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2019年2月18日月曜日

イギリスの方言テスト

今日ニューヨークタイムズの、イギリス・アイルランドの方言テストをしました。たまたまFBでシェアされてたのを見つけたのですが、驚くほど正確で、家族全員にやらせたくらいです。

25問の質問に答えると、分析されてイギリスのどの地方出身かが出てくるんですが、これが本当によく当たってるんです。もしももっと詳しく調べたい人は、95問の質問を答えることもできます。

質問の内容は、「部屋にある長くて座る家具はなんというか(答えの例は例えばソファーとか)」とか、「Lastという言葉をラストと発音するか、ラーストとするか。 」とか、そんな感じの真面目な言語学的質問でした。

私の結果はこちら。デボンとイングランド南部全体です。私はロンドンに10年近く住んでそのあとデボンに22年だから、まさにこんな感じ。

デイブはデボンに25年以上住んでいるけど、出身はマンチェスターの近くで、ロンドンに数年住んでました。結果はだいたいがマンチェスター当たりでした。

チャーリーは生まれも育ちも北デボン。最初25問の後ではデボン・コーンウォール(隣同士の地域)と出てきたのですが、95問答えた後は、デボンだけに絞られていました。

イギリスに住んだことのない人には興味ないことだと思うんだけど、イギリスに住む人はやってみてください。オンラインでするこの手の質問でこんなに正確に当たったのは初めて。 家族にもやらせてみてください。面白いですよ。リンクは下です。

https://www.nytimes.com/interactive/2019/02/15/upshot/british-irish-dialect-quiz.html?action=click&module=Editors%20Picks&pgtype=Homepage

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2019年1月23日水曜日

人間をダメにするもの

日本には冬になると登場する、人間をダメにするものがありますよね。

こ・た・つ

イギリスにはもちろんこたつはありません。ヨーロッパでは人間を温めると言うよりも家を温めますから、やっぱり冬は暖房です。今はイギリスの家は大体どこもセントラルヒーティングがあって、快適は快適です。こたつじゃないけれども寒い日にはセントラルヒーティングのパネルにぴったりくっついて暖を取ったりします。

日本だと冬の風景と言えば、「こたつに入ってみかん食べながらテレビを見る」ですよね。。イギリスだとソファーに座って、紅茶でも飲みながらテレビを見るんですが、暖房の入った部屋でもやっぱりじっと座ってテレビを見ていると寒いです。それでイギリス人でも、ソファーにブランケットやひざ掛けが置いてあって毛布に包まってテレビを見たりします。

それがですね、このクリスマスに家人デイブが恐ろしいものを手に入れてしまったのです。

クリスマスのくじか何かで当たったらしいです。何かと言うとフェイクの毛皮の毛布。これに電気付いていて、要するに電気毛布みたいな感じ。この毛皮と言うのが何か家のインテリアにマッチしないなぁと思って私は嫌だったのですが、

使ってみると、あー天国。

今も誰も家にいない午後、ソファーに寝転がってこの毛布の下でこれを書いています。

あーこれってまさに日本のこたつと同じです。人間をダメにしています。

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2018年5月22日火曜日

有名な日本人

西城秀樹が最近亡くなって、私はちょっとショックだったんですが、西城秀樹でも郷ひろみでもSMAPでもジャニーズでも、イギリスでは全く知られていません。こうして考えると、日本のエンタメ界で、イギリスで知られている人って全くと言っていいほどいません。

それでも何とか頭を絞って考えると、北野武がほんのちょっと知られてるかな~。昔やっていた風雲たけし城がこちらでTakeshi's Castleというタイトルで、カルト番組になっていたからです。それと、映画監督として、一部の映画ファンで知られているかもしれません。

映画の世界では、一番有名な日本人は、もしかしたら宮崎駿かな。彼の名前は知らなくても、スタジオ・ジブリを知ってる人は割といます。

それから俳優では、もしかしたら渡辺謙が、ラスト・サムライとかゴジラとかに出てたから、知ってる人は知ってるかもしれませんね。(私の中では阪神熱狂的ファンの俳優という位置づけでしたが。)

それ以外はエンタメ系では本当に思いつきません。もしかしたら、やっぱり言語の壁なのかもしれません。

では他には誰が知られてるかというと、文化人では村上春樹と小澤征爾が一番有名かな。これは、海外文学好きな人とクラッシックファンなら、知ってる人は多いでしょうね。スポーツ関係では、アメリカならもしかしてイチローとか大谷君とか知られてるかもしれませんが、イギリスではサッカーのKagawa君でしたっけ?ほかにも一人くらい名前聞いたことあるかなって感じ。残念ながら私はサッカー興味ないので知りません。

錦織君はどうかなあ。テニスファンは名前くらい知ってるかもしれません。羽生君は我が家ではむっちゃ盛り上がってますが、残念ながらフィギュアスケート自体がイギリスでは全然人気ないので、無名です。

日本に住んでいない日系人では、今年ノーベル賞に輝いたカズオイシグロとか、それから米国の物理学者のミチオ・カク は有名ですね。まあオノ・ヨーコも誰でも知ってます。

こうして見てみると、本当に少ないですね。まあ総理大臣ですらきっと知っている人は少ないだろうかならあ。日本人、日本にも海外にも多いのにね。

家電とか自動車とか、ファッションとか、物はいろいろ知られていますが、人が全然知られていないってどういうことなのかな。

ところで、うちの子供たちの年代の間では、ヒカキンでしたっけ?YouTubeでビデオ載せてる人、結構有名らしいです。皆さん知ってます?

