9月くらいから新しいバンドが結成されたのですが、これがルイの3つ目のバンド。
一つ目は中学に入って2年目のときで、まあ学芸会みたいなバンドでした。オアシスのカバーとかしてました。
その次のバンドは結構シリアスで、いくつかギグをしました。オリジナルもなかなかいい曲を何曲か書いてました。ギグは、ライフセーバーのパーティーとか、学校のミュージックイベントだったので、まだまだアマチュアでした。音楽の傾向は、ミューズやレッドホットチリペッパーズといった感じで、なかなか聞けるバンドでした。
今回のバンドは、学校のひとつ年上のギターリストとドラマーと一緒にやってます。この二人は本当にすごくうまいのですが、いままでバンドメンバーが集まらず、二人でデモなどを作ったり、それぞれ別々に、他の人達のライブで演奏したりしてました。
そこにルイと、今まで一緒にやっていた同級生が加わって、4人のバンド、SLEEPMUDが誕生しました。12月に初ライブを街のライブハウスでやり、結構人が集まって、初めて出演料をもらいました。
先週は3回目のギグでした。
最初のギグは、家族みんなで連れ立って、メンバーの友達もたくさんやってきて賑やかでした。
でもそれ以来・・・・・私もデイブも一度も行ってません。車で連れて行って機材運んで、終わったら迎えに行くだけ。
なぜかというとですね。
ヘビメタなんです。
ルイは最初のギグの後、耳がしばらく普通に戻らず、 ギター屋で買ったロックコンサート向けの耳栓をつけて、演奏しましたよ。
ところでこの私が住むぱっとしない田舎の町ビデフォードには、実は結構知られているライブハウスがあるのでした。すごく小さいですが、平日でも毎日なにかライブがあります。そしてビデフォード出身とか、ビデフォードベースの(有名ではないが)プロのバンドもいくつかあります。だいたいヘビメタ。
実は、ヘビメタファンなら知っているかもしれない、クレイドル・オブ・フィルス というバンドがあり、そのギターリストがこの街で細々とギター屋をやって、ギター教えてます。そういう関係で、ヘビメタバンドが多いのかもしれません。
今日もルイは、その人に日本からもらってきたギターを直してもらいに行きました。「使わないから、日本にいるとき暇ならこれを弾いて」と、下さったんですけど、くれた人はそれがイギリスのこんな田舎町までやってきて、プロのギターリストが調整するなんて、思ってもみなかったでしょうね。
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2016年2月27日土曜日
事務仕事ってちょっと
来週急に日本に1週間行くことになり、今日は仕事のほかは、家事もせずずっと事務処理をしていました。
学校へのEメールを数通、家計簿の処理、仕事の帳簿、ネットプロバイダへの電話、仕事をお休みするためのいろいろなアレンジ、いろいろな支払い、口座のチェック・・・・などなど、書き出したら終わりません。しかも考えれば考えるほど、またやるべきことを思い出して、タスクリストの項目が増えていきます。
そういうわけで、今日は事務処理ばっかりで、ぜんぜん建設的な一日ではありませんでした。
・・・って思ったんですが、考えれみればちょっと不思議な話です。
だって日本もイギリスも、いまや大半の人がオフィスで働いているではありませんか。厳密に言えば事務職とはいえない仕事も多いですが、机に向かっている広い意味での事務仕事です。そしてそういう仕事こそがホワイトカラーで、お給料もいいはず。それが建設的でないっていうのは、どういうことなんでしょ。
私がヨガの先生になるまでに今までした仕事は、大阪の英系の商社(船の部品の部門)、ロンドンの都銀系証券会社のミドルオフィス、別の証券会社の営業。
仕事内容は、商社はクライアントに船の部品を売る仕事で、照会を受けて見積もりを計算したり、ファックスを送ったりする仕事でした。事務職ですね。
証券会社のミドルオフィスは、ディーリングルームの補佐的な仕事でした。ディーラーの収益やポジションを計算したり、経済レポートを書いたり、翻訳したり。事務職。
営業のほうは、たまにお客さんに会うこともありましたが、普段はディーリングデスクでスクリーンに向かって、お客さんに電話して、たまに(多くて日に数回、少ない日はゼロ) 100万ドル単位で債券を売ってました。電話して、スクリーン読んで、いろいろチケットやら票やら書き込みますから、やっぱりざっくり言えばやってることは事務。
私の今の仕事はヨガの先生なので、体を動かして声をだして教えていると、仕事したっていう「建設的な」満足感がありますが、それにまつわるさまざまな事務仕事、ウェブサイトをアップデートしたり、生徒さんにメールしたり、帳簿つけたり、そんなことしてると、雑用で時間が奪われてる気がして、仕事してる達成感がぜんぜんありません。何よりも実際にお金をもらうのは、教えてるからもらうわけだし。
家人は オーダーメードの家具を作る仕事なのですが、本人自体は実際に家具を作るよりも、お客さんと交渉したり、下請けやデザイナーと話し合ったりと、こちらも雑用が増えて仕事にならないと文句言ってます。これも、実際に家具を作って何ぼの仕事です。
現場レベルというか、個人レベルでは、事務が多いと肝心の仕事をする時間が削られるって感じがします。
でも社会全体としては、発展国はホワイトカラーの人が多く、しかも一般にそのほうが給料がいい。っていうのは、考えてみれば経済の仕組みって不思議なことです。
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学校へのEメールを数通、家計簿の処理、仕事の帳簿、ネットプロバイダへの電話、仕事をお休みするためのいろいろなアレンジ、いろいろな支払い、口座のチェック・・・・などなど、書き出したら終わりません。しかも考えれば考えるほど、またやるべきことを思い出して、タスクリストの項目が増えていきます。
そういうわけで、今日は事務処理ばっかりで、ぜんぜん建設的な一日ではありませんでした。
・・・って思ったんですが、考えれみればちょっと不思議な話です。
だって日本もイギリスも、いまや大半の人がオフィスで働いているではありませんか。厳密に言えば事務職とはいえない仕事も多いですが、机に向かっている広い意味での事務仕事です。そしてそういう仕事こそがホワイトカラーで、お給料もいいはず。それが建設的でないっていうのは、どういうことなんでしょ。
私がヨガの先生になるまでに今までした仕事は、大阪の英系の商社(船の部品の部門)、ロンドンの都銀系証券会社のミドルオフィス、別の証券会社の営業。
仕事内容は、商社はクライアントに船の部品を売る仕事で、照会を受けて見積もりを計算したり、ファックスを送ったりする仕事でした。事務職ですね。
証券会社のミドルオフィスは、ディーリングルームの補佐的な仕事でした。ディーラーの収益やポジションを計算したり、経済レポートを書いたり、翻訳したり。事務職。
営業のほうは、たまにお客さんに会うこともありましたが、普段はディーリングデスクでスクリーンに向かって、お客さんに電話して、たまに(多くて日に数回、少ない日はゼロ) 100万ドル単位で債券を売ってました。電話して、スクリーン読んで、いろいろチケットやら票やら書き込みますから、やっぱりざっくり言えばやってることは事務。
私の今の仕事はヨガの先生なので、体を動かして声をだして教えていると、仕事したっていう「建設的な」満足感がありますが、それにまつわるさまざまな事務仕事、ウェブサイトをアップデートしたり、生徒さんにメールしたり、帳簿つけたり、そんなことしてると、雑用で時間が奪われてる気がして、仕事してる達成感がぜんぜんありません。何よりも実際にお金をもらうのは、教えてるからもらうわけだし。
家人は オーダーメードの家具を作る仕事なのですが、本人自体は実際に家具を作るよりも、お客さんと交渉したり、下請けやデザイナーと話し合ったりと、こちらも雑用が増えて仕事にならないと文句言ってます。これも、実際に家具を作って何ぼの仕事です。
現場レベルというか、個人レベルでは、事務が多いと肝心の仕事をする時間が削られるって感じがします。
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2016年2月25日木曜日
クエートのお土産
去年の下旬から、家人が出張でクエートとヨルダンに何度か行きました。最初の2回はまったく何も買わずに帰ってきたので、本当に中東に行ったのか疑っていたら、前回は、空港で買ったキーホルダーとか冷蔵庫に貼り付けるマグネットを買ってきました。
レシート見たら、ひとつ1000円くらいします。一応家族みんなお礼を言って、そのまま各々の引き出しにしまいました。それ以来一度も目撃していません。
その慇懃無礼な感謝の仕方から察したのか、今回はちょっとマシなものを買ってきました。
左はどうやら食べ物。右はどうやらコーヒーです。
左の食べ物は、ある日の晩御飯の後、テーブルでみんな食べたのですが、一口食べて全員が「???????」という反応でした。ミルフィーユみたいに層になってるのですが、乾燥していて、味がほとんどありません。それでメープルシロップをかけて食べたのですが、「もしかしてわさびとしょうゆでも行けたんじゃない?」と語り合いました。
磯辺焼きか。
コーヒーのほうは、コーヒーのにおいはせず、スパイスの香りがします。挽いた豆の色も、薄茶色です。
昆布茶か。
一応カフェティアで淹れてみたら、不思議な飲み物に。味はコーヒーでもなく紅茶でもなく。カーダモンのいい匂いがします。
調べてみたら、アラビアコーヒーは、普通に淹れるだけではだめ。10分くらい鍋で沸騰させて、さらに10分くらいことこと煮込むとのこと。
