とのこと。天気がいいのは嬉しいんだけど、雨が降ってないので芝生と言うか、草原は茶色く枯れて来てます。ガーデンのためには、夜に2時間くらいしっかりと降ってくれるということないんですけどね。

ではこちらのワンクリック、お願いできると嬉しいです。その下に写真を上げておきます。

 
イギリス(海外生活・情報) ブログランキングへ

ルーバーブ。植物的には野菜ですが、パイなどに入れて果物として食べます。

グーズベリー。酸味のきつい果物、こちらもパイなどに入れることが多いですが、今日のはけっこう熟していたので、クリームと砂糖をかけてデザートに食べました。

最高気温は35度とか

10日以上も続いているこの好天気、ロンドンでは今日は35度とか言ってました。イギリスに25年住んでいますが、30度は数年に一度くらいは聞きますが、35度は初めて聞きます。湿度がないから室内ではあんまり暑いとは感じませんが、やっぱり外にでて昼間にガーデニングとかすると、ちょっとばてます。

そんな中今日はチャーリーは学校の遠足でダートムーアに行き、10キロほど歩きました。気象警報が出てるから中止になるかなと思ったんですが、決行でした。どんなに雨が降ろうと霧が出ようとこういったイベントは決行ですが、暑さにはどうかなと思ったんだけど。

ちなみにルイが小学生のときは、天気がよすぎるからと遠足がキャンセルされたことがありました。

木曜はいつもウォークをする友人とビーチに行きました。この日は全然歩きなどせず、浜辺に転がっておしゃべりしていましたが、しばらくすると友人はビキニに着替えて水に入っていきました。私は海に入るといろいろ後が大変だしどうしようかなと思ったんだけど、満ち潮で海がどんどん近づいてきたので、なんとなくその気になって勇気を出して泳ぎました。

勇気を出してと言うのは水が冷たいから。ウエットスーツ持ってるけど、ウエット着ると洗ったり干したり面倒なんですよ。それで水着だけで・・・・と思いましたが、やっぱり寒いのでサーマル仕立てのラッシュベストと 普通のラッシュベストを重ね着して泳ぎました。

最初はちょっと冷たかったけど、なれると大丈夫でした。でもくらげがたくさんいて、ちょっと怖かった。何度か触れましたが、別に刺されたりしませんでしたが。泳いだと言っても大した距離じゃないし、運動になったんだかどうか。波がなかったので泳ぎやすかったけど、この辺はサーフビーチなので、波がない日はやっぱりおもしろくないですね。

今日は夕方子供たちを水泳に連れて行きましたが、プールがとにかく暑いんです。湿度が高いですからね、まるで日本のような暑さ。泳ぐほうはいいけど、待ってる父兄が大変。月曜は実は暑さでコーチが倒れて、救急車が来て、トレーニングがキャンセルになるということもありました。

水泳のあと、9時半過ぎに外にでると、ひんやりして気持ちよかったです。まるで日本の夏の夜みたいでした。(いや、記憶の中の美しい日本の夏の夜です。)

この好天気は来週も続くとか、でも来週は雨が降るとか、いろいろ意見が分かれてます。このままあと一週間くらい好天気だといいなあ。ここで寒くなられると、日本に行くのに体の調整が厳しすぎますから。

ではよろしければワンクリックお願いできると嬉しいです。その下にビーチの写真載せましたのでスクロールダウンしてくださいね。

人気ブログランキングへ


撮ったつもりはなかったのに撮れていた写真。おもしろいので載せます。

2013年7月18日木曜日

ステファニー

先日インターネットのエンジニアの話を書きました。ストレートの長髪の黒髪で化粧をした男性です。でも全然話しかたにも働き振りにも女性っぽいところはなく、ただのロックミュージシャン系の化粧をした男性だったという話でした。

で、残念ながらインターネットは依然スピードがすごく遅く、今日また同じ会社の別のエンジニアが来ました。それで彼と話をしていたら、「土曜にステファニーが来たときに・・・・」「彼女が替えたこのパネルだけど・・・・・」ということを言い出しました。ステファニーというのは女性の名前です。

つまりステファニーというのはこの化粧したエンジニアのことでした。彼女?

「えー、でもあの人服装も普通だったし、全然女性的なところなかったよ。」と言ったら、いや実は違うんだとのこと。彼女は「男性の体の中に押し込められた女性」とのことです。

こんな化粧してお客さんのところに行くなんて、BTってなかなかリベラルな会社と思っていたら、会社としては化粧と長髪は認めるけど、女装は禁止しているとのこと。で、このステファニーさんは、プライベートではワンピース着てハイヒールはいて、胸元の開いた服を着ているそうです。でも身体的には性転換はしていなくて、完全な男性とのこと。

考えてみれはクロスドレスをする人がみんな性転換したいとも限らないし、肉体的に男性で女性の格好をするのが一番自分に合ってるという人もきっといるのでしょうね。この人の場合は、仕事っぷりはまったくの 男性でしたから、仕事上は男、でもプライベートは女、でも一応仕事でも化粧はするという人なのかもしれません。