ではこち
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2018年5月3日木曜日

書道と俳句

毎週水曜の夜、隣町の小学校でヨガを(大人に)教えています。

今週行くと、ドアの向こうにこんなものが貼ってありました。ちょっとピンボケだけど、見えます?日本の書道みたいなもの、「朝」と「強」です。字の感じ(下手さ)からして、イギリス人の生徒か先生が書いたみたい。

何か、文化とかアートの時間にやったのかな。

うちの子供たちが小学生のころは、書道はやらなかったけど、俳句はやりました。

俳句って言っても、要するに17シラブルの短い詩というだけなんですが、イギリスでは実は結構知られていて、特に子供にとっては短くて簡単でとっつきやすいし、小学校で俳句を授業で作ったり するそうです。

チャーリーも昔俳句を作りました。



Charlie’s Haiku


The Bat


While little wings beat
Like a scuttling little mouse
It flies through the sky.

Cats


It cutely meows
While making a giant mess
Like a little bear

The Deer


Hunters are running
While the deer is hiding
Like the mice in holes

The Daisy


The Daisy is small
But only comes out in spring
Like the springy lambs

なかなか俳句らしいですが、17音節かどうか、なんかよくわからないな。

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2018年4月30日月曜日

ルイ王子

日本人は英国王室が好きなので知られているかもしれませんが、先週プリンス・ウィリアムんとこに3人目の子供が生まれました。男の子です。

その名前なんですが、プリンス・ルイです。Louis. 一人目がジョージで二人目の女の子がシャーロットで、どちらもイギリス王室の歴史をちょっと見るだけでいっぱい出てくる名前なんですが、ルイは聞いたことありません。

うちの息子もルイなんですが、同じ名前の人に会うことは滅多にないので、伝統的な名前ではあるけど、イギリスでは珍しいです。スペルでお分かりの通り、フランスの名前ですが、もともとはドイツ語のLudwigから来た名前で、意味は「戦士」という意味だそうです。

ルドビックというのは確かに戦士っぽい名前ですが、ルイになるとなんか柔らないイメージになると私は思うんですが、どうでしょう?

ところでうちのルイですが、やっぱりイギリス人ではLouisをルイと発音できずルイスと呼ばれることも多々あり、小さいときからそのたびに「ルイスではなくてルイです。」と訂正するように言ってありました。

今年と来年は、男の子の赤ちゃんでルイと名付けられる子供が増えることでしょう。ルイが社会人になるころには「ルイ」がありふれた名前になると思うと、ちょっと残念です。

FBで誰かが、出産間際で「子供をルイと名付けると決めていたのに~ 」と嘆いていました。

ロンドンの近くにレゴランドという遊園地があり、ルイは子供のころから行きたがってたのですが、入場料が高くて連れて行ったことがありませんでした。今なんとそのレゴランドが、「ルイ」という名前の人は入場無料だそうです。

残念ならがそういう年ではなくなっちゃいました。

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2018年4月5日木曜日

謎のカツカレー

イギリスでは日本食ブームはここ10年近くずっと続いているんですが、ここ1-2年よく聞くようになったのがカツカレーです。

どうもおかしいなあと思っていたのです。だって、カレーならわかるけど、カツカレーってそんなに誰でもどこでも食べるような食べ物でもないでしょう。私も、別にダイエット中ではないですが、さすがにかつカツカレーは人生で5回も食べたことないと思います。女性はやっぱりカロリー気になるし、20歳前後の若者男子くらいしか食べないのでは。

家で作るとなると、とんかつを揚げるというのが大仕事だから、自宅でカツから自分で揚げて作るという人は少ないでしょうね。

でもイギリスではそのカツカレーをよく見るのです。どういうところで見るかといえば、オリエンタルな(中華とかタイとか日本食風の)ファーストフードやテークアウトのお店で見ます。でもメニューで見ても自分で食べたことないから、どんなものが出てくるのか知りませんでした。

そしたらちょっとまえ、スーパーでただでくれるレシピの雑誌にカツカレーが載ってました。思った通り。カツなんて全然ないです。要するに、日本のカレーをカツカレーと呼んでいるようです。

今日スーパーに行ったら、こんなものを売ってました。カツカレーの素。一応念のために材料と作り方を読んでみましたが、どちらにもカツは一切入ってません。たぶん日本風のカレーソースなんでしょう。