それでやってみたら、出来ました。色はコーヒー色。匂いもコーヒーの匂いがします。味はスパイス味のコーヒーでした。
ま、どちらもおいしいって物でもなかったですが、アラブの文化に触れられて楽しかったです。空港で売ってる、クエートの名所の写真の箱に入ったチョコレートより 、ぜんぜんいいです。
ひとつ1000円もして、引き出して捨てられるのを待っているだけのキーホルダーよりも、100倍いいです。
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レシート見たら、ひとつ1000円くらいします。一応家族みんなお礼を言って、そのまま各々の引き出しにしまいました。それ以来一度も目撃していません。
その慇懃無礼な感謝の仕方から察したのか、今回はちょっとマシなものを買ってきました。
左はどうやら食べ物。右はどうやらコーヒーです。
左の食べ物は、ある日の晩御飯の後、テーブルでみんな食べたのですが、一口食べて全員が「???????」という反応でした。ミルフィーユみたいに層になってるのですが、乾燥していて、味がほとんどありません。それでメープルシロップをかけて食べたのですが、「もしかしてわさびとしょうゆでも行けたんじゃない?」と語り合いました。
磯辺焼きか。
コーヒーのほうは、コーヒーのにおいはせず、スパイスの香りがします。挽いた豆の色も、薄茶色です。
昆布茶か。
一応カフェティアで淹れてみたら、不思議な飲み物に。味はコーヒーでもなく紅茶でもなく。カーダモンのいい匂いがします。
調べてみたら、アラビアコーヒーは、普通に淹れるだけではだめ。10分くらい鍋で沸騰させて、さらに10分くらいことこと煮込むとのこと。
それでやってみたら、出来ました。色はコーヒー色。匂いもコーヒーの匂いがします。味はスパイス味のコーヒーでした。
ま、どちらもおいしいって物でもなかったですが、アラブの文化に触れられて楽しかったです。空港で売ってる、クエートの名所の写真の箱に入ったチョコレートより 、ぜんぜんいいです。
ひとつ1000円もして、引き出して捨てられるのを待っているだけのキーホルダーよりも、100倍いいです。
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2016年2月23日火曜日
犬vs猫
先日テレビで「犬vs猫」という番組をやっていて、最後のほうをちょっとだけ見ました。
犬の飼い主と猫の飼い主が出てきて、科学的にどちらがペットとして優れているか検証する番組です。科学的といっても、きちんとした科学的手法でやってるわけではないですから、科学的風というべきですね。
最後の実験は、猫と犬、どちらが飼い主を深く愛しているかという実験でした。
オキシトシンっていうホルモン、聞いたことありますか?愛情ホルモンとも呼ばれているらしいですが、母乳を与えたり、親子や恋人間の愛情を築くのに関係あるホルモンらしいです。動物にもこのホルモンがあるらしく、飼い主と一緒にいるときにこのホルモンが分泌されているかというものでした。
結果は、犬も猫も分泌されてはいたものの、犬のほうが多くて、やっぱり犬のほうが愛情が深いという結果でした。
ただ、サンプル数が話しにならないくらい少ないので、とても科学的に証明されたとは言えないと断ってました。それから、猫は自分の縄張りから出たがらない動物ですが、大学の研究所で測ったので 、それがストレスの原因になっている可能性はあるとのことでした。
まあこの結果自体は別に驚きは無いのですが、面白いと思ったのは、猫の飼い主の態度です。
犬の飼い主にアンケートをとって、あなたの犬はあなたを愛していると思うかと聞いたところ、全員の飼い主がイエスとこたえました。
猫の飼い主の場合、20パーセントがノーの答えてました。つまり猫の飼い主の5人に一人は、自分のペットに愛されていないと感じてるわけです。これにはちょっと笑いました。
でも猫の飼い主って、それでもいいんですよ。犬の場合は、愛情を分かち合う家族的ペットとして飼うと思うのですが、猫の場合は、テキトーに家に出入りする、気ままな存在。そのツンデレぶりがですね、たまらないのです。
ということは、猫の飼い主って、結構自虐的なのかな
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犬の飼い主と猫の飼い主が出てきて、科学的にどちらがペットとして優れているか検証する番組です。科学的といっても、きちんとした科学的手法でやってるわけではないですから、科学的風というべきですね。
最後の実験は、猫と犬、どちらが飼い主を深く愛しているかという実験でした。
オキシトシンっていうホルモン、聞いたことありますか?愛情ホルモンとも呼ばれているらしいですが、母乳を与えたり、親子や恋人間の愛情を築くのに関係あるホルモンらしいです。動物にもこのホルモンがあるらしく、飼い主と一緒にいるときにこのホルモンが分泌されているかというものでした。
結果は、犬も猫も分泌されてはいたものの、犬のほうが多くて、やっぱり犬のほうが愛情が深いという結果でした。
ただ、サンプル数が話しにならないくらい少ないので、とても科学的に証明されたとは言えないと断ってました。それから、猫は自分の縄張りから出たがらない動物ですが、大学の研究所で測ったので 、それがストレスの原因になっている可能性はあるとのことでした。
まあこの結果自体は別に驚きは無いのですが、面白いと思ったのは、猫の飼い主の態度です。
犬の飼い主にアンケートをとって、あなたの犬はあなたを愛していると思うかと聞いたところ、全員の飼い主がイエスとこたえました。
猫の飼い主の場合、20パーセントがノーの答えてました。つまり猫の飼い主の5人に一人は、自分のペットに愛されていないと感じてるわけです。これにはちょっと笑いました。
でも猫の飼い主って、それでもいいんですよ。犬の場合は、愛情を分かち合う家族的ペットとして飼うと思うのですが、猫の場合は、テキトーに家に出入りする、気ままな存在。そのツンデレぶりがですね、たまらないのです。
ということは、猫の飼い主って、結構自虐的なのかな
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2016年2月20日土曜日
ルイの老人ホームのバイト
ルイが今週から新しいバイトの研修に行っています。といっても、月曜と金曜は2時間、今日と明日は3時間夕方に働くだけ。しかも研修でもちゃんとお給料が出るそうです。
バイト先は、こじんまりとした老人ホームです。定員は24人だそうですが、混んでる様子でもなく、多分今は十数人しか入居してないんじゃないでしょうか。
ルイの仕事は、台所で食事の支度のお手伝いと、部屋で食事を取る人達の注文を取りに行き、食事を届け、片付けることなどです。部屋で食べる人は4人とのこと。他の人達はきっとダイニングルームで食べてるんだろうなあと思うのですが、ルイは知らないといいますから、どうなってるんだろう?
注文を取って食事を届けるなんて、一体何食用意するんだろうと思ったら、やっぱりメインのメニューはひとつしかないとのこと。後は「ビスケット(やらポテトチップ)と紅茶だけでいい。」とか 、トーストなどの簡単に出来るものらしいです。
「老人って本当にちょっとしか食べないよ。」とルイは驚いていました。確かに、17歳水泳部男子に比べたら、ぜんぜん少ないでしょうよ。しかも、ホームに入る老人は、自宅では生活困難になったけど入院するほどではないという人達ですから、あんまり食べないでしょうね。
ということは、調理場の手伝いも片付けも、きっと楽なことでしょう。
食事を届ける4人の老人の一人はイタリア人のおばあさんで、初対面なのに「波が高いからこの季節に海に入ってはだめよ」と、 ルイにいろいろ語りかけてきたそうです。2日目は、自分が昔軍艦で勤務していたときの話(?)をしてくれました。この人のところに配膳に行くと長時間かかるということは知られているので、遅く戻ってきてもキッチンの上司も何にも言わないそうです。
昨日はハンガーストライキをしている老人がいたとか。「ボタンを押しても誰も来ない。来るまでは食事は食べない。」と、部屋に来たルイに言ったそう。何でもこれは毎度のことらしいです。ルイがそれを報告すると、「ああ、そういう時はしばらく放っておいたら、お腹がすいて、食事を出してくださいと頼んでくるわ。」と言われたらしい。
昨日バイトで一緒になった女の子は、ここで半年くらい働いてるのですが、すでに3人も亡くなったとか。ルイの友達でこのバイトを紹介してくれた別の男の子は、一度ラウンジでおばあさんがうたた寝していたので声をかけたら、死んでいたということもあったそうです。
ひとつ注意しないといけないのは、MRSA(抗生物質が効きにくいばい菌)に感染している入居者もいるそうなので、帰ってきたら制服はすぐに脱いで、洗濯 籠、手を石鹸で洗うことを励行してます。(そういった老人はちょっと隔離されてるらしいので、下っ端雑用のルイは直接的コンタクトはないらしいですが。)
老人ホームのバイトなんて、ぜんぜん退屈そうで地味だけど、結構話を聞くと、いろいろあるものですね。 来週からは週に3時間だけになるので、興味深い話は減ると思うと、残念です。
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バイト先は、こじんまりとした老人ホームです。定員は24人だそうですが、混んでる様子でもなく、多分今は十数人しか入居してないんじゃないでしょうか。
ルイの仕事は、台所で食事の支度のお手伝いと、部屋で食事を取る人達の注文を取りに行き、食事を届け、片付けることなどです。部屋で食べる人は4人とのこと。他の人達はきっとダイニングルームで食べてるんだろうなあと思うのですが、ルイは知らないといいますから、どうなってるんだろう?