化粧こそしていましたが、それを除けば普通の男性と思ったけど、会社内では全員この人を「彼女」と呼ばなければいけないし、名前もステファニーと言う女性の名前で呼ばれてるそうです。イギリスのこういう会社は人権とか雇用均等とか差別禁止とかとにかくいろいろ規制が厳しく、社内でそう規定されていても全然驚きません。

それで子供たちが帰ってきたときにその話をしました。ルイは彼のことをロックやヘビメタのかっこいいおじさんと思っていたみたいなので、ちょっと驚いてました。

チャーリーは、「でもその人ってすごい勇気あると思う。エンジニアみたいな仕事を選ばなくても、電話オペレーターとか、お客さんに会わなくてもいい仕事ってたくさんあるのに。」って言いました。なかなかよく考えてるなあ、チャーリーも。

ところでインターネットのほうは、実は近所の数件が同じときに繋がらなくなったということが分かりました。それなら話は簡単と思ったけど、そうでもなくて、どうやら超短時間の停電があり、その時にそのサーキットと繋がっている数件の家の 電話の配線版やモーデムなどが個別にやられたようでした。今のところ調子いいです。

ではよろしければこちらのボタンのクリックお願いできると嬉しいです。

イギリス(海外生活・情報) ブログランキングへ

2013年7月17日水曜日

気象警報が出ています

イギリスでは今年最高の気温で、ロンドンでは32度だそうです。今年最高どころか、7年ぶりの好天気。しかもこんなに晴天が続くのは観測始まって以来初めて・・・・ということはないでしょうけど、OO年振りだそうです。私の記憶でも、こんなに天気がよかったのは、前回は20年位前だった気がします。

それで気象警報が出ています。老人、子供、心臓病などの持病のある人は特に気をつけろ とのこと。アドバイスは日本と同じようなもので、水を飲めとか日陰に入れとか室内で過ごせとか、そういうことです。

私の住むこのあたりは海沿いなので32度までは気温は上がってませんが、日中は30度近くですね。でも全然過ごしやすいですよ。今日は袖なしの足首近くまであるワンピース着てますが、この格好だと全然暑く感じません。夜もしっかり布団かぶって寝てるし。

やっぱり湿度のある無しじゃ全然違うんですね。

それにしても今年の春は記録的な寒い春で、2週間前は暖房入れていたというのに。ニュースのアナウンサーも「イギリスの天気の極端から極端に移行する能力を甘く見てはいけない。」といってました。

ということは逆もありえるわけですが。

ちなみに予報によると、この好天気は来週も続くとか。ということは日本に行くまでずっとこんな天気らしい。今までは空港までコートを着て行って、大阪についた途端の灼熱でしたが、今回は少しは体が順応しやすいかも。

水曜の夕方。先週までは水曜は、学校→ピアノのあと、チャーリーはネットボールの練習→水泳の練習、ルイはライフセーバーのトレーニング、私は仕事でした。全員家に戻るのは10時過ぎ。でも今日は、チャーリーはネットボールのトレーニングは先週で終わったし、私も仕事は夏休みに入ったので、ピアノのあとはご飯を食べて、ルイをビーチにトレーニングに連れて行きました。チャーリーは今日は水泳は休んで、私と二人で海水浴。

の予定でしたが、海に着いたら水着に着替えて海に入るのが面倒くさくなり、チャーリーは海辺で読書、私はブランケットに寝転んでしばらくまどろみました。

イギリスの夏って日が長いから、サーフライフセーバーのトレーニングの終わる8時でも結構ビーチンに人はいました。方角的にこのビーチではサンセットがすごくきれいに見えます。夕方のこの時間に天気のいい日にビーチに座ってるのって、まあなんとも言葉にならないくらい気分いいです。

今夜の9時40分。まだ明るいです。今から庭の水遣りに行ってきます。

ではよろしければこちらのボタンのクリック、お願いいたします。

イギリス(海外生活・情報) ブログランキングへ

2013年7月16日火曜日

子供の小遣い

自分も子供のときはお小遣いをもらってましたが、あげる立場になると、本当に上げるのが嫌です。水泳やらピアノやらギターやら遠足やら合宿やらサーフィンやら、ただでさえお金かかるのに、お小遣いまであげなあかんの?と思います。

が、仕方ありません。毎週小額ですが上げてます。少なすぎるかなあと思うんだけど、田舎だから店もないし、今まではめったに小遣いを使う機会がありませんでした。

それが最近ちょっと大きくなったので、ルイはギター関係の弦だとかコードだとかを買う必要がでてきたり、チャーリーは友達と街に行ったり映画に行ったりと、お小遣いを使うようになりました。

こちらの子供はルイくらいの年で週末などにアルバイトしてます。店で働いたり、チラシ配りや、農場で働いたり。でもルイは週末は水泳の大会があるのでバイトなんてできないし、他の日も水泳のトレーニングやらピアノやギターで全然時間がありません。それにそんなに急がなくても、嫌でもそのうち仕事しないといけなくなるし、しかもルイちゃんたちの世代はきっと75歳とかまで働かないといけないだろうし。 そうそう、勉強も大切やし。