どんな味かな。もしも本当に日本のカレー味なら、それはそれで使えるから買ってもいいんですけどね。

ところで、イギリスには最近Wasabiというテークアウトのお店がたくさんできました。名前の通りお寿司を中心に、どんぶりものとかを売っています。それが最近はここでもカレーがすごく人気のようで、お店に行くとカレーのにおいがプンプンします。ビクトリア駅のWasabiなど、駅の構内がカレー臭いくらいです。

そのうちカレーの店になるんじゃないかと心配です。(お寿司は結構おいしい。)

おまけ。買い物に行ったらこんなTシャツ売ってましたよ、橋下さん。

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2018年3月2日金曜日

大雪、暴風、波浪警報

イギリスは今週は10年ぶりくらいの大雪でした。東からはシベリアからの寒波、Beast of the East(東の獣)と、南からはハリケーン・エマが同時にやってきて、昨日は大雪警報、暴風警報、波浪警報が同時に出るという大判振る舞いでした。

火曜に起きると家の周りは雪でした。それがちょっと溶けたと思ったらまた木曜の午後からすごく降り出しました。

学校は木曜と今日がお休み、私のヨガのレッスンもお休みでした。

なので今日は予想外の休日。車も出せないのでどこにもいけないし、そうなるとそれはそれで気持ちもゆったりと出来ました。

昨日は夕方にかけて散歩。こちらがその写真です。

今日は遅く起きて、庭でそり遊び。もちろんそりなんて持ってないから、台所のフロアリングの残りのリノリウムで滑りました。

前回同じことをしたときは子供たちは二人とも小学生だったのですが、未だにみんなしっかり覚えてます。今日も楽しいことは楽しかったけど、やっぱり子供が小さいときの方が特別ですね。

明日は、キャンセルにしようか相当悩みましたが、ヨガのワークショップ強行です。皆さん来れるかな~。

雪、そろそろ溶けてくれないと本当商売上がったりなんですが、それはそれで寂しくもあります。


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2017年9月2日土曜日

自分の子供を誇らしく思うことについて

今年の夏子供たちが二人ともそれぞれ中学と高校の卒業試験を受けました。GCSEとAレベルという試験です。二人ともすごくがんばったので、どちらもいい成績をもらうことが出来ました。それで、これはさすがにすごい田舎ならではなんですが、二人とも写真と名前入りで、地方新聞に載りました。

それを受けていろんな人からおめでとう、よかったねと声をかけていただきました。

その時必ず言われるのが、You must be so proud of them.という言葉です。「お子さんのことさぞや誇らしいでしょう。」という意味。これを日本語で言われると、かなり皮肉っぽく聞こえると思うんですが、イギリスでは別に皮肉で言われているわけではありません。

聞かれた人はYes, I'm very proud.と答えるのが普通です。聞かれなくても、自分から言う人も多いです。FBのステータスで、”I'm very proud of my son James who got 10 As” (息子のジェームスはグレードAを10個取りました。彼のことを誇りに思います。)みたいなコメントもよく見ます。(勉強に限らずスポーツやボランティア活動などいろいろ)

この辺はすごく日本と違うなあと思います。文化的なことなのかそれとも言語的なことなのかわかりませんが、日本でこんなことを言う人はいないと思うし、そんなこともしも言ったら、自分の子供を自慢する親ばかと思われるでしょうね。

どちらがいいのか悪いのかという話ではないですが、子供にとっては、親が自分のことを自慢に思ってくれているというのは自信につながるしいいことかもしれません。逆に、それがプレッシャーになって鬱陶しいということもあるでしょうね。

私は人にProudでしょと言われると、I'm happy for themと答えることが多いです。「私も嬉しいです」って感じでしょうか。別に日本的に、自慢してると思われたくないというわけではないのですが、自分が達成したことでもないのにProudというのもぴんと来ないので、そう答えることにしています。

でも本当はProudなんでしょう?と迫られると、まあ確かにProudなんですが、なるべくそう思わないようにしてるというか。子供のがんばりをあんまり自分のことのように考えるのは、なんとなく先々よくない気がして、控えてます。

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2017年5月4日木曜日

プリンス・フィリップの引退

日本でも天皇が退位するだとかで話題になってるようですが、イギリスでは今日、エリザベス女王の旦那さんのプリンス・フィリップが8月以降公務を辞めるということがニュースになっていました。

クィーンの旦那さんなんだけど、キングとは決してならないんですね。正式な称号はエジンバラ公なんですが、一般にはプリンス・フィリップと呼ばれてます。これは 彼は出身がギリシャの王家のプリンスだからだそうです。

驚くのは年齢です。もうすぐ96歳なんですって。でもまだ毎日のように公務をこなしていて、今日もクイーンと一緒のどこかを訪問してましたよ。公務といってもただレセプションに出席してテープカットしたり、ゲストと会話したり、待ち構える一般人に手を振るくらいなんだけど、それでもあちこち距離を移動するわけだし、出席するたびにマスコミが待ち構えているわけだし、やっぱり96歳には激務でしょうね。

なにか、癌だとかアルツハイマーとか大きい病気が見つかって引退を発表したのかと思いましたけど、ぜんぜんそういうわけではなさそうです。今日の様子もニュースで見ましたが、背筋もしゃんとして普通に歩いていて、ゲストたちと談笑しているシーンが写ってました。

