2012年5月24日木曜日

本物の聖火トーチです

明日からトルコに行きます。なので今日は更新しないつもりだったんだけど、どうせ今夜はよく眠れないだろうし、ちょっとだけ更新。

今晩私がヨガを教えに行ってる間、デイブがチャーリーをスイミングに連れて行きました。ルイは風邪気味のため大事をとって留守番です。

そうしたら月曜聖火リレーをしたコーチが、その本物のトーチを持って来て、みんなに写真を撮らせてくれたそうです。チャーリーだけでなくちゃっかりデイブも撮ってました。

なぜか横になる。悔しい。


昔からそうだったのかどうかは知りませんが、聖火リレー、今はトーチ自体を渡すのではなく、それぞれのランナーがトーチを持っていて、それに炎だけを移しかえてリレーします。それでこのトーチは、聖火ランナーに記念に売ってくれるそうです。(ただではくれない)

その値段は500ポンドだったかな。かなりの値段。ローラ(ルイたちのコーチ)の場合は、 プールの近くにダーティングトンクリスタルという大きい会社があって、そこがお金を出してくれて、その代わりに夏中はそのトーチはその会社のショールームに飾られるそうです。

でも数千人トーチランナーはいますから、もう何本かはネットオークションでかなりのお金で売られてるらしい。

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2012年5月22日火曜日

木曜からトルコ

いよいよ木曜からトルコにホリデーに行きます。トルコといっても別にイスタンブールに行くわけじゃなく、地中海沿岸のビーチリゾートに行きます。

前もちょっと書きましたが、これはオールインクルーシブホリデー。3食込みで、しかも飲み放題。しかも3食だけではなく、アイスクリームの時間やパンケーキの時間があるそうです。それからカヌーだとかカヤックだとかの燃料のかからないウォータースポーツ、サウナ、ヨガやエアロビックス、テニスも無料。夜のショーも込みです。別料金はトルコ風呂とウォータースポーツのいくつかだけみたいです。

どうやらすごく大きいコンプレックスらしく、レストランがいくつもあり、屋外シアターがあり、プールが6つ、プライベートビーチが3つあるそう。欠点は街から離れてることですが、これは水上バスでいけるとか。

ところでイギリスはこの春は無茶苦茶天気悪くて寒かったんですが、昨日くらいから段々温かくなってきて、この週末はヒートウエーブだそうです。金曜の予想は26度。トルコの予想は19度。そんなのイギリスのほうが暖かいなんてありえない!!

でも一週間いますから、そのうち25度くらいに上がってほしいんだけどなあ。30度は暑いけど、20度代後半が一番いいですね。

そういうわけで今日は庭の世話、そして明日はいよいよ荷物の用意をします。 そして夜は私は仕事、子供たちは水泳。なので最後の最後まで忙しいです。

そういえば、知人の妹さんはホリデーに行く前は冷蔵庫をからにして、電源を切って出かけるそうです。一体どれだけきっちりしてるの????私も冷蔵庫を空にする努力はしていますが、それでもマヨネーズだとかケチャップとかも入ってるし、そんなの無理ですよ。フルーツボウルの果物も相当余りそう。

たぶん明日は更新できないから、ブログは今日から1週間くらいお休みです。また戻ってきたら読んでくださいね。

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2012年5月21日月曜日

聖火リレー

今日は聖火リレーが私たちの街を通る日です。ルイの中学校では学校から集団で見に行く予定になっていましたが、我々は子供達のスイミングクラブのコーチが聖火ランナーに選ばれたので、一緒に隣町まで見に行きました。

このトリントンと言う街に聖火が着くのは9時34分とのこと。えらいきっちりした数字です。この街を3人にのランナーが走ります。一人どれだけ走るかというと、たった300メートルです。しかも沿道の人に見えるようにゆっくり走ります。そんな調子で走って、一体何人の人間がリレーするのだと思っていたら、実は街中だけを聖火ランナーが走り、町と街の間は車で輸送するそうです。そういえばUPSのバンが走ってたけど、あれかなあもしかして。知らなかったでしょ。

私達は水泳クラブの人たちと8時半ごろ到着。その頃はまだ混んでなかったんだけど、あれよあれよという間に人が増えてきました。9時ごろBomb Disposal(爆弾分解)と書かれた警察の車が通りました。何でも朝早くから、あちこちの細い道や配水管を警察がチェックしていたそうです。こんな田舎町ですらこうですから、オリンピックが始まったらロンドンはすごいでしょうね。


まだ早い時間。旗を用意して待ってます。



9時過20分ごろに道が閉鎖になり、いよいよ です。何台か関係者を乗せた車や警察の車が通りました。関係者も警官もみんなニコニコ手や旗を振ってます。沿道の人も振ってます。

 そしてスポンサーのコカコーラやらサムソンなどの山車のようなものが通り、いよいよです。

ローラがやってきました。ニコニコしながら走ってます。両脇には4人くらいグレーのランニングシャツと短パンの人が一緒に走ってます。その時は思わなかったんだけど、もしかしたらこれは変装した警官かセキュリティーの人だったのかもしれません。

こちらが写真を撮って手を振ってる間に過ぎ去ってしまいました。あっという間でした。





このリレー、おとといコーンウォールを出発して今日はデボンを抜けてサマーセットに入ります。このあと何日もぐるぐるイギリス中を廻って北上するようです。

ニュースによると、今日は80代の最年長のおじいさんが走ったそうです。この人は前のロンドンオリンピックのときに聖火ランナーに選ばれていたのですが何かの事情で走れず、今回走ることになったとか。前回のロンドンオリンピックは1948年なので、今から64年前です。

なんか気が長いというか、いい話です。

私達は今週は木曜にトルコにホリデーに行きます。そのあとクイーンの戴冠60年のお祝いがあり、いよいよオリンピックです。でもその前に、水泳の南西部地区大会の大きい大会がありますから、 それまでは気が抜けません。

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2012年5月20日日曜日

ナイトウォーク、歩きました

昨日ナイトウォークを無事に終えて午前1時ごろ帰ってきました。ソファーに寝転がってテレビをつけたら、1977年のトップオブザポッポスをやっていて、懐かしいベイシティーローラーズやロッドスチュワートを見てしまいましたよ。ロッドは今聞いても声は味があっていいですが、外見はセクシーさを意識しすぎて気持ち悪い。

そのあとそのまま寝ようかと思ったんだけど、朝シャワーを浴びるのも面倒だったので、シャワーを浴びてヨガをして寝ました。そしたら体が痛くてぐっすり眠れませんでした。トイレも何回も起きたし。今日もまだ足が痛いです。

昨日は天気予報はにわか雨だったんだけど、一度も降らず、気温もそれほど下がらす、快適なウォーク日和でした。7時半に集合場所に集まるとたくさん女性がもう集まってました。出発地点がいくつかあるのですが、今年は合計1600人が歩くそうです。スタート前の登録で手間取って、出発したのは8時15分くらいでした。