でもだからといってただお金を上げるのは嫌なので、仕事をしてもらうことにしました。

最近やってもらった事は、窓枠のペンキ塗り、庭仕事など。先週の土曜には二人で窓の内側と外側(1階だけ)を磨いてもらいました。うちは窓が多いので結構時間がかかるんですよ。夏休みが始まったら日本に行くまで2日あるんだけど、菜園の仕事がいろいろありそう。

ちなみに金額ですが、窓拭きは5ポンドずつ払いました。でも1時間もかかってないんだよね。これは払いすぎ。払いすぎたら社会にでて本当に働くときに働く気がなくなるから、よくないと思います。

チャーリーの友達は洗い終わったディッシュウォッシャーを一度片付けるだけで5ポンドもらったとか言ってましたが、そんなにもらったら普通のバイトあほらしくて出来ませんよ。

ちなみにお隣のおばさんは、2世帯家族でチャーリーより1歳年上の女の子の孫がいるんですが、毎朝6時45分からと夕方、合計小一時間かけて馬の餌やりや糞の片付けなどの手伝いをさせて、毎週5ポンド払ってるそうです。

彼女のお兄さんはルイより1歳上ですが、近くの農場に手伝いに行ってます。1日働いて10ポンドもらってるとか。これは少ないと思うけど、5日働いて50ポンド。家賃も食費も全然払わなくていいし、これが全部小遣いなんだから、悪くないですよね。週50ポンド小遣いなんて、私でもうらやましいわ。

こういったものにいくら払ってるかは家庭によって全然違うんだろうなあ。日本みたいに相場って言うのはないから、小遣いも全然違うみたいで、払ってない家もたくさんあるみたい。ちなみにルイの友達のクリスは一人っ子で、しかも祖父母が6人いるので(離婚再婚などで)、そのみんなから毎週もらうから、結構小遣いだけで10ポンド以上もらってるみたいです。

ではよろしければこちらのクリックお願いいたします。
 
イギリス(海外生活・情報) ブログランキングへ

2013年7月15日月曜日

インターネットのエンジニア

先日インターネットがやっと直りましたと書いたけど、また悪くなりました。メールやウエブページが見れるくらいのスピードはあるけどビデオは全然見れません。

まあそれはそれとして、土曜日の朝にプリティッシュテレコム(BT)のエンジニアが来ました。BTというのは日本で言えばNTTのようなもので、インターネットと電話の回線のハードウエアを持っています。ネットのプロバイダーの会社がBTから回線を借りてサービスを供給してるわけです。

で、来たエンジニアなんですが、デイブは最初は女性かと思ったそうです。なぜかといえば、化粧してマスカラまでしていたからです。口紅はしてなかったと思う。髪は黒くて長髪で、ストレートナーでストレートヘアにセットしてあります。年は私と同じくらいかな。服は上から下まで真っ黒。ゴスといってもいいでしょう。

これはいいなあと思いました。こんな服装で働いてるって言う事は、きっと腕がいいエンジニアに違いありません。仕事っぷりはいたって普通です。声も喋り方も普通。なかなかヘルプフルで、いろいろテストして回線を替えて1時間くらいで帰って行きました。

デイブは化粧=女性っぽいと思ったみたいですが、私とチャーリーは、ただ化粧してる男の人と思いましたよ。化粧という点を除けば、全然女性っぽさはありません。むしろマークボーランとか、ロッカーのような感じ。年がおっさんやけど。

そう思っていたら、ルイが途中でエレキギターを弾き出したのですが、キーボードを置いてあるのを見て、「これはXXXというソケットを買えばコンピューターにつなげて、コンピューターとジャムできるよ。」と教えてくれました。

そして、「僕もコンピューターにつなげてミートローフを歌うし。」とのこと。そうか、マークボーランではなく、ミートローフなのか。そういえば髪型がミートローフっぽい。

デイブが世間話してましたが、結婚していて、その日の午後は仕事がひけたらガーデニングをするといってました。普通でしょ。

日本では絶対にこんな格好では、NTTに働いて、お客さんの家に故障修理になんて行けないでしょうね。まあイギリスでも、文句言う人はいないにしても、大体の人はちょっと驚くと思いますが。

で、肝心のネットのほうなんですが、半日くらいすごいスピードで動いてましたが、またすごく遅くなりました。メールなどの重要な事はできるけど、YouTubeは全然みれません。

で思ったのですが、人間のアンハッピーというか惨めになる能力って無限ですね。5年ぶりの好天気で太陽はさんさんと輝き、夏休みももうすぐで、仕事も学校も来週で終わり。そのあとは日本に行くというのに。うまくいってない分野に目を向けている限り、人間っていくらでも文句いい続けられます。

エイブラハムの言うとおり、楽しいこと、うまくいってることに心を向けて、できるだけ楽しく過ごしましょう。

早く日本に行って、YouTubeではなくテレビでナイターを見たい!それまでに打倒巨人、首位に返り咲け!