ちなみに女王様はこれからも公務は続けるそうです。 彼女も90歳を過ぎてます。

90歳過ぎてもこんなにぴんぴんしてるのは、ロイヤルでも一般人でもやっぱりすごいというか、ちょっと尊敬しますね。クイーンのお母様は10年ほど前に100歳過ぎで亡くなったので、長寿の家系かと思ったけど、夫婦してどちらも長生って言うのは、王家っていうのはいい暮らしなんでしょうか?ストレス多そうだけどね。

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2016年12月8日木曜日

ロンドンの地下鉄で見た人達

ルイの大学の面接の付き添いでロンドンに行ってました。

面接と言う緊張する用件だったので特に何にも出来なかったのですが、それでもロンドン橋を渡ったり、地下鉄に乗ったりするだけでも、結構心躍りました。ロンドンっていいですよね。

日本の電車や地下鉄は、飲み食いするなだの、化粧するなだの、うるさい。それに比べたらベルリンの地下鉄は本当に自由みたいですよっていう話をここに先日書きました。

ロンドンも自由ですよ~。まず地下鉄でお箸でお弁当 食べてる若者がいました。最近はロンドンで、和食のお弁当やさんが増えたからなんだけど、日本ですら地下鉄でお箸でお弁当食べてる人みたことないな。

それから水薬を飲んでる人。さすがにスプーンならこぼれちゃいますが、なにかシリンジのようなもので飲んでました。まあそういうルイも、咳止めを瓶から口のみで飲んでましたが。

そして、日本には絶対にいないと思いますが、駅で電動髭剃り器でひげをそってる男性を目撃しました。

でも一番驚いたのは、歯を磨いてる人でした。向かいの席に座ってたのですが、何か食べた後、歯ブラシと歯磨きを出して歯を磨き始めました。そして、歯ブラシを口に入れたままふらふらと席を立ってとなりの車両に移動していきました。

さすがにこれには、周りのイギリス人もちょっと 驚いたようでした。

ロンドンってすごい好きです。

面接の方は、なんともいえません。そのときは結構まんざらでもない顔で出てきましたが、今からいろいろ考えて、ああ言えば良かったこう言えば良かったと言ってます。まあそうはいっても、もうどうすることも出来ません。結果は早ければ2-3週間後らしいですが、ボーダーラインなら4月までもつれ込む人もいるそうです。

来週も別の大学の面接があります。こちらは実技とかいろいろあるらしいので、気持ちを切り替えて挑まなければ!

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2016年11月15日火曜日

Bokeh

先日写真の撮り方のウェブサイトを読んでいました。背景をぼかすように撮るにはどうしたらいいかという記事です。

そしたら知らない単語がでてきました。Bokehです。しばらく読み続けて、思い出しました。写真家の知人が「写真用語で日本語がある。」と言っていたのです。そうか、あれです。「ぼけ」。でもこのスペリングですので、イギリス人はボウケってな感じで発音します。

こんな風に、専門用語で日本語が使われてることはたまにあるようです。

たとえば味覚。昔は舌には「苦味」「甘味」などの5種類の味覚を感知するセンサーがあると思われていましたが、新しい味覚のセンサーが発見され、それはUmamiと呼ばれます。ウメイミ?ウマイマイ?何じゃそれは、サンスクリットかと思っていたら、日本語の「うまみ」ではありませんか。

ちょっと違いますが、バイオリンの教え方で、Suzuki methodと言うのがあります。私はぜんぜん知らなかったんだけど、30年前に初めてイギリスに留学してきたときに、二人の人に続けて会うなりいきなり「日本人か。僕はスズキメソッドでバイオリンを習った。」と言われたことがあります。

割と意外なものが浸透してるんですよね。

うちの息子いわく、若者の間では、KawaiiとSempaiが日本マニアの間では知られてきているとのことです。かわいいはともかく、先輩はどうかな。ワンピースで「ルフィー先輩」が出てきたので、そのせいかな。

職人的な専門分野で、もっと日本語があるような気がします。今度調べてみようかな。

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2016年11月11日金曜日

5ポンドの賭け

今年はまだ1ヶ月半も残っていますが、イギリスでは驚きに次ぐ驚きの1年でした。

イギリスでは街に賭け屋というものがあり、ここで競馬とかサッカーとかに賭けることが出来ます。話によると、選挙とかテレビのコンテストとか、どんなことでも賭ける事が出来るそうです。

それで今年イギリスで、レスター・フットボールクラブが優勝プラスEU離脱プラストランプの勝利に5ポンドかけた場合、1千5百万ポンド儲かったことになるそうです。

実際にそれをした人は・・・。多分いなかったようです。そういう話はぜんぜん聞きませんから。まあ、いないからこそそのくらいの倍率になったってことなんでしょうけど。

私はサッカーぜんぜん見ないので知りませんが、個人的には、レスターの優勝ってそんなに驚きのことだったのかと、意外なところでこちらが驚きました。

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2016年10月14日金曜日

イギリス人の戦争観、在英日本人の方たちには特にぜひ御一読いただきたいこと

イギリスで生活しているとたまにしみじみ実感することですが、戦争、特に世界大戦に関する認識が日本とぜんぜん違うようです。簡単に言うと、イギリスでは戦争を、「祖国と正義のために戦う勇敢で栄誉ある行為。」と捉えているように感じられます。