注文を取って食事を届けるなんて、一体何食用意するんだろうと思ったら、やっぱりメインのメニューはひとつしかないとのこと。後は「ビスケット(やらポテトチップ)と紅茶だけでいい。」とか 、トーストなどの簡単に出来るものらしいです。
「老人って本当にちょっとしか食べないよ。」とルイは驚いていました。確かに、17歳水泳部男子に比べたら、ぜんぜん少ないでしょうよ。しかも、ホームに入る老人は、自宅では生活困難になったけど入院するほどではないという人達ですから、あんまり食べないでしょうね。
ということは、調理場の手伝いも片付けも、きっと楽なことでしょう。
食事を届ける4人の老人の一人はイタリア人のおばあさんで、初対面なのに「波が高いからこの季節に海に入ってはだめよ」と、 ルイにいろいろ語りかけてきたそうです。2日目は、自分が昔軍艦で勤務していたときの話(?)をしてくれました。この人のところに配膳に行くと長時間かかるということは知られているので、遅く戻ってきてもキッチンの上司も何にも言わないそうです。
昨日はハンガーストライキをしている老人がいたとか。「ボタンを押しても誰も来ない。来るまでは食事は食べない。」と、部屋に来たルイに言ったそう。何でもこれは毎度のことらしいです。ルイがそれを報告すると、「ああ、そういう時はしばらく放っておいたら、お腹がすいて、食事を出してくださいと頼んでくるわ。」と言われたらしい。
昨日バイトで一緒になった女の子は、ここで半年くらい働いてるのですが、すでに3人も亡くなったとか。ルイの友達でこのバイトを紹介してくれた別の男の子は、一度ラウンジでおばあさんがうたた寝していたので声をかけたら、死んでいたということもあったそうです。
ひとつ注意しないといけないのは、MRSA(抗生物質が効きにくいばい菌)に感染している入居者もいるそうなので、帰ってきたら制服はすぐに脱いで、洗濯 籠、手を石鹸で洗うことを励行してます。(そういった老人はちょっと隔離されてるらしいので、下っ端雑用のルイは直接的コンタクトはないらしいですが。)
老人ホームのバイトなんて、ぜんぜん退屈そうで地味だけど、結構話を聞くと、いろいろあるものですね。 来週からは週に3時間だけになるので、興味深い話は減ると思うと、残念です。
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ルイのGPでの職業体験
今週は学校はハーフタームのお休みだったのですが、ルイはワークエクスペリエンスとボランティアを4つも掛け持ちして、大忙しでした。おかげでぜんぜん勉強できませんでした。
中でもメインは、近所の医療センターに2日半行ったことでした。
この医療センターにはGP(家庭医)が10人くらいいます。それで私の認識の中では、ただ「お医者さん」だったのですが、ルイが行ってみて、それ以上の総合的なセンターなのだなあと改めて知りました。
ルイのプログラムは下記の通りです。
1日目
午前 GPクリニック、糖尿病クリニック、受付
午後 ウォーファリン・クリニック、GPクリニック、看護婦さんのクリニック
2日目
午前 血液検査、治療室、
午後 治療室、GPクリニック、喘息クリニック
3日目
午後 軽い病気のクリニック
GPのクリニック以外は、全部看護婦さん主体で行われています。ルイはGPのセッションは、隣に座って観察することが主でしたが、看護婦さんのセッションは、血圧を測ったり、耳の中を見たりと結構いろいろさせてもらったそうです。
血液検査のクリニックでは、患者さんの血液を採ることはもちろん出来ませんが、看護婦さんが、「私の血、採ってみる?」と取らせてくれたそうです。(どうやら、注射器で本当に採血するんじゃなくて、指先を針で刺して1滴取ってする検査のようでした。)その看護婦さん、ルイは医学部学生ではなくて、ただの近所の高校の学生って、わかってるのかな?(南デボンの医学部の学生も研修に来ていたそうです。)
一番面白かったのは、ルイが血圧を測った患者さんの血圧が低く、看護婦さんが念のため心電図をとって、それをGPに見せたら、「これは大変なことになっている、救急車を呼びなさい」と、その場で病院に運ばれていったことだそうです。
それから看護婦さんのクリニックでは、怪我や壊疽などの包帯を換えに患者さんが来るのですが、それがとってもグロテスクで(時には臭いも伴い)、良かったとのこと。ルイはぜんぜん動じないですね、そんなことでは。
先生も看護婦さんたちも、それからセンターの事務長さんも、すごく親切で協力的だったようです。これなどは、田舎ならではの、「町の若者の将来のためにに力を貸そう。」精神なのかな。
そして新しいバイト兼ワークエクスペリエンスの老人ホームも始めたのですが、こちらは早速いくつか面白い話がありましたが、それはまた別の機会に書きます。
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中でもメインは、近所の医療センターに2日半行ったことでした。
この医療センターにはGP(家庭医)が10人くらいいます。それで私の認識の中では、ただ「お医者さん」だったのですが、ルイが行ってみて、それ以上の総合的なセンターなのだなあと改めて知りました。
ルイのプログラムは下記の通りです。
1日目
午前 GPクリニック、糖尿病クリニック、受付
午後 ウォーファリン・クリニック、GPクリニック、看護婦さんのクリニック
2日目
午前 血液検査、治療室、
午後 治療室、GPクリニック、喘息クリニック
3日目
午後 軽い病気のクリニック
GPのクリニック以外は、全部看護婦さん主体で行われています。ルイはGPのセッションは、隣に座って観察することが主でしたが、看護婦さんのセッションは、血圧を測ったり、耳の中を見たりと結構いろいろさせてもらったそうです。
血液検査のクリニックでは、患者さんの血液を採ることはもちろん出来ませんが、看護婦さんが、「私の血、採ってみる?」と取らせてくれたそうです。(どうやら、注射器で本当に採血するんじゃなくて、指先を針で刺して1滴取ってする検査のようでした。)その看護婦さん、ルイは医学部学生ではなくて、ただの近所の高校の学生って、わかってるのかな?(南デボンの医学部の学生も研修に来ていたそうです。)
一番面白かったのは、ルイが血圧を測った患者さんの血圧が低く、看護婦さんが念のため心電図をとって、それをGPに見せたら、「これは大変なことになっている、救急車を呼びなさい」と、その場で病院に運ばれていったことだそうです。
それから看護婦さんのクリニックでは、怪我や壊疽などの包帯を換えに患者さんが来るのですが、それがとってもグロテスクで(時には臭いも伴い)、良かったとのこと。ルイはぜんぜん動じないですね、そんなことでは。
先生も看護婦さんたちも、それからセンターの事務長さんも、すごく親切で協力的だったようです。これなどは、田舎ならではの、「町の若者の将来のためにに力を貸そう。」精神なのかな。
そして新しいバイト兼ワークエクスペリエンスの老人ホームも始めたのですが、こちらは早速いくつか面白い話がありましたが、それはまた別の機会に書きます。
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2016年2月18日木曜日
イギリス人とお湯の温度
日本って、台所の蛇口が、今はマンションなどではお湯と水が出ると思うんですが、古い家などでは、基本的に冷水の蛇口のほかは、お湯は瞬間湯沸かし器をつけたりしていましたね。
イギリスでは、私が知る限り、少なくとも過去30年くらいは、台所もトイレも洗面所も、お湯とお水の蛇口(ミクサータップといって、温度の調節できる蛇口もある)があります。なにせお水で手を洗うには寒い国ですからね。
長年の観察でじわじわわかってきたことですが、イギリス人ってお湯に関して、すごい信頼を抱いています。どんな信頼かというと、ばい菌を殺すことについてです。
手を洗うときは、大体の人が必ずお湯で手を洗いますが、これは「お湯で洗うとばい菌が死ぬ」と思っているからです。
でも手を洗うお湯って、せいぜい熱いお風呂くらい、 最高でも50度くらい。このくらいではばい菌は死にませんよね。ばい菌が死ぬようなお湯なら、やけどしますよ。(ちなみに60度以上で、多くのばい菌は死ぬそう。)
洗濯機も、最近はエコで水で洗える機能が付いてますが、私が5年位前まで使っていた洗濯機は、40度以下で洗うことが出来ませんでした。
洗濯の方は、たしかに60度以上で洗えば、家ダニなどが死ぬそうですが、べつに低温でも洗剤の作用と、物理的に攪拌されることで死ぬらしいです。
歯を磨くときに、ゆすぎをお湯でするという人もいます。お湯ですすがないと、歯が黄色くなると信じてる人もいます。
食器洗い機も60度以上の設定ですが、きっと除菌のためなんでしょうね。多分乾燥機とかアイロンも、除菌殺菌もかねているんだと思います。
温度に関しては、逆の思い込みあります。
暖冬だと風邪が流行ると信じられています。なぜなら、低い温度が風邪のウィルスを殺すので、暖冬ならウィルスが蔓延すると思われてるからです。教育のある人でもそういうので、本当にみんながみんなそう思っているようですよ。
これってちょっと変だよなあと思っていたら、やっぱり科学的には、そんなことはありえないそうです。むしろ、日本で知られているように、冷たい乾燥した空気は、風邪が蔓延しやすい条件です。
ちょっと考えたらわかるようなことなのになあと、イギリスの外から来た私は思いますが、イギリス人たちは、疑問に思う人は少ないようです。きっと日本人にも同じような思い込みがあって、外国人たちは、「ちょっと考えたらわかるだろうに」って、思ってることもあるでしょうね。
ではこちらもよろしく
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イギリスでは、私が知る限り、少なくとも過去30年くらいは、台所もトイレも洗面所も、お湯とお水の蛇口(ミクサータップといって、温度の調節できる蛇口もある)があります。なにせお水で手を洗うには寒い国ですからね。
長年の観察でじわじわわかってきたことですが、イギリス人ってお湯に関して、すごい信頼を抱いています。どんな信頼かというと、ばい菌を殺すことについてです。
手を洗うときは、大体の人が必ずお湯で手を洗いますが、これは「お湯で洗うとばい菌が死ぬ」と思っているからです。
でも手を洗うお湯って、せいぜい熱いお風呂くらい、 最高でも50度くらい。このくらいではばい菌は死にませんよね。ばい菌が死ぬようなお湯なら、やけどしますよ。(ちなみに60度以上で、多くのばい菌は死ぬそう。)
洗濯機も、最近はエコで水で洗える機能が付いてますが、私が5年位前まで使っていた洗濯機は、40度以下で洗うことが出来ませんでした。
洗濯の方は、たしかに60度以上で洗えば、家ダニなどが死ぬそうですが、べつに低温でも洗剤の作用と、物理的に攪拌されることで死ぬらしいです。