ではよろしければこちらのクリックお願いいたします。
 
人気ブログランキングへ

2013年7月14日日曜日

デボンゲーム

今日はトーベイというデボンの南のリゾート地でデボンゲームというイベントに子供たちが参加しました。デボンは約10くらいの自治体に分けられているのですが、自治体ごとにチームを組んで、いろいろなスポーツイベントを競い合うという催しです。チームは2ヶ月くらい前に募集と選考があり、当日は開会式があり、閉会式がありと、まあ言えばミニオリンピックみたいなイベントです。

ルイはトライアスロン、チャーリーはネットボールにでました。ネットボールというのはバスケみたいなスポーツです。

昨日はパーティーに行ったというのに、今日は朝から5時半に起きて行きました。天気はイギリスではめったに聞く事のない30度という気温です。ジュースのカートンを3つ、紅茶を魔法瓶に1本、水を全部で6本凍らせて持っていきましたが、現地でさらに11本買いました。 どれだけ暑いねん。

チャーリーのネットボールのコートとルイのトライアスロンは5分くらい場所が離れていて、何度も行ったりきたりしました。チャーリーはトーナメントで、12分の試合が7試合くらいありました。ルイのトライアスロンは、スイム、バイク、ランの順でしたが、続けてやるのではなく、3つの種目をばらばらにして、タイムが合計されました。

ルイはスイムでは2位でした。ルイのチームメートは1位。同じチームの女子は1位と3位。男女2人ずつのチームのタイムで結果が出ます。だからすごく期待が高かったのですが、バイクとランはルイもチームメートのデイビッドもさっぱりでした。

結果は上位入賞はなりませんでした。でもルイはバイクもランも完走したし、満足そうでした。こういうところがルイっていい性格だなあと思います。がっかりしたり不満に思ったりすることがあんまりない性格なんですよね。確かに初めて参加のトライアスロン、タイムよりも何よりも、とにかく全部完泳完走することが第一。

トライアスロンを見るのに時間をとられてチャーリーのネットボールは数試合しか見れなかったのですが、チャーリーもなかなかがんばってました。結果は4位でした。

トライアスロンは一応結果はチームとして総合されますが、結局は個人スポーツだし、個人としてのタイムやポジションがすべてです。それに比べネットボールはチームスポーツだし、やっぱりトライアスロンより楽しそうです。トライアスロンはスイムは350メートル、自転車は6キロ、ランは5キロでした。参加者は男女それぞれ各年齢グループに10人くらいしかいなかったし、すごく苦しそうでしたよ。気温がこんなに高かったのも、しんどい原因だったと思います。何せ慣れてないからね。

閉会式ではスタントバイク(BMX自転車)のショーがあったのですが、私と友達は、あまりに疲れて、暑さで枯れかけの芝生の上で爆睡してしまいました。

というわけで疲れて帰ってきたのに、明日からまた学校と仕事。でもあと1週間とちょっとで夏休みです。夏休みになったらすぐに日本に行きます。楽しみ。

ではよろしければこちらのクリックお願いいたします。
 
人気ブログランキングへ
開会式。秩序なし。

ネットボールチーム

スイム。たぶんルイはこの写真の一番右。


バイクのレース直前

ランのフィニッシュ!

2013年7月13日土曜日

インターネット回復、海、ガーデンパーティー

今日もイギリスとは思えない夏の日でした。気温は30度近くまで上がってますが、湿気がないからすごく気持ちいいです。

朝まず一番にインターネットの回線の修理の人が来ました。この話は別のときに。

そのあと、せっかくだからとお弁当を作って海に行きました。チャーリーは乗り気じゃなかったんだけど、無理やり私とルイが説得して、水着も持たせていきました。普通ならサーフボードかボディーボードを持っていくんだけど、あいにくあまりにも天気が安定しているため、波はまったくなし。水はすごく温かかったです。まるでプールみたい。ルイもチャーリーも、ウエットスーツ無しでちょっと泳ぎました。ウエット無しで海に入れることってめったにないんですよ。

そのあと子供達のピアノの先生のガーデンパーティーに行きました。音楽好きな人が集まるので、庭の一角に本格的にステージが設置されていました。ルイとチャーリーはピアノを弾いたのですが、早く行ったので、人が来る前にルイはベースギターを触らせてもらってました。

夜は10時前には引き上げました。これからもっと盛り上がろうかという感じでしたが、明日は朝5時半におきて、南デボンのトーベイに行き、ルイはトライアスロン、チャーリーはネットボールの試合があります。

今日のことももっといろいろ詳しく書きたいのですが、もう寝る時間。せっかくインターネット直ったのに!

ではよろしければこちらのボタンのクリックお願いしたします。
 
イギリス(海外生活・情報) ブログランキングへ


2013年7月11日木曜日

子供の読書

子供たちが成績表をもらって帰ってきました。全体としては問題まったくありません。まあ本人達にしたら、いろいろ評価に不満はあるみたいです。

でも詳しく見て分かったのは、ルイは中学に入学して以来、Englishのレベルが全然向上していないということでした。入学当時はすごくいい成績だったのですが、今もそのレベルのまま。なので他の生徒との比較では、標準化してます。ルイはこの評価にはすごく不満そうでした。

でもよく考えてみたら、ルイって最近全然本を読まないんです。中学に入る前まではすごく読んだのに。小学生のときですでにハリーポッターは全部読んだどころか、ロードオブザリングスまで全部読んでました。大人でも大変なのに。