ターカトレイルという昔鉄道の通っていた今は舗装されたサイクリングロードを歩くのですが、出発地点のラグビークラブからこのターカトレイルまですでに1.5キロくらい歩きました。スタート前にトイレにいったにもかかわらず、緊張のせいか、紅茶のせいか、なんとなくまたトイレに行きたいような。次のトイレは5キロほど先です。

ターカトレイルに入って、ビデフォードにかかる大きな橋の下を歩くまでにすでに30分以上経ってます。ここから先、まだ15-16キロくらいあるはず。ちょっと心配というか、さすがに長いなあという気がしてきました。何よりも次のトイレまで30分以上はあります。

途中で日が傾いてきて西の空がピンクに染まります。日の暮れないうちに立ち止まって写真。すごく美しい。いつもこんなにきれいな光景が見れるわけではないのでラッキーでした。記念に係りの人に3人で写真を撮ってもらったんだけど、ピンボケでした。でも証拠写真として小さめに載せておきます。

こんな道を歩きます



しばらく行って、トイレ発見。列ができていたので5分ほど待ちました。トイレを済ませて気分的にすっきり。いよいよ本気で歩くぞという感じです。

するとこのあたりから、逆方向に歩いてくる人たちに出会い始めました。同じような時間にスタートしてるので、かなりのスピードで歩いてるんだなあ。ここから次のストップ(カフェ)まではたぶん8キロくらい。両方向にたくさんの人が歩いていて、かなり賑わってます。知り合いも二人見つけました。こちらもなかなかいいスピードです。段々日が暮れてきたので、このあたりから懐中電灯で照らしながら歩きます。見えにくいからなんとなくバランスが取りにくいような感じで、やっぱり暗いと歩きにくいですね。

そしてカフェに着きました。ここでは紙コップに入った野菜スープを振舞ってくれました。それでベンチにしばらく座って、スープを飲んで15分ほどお休み。あんまり休むと歩きにくくなるので、飲み終わるとすぐにまた出発です。時間は11時前くらいだったかな。

ここからあと5キロくらいのはずです。この辺が道が結構うっそうとしていて暗く、しかも反対方向から来る人も途絶え、なかなか歩きにくかった。一緒に行った友達の一人が腰が痛くなってきたので、ちょっとスピードを落しました。

目的地のバーンスタプルはビデフォードよりも大きい街なので、街の灯を 目指して歩きます。最後の3キロほどは街燈もありました。ここまでくると、いよいよゴールも近いなあという感じなんですが、その一方で段々足は痛くなってきたし、歩くスピードもますます遅くなりました。友達の腰が気になったので、気をそらすためにわざと絶え間なくおしゃべりしながら歩きます。

最後の1キロは新しくできた大きな橋を渡って、バーンスタプルのフットボールクラブに向かいます。このあたりになると、苦しくて歩けないというほどではないけれど、もう歩くのは十分という感じ。

クラブハウスに入って、最後の登録をすませて、ウォーク完了。時間は12時ちょっと前です。途中カフェで休んだ時間を除くと、歩いた時間は3時間半くらい。最初の予定では4時間くらいかと思っていたので、予想より早く歩けました。

御褒美の(?)紅茶とベーコンサンドをいただきました。混んでいる部屋で何とかソファーに場所を見つけて20分ほど休んだあと、無料のバスに乗ってビデフォードに戻ってきました。

友達に車で家まで送ってもらって、家族の寝静まった家に入ったのが1時。いくら疲れていてもやっぱりすぐには寝られないので、テレビ、シャワー、そしてヨガを10分位して寝ました。

今日は特に午前中はふくらはぎとひざの後ろがずっと痛かったんだけど、腰と太ももは大丈夫でした。これって寝る前に ヨガしてストレッチしたからかな。

帰りのバスの中、友達と来年は仮装して、もっと長い距離を歩こうと相談しました。

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2012年5月18日金曜日

ナイトウォーク

明日はいよいよナイトウォークです。とはいえ家を出るのは夕方7時過ぎなので、それまで普通に一日を過ごすことになります。明日に備えて早く寝ようかなあと思うんだけど、朝早く目が覚めると困るし、なんか準備しにくい時間です。

ナイトウォークとはいえ最近は9時過ぎまで明るいので、半分くらいは明るい中を歩くようです。終わるのはたぶん12時過ぎだと思うけど。新月なので道は真っ暗なはずだけど、照明とか設置してあるのかなあ。

ウォーキングブーツをはいていく予定だったんだけど、よく考えてみればここは舗装されている道。 なのでスニーカーで行くことにしました。でも履きなれているのはかなりぼろぼろで、18キロもつかな。でも新品のは痛そうだし。ということで履き古したのを履いて、新品をリュックに入れていくことにしました。それでもたぶんウォーキングブーツより軽いはず。そうそう、バンドエイドも忘れずにもっていかなければ。

チャーリーのトレパンをはいて、デイブの雨よけのパーカーを借りて、ルイの水筒を持って・・・。人のものばかりでぜんぜん自分の物がありません。まあお母さんってこんなものですよ。

かなりたくさん、何千人の人が歩くようです。スタートのときに水をバナナをもらって、そのあと途中のカフェでスープが出て、ゴールに付くとベーコンサンドをくれるそうです。サービスいい。

チャーリーがエックスムーアチャレンジをしたときは、もちろん全部自前でリュックに入れて出発で、非常事態用の食べ物と飲み物も用意しないといけませんでした。向こうで用意してくれたのは、チェックポイントで水筒に水を足せるというだけでした。まあ若い人のイベントは、厳しくやらないとね。私達のような大人のイベントはあんまり厳しいと人が集まらないからしょうがないですね。

そういうわけで明日は楽しく歩いてきますので、ブログの更新はおやすみです。

そのあと月曜はオリンピックのトーチリレー、そして木曜からホリデー。なんか落ち着かなくて忙しいな。

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2012年5月17日木曜日

ナイトウォーク前、最後のトレーニング

この週末に迫ったナイトウォークのために昨日と今日また散歩しました。

昨日はちょっと肌寒かったんだけど天気は最高でした。それで一人で海のほうまで歩きました。家から1キロほど歩いて大きい道を渡って、そのあと農場や牧草地の間の細い道を歩きます。

天気がいいですから景色がきれいでした。右(山手)を見ればこんな感じ。





左は海です。ここは知人の家の向かいの景色なんですよ。毎日こんな景色が見れるなんていいよね。やっぱり海っていいですね。ザブンザブンと音が聞こえるくらい近くに行くのもいいですが、こんな風に遠くから全景が見えるのもまた心が広々する感じで好きです。

唯一の問題は、この細い道を刈ったばかりの干草を山積みしたトラクターが何台も通ることです。干草刈りは天気のいいときしかできないから、こんな日は早朝から夜遅くまで農家の人たちは働いてます。道が細くて、トラクターの幅はぎりぎりくらいなので、怖いこと怖いこと。音を聞くたびに小走りで農場のゲートなどのある道幅の広いところに逃げます。