ま、確かに第二次世界大戦は、日本とヨーロッパはまったく別の戦争を戦っていたようなもので、ヨーロッパ人にとっては「ユダヤ人のナチからの解放」がすべてです。ですから、勝戦国でもあることだし、戦争とは栄誉あることなのですね。

敗戦国であり、基本的にぜんぜんほめられる点のない日本国軍の行為と比べると、それは仕方のないことかもしれません。

先日、ある裕福な老女の会(ライオンズクラブの女性版みたいなもの)でスピーチを頼まれました。趣旨はヨガ関係だったのですが、日本のことも話して欲しいということで、少しだけ戦争の話になりました。太平洋戦争では、広島長崎ばかり知られているけど、それに至るまでにも、考えられないような悲劇が何年も続いたのですよということを、数分でちょこっと触れたのです。

するとそこである女性(70代くらい)に言われたことです。

「日本ではそうやって、戦後からずっと、戦争の悲劇を語り続けているのね。イギリス人も徴兵でたくさんの若者が亡くなり、空襲もあり人々は苦しんだけれど、イギリスではそのことを口にしてはいけないような風潮が最近まであったの。戦争で戦うことはあくまでも栄誉ある行為で 、その悲劇を口にすることは、裏切り行為的に見られかねない風潮。

それがやっと最近では、戦争の悲劇を語ることが許されるようになってきたようだわ。」

これには、本当に目からうろこが落ちる思いでした。イギリスに長く住む日本人は、多かれ少なかれ、私と同じような、腑に落ちない感覚を、戦争に対して持っていたんじゃないかと思います。どうしてあんな悲惨なことが、栄誉あることと捉えられるんだろうって。

でもそうじゃなかったんだなあ。やっぱり人間は同じなんだな。

イギリスは勝戦国であったがために、 且つ、ナチスドイツという悪と戦ったために、戦争の傷を隠すような風潮になったということでしょう。

これは私の中ではすごく大きいわだかまりだったので、すごく重要な出来事でした。

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2016年7月3日日曜日

ノリッチのUEA

金曜から泊りがけでノリッチ大学のオープンデーに行ってきました。コメント欄にもありましたが、ノリッチ大学とは言わず、UEA(University of East Anglia)というようです。

地図で見たら6時間ということだったんですが、金曜の午後だったので道が混んでいて、しかも一箇所迷ったので、結局怒涛の8時間もかかってしまいましたよ。信じられん。

しかもケンブリッジを過ぎたあたりから150キロ近くこのイングランド中東部はぜんぜんモーターウェイがなく、準高速道路のような道でした。晩御飯はどこかモーターウェイのサービスエリアで食べようと思っていたのに、ぜんぜん食べる場所もありません。結局バーガーキングをみつけて注文しましたが、店じまいの15分前ということで、店内で食べることは出来ず。仕方なく車で食べました。

イングランドのこの当たり、イーストアングリアって本当に広範囲にわたって、何にも何にも何にもない土地なんだなあ。

でも目的地のノリッチは、とっても活気のある街でした。金曜の夜だったのににぎわってまして、ロンドンのコベントガーデン界隈のような雰囲気でした。

大学は町の中心地から5キロほど離れた場所のキャンパス大学でした。割と小さい大学で、しかも家からとんでもなく遠いし、医学部の定員も小さいしな、候補リストから削除かな。私はそう思っていたのですが、本人はルイも、そしてチャーリーも結構気に入ってました。ルイはかなり真剣に受験校候補に考えています。

今回行ってみてわかりましたが、私ってイギリス国内のこと、実はあんまり知らないです。こんなことでもないとなかなか行こうって思わない場所だし、よかったです。

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2016年6月9日木曜日

大文字の消滅

私は日本語でタイプするのは、デスクトップなどのコンピューターなら問題ないのですが、Iphoneの小さいキーボードでするのはすごく苦手です。Iphoneならまだ、普通のキーボードのチョイスがありますが、あの3x3の電話のキーみたいなタイプの入力は、無茶苦茶だめです。

でも日本で電車に乗ったとき思いましたが、若い中高生はすごいですね。いや、あのスピードはすごい。

英語でタイプするのも、Iphoneは小さいのでちょっとやりにくいです。そして最近自分でも思うのですが、極力大文字を避けています。というか、仕事などを除いて、プライベートなものは友達でもスイミングクラブでも、人の名前も固有名詞も、ぜんぶ小文字のままです。センテンスの最初だけは自動で大文字になりますが。

なぜかというと、ただ面倒くさい。それだけ。キーをひとつよけいに打たないといけませんからね。

そして最近は、Iphoneの場合は最後のセンテンスはピリオドも打たないです。 これも、画面を変えて打たないといけないから、面倒くさい。

もちろんこれは私だけではないです。だからイギリスでは、最近はカジュアルなメールは全部小文字だったりするし、フェイスプックもそうです。

考えてみれば、メールとかSMSメッセージ(イギリスでは主流)とか、最近は文字でコミュニケーションとることが多いですから、少しでも早く打つために、大文字やピリオドなど、なくても意味がわかるところは省略されてもしょうがないと思います。

こういうのってそのうち、手紙とか学校や仕事のレポートとか、 広範囲にわたって影響がでてくるんでしょうか?