でも中学に入ってから今まで、合計10冊くらいしか読んでないんです。これは成績が上がらないのも無理はありません。Englishって日本の現国のようなものだから、学校の勉強さえしてればいいって物じゃないと思うんですよ。

でもあんまりにも読んでないから、どんな本がいいか分かりません。それでとりあえず、私が遅ればせながら5年位前に読んで無茶苦茶好きになった、To Kill A Mocking Birdという本を読ませてます。

Harper Lee作のこの本は、イギリスのGCSEの課題図書にもなっていてます。すごく高く評価されていて、「名作リスト」の中では常に上位10位以内に入ってます。でも日本ではあんまり知られてないですよね。日本語の題はアラバマ物語だったかな。

私は、たぶん今まで読んだ本の中で一番好きな本の一つだと思うんだけど、そんな思い入れがあるから、まだルイには読ませたくない気もあります。無理やり読まされた本ってあんまり感動しないし、名作ってあんまり若くして読むのってよくないと思うんですよ。文の読解力だけでなく、それ相応の人生経験がないと、名作のよさって分からないと思うし。

まあそれはそれとして、日本に行く前に数冊本を用意したいのですが、本当に何を読ませたらいいのか分かりません。日本って中学生高校生の夏の読書リストって決まってたじゃないですか。夏目漱石でしょ、森鴎外でしょ、へミングウエーでしょ、エミリーブロンテでしょ。私も結構まじめに課題図書を読んだけど、本当にただ読んだだけで、全然理解してませんでした。今から思うと、名作ははっきり言って中学生にはもったいない。豚に真珠です。もっと大人になってから読めばいいと思う。

こちらのネットで中高生向けのお勧めみたいなのを探して見ましたが、日本でおなじみの英米の作家では、へミングウエー、スタインベック、 ブロンテ、ジェーンオースチンくらいがちょこっと載ってたくらいでした。 主に載っているのは、ロードオブザリングスとハリーポッターは必ず載ってる他は、ほとんどがティンエージャー向けの現代作家ばかりです。何がいいか探すのが難しい。

考えてみれば、ティンエージャー向けというカテゴリーの作家がこちらにはたくさん存在するんですね。日本ではいないですよね。日本の場合は、子供の本からいきなり大人の小説の世界に入りますよね。

ルイは映画にもなったダビンチ・コードはすごくおもしろそうに読んでました。だから大人の本も読める読書力はあるけど、内容的には現代文学がどこまで理解できるか不明です。ダビンチコードみたいな推理小説的なものなら問題ないと思うけど、推理小説ばかり読むのもどうかと思うし。

こうして振り返ると、そういえば私もこのくらいの年のときは、なんとなく読むものに不自由してた気がします。読書は三度の飯より好きというくらいだったんだけど。結局推理小説を一時いろいろ読んで、でもある日それに飽きて、それ以降大学に入るまで、読書で感銘を受けたという 記憶はあんまりありません。現代国語の試験で、遠藤周作の沈黙と、永井荷風のふらんす物語に感動して泣きそうになったというのは覚えてますが。

そういうわけで、何か14歳のルイにお勧めの本はありますか?日本語の本でも英訳が出てればオーケーです。村上春樹も、まだルイにはもったいないしな。

ではよろしければこちらのクリックお願いいたします。


イギリス(海外生活・情報) ブログランキングへ

2013年7月10日水曜日

What time is it now?

ヤフージャパンのページを見ていると、よくどこかの英語学校の宣伝が載っていて、「What time is it now?というネイティブはいません。」と書いてあります。

でも少なくともイギリスに限っては、これはよく普通に使いますよ。アメリカ英語だって基本的にはおんなじなんだから、きっと言うと思います。もしかしたらこの宣伝の趣旨は、「本物のネイティブはWhat's the time?と言う。」ということかもしれません。それ以外には、どんな言い方があるのか、思いもつきません。確かにそういう言い方もするけど、別にいい方はひとつじゃないんだし、What time is it now?のほうが、頻繁に使うと思います。

それからイギリスに来てすぐに気づいたのは、疑問文のイントネーションが、日本で教えているのは間違ってるということでした。いや、厳密に言えば、間違ってるというよりも、実用的じゃないというべきか。

たとえば Is this a pen?

中学ではこれは、語尾を上げて発音すると教えられました。

でも実際には、そんな言い方をする人はまずいないです。そもそも、疑問文はその意味合いによってイントネーションが違います。

本当にこれは(鉛筆ではなく)ペンなのかを聞いているときはイズディスアペンン?という感じで、最後がちょっとだけ上がります。

あれではなくて、これがペンなのかと聞くときは、イズディスアペン? と、最後はほとんど上がりません。

ペンということがほぼ確実で、確認に聞いてるときは、イズディスアペンは、肯定文とほぼ同じイントネーションです。

ペンということが分かりきってるとき、たとえば子供がペンをなくして、それがその子供のポケットにあった時などは、イズディスアペン ? みたいな感じ。

まあ文字でイントネーションを説明するのは難しいけど、要するに日本語で「これはペン?」と聞く時に 状況に応じて使い分けるイントネーションとほとんど同じです。

Is this a pen?だけでなく、疑問文のイントネーションって、考えてみれば日本語でそれを言う時と似たようなものと思っていいと思います。

あ、でも上に、中学で教えるような語尾を上げる疑問文のイントネーションは使わないと書きましたが、5年くらい前に実はイギリスで、若い人たちから子供たちの間まで、疑問文に限らず、すべての文の語尾を、ちょうど日本の中学の疑問文のようにあげて話すのが流行ってました。どうもオーストラリア人はそんな話しかたをするらしい。