歯を磨くときに、ゆすぎをお湯でするという人もいます。お湯ですすがないと、歯が黄色くなると信じてる人もいます。
食器洗い機も60度以上の設定ですが、きっと除菌のためなんでしょうね。多分乾燥機とかアイロンも、除菌殺菌もかねているんだと思います。
温度に関しては、逆の思い込みあります。
暖冬だと風邪が流行ると信じられています。なぜなら、低い温度が風邪のウィルスを殺すので、暖冬ならウィルスが蔓延すると思われてるからです。教育のある人でもそういうので、本当にみんながみんなそう思っているようですよ。
これってちょっと変だよなあと思っていたら、やっぱり科学的には、そんなことはありえないそうです。むしろ、日本で知られているように、冷たい乾燥した空気は、風邪が蔓延しやすい条件です。
ちょっと考えたらわかるようなことなのになあと、イギリスの外から来た私は思いますが、イギリス人たちは、疑問に思う人は少ないようです。きっと日本人にも同じような思い込みがあって、外国人たちは、「ちょっと考えたらわかるだろうに」って、思ってることもあるでしょうね。
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2016年2月16日火曜日
じっとしているのは、やっぱり体に悪い件
3年近く前になりますが、テレビのドキュメンタリーを見て、椅子に長く座るようなライフスタイルがいかに体に悪いかについて書きました。
こちらと
こちらです。
その時に書いたことは、長時間椅子に座っていることは体に悪く、日常的に体を動かすことが大切で、週に何回かジムに行って運動するよりも、終日忙しく動いていることのほうがカロリーの消費量も多いし、体にもいいという話でした。
昨日たまたまネットで、カナダの癌の専門団体が載せている、長い長いネットの記事見つけ、読んでしまいました。
そこに運動と癌の関係が書いてあり、ご想像の通り、もちろん運動は癌の予防やその他の成人病の予防には必要なこととあります。
その中で、細かいことですが、ちょっと驚いた発見がありました。
長く座っているようなライフスタイルは、一般的な意味での(ジムやランニングなどの)運動とは無関係に、体に悪いとのことでした。つまり、「運動するかしないか 」と「椅子に長く座るようなライフスタイル」は、個別のリスク・ファクターらしいです。
仕事柄長時間着席しているライフスタイルの人達は、いくら仕事後ジムにいったり運動しても、そのことで帳消しできるわけでは無いそうです。
わかりやすく言えば、タバコを吸えば、どれだけヘルシーな食事を取っても、そのダメージはぬぐえないということです。
もっとも、全体としては、タバコを吸ってしかもジャンクフードを食べるよりは、癌のリスクは減りますから、椅子に長時間座るようなライフスタイル人でも、もちろん運動すると、同じことが言えます。
私も椅子に座ってこれを書いているわけですが、ネットに向かっていると、気が付いたら2時間以上もじっとしてることありますから、いけませんね。
ネット中毒って、本当に時間も奪われるし、睡眠不足になるし、ろくなこと無いです。
皆さんもお気をつけください。
今から席を立って、コーヒーでも淹れてきます。って、コーヒーも体に悪いのか?
ではこちらもよろしく。クリックして指を動かそう!
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こちらと
こちらです。
その時に書いたことは、長時間椅子に座っていることは体に悪く、日常的に体を動かすことが大切で、週に何回かジムに行って運動するよりも、終日忙しく動いていることのほうがカロリーの消費量も多いし、体にもいいという話でした。
昨日たまたまネットで、カナダの癌の専門団体が載せている、長い長いネットの記事見つけ、読んでしまいました。
そこに運動と癌の関係が書いてあり、ご想像の通り、もちろん運動は癌の予防やその他の成人病の予防には必要なこととあります。
その中で、細かいことですが、ちょっと驚いた発見がありました。
長く座っているようなライフスタイルは、一般的な意味での(ジムやランニングなどの)運動とは無関係に、体に悪いとのことでした。つまり、「運動するかしないか 」と「椅子に長く座るようなライフスタイル」は、個別のリスク・ファクターらしいです。
仕事柄長時間着席しているライフスタイルの人達は、いくら仕事後ジムにいったり運動しても、そのことで帳消しできるわけでは無いそうです。
わかりやすく言えば、タバコを吸えば、どれだけヘルシーな食事を取っても、そのダメージはぬぐえないということです。
もっとも、全体としては、タバコを吸ってしかもジャンクフードを食べるよりは、癌のリスクは減りますから、椅子に長時間座るようなライフスタイル人でも、もちろん運動すると、同じことが言えます。
私も椅子に座ってこれを書いているわけですが、ネットに向かっていると、気が付いたら2時間以上もじっとしてることありますから、いけませんね。
ネット中毒って、本当に時間も奪われるし、睡眠不足になるし、ろくなこと無いです。
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2016年2月15日月曜日
忙しいルイ
今週はハーフタームで学校がお休みですが、ルイは勉強とワークエクスペリエンスで忙しいです。
土曜日は去年からやっている夕方からライフセーバーのボランティアコーチに行きました。
今日は午前中は、街の公園の一角にある、園芸関係のボランティアに行きました。失業者や障害者の方たちとガーデニングするというものです。
一旦家に帰り、夕方から、街の老人ホームの新しいバイトの研修に行きました。週に一度だけ、しかも3時間という短時間のバイトです。キッチンで食事の用意を手伝い、食事を配膳する仕事のようです。
そして明日とあさっては、いよいよ近所のGP(家庭医)のクリニック でワークエクスペリエンスです。病院や医者でのワークエクスペリエンスは、電話やメールをして頼んでもなかなか機会がないですから、本当に貴重な機会です。
木曜はまた公園での園芸ボランティア。金、土、日はまた老人ホーム。
そして月曜からまた学校です。
ルイはクリスマスホリデーも毎日薬局でバイトしましたから、本当に我が息子ながら、がんばってると思います。しかも結構のほほんと、ぜんぜん大変そうではなくやっているので、こいつ、なかなか大物かと思うほどです。
こういうボランティアとかバイトやワークエクスペリエンスは、「医学部受験のために必要だから。」と正直に理由を話して、行っているのですが、人達は皆、驚くほど協力的です。老人ホームのバイトなど、最初は週に2回と言っていたのですが、勉強やら水泳やらで時間が無いので、やっぱり週に1回しか行けないと、採用取消になるだろうなあと思いながら伝えたら、「ああ、じゃあ大丈夫。月に3回だけでいいわ。」と、あっさりと減らしてくれました。
今週は研修なんだけど、ちゃんとお給料もでます。そして無料で制服をくれて(えんじのポロシャツと、普通に履けそうな黒のズボン) 、近々無料で(しかも時給つきで)、ファーストエイド(応急処置)のコースに行かせてくれるとか。これも医学部の願書に書くと有利なことのひとつです。
公園の園芸ボランティアも、ボランティアとは名ばかりで、ただルイが障害者や失業者の人達と接触を持つ機会があるというだけのことです。あちらの人達にとっては、別にルイがいることで助かってることはぜんぜんないと思いますけどね。
明日行くクリニックも、2日間のプログラムを、いろいろ体験できるようにと考えて組んでくれました。
ここまでしても、医学部に行けるという保障はぜんぜん無いわけですが、それでも、こうしてバイトやボランティアに行くことや、自分でメールや電話をしてワークエクスペリエンスを頼み込むことは、すごくいい社会勉強になってることでしょうね。
まあそれにしても、ルイもここまで公言してしまったわけだから、がんばりましょう。
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土曜日は去年からやっている夕方からライフセーバーのボランティアコーチに行きました。
今日は午前中は、街の公園の一角にある、園芸関係のボランティアに行きました。失業者や障害者の方たちとガーデニングするというものです。
一旦家に帰り、夕方から、街の老人ホームの新しいバイトの研修に行きました。週に一度だけ、しかも3時間という短時間のバイトです。キッチンで食事の用意を手伝い、食事を配膳する仕事のようです。
そして明日とあさっては、いよいよ近所のGP(家庭医)のクリニック でワークエクスペリエンスです。病院や医者でのワークエクスペリエンスは、電話やメールをして頼んでもなかなか機会がないですから、本当に貴重な機会です。
木曜はまた公園での園芸ボランティア。金、土、日はまた老人ホーム。
そして月曜からまた学校です。
ルイはクリスマスホリデーも毎日薬局でバイトしましたから、本当に我が息子ながら、がんばってると思います。しかも結構のほほんと、ぜんぜん大変そうではなくやっているので、こいつ、なかなか大物かと思うほどです。
こういうボランティアとかバイトやワークエクスペリエンスは、「医学部受験のために必要だから。」と正直に理由を話して、行っているのですが、人達は皆、驚くほど協力的です。老人ホームのバイトなど、最初は週に2回と言っていたのですが、勉強やら水泳やらで時間が無いので、やっぱり週に1回しか行けないと、採用取消になるだろうなあと思いながら伝えたら、「ああ、じゃあ大丈夫。月に3回だけでいいわ。」と、あっさりと減らしてくれました。
今週は研修なんだけど、ちゃんとお給料もでます。そして無料で制服をくれて(えんじのポロシャツと、普通に履けそうな黒のズボン) 、近々無料で(しかも時給つきで)、ファーストエイド(応急処置)のコースに行かせてくれるとか。これも医学部の願書に書くと有利なことのひとつです。
公園の園芸ボランティアも、ボランティアとは名ばかりで、ただルイが障害者や失業者の人達と接触を持つ機会があるというだけのことです。あちらの人達にとっては、別にルイがいることで助かってることはぜんぜんないと思いますけどね。
明日行くクリニックも、2日間のプログラムを、いろいろ体験できるようにと考えて組んでくれました。
ここまでしても、医学部に行けるという保障はぜんぜん無いわけですが、それでも、こうしてバイトやボランティアに行くことや、自分でメールや電話をしてワークエクスペリエンスを頼み込むことは、すごくいい社会勉強になってることでしょうね。
まあそれにしても、ルイもここまで公言してしまったわけだから、がんばりましょう。
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2016年2月14日日曜日
ダーニング
靴下のかかととか、セーターのひじとか、着古して薄くなってきたら、どうします?