しばらく歩くと海の手前の農場でこんな感じでした。

あと1.5キロくらい歩いたら海に到着だったんだけど、時間がなくなったのでこの辺で引き返しました。いつも思うんだけど、同じ道を引き返すと、帰りがぐんと早く感じます。

歩いた時間は1時間10分。途中ちょっと止まって写真を撮ったり、トラクターが通り過ぎるのを待ったりしたので、1時間くらいかな。5キロくらいですね。

今日は友達と一緒に地図を頼りに初めてのルートを歩きました。途中までは昨日と同じなんだけど、大きい道にでる前に海とは逆の方向に曲がります。ここからも海がかなり遠くまで見えました。ランディ島も見えます。

そして途中で地図の通りに細い道に右折。これは地図ではPublic Footpathとなってます。つまり一般市民が通ってもいい道です。しばらく行くと農家の素敵な家がありました。そこからファームヤードを通っていきます。人の土地を歩いてるわけです。

そしてそのあと、広い牧草地みたいなところに出ました。もうどちらにも道がありません。遠くに見える集落の方向に進みました。するとラッキーなことに農家の人がクオッドバイクで牧草地をこちらにやってきました。

彼の牧草地を歩いてるわけですからもしかしたらしかられるかと思ったけど、すごく親切に教えてくれました。道を間違えたかと思ったんだけど、そうではないとのこと。ということは彼の農地がPublich Footpathなんですね。なんかこの辺の決まりがよく分かりません。

「この牧草地をどんどん下っていったら左にゲートがあるから、そこを抜けて行きなさい。馬がいるけど大丈夫だよ。」とのこと。 「そうしたらぬかるんで足場の悪いところに出る。そこに小川があって橋が架かっている。それを渡っていくんだよ。」とすごく丁寧に教えてくれました。

馬は3頭いて、かなり大きい馬でそのすぐ近くを通り抜けたので、ちょっと怖かったです。

教えられたとおりに行くと、確かにウォーカー用のゲートがあり、フットパス のサインも出ていました。でもその先がまるでジャングルのようでした。ひざまで生えているネトルという刺されると痛い雑草を掻き分けて歩き、泥道を通って、きれいな小川に出ました。

しばらく行くとコテッジが並んでいる裏道に出て、そこからは知っている道でした。これはぐるっと廻って家に帰れました。

このサーキュラーウォーク、家から歩いて5キロくらいでちょうどいい距離です。この小川は浅くてきれいで、子供達が小さかったら理想的な遊び場だったんだけど、発見するのが遅すぎた。もっと小さければ、ここでお弁当を食べたり遊んだり して夏の日を過ごせたんだろうけど。場所的には家のすぐ近くなのにぜんぜん知りませんでした。

ナイトウォークは土曜の夜なので、明日はヨガをするくらいで体を休める予定。あとは天気のいいことを望むのみです。

それにしても、自宅から歩いてこんなにいろいろいい散歩道があったんだなあと、いい発見をしました。ナイトウォークの後は、9月にもっと険しいもっと長い道を歩くチャリティーのイベント参加予定なので、トレーニングは続けます。

本当はウォークってそんなに興味なかったんだけど、最近段々楽しくなってきました。

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2012年5月15日火曜日

鹿

先週の日曜、スイミング関係の友達家族がランチに来ました。2時ごろ来るとのことだったので、朝ごはんの後からすぐにローストチキンの支度にかかり、夜はその週末は連休だったので珍しくトレーニングもお休みでした。つまりその日はぜんぜん家を出ませんでした。

するとその数日後、道を挟んだお向かいさんが、「日曜日の朝、お宅の庭に大きな鹿が2匹いたわよ。」と教えてくれました。「電話して教えてあげようかと思ったけど、朝8時半だったから。」とのこと。そうか、ありがとう電話してくれなくて。私は寝てました。

鹿は去年も庭に数回出没しました。というか、目撃したのは2回でしたが、きっと何度も来ていた筈です。鹿ってなぜか木の枝の皮を食べるんですよ。それでりんごの木が数本かじられていて、1本は枝がだめになって、一部の枝を切り落としました。 まあ、果物の木は枝を切りながら育てるようなものなので、別に大した被害ではありませんでした。

で、この鹿のことを子供達や知人に話すと、みんな「えーすごいね、いいね。」という反応です。いくら田舎でもやっぱり鹿はめったに見るものではありませんからね。私も、せっかく庭に来てくれたのに見れなくて残念でした。

ところがおととい庭にでて果樹園のりんごの木をチックしていた気がつきました。

3年ほど前に植えたサクランボの木が死んでるんです。ほんの先週まで花を咲かせていたのに 、花もつぼみも葉も全部枯れてます。近づいてよく見ると、樹皮がすっかり剥かれて食べられてました。

この木まだ若くて、背丈も1.2メートルくらいでした。成木なら少しくらい食べられても大丈夫なんだけど、若い木の真ん中の幹を食べられたからひとたまりも無かったようです。

でも樹皮ってぐるりと一周なくなると木は死んでしまうそうですが、これは300度くらい剥かれていますが、また少し皮が残ってます。それに地面から30センチくらいはウサギよけにプラスチックの筒のようなものが巻いてあったので、そのあたりは被害なし。

もう死んでしまってだめなのかなあ。もしかしてこの被害の無いレベルまで切れば、また生えてくるんじゃないかという希望も持ってるんだけど。でもそのあとまた鹿がやってきて食べるんだろうか。

そういえばこのサクランボよりもまだ若いりんごの木もあるんですよ。うーん、心配やなあ。 なんとかせな。

そうそう、今年はウサギの赤ちゃんも猫が何匹も捕まえたし、お向かいさんも庭にウサギがでて困ってると言ってました。なんか今年は動物の被害が大きそう。

ウサギは見てもそうありがたくも無いんですが、それでもやっぱり鹿は被害にあっても憎めないですね。まあこのサクランボの木も安く買ったので、鹿の餌を買ったと思えばいいか。

ところでオリンピックの話ですが、今日またデイブの口座で女子のダイビングの予選の切符を買いました。ダイビング男子はイギリスはトムデーリーという人気者の若い金メダル候補がいるので、入手難しそうでしたが、女子は買えました。これはロンドンのオリンピックアリーナで行われるので、その会場に行くのも楽しみです。

今の優先販売の期間は一人1種目しか買えないので、我が家はもう買えません。たぶん一般販売になったらぜんぜん買えないだろうしね。本当は柔道とか、モダンペンタスロンも見たかったんだけど。まあテレビ観戦です。

しかしカヌーとダイビング。別に意識してそうなったわけじゃないんだけど、なんか水に関係あるスポーツと縁が切れません。

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2012年5月14日月曜日

オリンピックの切符

オリンピックのチケットの販売の第二プログラムが昨日から始まりました。

第一次販売はもう1年以上も前に行われました。抽選だったのですが、当たった人は周りにはほとんどいませんでした。知人で3人、知人の知人を入れても5人しか当たったという話は聞いていません。

今回のブログラムは、前回外れた人が優先で買えます。お目当ての水泳は今日の午前11時からの販売だったのだけど、午前中は仕事等でネットに向かえませんでした。午後まだあるかと思ってチェックしましたが、安い(というか普通の値段の)水泳のチケットは全部売り切れ。150ポンドと450ポンドのチケットがありましたが、これは売り切れかどうかもチェックしてません。450ポンド?家族4人で1800ポンド?冗談でしょ。

それで水泳はあきらめて他のイベントをチェックしました。1イベントずつしかチェックできないので時間がかかります。それであきらめていた頃に、カヌー・スプリントのチケットを入手!