私に限っては、昔だったら絶対ピリオドとか読点がないと気持ち悪かったけど、今はだんだん抵抗なくなってきましたね。

日本語もなにか似たような変化はありますか?

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庭のプランターに勝手に咲いた花たち

2016年4月21日木曜日

クイーニーの90歳の誕生日

イギリスで最近人気のある番組で、Goggle Boxというのがあります。Goggle Boxと言う言葉は、俗語でテレビと言う意味です。この番組では、いろんな家族が同じテレビ番組をそれぞれ自分の家の居間で見て、いろいろ反応したりぐちぐち文句言ったりするのを映すだけの番組なのですが、なんかそれが不思議にじわじわと人気があるようです。

今日はエリザベス女王の90歳の誕生日です。それでそのスペシャル番組で、まるでこのGoggle Boxのロイヤル版みたいなものをやっていました。番組のナレーターは、なんとチャールズ皇太子。

王室のプライベートな8ミリなどの古いビデオの公開なんですが、それをただ流すのではなく、そのビデオをロイヤルファミリーのメンバーが一緒に見ながら、それぞれ会話するところを放送してました。

コメントしていたロイヤルファミリーは、クイーンのいとこや甥などの遠い人達のほかに、プリンセス・アン(女王の娘)、プリンス・ウィリアム(女王の孫)、プリンス・ハリー(同)、そしてチャールズ皇太子と、なんと女王様自身です。

王室のプライベートビデオは、古いものはエリザベス女王が赤ちゃんの時のものまでありました。そこから順に、クイーンの子供時代、戴冠式、プリンスチャールズやそのほかの子供たちの子供時代などから、今に至ります。戴冠式は別として、子供たちのビデオは本当に普通の家族の8ミリみたいでした。子供たちは海岸で砂だらけになって遊んだり、高いところから飛び降りたり、すごく傾斜の激しい滑り台を猛スピードで滑り降りたりと、かなり危険なことをして遊んでいます。

クイーン自身が子供のときのビデオは、お父さんの、当時の国王のジョージ6世と庭で遊んでいるものがありました。そこでは、国王はつな着を着て庭仕事してました。

こういう、「意外と普通」な表情の一方で、このビデオを見るクイーンとチャールズは、ゆったりと背筋伸ばして 、ウィンザー城の居間のソファーに座っています。話し方も立ち居振る舞いもすごくフォーマル。とても普通の親子の会話には見えません。でもこの人達って、リラックスしてても、この程度の緩さなんだろうなあと思いました。

クイーンは今でもとてもとても90歳には見えません。背筋もぴんとしてるし、足腰も丈夫そうです。そして頭のほうは、一点の曇りも感じられません。

そしてちなみに、クイーニーのだんなさんのプリンス・フィリップは95歳です。こっちもぴんぴんしてます。

私は原則的には皇室反対派ですけど、エリザベス女王には、素直にすごいなあと思います。 彼女はきっと100歳以上までがんばりますよ。

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2016年4月16日土曜日

イギリスの階級制度 5

イギリスの伝統的な「中産階級」と「労働者階級」について書きましたけど、やっぱり人間をこの二つのグループに分けるって言うのは無理があります。世代的な違いもあるし、住む場所での違いもあるわけです。

5年前に行われたBBCの調査で、新たに7つの階級に分類されてました。面白いので紹介します。

エリート (6%) 平均年齢57歳
確立された中産階級 (25%)46歳
技術系中産階級 (6%) 52歳
新富裕層労働者 (15%) 44歳
伝統的労働者階級 (14%)66歳
新サービス労働者 (19%) 34歳
不安定階級 (15%) 50歳

自分がどの階級か、テストすることも出来ます。こちらです。イギリスに住む人はやってみてください。日本に住むなら、当てはまらないんじゃないかな。

質問事項は、年収や持ち家かどうか、家の値段、貯金額、知人の職業、趣味。 ということは階級を決めるのは、お金と人脈と文化ということになりますね。

一番上のエリートと言うのは、家柄も大きく関係していて、努力してそうなることが出来ない流動性のないグループとのことですが、6%って結構多いなあと思います。20人に一人以上ですからね。

 一方で、一番低収入の不安定階級が15%で、しかも平均年齢50歳って言うのは、社会問題レベルですよね。

技術系中産階級、新富裕層労働者階級、新サービス労働者って言うのは、すごく面白いです。確かに見回してみると、そう呼べそうな知り合いがいます。

 ちなみに、この調査では、伝統的な「中産階級」「労働者階級」に当てはまるのは、調査対象の39%だけにとどまったそうです。

と言うことは、段階的にイギリスの階級社会も変わりつつあるのかな。今のところ真ん中あたりがごちゃごちゃ混じり合っていて、上下が混じり合うまでには 100年くらいはかかりそうですけどね。