捨てる?
そうですよね。私も普通はまったく躊躇せず捨てます。(それにしても、この夏日本で買った靴下の何足かは一度履いただけでかかとが擦り切れました。品質下がった!)
でも昨夜は、どうしようかちょっと悩んだ挙句、1時間半くらいかけて、チャーリーの学校の制服のひじを直しました。
チャーリーは10年生で、この同じ学校にあと1年半通います。だから制服を買いなおそうと思っていたら、来年(9月)から制服が変わるという話が出てきました。去年学校が、OFSTEDという政府の監査に落ちて、中央から臨時の校長先生が送り込まれ、今年になって、やっと正規の校長先生が就任したのです。それでその一環で、制服が変わるとか。変わらないとか。
近所の別の学校で制服が 変わったのですが、そのときは11年生(最終学年)は買い換えなくてもいいということでした。チャーリーの学校がそうなるかは不明。なので今新しいのに買い換えると、また9月にすべて買い替えになるかも知れません。
それに私は、個人的に制服というものが一切大嫌いなので、不必要に制服にお金を かけることは、絶対したくないのです。
どうしようかなと思ったのですが、実は結構こういうことが好きなので、繕っちゃいました。
日本には無い繕い方(と思う)なんだけど、イギリスでは、ある年代以上の人なら知っている、ダーニング(Darning)というやり方があります。近所のおばさんが教えてくれました。
その人は、私はダーニングが好きなのと言ってましたが、私もなぜか好き。
やり方はこうです。
つまり、薄くなった部分を、十字に波縫いするだけです。こんなので大丈夫かなあと思うんだけど、結構大丈夫。あ、もちろんインビジブルではないです。直したということはわかるから、やっぱり子供の制服くらいしか出来ません。
私が直したのは、黒い制服なので、写真がうまく取れませんでした。
つまらないこと書きましたが、同じお裁縫なのに、日本には無いやり方があるっていうのって、珍しいなあと思って書きました。
考えたら今日バレンタインか。こんな話題を書くなんて、われいとかなし。
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捨てる?
そうですよね。私も普通はまったく躊躇せず捨てます。(それにしても、この夏日本で買った靴下の何足かは一度履いただけでかかとが擦り切れました。品質下がった!)
でも昨夜は、どうしようかちょっと悩んだ挙句、1時間半くらいかけて、チャーリーの学校の制服のひじを直しました。
チャーリーは10年生で、この同じ学校にあと1年半通います。だから制服を買いなおそうと思っていたら、来年(9月)から制服が変わるという話が出てきました。去年学校が、OFSTEDという政府の監査に落ちて、中央から臨時の校長先生が送り込まれ、今年になって、やっと正規の校長先生が就任したのです。それでその一環で、制服が変わるとか。変わらないとか。
近所の別の学校で制服が 変わったのですが、そのときは11年生(最終学年)は買い換えなくてもいいということでした。チャーリーの学校がそうなるかは不明。なので今新しいのに買い換えると、また9月にすべて買い替えになるかも知れません。
それに私は、個人的に制服というものが一切大嫌いなので、不必要に制服にお金を かけることは、絶対したくないのです。
どうしようかなと思ったのですが、実は結構こういうことが好きなので、繕っちゃいました。
日本には無い繕い方(と思う)なんだけど、イギリスでは、ある年代以上の人なら知っている、ダーニング(Darning)というやり方があります。近所のおばさんが教えてくれました。
その人は、私はダーニングが好きなのと言ってましたが、私もなぜか好き。
やり方はこうです。
つまり、薄くなった部分を、十字に波縫いするだけです。こんなので大丈夫かなあと思うんだけど、結構大丈夫。あ、もちろんインビジブルではないです。直したということはわかるから、やっぱり子供の制服くらいしか出来ません。
私が直したのは、黒い制服なので、写真がうまく取れませんでした。
つまらないこと書きましたが、同じお裁縫なのに、日本には無いやり方があるっていうのって、珍しいなあと思って書きました。
考えたら今日バレンタインか。こんな話題を書くなんて、われいとかなし。
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料理の日
昨日からなぜかチャーリーが、「明日は1日料理が出来るわ~」と楽しみにしてました。いつからこんな料理好きになったっけ?
それで今日は、私の朝のワークショップの後、そのまま一緒に買い物に行き、午後ずっと一緒に料理してました。
チャーリーは、一人でチョコレートブラウニー(ケーキのようなもの)をまず作りました。そしてその後一緒に、豚マン。
豚マンは今まで一度、ネットのレシピで作ったきり、数年作ったこと無かったのですが、こんな感じです。おいしそうでしょ。難しくは無かったけど、ちょっと手間はかかったかな。味は、蓬莱には負けました。
それから晩御飯は、初めてうどんすきを作りました。私は、不思議なことに、日本でうどんすきを食べた記憶が無いのです。家では鍋物といえば、すき焼きと水炊きでしたから、うどんすきは絶対やったこと無いです。外で食べたことが一度くらいあってもよさそうなんですけどね。
食べたこと無くても、イメージくらいはありますから、ネットでレシピを探して作りました。
スーパーで生の車えび(冷凍)が売っていたので、これも初めて、 「えびだんご」を作りました。生のえびと片栗粉としょうが、ねぎを、ただブレンダーで混ぜるという強引なレシピでしたが、おいしかったです。
しかし料理をするのはいい趣味だと思うのですが、食べてしまうのが難点ですね。
今日は、そういえばチャーリーは私のワークショップにも来たし、その後買い物に行って料理して、そのあとライフセーバーに連れて行って、一日中一緒に過ごしました。こういう日は珍しいです。
ルイは午前中ずっと寝て、洗車のバイトに行って、そのあとずっと部屋で勉強やらギターやらして、夕方はずっとプールでライフセーバーをしてました。こちらはほとんど、食事以外は顔をあわせずでした。
子供が二人いると、やっぱり楽しいです。
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それで今日は、私の朝のワークショップの後、そのまま一緒に買い物に行き、午後ずっと一緒に料理してました。
チャーリーは、一人でチョコレートブラウニー(ケーキのようなもの)をまず作りました。そしてその後一緒に、豚マン。
豚マンは今まで一度、ネットのレシピで作ったきり、数年作ったこと無かったのですが、こんな感じです。おいしそうでしょ。難しくは無かったけど、ちょっと手間はかかったかな。味は、蓬莱には負けました。
蒸す前 |
蒸した後 |
食べたこと無くても、イメージくらいはありますから、ネットでレシピを探して作りました。
スーパーで生の車えび(冷凍)が売っていたので、これも初めて、 「えびだんご」を作りました。生のえびと片栗粉としょうが、ねぎを、ただブレンダーで混ぜるという強引なレシピでしたが、おいしかったです。
しかし料理をするのはいい趣味だと思うのですが、食べてしまうのが難点ですね。
今日は、そういえばチャーリーは私のワークショップにも来たし、その後買い物に行って料理して、そのあとライフセーバーに連れて行って、一日中一緒に過ごしました。こういう日は珍しいです。
ルイは午前中ずっと寝て、洗車のバイトに行って、そのあとずっと部屋で勉強やらギターやらして、夕方はずっとプールでライフセーバーをしてました。こちらはほとんど、食事以外は顔をあわせずでした。
子供が二人いると、やっぱり楽しいです。
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2016年2月12日金曜日
受験勉強と、大学生の勉強
ご存知のように、うちの息子が来年大学受験です。というか、今年の秋には願書を出して、早ければ年内に面接です。去年(2015年)9月に今の6thフォームの学校(まあ、2年制の高校のようなもの)に上がったばかりで、まだ4ヶ月しか経っていないのに。
8月にGCSEというセカンダリースクール(5年制の中学)卒業時に受ける試験の結果が出て、9月から上の学校に入って、しばらくは慣れることに専念。。。って思ってました。それが12月に、入学3ヶ月目というのに早速懇談会があり、医学部受験ならと、教頭先生からあれこれアドバイスをもらい、慌ててワークエクスペリエンスなど、準備をはじめました。
で、12月の頭から今まで、ワークエクスペリエンス関係でばたばたしてたんですが、こうして考えると、年度末のASレベルの試験まで、あと3ヶ月半しかありません。
学校の一年が、よく考えてみると9月から6月頭ですから、9ヶ月しか無いんですよね。1年が早く過ぎるはずです。
日本って受験の前の年に勉強するじゃないですか。中学3年で高校受験勉強して、高校3年で大学受験勉強。