これはこのオリンピックからの初物のイベントだそうです。場所もロンドン市内じゃないので、その辺も切符が余っていた理由かもしれません。場所的にはロンドンからこちらよりなので、我々にとってはいい場所です。

この優先期間は一人1セッションしか切符を買えないので、私はもう買えないんですが、デイブがまだ買えるので、今度はオリンピックスタジアム内のイベントをチェックしようと思います。

毎日(5日間)ちょこちょこ5イベントくらい売りに出します。明日はダイビングと水球が売りに出るので、それをチェックの予定。 買えるといいんだけど。

この優先販売期間が終わると、一般の人も買えるそうです。でもその頃切符なんてあまってるのかなあ。たぶん450ポンドの切符くらいしか残ってないのでは。

・・・・・・しかし。せっかくのロンドンオリンピックだし、一生に何度もない機会だから是非観戦したいとは思うんですが、ルイと話していました。きっと甲子園球場で阪神の試合を見る以上のすごい物はないだろうねって。

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2012年5月13日日曜日

プールの裏のアジア

この週末は子供達の水泳の大会でエクセターに土曜と日曜出かけます。またまた朝早くから夕方までプールに缶詰。でもそろそろ水泳シーズンも山場に差し掛かってきましたら、もうひとがんばりです。

今日は二人がそれぞれ2種目ずつ泳いでのですが、二人ともどれも大きく自己新を更新しました。特にチャーリーは200メートルバタフライと自由形でそれぞれ5秒と6秒自己新を出して、イギリスの南西部地区大会の資格タイムを二つも 取りました。ルイも最近苦手としていた背泳ぎで5秒更新しました。久しぶりに二人ともメダルをもらって帰宅しました。

大会の途中、うちの子たちの出場するレースの間隔が大きく開いていたので、退屈したデイブが
プールの近くを散歩に行きました。このプールはエクセターのど真ん中にあって、大きいハイストリートのショッピング通りや、センターがあります。

エクセターというのはデボンの県庁所在地のようなところで、大聖堂もあり、大学もあり、学生が多くなかなか若々しくて感じのいい街です。

そしたら偶然デイブはアジアの食料品を売ってるお店を発見しました。

ロンドンには中華街に行くとこういうお店はたくさんあるんですが、ロンドン以外では私は見たのは初めてでした。エクセターって大学生が多いし、アジア人もたくさんいるのかもしれません。お店自体は中華と韓国の日本の食材を売ってました。店構えや中の様子も、ロンドンの中華街のスーパーと似た感じで、アジアに来たみたい。





私はいつも日本の食材に苦労してたし、日本から送ってもらうほかは、普通のスーパーで最近売り始めたイギリス人向けの日本食材やヘルスフードショップを細々と利用し、ごくごくたまにロンドンに行ったときに、中華スーパーでおしょうゆなんかを買うようにしていました。

だからデイブがこのお店をプールの近くに見つけて、すごく嬉しいです。子供達も、特にチャーリーなんて大喜びしていました。やっぱり二人とも日本が大好きみたいです。

今日のところはおしょうゆと木耳と、中華のソースやお漬物、インスタントラーメン、そして冷凍の肉まんを買って帰りました。

このプール家から1時間以上かかるので、大会のあるときにしか来ないんですが、それでも年に数回は来るので、これからその度にこのお店に行くのが楽しみです。

ちなみにイギリスには珍しく年中無休の10時から8時まで営業。さすがにアジア人は長時間働きますね。

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2012年5月11日金曜日

歩く練習

来週の週末の19日の夜にナイトウォークというイベントに参加します。ビデフォードからバーンスタプルまで、昔鉄道が轢いてあって、今はサイクリングロードとなってる道を歩きます。距離にしたら11マイル。18キロ弱です。元鉄道の道なのでほとんど上り下りがなくてまっすぐで歩きやすい道です。舗装はしていないと思うんだけど、自転車が通れるくらいは整備してあります。

18キロというのは歩いたことないので心配は心配なんだけど、道自体は坂もないし泥だらけの足場の悪いところもないし、タイムさえ気にしなければまあ大丈夫でしょう。

チャーリーは先週エックスムーアチャレンジで7時間半もどろどろの道を歩いたし、それに比べれば比較にならないほど簡単なはず。

とはいえ、時間にしたら止まらずに歩いて4時間くらいはかかるはずです。目安として1時間3マイルといわれていますから。

ウォークはおととしの夏から友達と週に一度2-3マイル歩くようにしているんですが、ここ最近は何かと向こうの都合が悪かったり、天気が悪かったりでぜんぜん歩けていません。ランニングやスイミングは一人でできるけど、ウォークはなんとなく人とするものという先入観があって、今まで一人で歩いたこと無かったんだけど、さすがにナイトウォークまであと2週間弱になってきたので、ちょっとトレーニング不足が心配になってきました。ランニングやスイミングやヨガはやってるので体がなまってるってことは無いけど、やっぱり違うアクティビティーですからね。筋肉とか心肺の使い方も違うだろうし。

それで昨日と今日一人で2マイルくらい散歩に出かけました。私は普通に歩くと速度がかなり遅いので、気をつけて大またで早く歩きました。

昨日は小雨だったんだけど、そんなこと行ってられません。ウォータープルーフのコートを着て、海の方向に歩きました。初めはランニングと同じで、ちょっとしんどくてつまらないんだけど、しばらくして体が温まってくると妙に気持ちよくなります。

でも15分くらい歩いたところで足止めを食らいました。道を牛が100頭くらい横切ってるんです。搾乳の時間らしく、搾乳パーラーに向かってるようです。 どうしようもありません。牛のあちら側では車が同じく足止めで待ってます。初めはちょっと距離を置いて見てたんですが、段々じれて牛に近づいていったら、1頭がこちらに向き直って前進してきかけたのでちょっとびびった。牝牛とはいえ結構大きいですからね。

結局10分くらい足止めでした。そのあと海のほうに行ってぐるっと廻って、草原のゲート越しに湾と海を見て家に向かいました。時間にしたら、足止めの時間を除いて40分くらいでした。

今日は夕方子供達を友達のお母さんが水泳に連れて行ってくれたので、7時過ぎから海とは逆の方向に歩きました。これは細い道を通って小さな村を通り、大きい教会の前で方向を替えて戻ってくるというルートです。

夕方に天気がよくなったので出かけたのですが、日が暮れると街燈もないしまずいですから、8時までにはかえって来たいなあと思ってました。距離にしたら昨日と同じくらいなので大丈夫なはず。

で、昨日のように手を振って早足で行きました。家からずっと緩やかな登りです。そして1マイルくらい歩いて村に近づく頃には、道はますます傾斜の激しい坂になってます。はあはあいって家々の前を歩いたので、変な人と思われたかも。いつこの坂は終わるんだろうと思いながら歩き続けましたが、ぜんぜん平坦になりません。

教会は坂の上にありました。時間を見るともう8時5分前です。30分も上り坂を歩き続けたのでした。ここから下り坂だとしても、8時までに帰るのはぜんぜん無理です。

そして方向を変えて家の方向に行きましたが、これがまた上り坂!