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2016年4月14日木曜日

イギリスの階級制度 4

階級制度について何度か書きましたけど、じゃあお前のところはなんだと言うことになりますから、ちょっと書きます。

家人は、お父さんがファーマーで、本人は高校卒業後専門学校に行って、その後いろいろ転職の後、今は家具職人。なので実家が労働者階級の出身で、本人も労働者階級。

そう思っていたのですが、田舎に越してきて知ったことですが、ファーマーというのは農場経営者のことで、実は実家はかなりのミドルクラスでした。イギリスの酪農経営者は何百エーカーと土地を持ち、何百等と牛を抱え、搾乳する器械を何台も所有するわけですから、確かに生産の手段を所有するわけなのです。

家具職人はかなり洗練されたクラフトで、ごくごく小さい会社のパートナーですから、厳密な定義で言えば中産階級ともいえるんですが、やっぱり文化的には、パブでサッカーを見る労働者階級。

(こんな感じで、実際にはなかなか中産階級と労働者階級をくっきり分けることは出来ません。)

私は外国人だから、部外者で階級制度関係なし。

ところがですね。

要するに何が言いたくて階級制度について書き始めたかというと、意識して選んでるわけでも全然ないのに、子供たちが成長するにつれ、最近つくづく自分たちが中産階級だなあと感じることが多くなったからです。

たとえば水泳とライフセーバー。水泳は、海に近いからと習わせていて、本人たちが喜んで泳ぐので、泳ぎ続けて今に至ってるわけですが、水泳クラブで周りを見回せば、お医者さんだの会計士だの校長先生だの、まさに中産階級の典型的な家庭に囲まれています。

ライフセーバーも同じ。サーフィンするときに心配だからとクラブに参加しましたが、やっぱり同じような家庭が多いです。

学校のほうは、たまたま行った小学校が、すごくミドルクラスの家庭が集まるような学校でした。なのですごく人気があって、越境して入りたい生徒(越境も問題ありません)のウエイティングリスとが出来るくらいでしたが、うちはたまたま近くに越してきただけでした。

中学校は普通の大きい公立で、上から下までいろんな生徒がいて、いろんな家庭がありました。ここでの友達は、いろんなタイプがいました。でもルイが高校(6thForm)に進むと 、一応大学進学を考えるような生徒以外は辞めていきましたから、ルイの友達は、やっぱりミドルクラスの家庭の子供たちばかりになりました。

子供たちはこうして着実にミドルクラスの道を歩いています。

私としては、自分は蚊帳の外の外国人だという、部外者的な気持ちのよさが好きでした。パンク世代、反サッチャー世代を潜り抜けてきた、アンチエスタブリッシュメントを自称するポール・ウエラー・ファンとしては、ミドルクラスに成り下がるのは、骨抜きにされたようでちょっと寂しくもあります。

それでも、いろいろな部分で、結局は労働者階級的な価値観は私にはないと言うのも実感します。

イギリスの階級って、決してお金の問題ではなく、文化の違いと書きましたが、よく考えると、価値観の違いかもしれません。

私もイギリスに染まったものだわ。

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2016年4月9日土曜日

イギリスの階級制度 2

イギリスの階級制度は、伝統的には、Upper class, Middle class, Working Classと言われています。上流階級、中産階級、労働者階級です。上流、中流、下流でないところに注目です。

上流って言うのは、お金持ちや資産持ちという定義ではありません。イギリスで言う上流とは、ロイヤルな方たちのことです。ロイヤルファミリーのメンバーではなくても、Lordやら、Countessやら、いろいろイギリスには称号があり、いわゆる「貴族」です。日本で言えばお公家さんですね。なので、パーセンテージ的にはすごく少ないです。他の階級と入れ替わったり混ざることもないですから、話題にもならないグループです。ここでも、話題からはずします。

中産階級って言うのは、日本の中流とはちょっと違います。日本の中流って「庶民」とほぼ同義語ですよね。イギリスではミドルクラスって言うのは、よく言えば「教養のあるお金持ち」、悪く言えば「ちょっとお高くとまった人達」という印象でしょうか。

定義を検索してみましたが、流動的なものですから、これといった確定したものがありません。経済的には、財を生産する手段を持つ人達のことだと思います。ビジネス経営者や、プロフェッショナルな職業がこれに当たります。職業は、お医者さん、先生、会社経営、商売、などなど。特徴としては、ある程度の資産(持ち家、貯金)があり、大卒。

労働者階級とは、言葉の通り、働いてお金を得る人達。大体がブルーカラーワーカーを指します。職業で言えば、伝統的には炭坑夫(今は炭坑はすべて閉鎖になりました)。今では、工場やお店で働く人達。

でももちろんこれは、ざっくりした定義で、それにはまらない職業もいれば、はまらない人達もたくさんいます。というか、大体の人はどちらにも当てはまる部分を持っていると思います。