今日気が付いたのですが、イギリスの場合は、セカンダリースクールの最後の年(11年生)から6thフォーム(13年生)卒業まで、3年間ぜんぜん気が抜けません。11年生の終わりにGCSE,12年生の終わりにASレベル、そして13年生でAレベル、それぞれ試験があります。これが全部大学入試には必要なんですよ。
10年生まではのんびりしたものなのに、11年生からいきなり勉強モードになります。
もっとも日本との違いは、こういった勉強モードに皆が入るとは限らないことです。
11年生のGCSEは全員が受けなければいけないし、これだけは到達しなければいけないレベルというのがありますから、割合誰もがそれなりにがんばります。でもAS,Aレベルは大学進学を目指す生徒たちだけだし、それも3-4科目だけなので、大学の選り好みをしないのなら、それほど目の色変えて勉強する必要もありません。
でも、オックスブリッジはもちろんのこと、ラッセル・グループと呼ばれる、一流大学に行くには、やっぱり3年間、がんばって勉強しないといけません。
そしてこれは声を大にして言いますが、日本との一番の違いは、大学生は高校生以上に勉強することです。
私がロンドン大学に留学していた1年、大学寮に入っていたのですが、大食堂の夕食のあと、走って部屋に帰る学生が何人もいたのを覚えています。帰って何をするかというと、勉強するんですよ。とにかく課題課題でした。すごい量の課題が出されて、「じゃあ来週のチュートリアルまでに、5000語のレポート(A4で5枚くらいかな)を仕上げて提出。」とか、簡単に言われます。(しかも最悪の場合、そういう先生の授業が重なる)。そのチュートリアルとは、生徒5人くらいと先生という、身を隠すことができない授業です。
日本の大学生も、勉強する大学生はたくさんいるんだろうけどね。私は、留年しない程度にはやってましたが、日本では決して熱心に勉強したとは言えません。
なんかつらつらと書いちゃいました。イギリスの受験生事情はこんな感じです。
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8月にGCSEというセカンダリースクール(5年制の中学)卒業時に受ける試験の結果が出て、9月から上の学校に入って、しばらくは慣れることに専念。。。って思ってました。それが12月に、入学3ヶ月目というのに早速懇談会があり、医学部受験ならと、教頭先生からあれこれアドバイスをもらい、慌ててワークエクスペリエンスなど、準備をはじめました。
で、12月の頭から今まで、ワークエクスペリエンス関係でばたばたしてたんですが、こうして考えると、年度末のASレベルの試験まで、あと3ヶ月半しかありません。
学校の一年が、よく考えてみると9月から6月頭ですから、9ヶ月しか無いんですよね。1年が早く過ぎるはずです。
日本って受験の前の年に勉強するじゃないですか。中学3年で高校受験勉強して、高校3年で大学受験勉強。
今日気が付いたのですが、イギリスの場合は、セカンダリースクールの最後の年(11年生)から6thフォーム(13年生)卒業まで、3年間ぜんぜん気が抜けません。11年生の終わりにGCSE,12年生の終わりにASレベル、そして13年生でAレベル、それぞれ試験があります。これが全部大学入試には必要なんですよ。
10年生まではのんびりしたものなのに、11年生からいきなり勉強モードになります。
もっとも日本との違いは、こういった勉強モードに皆が入るとは限らないことです。
11年生のGCSEは全員が受けなければいけないし、これだけは到達しなければいけないレベルというのがありますから、割合誰もがそれなりにがんばります。でもAS,Aレベルは大学進学を目指す生徒たちだけだし、それも3-4科目だけなので、大学の選り好みをしないのなら、それほど目の色変えて勉強する必要もありません。
でも、オックスブリッジはもちろんのこと、ラッセル・グループと呼ばれる、一流大学に行くには、やっぱり3年間、がんばって勉強しないといけません。
そしてこれは声を大にして言いますが、日本との一番の違いは、大学生は高校生以上に勉強することです。
私がロンドン大学に留学していた1年、大学寮に入っていたのですが、大食堂の夕食のあと、走って部屋に帰る学生が何人もいたのを覚えています。帰って何をするかというと、勉強するんですよ。とにかく課題課題でした。すごい量の課題が出されて、「じゃあ来週のチュートリアルまでに、5000語のレポート(A4で5枚くらいかな)を仕上げて提出。」とか、簡単に言われます。(しかも最悪の場合、そういう先生の授業が重なる)。そのチュートリアルとは、生徒5人くらいと先生という、身を隠すことができない授業です。
日本の大学生も、勉強する大学生はたくさんいるんだろうけどね。私は、留年しない程度にはやってましたが、日本では決して熱心に勉強したとは言えません。
なんかつらつらと書いちゃいました。イギリスの受験生事情はこんな感じです。
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2016年2月11日木曜日
ヒヨコマメ豆腐
昨日ヒヨコマメの自家製豆腐なるものを作ってみました。
FBで回っていた、ニュージーランドに住んでいる女性のブログの記事を見つけたものです。作った人は、最初はあんまり期待しないで作ったんだけど、作ってみたら本物の豆腐よりもゴマ豆腐風で、すごく簡単でおいしかったとのことでした。すごく感動して書いてあったので、こちらもすぐ作りたくなってしまいました。
ヒヨコマメって日本ではあんまり売ってないかもしれないけど、イギリスでは簡単に手に入ります。(が、食べるのはベジタリアンの人達くらいかも)。調理済みの缶入りはよく買いますが、乾物のものを買ったのは初めてでした。500グラムで1.30ポンド(200円くらい)でした。
これを一晩水につけ、翌日ブレンダーにかけ、さらしで豆乳とおからにわけます。そして豆乳をお鍋でかき混ぜながら5分も煮ると、ねっとりとしてきます。これをタッパーに入れて、常温30分くらいでかたまるという、超簡単な作り方でした。
味はおいしかったです。冷奴にしましたが、次回はお料理に使ってみます。
おからのほうは、紹介されていたおからもちにしましたが、ちょっとうまくいかなかった。
ただ普通の豆腐と違うのは、すごくおなかいっぱいになることです。大豆で作る豆腐よりもでんぷんが多くて、固まるのもそのでんぷんで固まるから、きっとカロリーは豆腐よりずいぶん高いですよ。
豆腐なんて日本に住んでいたら絶対に作らないけど、海外にいるからこそ、作ってみようという気になりました。
こちらで同じ理由で、現地の材料で作ったものは、納豆、豚マン、 餃子、ぬか床、ラーメン、うどん、ポン酢。私はこんな感じです。でももっとすごいもの、自家製味噌とか麹とか、塩じゃけとかいくらとか、作ってる人いますよ。
海外で納豆やら味噌を作ってる日本人がいるかと思うと、なんかいじらしくて泣けてきませんか?(笑)。
この人のブログにゴマ豆腐の作り方も載っていたので、今度やってみよ~ 。
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FBで回っていた、ニュージーランドに住んでいる女性のブログの記事を見つけたものです。作った人は、最初はあんまり期待しないで作ったんだけど、作ってみたら本物の豆腐よりもゴマ豆腐風で、すごく簡単でおいしかったとのことでした。すごく感動して書いてあったので、こちらもすぐ作りたくなってしまいました。
ヒヨコマメって日本ではあんまり売ってないかもしれないけど、イギリスでは簡単に手に入ります。(が、食べるのはベジタリアンの人達くらいかも)。調理済みの缶入りはよく買いますが、乾物のものを買ったのは初めてでした。500グラムで1.30ポンド(200円くらい)でした。
これを一晩水につけ、翌日ブレンダーにかけ、さらしで豆乳とおからにわけます。そして豆乳をお鍋でかき混ぜながら5分も煮ると、ねっとりとしてきます。これをタッパーに入れて、常温30分くらいでかたまるという、超簡単な作り方でした。
味はおいしかったです。冷奴にしましたが、次回はお料理に使ってみます。
おからのほうは、紹介されていたおからもちにしましたが、ちょっとうまくいかなかった。
ただ普通の豆腐と違うのは、すごくおなかいっぱいになることです。大豆で作る豆腐よりもでんぷんが多くて、固まるのもそのでんぷんで固まるから、きっとカロリーは豆腐よりずいぶん高いですよ。
豆腐なんて日本に住んでいたら絶対に作らないけど、海外にいるからこそ、作ってみようという気になりました。
こちらで同じ理由で、現地の材料で作ったものは、納豆、豚マン、 餃子、ぬか床、ラーメン、うどん、ポン酢。私はこんな感じです。でももっとすごいもの、自家製味噌とか麹とか、塩じゃけとかいくらとか、作ってる人いますよ。
海外で納豆やら味噌を作ってる日本人がいるかと思うと、なんかいじらしくて泣けてきませんか?(笑)。
この人のブログにゴマ豆腐の作り方も載っていたので、今度やってみよ~ 。
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左が豆乳(火に書ける前)、右がおから |
つるつるでプリンみたい。色は卵豆腐みたいな色でした。おいしそうでしょ。 |
2016年2月9日火曜日
学校の先生のバイト?