頭の中で考えました。ぐるっと廻って家に帰るというルートをとった場合、どう考えても上り坂があれば下り坂があるはずです。地理が苦手な頭でいろいろ想像しましたが、絶対そうなるはずですよね。でももう40分くらいも上り坂です。メビウスの帯か、この道は。

そうするとどうやら丘の頂上にたどり着いたみたいで、十字になった辻にベンチが置いてありました。確かにここに座るとずっと遠くまで見渡せますが、今日は日が暮れるまでに帰りたいので、そんな余裕なし。

それでそのまま3分も歩いたら、道の先に海が見えてきました!家から海と逆の方向に歩いたのに、丘の上に付いたので、車で1時間以上かかる街の海辺まで見渡せます。そこからちょっと位置を変えると、今度はブリストル海峡に浮かんでいる、ビデフォードから7マイル沖になるランディーという自然保護で有名な島も見えました。

あー、海っていいですねえ。しかもここから見えるのは港ではなくて、自然の海です。海を見るたびに、あー私って海に餓えてたんだなあと思います。ビーチにいるときはそんなにありがたいとも思わないし、海を見たいと切実におもうこともないないんだけど。

この辺から突如かなり急な下り坂になりました。 そしてあっという間に私の村に戻ってきました。この地点から家までは15分くらいでした。

ということで合計今日も45分くらい歩きましたが、坂道を登ったのでかなりきつかったです。

この調子であと2回くらいは予行練習しないとなあ。

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2012年5月10日木曜日

冷凍食品

イギリスにはアイスランドという名前のスーパーがあります。名前の通り、冷凍食品専門のスーパーです。私は数回しか行ったことないし、ほとんど記憶にないんだけど、パンだとかミルクぐらいは普通のものが売っていたんじゃないかなあ。野菜や果物は記憶にありません。

私の周りではアイスランドで買物するって言う人は聞いたことないし、流行ってるとは思えないんだけど、全国的に有名人を使ってバンバンテレビでCMを流しているし、誰でも名前は知ってるスーパーなので、儲かってることは儲かってるんでしょう。

普通のスーパーでも冷凍食品の棚は大きいのが数列はあります。大きいスーパーなら食品のフロア面積の10パーセントは取ってるんじゃないかなあ。

何があるかというとまず当たり前にアイスクリームの類。それから冷凍の加工済み食品。チキンナゲットとかフィッシュフィンガーとかフライドフィッシュ、フレンチフライ、などなどバラエティーは抱負です。それから冷凍デザートでケーキやパイや、なかなかおいしそうなパブロバだとか、とにかくいろいろあります。それから冷凍野菜。これも種類が本当にたくさんあります。それから冷凍の海産物。そして肉。肉はローストチキン用の1羽丸まるだとか、ローストラム用に羊の1キロくらいの骨入りの塊だとかが売ってます。クリスマスの七面鳥も冷凍で買えます。

私は冷凍食品で買う物は、冷凍のグリーンピース、冷凍えび、冷凍ヨークシャープディングぐらいです。普段は、一週間の買物をするともうショッピングとローリーが山盛りで、とても冷凍食品の列まで見る余裕はないので、素通りすることがほとんど。

それに実はちょっと偏見というか、スノッブな気持ちから冷凍食品を避けていた面もあります。冷凍食品というと、「お手軽で安くて栄養価が低い」というイメージがなんとなくありますから。よく出来る主婦は冷凍食品なんか使わないという、これも偏見というか、イメージもあるし。

イギリスではここ1-2年食料品のインフレが激しいんです。2年ほど前に小麦粉の値段が上がったとかでパンの値段が高くなり、それを機にそれまで安定していた食料品の値段がずんずん上がり始めました。それでここ数週間、いくつか冷凍の食材を買ってみました。値段的には、新鮮なものよりは2-3割は安い気がします。

栄養学的には新鮮なものも冷凍のものもほとんど変わりはないそうです。味やフレーバーも素人にはまず分からないとのこと。それに私自身、週に一回しか買物に行かないし、まとめ買いして肉や魚など冷凍することが多いので、結果としては同じことです。むしろ自分で買って、トローリーに放り込んで買物を終えて、家に帰って冷凍するまで1時間以上経ってますから、冷凍食品会社が新鮮なうちに業務用の冷凍庫で冷凍した食品のほうが鮮度が高いかもしれません。

買った物は冷凍の鮭の切身と冷凍のチキンピースでした。

鮭のほうは、「冷凍のまま調理することをお勧めします」とは書いてあったものの、冷凍の鮭を塩焼きにするやり方がわからなかったので解凍しました。味のほうは今ひとつ、いや二つくらいでした。ちょっとぱさぱさした舌触りでした。昔冷凍の鮭を一度買った記憶があり、その時は普通だったはずなんだけど。特にこのブランドのものがよくなかったのか、それとも解凍の仕方か悪かったのか、焼きすぎたのか。またもう一度トライしてみたいと思います。

冷凍魚はそれでも鍋だとかフィッシュパイにはよさそうです。

先週と今週は冷凍チキンピースでカレーと親子丼を作りました。どちらも新鮮な肉と変わらない味でした。やっぱりこうやって味をつけて煮るには冷凍のお肉は適してるようです。

チキンの新鮮な胸肉は大体こちらでは500グラム前後がパックになって売ってます。カレーなどならそれでもいいんだけど、うどんにちょっと入れたいとか、少しだけ欲しいときに不便なんです。500gを買って自分で分けて冷凍すればいいんだけど、それも面倒。で、そういうときにこの冷凍のチキンピースはいいなあと思いました。一口大に切ったチキンが500グラム前後袋に入ってるので、必要なときに出して必要なだけ使えます。しかも、胸肉は自分で切らないといけないから、その面倒くささもさることながら、冷凍しちゃうと解凍しないと切れないから、前日から手順を考えないといけなくて、結局面倒でできなくなるんです、普段は。

というわけで、ますます食べる量の増えてきた我が家のティーンエージャーとその予備軍のために、これからは偏見を捨てて冷凍食品も使ってみようと思います。 できあいの冷凍レディーミールも売ってましたが、これは我が家の夕食では10人前くらい買わないと足りなそうなので、こちらはパスですが。

それにしても我が家の冷凍庫はいつもいっぱいです。もっと大きい冷凍庫が欲しい気もするんだけど、きっとスーツケースと一緒で、大きければ大きいでまたすぐにいっぱいになっちゃうんだろうな。