若者が使うだけでもちょっとイラッと しましたが、さすがに大人が使ってると、もう聞いてるのも嫌でしたね。

不思議なもので、それも1-2年のことで、最近は耳にしません。不思議な流行でした。

ではよろしければこちらのクリックお願いできると、大変嬉しいです。
 
人気ブログランキングへ

 

2013年7月9日火曜日

ルイとドラマ

イギリスの中学は基本的に5年間あります。7年生から11年生まで。7~9年がキーステージ3、そして10と11年生がキーステージ4と呼ばれます。まあ言えば、中高一貫の学校で、最初の3年が中学、その後が高校という感じです。

ルイはこの夏でキーステージ3を終えます。それで先日学校から手紙が来ました。優秀な生徒達とその父兄が呼ばれて、表彰式があるとのこと。そして式の前にはちょっとした飲み物や食べ物が出されるとのことでした。

ルイって数学も理科も得意だし、英語もフランス語もなかなか出来ます。それに音楽とアートも才能あるし・・・・。じゃあどんなものを表彰されるのかな。どんな賞があるんだろう。そんな得意な気持ちで鼻高々に今日は出かけました。

そうしたらルイがもらった賞は、Dramaでした。演劇。


他にも何かもらうのかと思ったらそれっきりでした。ルイの友達なんて3つも4つももらってる子が何人もいたのに。

もしかしてルイってそんなに成績はよくないのかも。その割には学校の成績表とかは文句ないんだけど。

そう思っていたら、一緒に出かけたチャーリーがかなり憤慨してました。賞の名前は「Progress Award」。つまりどれだけ伸びたか。だから元々入学したときから成績の良かった生徒は賞はもらえないのよ、とチャーリーはルイを弁護してました。

いつもルイのことけなしてるけど、本当は自慢のお兄さんなのかなあ。なんか可愛いです。チャーリーの言った通りなのかどうかは分かりませんけどね。

まあどちらにしろ、来年からはGCSEという試験を目ざして本格的に勉強をしないといけません。ルイは元々覚えが早いほうだから、今まではあんまり苦労なくいい成績を取れましたが、これからはもうちょっとがんばって、本腰を入れてやらないとね。

ちなみに賞をもらった「演劇」は、選択で選ばなかったので、来年からは授業を取りません。まあ最後にもらえてよかったということでしょうか。

ところで話は前後しますが、表彰式の前のドリンクの軽食のレセプションは、来年からケータリングを勉強することを選択した生徒達が、カナッペなどを何種類も作り、白いシャツに蝶ネクタイをして、銀のお皿で恭しく給仕をしてました。なかなかおいしかったです。

でも考えたらこれ、この歳からイギリス社会の縮図を見てるようでもあります。歴史や地理などのアカデミックな科目ではなく、ケータリングやツーリズムなどの職業関係の科目を選択する生徒達は、大体において成績はそれほど優秀ではありません。

そういう生徒達が、表彰式に来た生徒とその父兄に給仕してるって言うのは、なんか早速社会格差を見てる気がしました。まあ、こんな事はイギリス人は考えないのかもしれませんが。勉強嫌いな生徒は、15歳から職業関係の科目が選べるって言うのは悪いことではないしね。

ではよろしければこちらのクリックよろしくお願いいたします。
 
イギリス(海外生活・情報) ブログランキングへ

2013年7月8日月曜日

先週の木曜の散歩

この日はやや曇り空。ごくごく軽く霧のような雨も降りました。私は先週長く歩いたせいか、ひざの調子がいまいちでした。階段の上り下り、特に下りるときにちょっと痛かったんです。歩くのは全然普通なんだけど。それで今週も平らな道を選びました。先週歩いた元鉄道だった道の逆方向、海から離れていく方向に歩きました。

ここは場所的にも見所が少なく、ちょっと景色が良かったのは橋の上のここくらい。あとは割りとうっそうとした道を歩きました。

一箇所草がこんなに美しく伸びている野原がありました。草といっても、たぶん牧草です。

というわけで、この日は歩いたのは1時間15分くらい、距離にしたら5キロくらいにはなるのかなあ。

不思議なことに、家に帰ってきたら、ひざの痛みが嘘のようにすっかり完治してました。出かけるまでは、しばらくはヨガを教えるのも無理は出来ないなあというくらい悪かったんですが。 癒しや~。

今日は遅くなったので、写真だけで御勘弁ください。インターネットは未だに問題あり。で、ちょっとむっとすることとかあったんですが、またその話は今度。ダウンロードよりアップロードのほうが早いという有様です。