ルイが先日、中間テストを受けました。結果は悪くない。普通に言えば、良い。でも化学が、行きたい大学に行くのに必要なレベルのぎりぎりでした。これではちょっと心配です。しかも学校の化学部は今年は問題が多く、9月に新学年が始まってから、たった4ヶ月なのに今で5人目の先生です。しかも実験室に原因不明のガス漏れがあり、しばらく実験が出来ませんでした。(だから成績がちょっと心許なかったとも言える。)
それで、化学だけ家庭教師をつけようということになりました。
都会だと、家庭教師派遣のエージェントなどがあるのかもしれませんが、田舎ですからそもそもAレベルの化学を教えられる人材などたくさんいるわけではありません。それで、最近まで学校で教えていた先生に、教えてもらえないか打診しているところです。
学校関係の人に家庭教師してもらうのって、問題ないのかなあと思っていたら、ルイの友達は、自分たちの今の数学の先生に、家庭教師してもらってるとのこと。自分の学校の教え子に家庭教師するって、日本じゃ考えられないですよね。イギリスでは普通なのかどうか。多分、少なくとも田舎の公立学校では普通のようです。
学校の先生の子供が同じ学校に通っていて、田舎のクラスの少ない学校で担任が親って言うこともあります。夫婦で同じ学校で教えているというもの普通。
こういうのって、日本ではないですよね。イギリスで30年くらい住んでますが、私の目にもちょっと変に見えます。(夫婦はそうでもないかな。)
それからついでに書くと、クリスマスに学校の先生にプレゼントをするという習慣があり、これも私はちょっと抵抗があって、したことがありません。日本では、少なくとも私が通っていた大阪市の学校では、先生にお中元やお歳暮をすることは禁止でした。それどころか、家庭訪問でお茶を出すことすら禁止でした。
スクールバスの運転手さんとか、習い事の先生とか水泳のコーチとか、特に目をかけてもらいたい事情があったり、世話になったり、無償でやってくれている人には、ちょっとしたプレゼントはするようにはしています。でも先生はお給料もらって仕事してるんだし、プレゼントを渡すことは賄賂を渡してるような気がちょっとします。日本で(少なくとも昔大阪市で)禁止なのもその理由だと思うけど。
ちょっとしたことですが、日本とずいぶん感覚が違いますよね。
あ、ちなみに昔読んだ新聞記事によると、イギリスでは公立学校に行かせて、必要にあわせて家庭教師をつけるのが一番経済効果が高いそうです。(イギリスには塾や予備校はありません。)
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それで、化学だけ家庭教師をつけようということになりました。
都会だと、家庭教師派遣のエージェントなどがあるのかもしれませんが、田舎ですからそもそもAレベルの化学を教えられる人材などたくさんいるわけではありません。それで、最近まで学校で教えていた先生に、教えてもらえないか打診しているところです。
学校関係の人に家庭教師してもらうのって、問題ないのかなあと思っていたら、ルイの友達は、自分たちの今の数学の先生に、家庭教師してもらってるとのこと。自分の学校の教え子に家庭教師するって、日本じゃ考えられないですよね。イギリスでは普通なのかどうか。多分、少なくとも田舎の公立学校では普通のようです。
学校の先生の子供が同じ学校に通っていて、田舎のクラスの少ない学校で担任が親って言うこともあります。夫婦で同じ学校で教えているというもの普通。
こういうのって、日本ではないですよね。イギリスで30年くらい住んでますが、私の目にもちょっと変に見えます。(夫婦はそうでもないかな。)
それからついでに書くと、クリスマスに学校の先生にプレゼントをするという習慣があり、これも私はちょっと抵抗があって、したことがありません。日本では、少なくとも私が通っていた大阪市の学校では、先生にお中元やお歳暮をすることは禁止でした。それどころか、家庭訪問でお茶を出すことすら禁止でした。
スクールバスの運転手さんとか、習い事の先生とか水泳のコーチとか、特に目をかけてもらいたい事情があったり、世話になったり、無償でやってくれている人には、ちょっとしたプレゼントはするようにはしています。でも先生はお給料もらって仕事してるんだし、プレゼントを渡すことは賄賂を渡してるような気がちょっとします。日本で(少なくとも昔大阪市で)禁止なのもその理由だと思うけど。
ちょっとしたことですが、日本とずいぶん感覚が違いますよね。
あ、ちなみに昔読んだ新聞記事によると、イギリスでは公立学校に行かせて、必要にあわせて家庭教師をつけるのが一番経済効果が高いそうです。(イギリスには塾や予備校はありません。)
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2016年2月8日月曜日
読書感想、Dr. Brian Weiss
ブライアン・ワイス博士の本を2冊読みました。読み終わったのが、Same Soul, Many Bodies。今読んでいるのが、Through Time Into Healingという本です。
ワイス博士は精神科医で、治療法の一環で、ヒプノセラピーを使っていました。日本語でいうと催眠術ということになるんだけど、一般的に思われてるような、眠くなって知らない間にいろんなことをさせられているようなものではありません。(これはアメリカや欧州でも同じような先入観をもたれています。)精神科の治療に使われるヒプノセラピーは、完全にリラックスした状態で、普段関わることのない、潜在意識に語りかけたり問いかけたりして、問題の解決に近づこうとする試みです。
それがある日、ある患者さんを子供の頃のトラウマの記憶を遡らせているうちに、前世の記憶にまでさかのぼってしまったのです。
どちらの本も似たような内容です。今までの患者さんのいろんな例が載っています。
前世の記憶に遡ることで、頭痛、アレルギー、腰痛をはじめとするさまざまな病気が治ったり、恐怖症や悪癖が直ったりします。たとえば、前世で背中を撃たれて死んだことを思い出すことで、腰痛が治ったりします。
それから、たとえば親との関係が悪い場合、前世で、お互いが違う立場で何か関わりがあり(恋人とか敵味方とか)、それを思い出すことで、関係が徐々に改善したりする例もあります。
なぜ前世と思い出すと今の症状が治るのかは、不明とのこと。
しかも前世とはいえ、証拠が見つからないものの方が多いので(歴史的に証拠が見つかったり、知るはずもない言葉を喋ったりなど、空想では説明できない事例も多くある)、すべてが本当に前世ではなく、ただの想像である可能性も もちろんあります。
が、とにかく、前世に遡ることで、いろんな病気が治るという事例はたくさん挙げられています。
前世や生まれ変わりがある。それはそれだけでもすごく興味深いし、感動的でもあるのですが、ワイス博士が本当に伝えたいことはそれだけではないようです。
臨死体験って聞いたことある人が多いと思います。どんなものか、超はしょってまとめると、死後すばらしい光の元に導かれ、最高の平和と愛を体験するという感じかな。
前世の記憶をたどると、「人生」と「人生」の間も経験し、そこがどうやらこの臨死体験に似ているらしい。
どちらの本も、結局博士のメッセージは、命は永遠であり、愛こそが「神」であるという、普遍的メッセージです。
日本語でもいろいろ訳されてると思いますよ。わかりやすくて、面白いです。
ではこちらもよろしく。
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ワイス博士は精神科医で、治療法の一環で、ヒプノセラピーを使っていました。日本語でいうと催眠術ということになるんだけど、一般的に思われてるような、眠くなって知らない間にいろんなことをさせられているようなものではありません。(これはアメリカや欧州でも同じような先入観をもたれています。)精神科の治療に使われるヒプノセラピーは、完全にリラックスした状態で、普段関わることのない、潜在意識に語りかけたり問いかけたりして、問題の解決に近づこうとする試みです。
それがある日、ある患者さんを子供の頃のトラウマの記憶を遡らせているうちに、前世の記憶にまでさかのぼってしまったのです。
どちらの本も似たような内容です。今までの患者さんのいろんな例が載っています。
前世の記憶に遡ることで、頭痛、アレルギー、腰痛をはじめとするさまざまな病気が治ったり、恐怖症や悪癖が直ったりします。たとえば、前世で背中を撃たれて死んだことを思い出すことで、腰痛が治ったりします。
それから、たとえば親との関係が悪い場合、前世で、お互いが違う立場で何か関わりがあり(恋人とか敵味方とか)、それを思い出すことで、関係が徐々に改善したりする例もあります。
なぜ前世と思い出すと今の症状が治るのかは、不明とのこと。
しかも前世とはいえ、証拠が見つからないものの方が多いので(歴史的に証拠が見つかったり、知るはずもない言葉を喋ったりなど、空想では説明できない事例も多くある)、すべてが本当に前世ではなく、ただの想像である可能性も もちろんあります。
が、とにかく、前世に遡ることで、いろんな病気が治るという事例はたくさん挙げられています。
前世や生まれ変わりがある。それはそれだけでもすごく興味深いし、感動的でもあるのですが、ワイス博士が本当に伝えたいことはそれだけではないようです。
臨死体験って聞いたことある人が多いと思います。どんなものか、超はしょってまとめると、死後すばらしい光の元に導かれ、最高の平和と愛を体験するという感じかな。
前世の記憶をたどると、「人生」と「人生」の間も経験し、そこがどうやらこの臨死体験に似ているらしい。
どちらの本も、結局博士のメッセージは、命は永遠であり、愛こそが「神」であるという、普遍的メッセージです。
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2016年2月6日土曜日
Sake
先日、特に買うものはない。。。というか、その日午後に1週間分の買出しに行ったので、買い物に行く必要はぜんぜんなかったんだけど、時間つぶしにLidlsというドイツ系のスーパーに入りました。