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そういうわけでこれからは

2012年5月8日火曜日

サーニーとバティー

今日は特にお伝えしたいトピックもないので、英語の話しを書きます。これはイギリス英語に限ったことなんだけど、いろんなものの略称を上げてみます。

食べ物で行くと、サーニ-(Sarnie)とはサンドイッチのこと、バティー(Butty)もサンドイッチのことです。スパッド(Spud)はポテト。野菜はべジ(Veggi)。ビスケットはビッキー(Bicky)。チョッキーはチョコレート。ロリーはもちろんロリーポップのことです。

日本でいうスパゲッティーミートソースはこちらではSpagetti Bolognese(スパゲッティーボロネーズ)といいますが、これは略してスパグボル(Spagbol)といわれたりします。チャーリーはなぜかこの言い方を下品だ下品だとすごく嫌ってますが、別に下品ではないんだけど、確かに品位は落ちるかな。イタリア人は怒るかも。

飲み物では紅茶のことをカッパ(Cuppa)と呼んだりします。これはCup of teaの省略。

略称ではないけれど、水を入れて薄めて飲むドリンクのことをSquashとよびます。どうしてそういわれるのかは不明。お酒のジンアンドトニックはイニシャルで「G&T」と言われています。お酒全体を指す言葉はBooze(ブーズ)、タバコはFag。こちらは略称というかスラングですね。ちなみにマリファナはPotです。

お酒やマリファナの話になると、他にもいろいろドラッグの世界って略称が多そうですが、その話しに行くと怖いので、方向転換。

衣料品では、これも略称ではないんですが、面白いので上げておくと、ゴムぞうりのことはフリップフロップ(Flipflop)といいます。歩くときにぺたぺた音がするのでそう呼ばれるらしい。別の名前は無いようで、必ずフリップフロップという長い名前で呼ばれます。

イギリスの田舎では欠かせないゴム長は英語ではウェリントンブーツといわれますが、これは略してウェリーズ(Wellies)。

フードつきパーカーはフディー(Hoodie)。パジャマは米語ではPajamasだそうですが、英語ではPyjamasといいます。略してPJs(ピージェイズ)。もしくはジムジャムズ(Jymjams)、ぜんぜん短くなってないってか。下着のパンツですが、イギリスでは女性のパンツはニッカーズ(Knickers)と呼ばれます。ブラは英語でもブラ(Bras)って略されます。

ついでだから上げておくと、たぶんアメリカではまた違ってややこしいんじゃないかと思うんだけど、日本で言うパンストはタイツとイギリスでは呼ばれます。ストッキングというと昔風に右足と左足が分かれていてガーターベルトやサスペンダーベルトで止めるものをストッキングといいます。 これ私が初めてイギリスに住みだしたことは普通に普及していました。今でもそんなものはいてる人いるのかなあ。

毛糸の帽子は、若い人たちだけの間の言葉かもしれませんが、ビーニーズ(Beanies)。傘のブロリー(Brolly)はもちろんアンブレラから来ています。

他にももっとあるはずだけど、ちょっと思いつきませんので今日はこれくらいで。

アメリカでこのブログをお読みの方がいらっしゃったら、違いをコメントに上げていただけると面白いですね。

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2012年5月7日月曜日

ルイのマンガ

この週末はイギリスで年に一度の祭日のあるロングウィークエンドでした。もちろんクリスマスだとかイースターだとか祭日は他にもあるんだけど、それらは全部学校のお休みの期間にあって、学期の間にぽっこりあるお休みは今日だけです。

それで土曜日は例のチャーリーのエックスムーアチャレンジもあり朝からあちこち 飛び回ってましたが、昨日は友人の家族を呼んでランチ、そして今日は水泳のトレーニングもお休みで、家でビデオを見たり花札したりしていました。本当はサイクリングか何かに出かけたかったんだけど、午後から車軸を流すような雨が降ってきましたので、庭にすら出ませんでした。

チャーリーのウォークは足元は悪いコンディションではあったものの、雨は降らなかったからそれだけでもすごいラッキーでした。こんなに降ったらそれこそ惨めな16マイルだったことでしょう。

ルイちゃんは何をしていたかというと、この最近は部屋にこもってマンガを書いています。

なるとって言うマンガ知ってますか? 日本人なら誰でも知ってるってわけでもないだろうからちょっと説明すると、設定は現代なんですが、忍者が主人公のアニメです。それがIpodのアプで全作英語の字幕つきで見れるんですって。300話くらいあって、追いついたといっていたので、全部見たんでしょうね。

そういえばルイは最近は「宿題ないってばよ。」とか、ちょっと変な日本語で話すようになってます。

ルイはもともと絵がうまいんですが、なるとのマンガもびっくりするくらい上手に書いてるので、いくつか載せてみます。






マンガはこちらでは人気があるだけでなく、最近はアートフォームとしても受け入れられています。ルイの学校のアートの授業も今はマンガアートが課題だそう。確かに簡略化したディフォルメ のスタイルは、後期のピカソだとか歌麿とかに繋がってるといえるのかも。


明日からまた平日だけど、今週は4日。そして5月23日からトルコにホリデーです。

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2012年5月6日日曜日

イギリス人はタフ

イギリス人はタフだ、しかも階級の高い人ほどタフだという話を昨日書いたら、あくあさんからもっと知りたいとのリクエストがありましたので、もうちょっと書いてみます。

「イギリスはこういう国である 」という意見や感想はあちこちで耳にすると思うんですが、イギリスってやっぱり階級社会。階級を避けてはイギリス論は語れないと思うんです。しかしイギリス人自体はあんまり階級の話をしません。よっぽどなかのいい間柄でないとその話はでないと思うんですが、イギリスに住む外人たちは時々この「階級」を口にします。するとイギリス人は、なんかびくっとしてる感じですね。

やっぱり私達外国人は何年たっても外国人だからイギリスの階級社会の外にいるし、中にいる人にとっては口にしにくいトピックなんでしょう。

階級の話をする前に、はっきりさせておかないといけないことがあります。日本では国民総中流とのことですが、イギリスでは上流階級は王室と何らかの親戚関係のある人たちのことです。日本で言えば公家のようなものかな。そして中産階級は、銀行家だとか弁護士だとか医者だとかのホワイトカラーの職種。そして労働者階級は、自分は生産の手段を持たないで、働いて収入を得ている人たち。ブルーカラーですね。

さて話を戻して、このタフさについて一番最初に思ったのは、イギリスで初めて働き始めた頃です。シティーのトレーディングルームにいたので周りは大卒の中産階級の若い人たちばかりでした。それでその一人と話していたのですが、彼はイギリスの寄宿生のプライベートスクールに行ったのですが、毎朝朝食前にランニングがあり、その後冷たいシャワーを浴びないといけなかったそうです。イギリスの水ですからね。真冬なら凍ってもおかしくないくらいの冷たさだと思います。

