先日テレビで「犬vs猫」という番組をやっていて、最後のほうをちょっとだけ見ました。
犬の飼い主と猫の飼い主が出てきて、科学的にどちらがペットとして優れているか検証する番組です。科学的といっても、きちんとした科学的手法でやってるわけではないですから、科学的風というべきですね。
最後の実験は、猫と犬、どちらが飼い主を深く愛しているかという実験でした。
オキシトシンっていうホルモン、聞いたことありますか?愛情ホルモンとも呼ばれているらしいですが、母乳を与えたり、親子や恋人間の愛情を築くのに関係あるホルモンらしいです。動物にもこのホルモンがあるらしく、飼い主と一緒にいるときにこのホルモンが分泌されているかというものでした。
結果は、犬も猫も分泌されてはいたものの、犬のほうが多くて、やっぱり犬のほうが愛情が深いという結果でした。
ただ、サンプル数が話しにならないくらい少ないので、とても科学的に証明されたとは言えないと断ってました。それから、猫は自分の縄張りから出たがらない動物ですが、大学の研究所で測ったので 、それがストレスの原因になっている可能性はあるとのことでした。
まあこの結果自体は別に驚きは無いのですが、面白いと思ったのは、猫の飼い主の態度です。
犬の飼い主にアンケートをとって、あなたの犬はあなたを愛していると思うかと聞いたところ、全員の飼い主がイエスとこたえました。
猫の飼い主の場合、20パーセントがノーの答えてました。つまり猫の飼い主の5人に一人は、自分のペットに愛されていないと感じてるわけです。これにはちょっと笑いました。
でも猫の飼い主って、それでもいいんですよ。犬の場合は、愛情を分かち合う家族的ペットとして飼うと思うのですが、猫の場合は、テキトーに家に出入りする、気ままな存在。そのツンデレぶりがですね、たまらないのです。
ということは、猫の飼い主って、結構自虐的なのかな
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3 件のコメント:
そうなのか。私は犬を飼ってるけど、旦那が飼ってる感じで、私が愛されているとはとても思えないので、よくわからないです。でも、猫は飼ったことないから、比べてみたい気もする。
犬には愛されてない?上様のことをリーダーだと思ってるんだろうね。
あくあさんは猫のほうが向いてるんじゃない。
猫組解説委員です。
ハンガリー出身の英国作家ジョルジュ・ミケシュがこんなことを言っています。
「犬を飼うことはできる。だが猫の場合は、猫が人を飼う。なぜなら、猫は人を役に立つペットだと思っているからだ。」
ということは、猫のオキシトシンを測定しても意味がないんじゃないんですかねえ。猫に飼われている人のオキシトシンこそ測定するべきですよね。
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