そしたら、アジアフェアなんてものをやってました、アジア風の食材を売ってましたので、いろいろ買ってしまいました。中華のスイートチリソース2本と、オイスターソース2本、中華関係のものをまとめ買い。
すると、こんなものが目に止まりました。Sakeですって。酒ですな。それで買ってみました。
昔ロンドンの普通の酒屋で、月桂冠だか菊正宗だかが、1本(ワインくらいのサイズ)25ポンドくらいで売ってましたが、普通のスーパーなどでは見たことがありません。
このSakeは5ポンドでした。アルコール度は14パーセントだから、ワインと同じくらい、日本酒よりぜんぜん弱いですね。
さっき飲んでみました。味は日本酒っぽいけど、やっぱり日本酒とはぜんぜん違います。まあ、別物だと思って飲めば、それなりにおいしいのかもしれませんが、私は今はお酒ほとんど飲まないので、 よく分かりません。
でもいいんです。お料理用に買いましたから。いままでワインで代用してたんだけど、しばらくこれでいけます。
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そしたら、アジアフェアなんてものをやってました、アジア風の食材を売ってましたので、いろいろ買ってしまいました。中華のスイートチリソース2本と、オイスターソース2本、中華関係のものをまとめ買い。
すると、こんなものが目に止まりました。Sakeですって。酒ですな。それで買ってみました。
昔ロンドンの普通の酒屋で、月桂冠だか菊正宗だかが、1本(ワインくらいのサイズ)25ポンドくらいで売ってましたが、普通のスーパーなどでは見たことがありません。
このSakeは5ポンドでした。アルコール度は14パーセントだから、ワインと同じくらい、日本酒よりぜんぜん弱いですね。
さっき飲んでみました。味は日本酒っぽいけど、やっぱり日本酒とはぜんぜん違います。まあ、別物だと思って飲めば、それなりにおいしいのかもしれませんが、私は今はお酒ほとんど飲まないので、 よく分かりません。
でもいいんです。お料理用に買いましたから。いままでワインで代用してたんだけど、しばらくこれでいけます。
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2016年2月4日木曜日
インドで隠居その2、74歳の美少女の巻
先日書いたインドで隠居の番組の続編を見ました。
この番組で、インドで晩年を過ごすことを考えている一人は、74歳の元ニュースアナウンサーの女性です。白髪で皺もそれなりにあるけど、とてもとても74歳には見えません。
まず髪型なんですが、前髪アリのポニーテールで、まるでりかちゃん人形のようです。
メイクは薄化粧で、着ている物は、細いストラップのタンクトップというかキャミソールというかと、ふくらはぎまでのふんわりとしたスカートと、ヒールのあるかわいいサンダル。雰囲気的には、まるでローマの休日のオードリーヘップバーンです。
物腰も柔らかでとても好感が持てるタイプ。若作りといえばそういうことになるんだけど、無理さがぜんぜんないんです。こんなタイプの老人って、見たことがありません。こんな人がいるんですね。
いや、もしかしたら結構いるのかもしれない。でも普通は人の年齢なんて知らないから、50代後半とか60歳くらいとこちらが思ってるだけかもしれません。
まあ、私とはタイプが違うから、私がああいう感じにはならないとは思うけど、「若作りは恥ずかしい」とか思う必要は全然ないなあと思いました。
ところでこの人が番組で、あるサイキックに会いに行きます。この人は普通に宝石屋の奥の部屋で、無料でお客さんの運勢を読んでます。一応占星術師ということなんだけど、ぜんぜんチャートなど作りも見もしないで、誕生日すら聞かないで、ただこの人の手をじっと1分くらい握るだけで、いろんなことを言い当ててました。
彼女に過去6人、だんなや恋人がいたけど、今は一人であることとか、 叔母が二人ガンで亡くなったけど、それが大腸がんであることなど、ぴったりでした。
わたしも昔、インドで占いをしてもらったことがあるんですよ。
白人ツーリスト向けの5スターホテルのロビーの、特にすごそうでもなんでもない占星術師で、誕生日を言っただけでしたが、彼の予言その語15年ほど、ぴったり当たってました。
肝心のインドの隠居の件は、インドは医学が進んでいていい病院も多くあり、しかもイギリスでプライベートで検査や治療を受けるより、ぜんぜん安いそうです。
まあこれすらもイギリスは、NHSならすべて無料ですから(でも緊急でないものは、何ヶ月も待たされる)、 やっぱりイギリスはすごっていうことは変わりないですが。
ではこちらもよろしく
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この番組で、インドで晩年を過ごすことを考えている一人は、74歳の元ニュースアナウンサーの女性です。白髪で皺もそれなりにあるけど、とてもとても74歳には見えません。
メイクは薄化粧で、着ている物は、細いストラップのタンクトップというかキャミソールというかと、ふくらはぎまでのふんわりとしたスカートと、ヒールのあるかわいいサンダル。雰囲気的には、まるでローマの休日のオードリーヘップバーンです。
物腰も柔らかでとても好感が持てるタイプ。若作りといえばそういうことになるんだけど、無理さがぜんぜんないんです。こんなタイプの老人って、見たことがありません。こんな人がいるんですね。
いや、もしかしたら結構いるのかもしれない。でも普通は人の年齢なんて知らないから、50代後半とか60歳くらいとこちらが思ってるだけかもしれません。
まあ、私とはタイプが違うから、私がああいう感じにはならないとは思うけど、「若作りは恥ずかしい」とか思う必要は全然ないなあと思いました。
ところでこの人が番組で、あるサイキックに会いに行きます。この人は普通に宝石屋の奥の部屋で、無料でお客さんの運勢を読んでます。一応占星術師ということなんだけど、ぜんぜんチャートなど作りも見もしないで、誕生日すら聞かないで、ただこの人の手をじっと1分くらい握るだけで、いろんなことを言い当ててました。
彼女に過去6人、だんなや恋人がいたけど、今は一人であることとか、 叔母が二人ガンで亡くなったけど、それが大腸がんであることなど、ぴったりでした。
わたしも昔、インドで占いをしてもらったことがあるんですよ。
白人ツーリスト向けの5スターホテルのロビーの、特にすごそうでもなんでもない占星術師で、誕生日を言っただけでしたが、彼の予言その語15年ほど、ぴったり当たってました。
肝心のインドの隠居の件は、インドは医学が進んでいていい病院も多くあり、しかもイギリスでプライベートで検査や治療を受けるより、ぜんぜん安いそうです。
まあこれすらもイギリスは、NHSならすべて無料ですから(でも緊急でないものは、何ヶ月も待たされる)、 やっぱりイギリスはすごっていうことは変わりないですが。
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2016年2月2日火曜日
ワークエクスペリエンスの一日
今日はルイがワークエクスペリエンスで病院に行ってきました。
約束の時間に大きい総合病院の受付に行くと、セキュリティカードが渡されて、心臓医の先生の秘書が迎えに来ました。朝8時半のことです。
医学部を本当に目指すのか、それとも医者になるのはやめて、生物化学学部に進むのか。今日の体験で、さらに気持ちがどちらかに決まればいいなあと思っていました。
帰ってきたのは6時くらいでした。寒くて雨の中を、病院からバス停までかなりの距離を歩いたようですが、元気で興奮気味でした。
このお医者さんは病院内ではかなり地位の高いお医者さんで、ジュニアドクター(日本で言えばインターンなのでしょうか)が4人も 付いていました。午前中はお医者さん+ジュニアドクター4人+ ルイの6人で病室を回診したそうです。なんと大所帯。
午後はクリニック。GP(家庭医)からの紹介を受けた患者さんがやってきます。これを見学。
そして夕方は、ジュニアドクターと時間を過ごしたそうです。
このジュニアドクターが本当にいろいろ、採血の仕方から、その処置の仕方から、CTスキャンの見方から、17歳のガキにはもったいないようなことをいろいろ教えてくれたそうです。
それでルイは、ますますお医者さんになりたいという気持ちを固めて帰ってきました。
病院でのワークエクスペリエンスが1日だけなのが本当に残念です。
ちなみにこのお医者さんは、心臓の専門医になるのに、医学部入学から20年のトレーニングが必要だったそうです。
道は長い
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約束の時間に大きい総合病院の受付に行くと、セキュリティカードが渡されて、心臓医の先生の秘書が迎えに来ました。朝8時半のことです。
医学部を本当に目指すのか、それとも医者になるのはやめて、生物化学学部に進むのか。今日の体験で、さらに気持ちがどちらかに決まればいいなあと思っていました。
帰ってきたのは6時くらいでした。寒くて雨の中を、病院からバス停までかなりの距離を歩いたようですが、元気で興奮気味でした。
このお医者さんは病院内ではかなり地位の高いお医者さんで、ジュニアドクター(日本で言えばインターンなのでしょうか)が4人も 付いていました。午前中はお医者さん+ジュニアドクター4人+ ルイの6人で病室を回診したそうです。なんと大所帯。
午後はクリニック。GP(家庭医)からの紹介を受けた患者さんがやってきます。これを見学。
そして夕方は、ジュニアドクターと時間を過ごしたそうです。
このジュニアドクターが本当にいろいろ、採血の仕方から、その処置の仕方から、CTスキャンの見方から、17歳のガキにはもったいないようなことをいろいろ教えてくれたそうです。
それでルイは、ますますお医者さんになりたいという気持ちを固めて帰ってきました。
病院でのワークエクスペリエンスが1日だけなのが本当に残念です。
ちなみにこのお医者さんは、心臓の専門医になるのに、医学部入学から20年のトレーニングが必要だったそうです。
道は長い
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