 最近はそこまでスパルタな学校はないと思うんですが、やっぱり寄宿生の学校って厳しくって「質実剛健」なんじゃないかなあ。 ルイは3月にデボンの水泳で有名な私立学校の寄宿舎に1日体験入学したんですが、水泳部の朝練は遅番は6時から、早番は5時からです。ということは起床は4時半。しかもこれ中学生ですよ。

まあ朝に関しては、階級に関わり無く、イギリスのほうが早いです。シティーで働いていたときはディーリングルームは毎朝7時半ミーティングでした。でも大工や土木業などの労働者階級の職業の人も7時とか8時とかに始業する人が多いし、そういえばその頃郵便屋さんの配達も家を出る前に来ていたので、6時半とかに郵便が来ていた記憶があります。(まあその頃は郵便のサービスがよくって一日2回配達があったんですが、今はそんなにサービスはよくありません。)

一説によると、伝統的には労働者階級が早朝から働いて、弁護士や銀行家などの中産階級は大名出勤で10時ごろから始業だったとか。シティーも昔は株式取引所のフロアだとかは中卒のたたき上げの若者が早朝から走りまわって働いていたそうです。昔は株屋なんてのは中産階級の仕事ではなく、上昇志向のある労働者階級のたたき上げの仕事だったそうです。それがシティーではサッチャー政権以来のヤッピーのがつがつしたエリートが朝早くからはたらくようになったとか。

話がそれました。 タフさの話です。

昔で言えば植民地の時代はイギリス人の貿易会社の経営者だとか、中産階級の人たちがインドだとかマレーシアだとか香港だとかに家族と駐在しましたが、そのころなんてコンディションはすごく悪かっただろうし、不衛生で伝染病もよくあることだったし、それはそれは大変だったそうです。

まあそういった人たちは、現地人に馴染もうなんて気持ちは全然ないし、現地の文化だとか人に対する思いやりや親睦の気持ちも無かったようなので、同情する気にはなりませんが、それでもイギリスでぬくぬく暮らしてきた良家の奥様達やお子達がそういった途上国で暮らすのはすごくタフだったようです。

それから軍隊のエリート達も中産階級の仕事です。これももちろんすごくタフな世界。チャールズ皇太子の弟のアンドリュー王子は海軍にいたし、去年結婚したウィリアム王子もハリー王子も陸軍に所属しています。たぶん中では、周りの人はそれなりに気をつかってはいるものの、他のオフィサーたちと同じような扱いになっていることと思いますよ。

特にイギリスでは産業革命以降は中産階級の子息は将来、軍隊を率いたり植民地を管理したりしないといけないから、厳しいタフな教育がされたのだと思います。

身近な話になると、昨日のエックスムーアチャレンジなんてとってもタフなイベントだし、子供達のライフセーバーもこのイギリスの激寒の夏の日に大荒れの海に入ってトレーニングだとか、私の普通の母親の本能ではとても自分の子供にやらせたくないことばかり。ボーイスカウトなどは嬉々として泥だらけのコンディションで息が白いくらい寒くてもキャンプしたりしてるようです。8歳から参加できる地元のラグビークラブも、入会説明で、「どんなに天気が悪くてもトレーニングは中止にはなりません。」と言われました。

そしてこれもよくよく見回すと、やっぱり中産階級の家庭がこういうイベントに取り組んでるんですよ。 もちろん別に壁があるわけじゃないので誰でも参加できるんですが、結果としてはそんな感じです。

繰り返しますが、イギリス人ってタフですよ本当に。日本人なんて比較するとひ弱だと思いますね。しかもそのタフさってすごく基本的な、野性的な動物的なタフさです。これってやっぱり寒くて雨が多いことに関係してるのかなあ。

でも反対に日本の入社数年目の会社員なんて見てると、上司にいじめられたり虐げられたりされても耐えてるし、中学高校のクラブなんかでも先輩が無茶苦茶威張ってるし、その辺は打たれ強いというか、自虐的なタフさはあるのかな。

たとえて言えば、イギリス人と日本人の20歳の男女10人ずつを、アマゾンのジャングルみたいな文明とは遠く離れた土地にテントとバケツとシャベルだけ渡して放り出したら、日本人のほうが絶対先にギブアップするだろうなあと思います。

でも逆に人間関係のこじれにこじれた会社のねちねちと嫌味な上司の下で、つまらない仕事を毎日遅くまで 働かせたら、イギリス人のほうが絶対先に根を上げると思いますけどね。これを精神的なタフというのは、私は抵抗がありますが。(むしろ自尊心の無さだと個人的には思ってます。)

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チャーリーのExmoor Challenge

6時前に起きてチャーリーをエックスムーアチャレンジの待ち合わせ場所に連れて行きました。7時に小学校をリーダーとヘルパーの車で出発で、チャレンジのスタート地点までは1時間くらいかかります。チャーリーのグループは男の子2人、女の子2人の4人。グループ写真を撮りたかったのですが、車に乗り込んでしまったので、車内の写真。




2年前に同じイベントに子供が参加したお母さんは、そのイベント以来子供は自分の鍵を持ちたがったり、買物に一人で行きたがったりと、急に自立、成長したみたいだったと言ってました。それで私も車に乗り込むチャーリーにグッドラックと声をかけたのですが、あからさまな生返事。

今日の夕方帰ってくる頃には、ちょっと別の子供になってるんだろうなあと思うと、ちょっと胸がじんと来ました。

スタートはそれぞれのチームが1分ごとに間隔をあけてスタートします。年少のチームからスタートでチャーリーは9番の8時53分スタートでした。10歳から14歳の150以上のチームがあって、最後のチームが出たのは11時過ぎだったそうです。

リーダーによれば、チャーリーの小学校のチーム(3チーム)がゴールするのはどんなに早くても2時半、現実的にはおそらく3時半くらいだろうとのことです。それで私と友達は2時過ぎに着くようにゴール地点に出かけました。着いてみると、まだ誰もゴールしてないようです。

それでゴール付近で20分くらい待っていると、一番最初のチームがやってきました。みんなからは大拍手。25キロ以上も歩いて疲れているのに、最後は4人で走ってゴールです。どこの誰だか知らないけれど、なんか目頭が熱くなるなあと思っていたら、みんなお母さん達は同じことを言ってました。

その15分後くらいに、チャーリーの学校のひとチームがゴールインです。このチームは強いだろうなあと思っていたのですが、その通りでした。男の子3人女の子一人で、女の子のべサニーがリーダー格で男の子達に発破をかけて歩かせたようです。

そうしていると、リーダーの人がやって来ました。彼女は7つあるチェックポイントの最後のチェックポイントで3つのチームが無事に通過するのを見届けてから、我々保護者のところに経過を報告に来てくれました。

全員無事に最終チェックポイントは通過。残りは3キロ。でも道はどろどろで、子供たちは疲れ切っているから45分くらいはかかるだろうとのことでした。この時点で3時半くらいです。朝7時に家をでて9時前にスタート。もう6時間半も歩いてるのに、まだ後45分も歩くのか。信じられません。