ではよろしければこちらのワンクリックお願いできると嬉しいです。


イギリス(海外生活・情報) ブログランキングへ



上の写真に写ってる建物をズームしました。なんでしょうね、これ。上がお城みたいになってます。

2013年7月7日日曜日

短距離地区大会とテニスとバーベキュー

今日は気温が30度くらいまで上がりました。今年最高なのはもちろんです。こんな気温まで上がる事は5年に1回くらいしかありません。

そんな好天気の日に何をしたかといえば、朝の5時45分に起きて、ブリストルのその先まで運転して、グロスターのプールで過ごしました。子供たちの水泳の短距離 の地区大会だったのです。

結果はまあまあでした。総合で上位3位以内には入れなかったけど、ルイは自由形で、チャーリーは背泳ぎで3位に入ってました。自己新記録もそれぞれ2-3でたようです。

で、ちょっと書きましたがうちは今ネットの調子がすごく悪いんです。何とかメールだとかが見れるくらいには直ったんですが、YouTubeだとか容量の多い物は見れません。

それがプールでは無料ワイファイがありました。でもメールが読める程度だろうなあと思ったら、全然違うんです。YouTubeでもビデオでもいくらでも見れます。さすがに都会は違う。で、デイブは水泳そっちのけでグランプリを見てました。私も阪神関係のYouTube見てましたが、イギリスのこんなところで阪神の試合のハイライトのビデオ見れるなんて、世の中変わったなあ。

そして午後にはウィンブルドンの男子の決勝が始まりました。デイブはIphoneでライブでこれが見れることを発見して、私のIphoneまで設定してくれました。でも目の前では子供が競泳してるし、あんまり見る気もしませんでした。ジョコビッチもマリーも、いい選手だけどどちらもベースラインプレーヤーだし、見てもラリーばかりであんまりおもしろくないんですよね。

その後3時過ぎに水泳は終わり、家路につきました。暑いのでデイブが車のエアコンをつけることを主張して、窓を開けさせてくれません。めったにエアコンがいるような日はないので、使いたくて仕方ないみたいです。でも全然効かないんですよ。もうサウナの中のようで、熱射病で死にそう。それで途中で停まって、アイスクリームを食べてまた家に向かいました。依然車の中は暑いまま。

6時半ごろ家について、予定どおりバーベキューをしました。 前日に全部用意していたので、こちらはスムーズでした。いつもならどんなに天気のいい日でも夕方は寒くなるのですが、8時くらいまで半そでで全然寒くありませんでした。

この天気、来週いっぱいは続きそうです。イエイ!

テニスの方はマリーのストレート勝ちでした。で、私も子供たちもうんざりしてます。

別にマリー個人には悪く思ってるわけじゃないんですが、何でも77ぶりのイギリス人の優勝だとか。それでテレビでもニュースでもその話で持ちきりになるだろうなあと思うと、なんかそれだけでうんざりです。

車の中でそのニュースを知ると、早速デイブが「いやあすごい。1936年以来の初めての男子のチャンピオンだ。。。。云々云々。。。。。彼はすごい。。。云々云々。。。。いつかはやると思っていた。。。。云々云々。。。」と早速たらたら話し始めました。

私は心の中で、「早速始まった。これから数日はイギリス中がこういうことをいい続けるんだろう。がまんがまん、しばらくの辛抱。」と思いながら、無言で堪えました。

まあマリーの事はいいんですが、テニスのいいところって、国籍関係なく応援するところだと思うんですよね。私はナダルが好きだし、フェデラー、ソンガ、そしてそして地味でほとんど誰も知らないトマス・バーディッチ が大好きなんですが、別に全然国籍には関係ありません。

過去に好きだった選手も、マッケンロー、マイケル・チャン、ベッカー、ナブラチロワ、ジャスティン・エナ。国籍もアメリカ、ドイツ、チェコ、ベルギーとばらばら。テニスを通してでてくる人柄とか、試合のスタイルとか、まあいろんな要素で贔屓になるんですが、国籍には全然関係ないです。

だから、この「イギリス人がんばれ。」という風潮はなんとなくつまらないですね。

それに、これは自分の子供たちがスポーツをすることからも確信してますが、結局スポーツ選手は、どんなスポーツでも、自分のためにやってるんです。クラブのためでも、応援してくれる人たちのためでも、ましてや国のためでもありません。

だから国威のためにスポーツを利用するような見方は、スポーツの根源的な意味からはかけ離れてると私は思います。

というわけで、今年のウィンブルドン、前半にハプニング続出、半ばから意外なところでいろいろ盛り上がり、最後はなんとなく、私的には盛り下がって終わりました。

ではよろしければこちらのクリックお願いいたします。
 
イギリス(海外生活・情報) ブログランキングへ



好天気でイチゴが一気に赤くなりました

2013年7月6日土曜日

イギリス人とウィンブルドン

ウィンブルドンってすごいなあって思うことの一つは、イギリス人の国民のほとんどがこの週はテニスを見てることです。ヨガのクラスに行ってもスイミングに行っても、周りの人は「今日の試合見た?」「今誰が勝ってる?」という話をしてます。普段は天気の話しなどをするような、近所の人とか、とにかく差しさわりのない会話をする場面でも、「テニス見てます?」とこの話題になります。