というわけで、もともと階級制度というのは、職業(そして派生的に収入)による階級だったのですが、今でも階級制度が話題になるのは、文化的や生活的にいろんな方面で、階級での違いが現れてるからです。時々は、ここはイギリスというひとつの文化ではなく、二つの文化が平行して存在しているようにも感じられるほどです。

私的に断言してしまえば、階級を決めるのは、その人がどういう文化に属しているかだと思います。

たとえば、聴く音楽、趣味、好きなスポーツ、好きな洋服のスタイル、ホリデーの過ごし方、見るテレビチャンネル 。こんなものにも階級が現れています。例を挙げると、スポーツは中流はラグビー、労働者階級はサッカー。ホリデーなら、中流はスコットランドやフランスで2週間、散策やお城めぐり。労働者階級は、スペインの南の島のプールつきのホテルで海水浴。テレビは、中産階級はBBC2とチャンネル4、労働者階級はITV (って、これはさすがにイギリスに住んでないとわからないだろうなあ。)

イギリスの階級制度で誤解して欲しくないのは、中産階級が労働者階級より上だとか優れているとかいうわけではないということです。確かに中産階級のほうが資力も資産もありますが、住んでいる者にとっての実感は、あくまでも二つの相容れない文化圏だということです。

実感だけを例えて言えば、巨人と阪神とか、東京と大阪とかに近いかもしれません。東京の人が大阪を「お金にがめつくて、漫才師とやくざの住む町」と思い(かな?)、大阪の人が東京を、「かっこつけの、田舎もんの集まり」と思ってるようなものでしょうか。(笑)

前回このテーマで書いたときに、コメントがありましたが、80年代のサッチャー時代には、反サッチャー派の運動は、パンクのムーブメントから、左派知的階層を巻き込んで、それはそれは盛り上がったものでした。 その頃は、私のようなよそ者の目には、イギリスの労働者階級ってアンチエスタブシュメントで、それはそれはたくましく映った物でした。

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2016年4月6日水曜日

イギリスの階級制度 1

イギリスが階級社会ということは昔から言われてますので、耳にしたことがある人が多いと思います。それについて書こうと思うのですが、これは本当に大きいテーマなので、一日では書けないと思いますので、少しずつ記事にしたいと思います。

私がイギリスに初めて住み始めたのは1987年でした。わあ、もう30年近くになるんですね。その時点ですら、「イギリスには階級制度という悪癖がはびこっているが、これは徐々になくなりつつある。」という理解でした。それから30年経って、これは確かにそういう流れはあるものの、簡単に変わらないなあという部分もあります。形が変わっていっている部分もあるのかもしれません。

大学に1年行ったのち、シティーの証券会社に就職しました。シティーでは、ディーリングルームの社員は、朝7時半からミーティングがあります。事務系の バックオフィスは9時始業です。ディーリングルームの社員たちは、秘書たち数人を除けば、プロフェッショナル採用で、いわゆるエリートです。残業代は付きません。

バックオフィスや秘書たちは、部長レベルを除けばノン・プロフェッショナルで、残業代が付きます。給料も低い(と言うか、普通の世間並み)です。

これは階級制度の一面ではあるのですが、歴史をたどるともっと奥深いのです。

イギリスでは一般的に言って、ホワイトカラーは9時か9時半出勤ですが、伝統的には、地位が高いほど、出勤が遅いのです。弁護士や会計士などのプロフェッショナルな仕事もそうです。いわゆる重役出勤というやつですね。 (多分今はこれは変わってきたと思いますが。)。

そして今でも、ワーキングクラスの朝は早いです。うちの家人の仕事は家具職人なのですが、朝は8時始業。7時前に出勤する人もいます。大工さんや配管職人さんも依頼すると、朝8時前には来ますよ。まあ、ヨーロッパは一般的に日本より朝が早いようですので、それもあるのかもしれません。

で、上記のシティーの話に戻ります。 一般的に行ってエリートは朝は遅いのに、なぜシティーではエリートのディーラーたちが朝7時から出勤するのか。

それは昔、シティーがまだ今のような世界的金融市場の中心地ではなかった頃、シティーでの仕事はいわゆる株屋でした。とくに証券取引所のフロアで走り回るようなディーラーの仕事は、野心だけは高い中卒のたたき上げの仕事だったそうです。なので、シティーでは今でも朝が早いのだとか。

ちなみに私が働いていた頃は、ディーラーは皆大卒でケンブリッジやオックスフォードを出ているエリートもいたものの、扱いは「紳士以下」という感じでした。グリード丸出しで、電話でシャウトしながらお金を動かす仕事は、確かに品のないイメージは否めません。

同じシティーの証券会社でも、法律関係やカンパニーセクレタリーなどは、昔ながらの本物のエリートのように振舞っていたイメージがあります。出勤も確かに遅かったです。そして多分給料もボーナスもがっぽりもらっていたんだろうと思います。

私のイギリスの階級制度との出会いのはじめはこんな感じでした。

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