特にここ数年はイギリス人のアンディー・マリーがいいとこ行ってますからね。特に今年は決勝まで進出だし。

金曜の朝も、村の顔見知りのおじさんとばったり出くわしました。天気がよかったので、「素晴らしい天気ですね。」と話しかけると、「本当だね。でも午後はずっとテニスでテレビにかじりつきになるから、せっかくのいい天気が勿体ない。」との返事。このおじいさんって80歳くらいで、ファーマーなんですよね。

私はマリーは好きではないんですが、一応社交辞令的に、「そうね。マリーは昨日はすごかったよね。」と答えました。すると、

「マリーもいいけど、ドイツ人のサビーナ・リシキの女子の準決勝見た?すごかったね。」と言われました。そうか、マリーだけじゃなくて、女子テニスも、知名度の低い選手の試合もしっかり見てるテニスファンだったのですね、おじさんは。

今日は女子の決勝でした。でもそのリシキはいまひとつ、というかいま3つくらい力が出せず、あっさりとストレート負けでした。

金曜は男子の準決勝だったのですが、すごい試合をみましたよ。ジョコビッチ対デルポトロ。

ジョコビッチはそんなに好きではないし、アルゼンチン人のデルポトロも知名度低いので知らないので、あんまり興味ありませんでした。たぶんジョコビッチがあっさり勝つだろうとてっきり思ってました。

それにデルポトロは、全前日の準々決勝で、スペイン人のフェレ-ラー相手に第一セットに早々に棄権になりかけたのです。元々ひざに故障もちだったらしいのですが、躓きかけてそのひざを、逆方向に曲げたんです。つまり180度以上に伸ばしたということ。しかもそれでごろごろと転がって、そのひざを今度は横にひねってました。スローモーションで流してましたが、とてもじゃないけど試合を続けられるような怪我には見えませんでした。

でもコートにフィジオが来て、その場で5分くらい治療して、また試合をはじめました。1セットと持たないだろうなと思いました。

それが驚いたことに、後で結果を見ると、ストレート勝ちしてるんです。 そしてジョコビッチとの準決勝の戦いとなりました。

でもやっぱりひざがありますからね。しかも相手はジョコビッチ。解説者もお客さんも、みんなデルポトロには分はないと思ってました。

それがなんと試合はもつれにもつれ、5セット目の最後に決まりました。時間にして5時間弱。

残念ながらジョコビッチが勝ちました。残念ながらというのは、あまりにもデルポトロが奮闘していたので、私も、そしてウィンブルドンのお客さんも、試合半ばにはすっかりデルポトロを 応援してたからです。彼のショットが決まるたびに、お客さんの反応はすごかったです。

明日はジョコビッチ対マリーの決勝。イギリス人ですから、無茶苦茶盛り上がるだろうな。でも我々は子供たちの水泳の地区大会でグロスターのプールまで朝6時起きで1日中出かけるので、全然テニスが見れません。普通の年ならすごく悔しいところですが、今年はどちらの選手もいまひとつ興味がわかないので、あんまり悔しくありません。

その代わりルイとチャーリーには水泳はがんばってもらいたいです。

よろしければこちらのクリックお願いいたします。
 
イギリス(海外生活・情報) ブログランキングへ


2013年7月5日金曜日

ネットが調子悪いです

更新しばらくできないかも。。。

2013年7月4日木曜日

木曜の散歩

木曜の朝は、予定があえば友人とこのあたりを散歩に出かけます。1時間から2時間くらい歩いて、コーヒーを飲んで解散というパターン。距離は3キロくらいのときもあるし、もっと本格的なときもあります。ルートもマンネリにならないようにいろいろ工夫するのですが、海沿いのときもあるし、住宅地の近くのときもあります。

先週の木曜はビッグ・ウォークの日でした。車でビデフォードの街まで出かけ、そこから20分くらいバスに乗ります。そしてそこから海沿い(河口)にビデフォードまで戻ってきました。ここは昔単線の電車が通っていた道で、今はサイクリングと散歩の道となってます。5月にナイトウォークをしたのもこの道でした。この日はナイトウォークの3分の2くらいの距離を歩きました。12キロくらいかな。

まず8キロくらいこんな感じの道を歩きました。景色はうっそうとしていたり、開けていて海が見渡せたり、牧草地に囲まれて牛や羊がいたり、なかなかバラエティーがあります。

そして海に面したこんな小さなうちがいくつか並んでいる場所もありました。平屋の小さいうちだけど、これ夏用の別荘かなあ。

8キロほど歩いたところでこのインストウという景色がいいことで有名な村に出ます。ここでランチ。




このあとまた4キロくらい歩いて、車の停めてあった駐車場に戻りました。 ずっと天気がよかったのに、車に乗ったとたんに雨が降りだしました。ラッキーでした。

今日もまた別のウォークに行ったのですが、これはまた明日載せます。 今日は天気はあんまりでした。

ではよろしければこちらのクリックお願いいたします。
 
イギリス(海外生活・情報) ブログランキングへ