その後40分くらい経過して、たくさんのチームがフィニッシュして、そろそろだろうという頃に、別のリーダーが戻ってきました。残りの2チームはもうへとへとでえらいことになってる。あと 30分はかかるだろうとのこと。ひゃー、大変だなあ。まだ30分も歩くのか。というと合計7時間半も休みなしで歩きっぱなしです。

そして4時15分ごろに2チーム目がゴール。4人のうち3人は走ってますが、一人はもう泣きべそ状態です。

チャーリーのチームはこの後5分後くらいに見えてきました。うちの小学校からは最後のチームで、彼らで全員が完走(というか完歩)したことになりますから、保護者達から特別大きい拍手と歓声で迎えられました。
最後はやっぱりダッシュ

このチャレンジには時間制限があって、それに間に合わないとメダルがもらえないし、1時間以上こえるとフィニッシュさせてもらえない(つまりレスキューされてしまう)という決まりがあります。チャーリーのチームは1時間半以上遅れています。だからメダルはもらえないかなあと思っていたら、ちゃんと全員もらっていました。

前も書いたように先週からの大雨でコンディションがすごく悪く、金曜の午後まで中止になるかも知れなかったのです。実際は当日はほとんど雨も無く曇り空で、天気的にはちょうどよかったんですが 、とにかくすごく足元がぬかるんでいたそうです。どのチームもみんなひざまで泥に汚れています。

ぬかるんだ草の上を歩くのはとても体力が入るけれど、それだけでなく途中は 泥の水溜りの中に足首まで浸かって歩かなければいけないような場所もあったとか。

そんなタフなコンディションだったので、一番早く歩いたチームですら、制限時間25分オーバーだったらしい。なのでチャーリーのチームもメダルがもらえたんでしょう。

チャーリーの学校の6年生は18人。そのうちの10人が参加して全員が歩ききりました。大した物です。

イギリス人ってタフなんですよ。特に、こう言ってはなんだか、階級が上の人、社会経済ステータスが高い人ほどタフ。そういうタフさって、こんなところで培われているのかなあ。

しかもチャーリーとマイルズという男の子は、このイベントから帰るとほぼ直行でライフセーバーのトレーニングに行きました。さすがに長距離走のトレーニングはコーチに話して免除してもらいましたが。(チャーリーは足の指全部に豆か水膨れができていて、とても走ったりできませんでした。)

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2012年5月4日金曜日

親の断捨離

親の断捨離っていっても、親を捨てるわけじゃありません、念のため。親の所有物のことです。

最近いくつか断捨離のブログを読むんですが、親の断捨離のことがたまに出てきます。一緒に住んでいる親の所有物が増えまくることで悩んでる人、多いみたいですね。

確かにうちの親の年代(今70代半ば)くらいの人にすれば、物のない時代に育ってきてるんだから、「不要物を捨てる」という感覚が無い。物は使えなくなって捨てるものに決まっています。 不必要であろうが無かろうが、まだ使えるものを捨てるなんて罪悪そのものです。それはすごく分かる。

その一方で、質実剛健、質素な暮らしが一番という気持ちも強い。今の時代はコンピューターだのテレビゲームだの、不必要な娯楽が多すぎる。男もおしゃれをしたり、女も厚い化粧をして流行を追いかけて、ちゃらちゃらしすぎ。昔は物はなかったけど人情があった。少ないもので工夫して、助け合って楽しくやってきた。今の時代は物質的過ぎる。

まあお年寄りといわれる年代の人がみんなそう思ってるわけじゃないだろうけど、こんな風に思ってる人が大半のような気がします。

これは古臭い考えというわけではなく、我々やそれ以下の年代の人でも、シンプルライフを理想とする人は多いし、今はエコロジーのこともあって、物質至上主義は流行っていません。断捨離などはこのライン上にあって、「本当に必要なもの、本当に好きなものだけに囲まれて暮らしたい。」というシンプルな欲求から来ているといっていいでしょう。

つまりお年よりも若い人も、物があればいいというのではなく、シンプルにすっきりと暮らしたいという気持ちは同じだと思うんですよ。

で、親の年代の話になると、「物欲は悪」という気持ちと「物を捨てるのはもったいない。」という矛盾に気づいていないんですね。

シンプルに暮らしたい、でも捨てられないならば、物を増やさなきゃいい。買わなきゃいい。その点は問題ないんですが、一番の問題はもらうことです。

日本って本当にすぐあちこちで物をもらうじゃないですか。私達が1ヶ月日本にいただけでも、路上でもらうティシューや団扇から、甲子園球場のファンサービスの景品、お隣さんからのお土産や、お下がりの服まで、全部持って帰ったらそれだけでスーツケース半分くらいはいっぱいになるくらいいろいろもらいます。これをもらわなければいいんですよね。

でも、路上のティシューくらいならいいですが、やっぱりもらわないと角が立つものもあるし、実際銀行でもらうタオルやサランラップなんかは、買えば数百円はするから、やっぱりもらってしまう。景品もやたら可愛いから、必要ないのにスタンプを集めたりしてしまう。

私でもそうなんだから、うちの親の年代の人なんて、やっぱり戸棚に何枚タオルがあろうと、グラスがあろうと、もらえる物は疑問なく絶対もらうし、ホテルの歯ブラシなんかももらってきてしまう。

となると、「簡素な暮らしが一番」、だけど「使えるものを捨てるのは悪」「もらえる物は必ずもらう」ので、狭い家が物でいっぱいになるんだなあ。その矛盾にぜんぜん気づかないで。

それでそういう親と同居する年代の我々が、親の断捨離で悩むという構図のようです。

でもあの年代の人に、いまさら考えを変えるなんて事要求できないし、やっぱりどうしようもなんでしょうかねえ。

私も最近断捨離してますが、その背景の一つは、そろそろ子供が大きくなってきたし、数年後(最長で7ねんだな)には二人とも家を出るだろうし、そうなると私もこの家に住んでるかどうか、それどころかイギリスに住んでるかどうかも分からないし、徐々に物を増やさないように、身軽に動ける方向に準備しておきたいなあって言う気持ちもあります。

親の年代にしたら、こう言ってはなんだが、やっぱりいつまでも生きてるわけじゃないし、物を大量に残して死ぬと悪いから、ちょっとは身辺整理しておこうなんて気持ちにはならないのかなあ。まあ私の場合は、次の動きを考えてるわけだから、死ぬこととはまたぜんぜん別なのかなあ。

それとも物は大切だから、死んだら子や孫が喜んで引き取ってくれると思ってるんだろうか?

さてさて、話はすごく変わりますが、チャーリーのエックスムーアチャレンジ、決行と決まりました。天気予報自体は曇り、時々小雨という感じですが、気温は低そう。でも問題は道がぬかるんで、川の水が増してることなんですよね。でも決行と決まったからには、がんばって楽しんでいって来い!

というわけで今夜はチャーリーは水泳のトレーニングはお休み。チャーリーは口ではコンディションが悪いし、それほど楽しみではないような事を言ってましたが、夜すごく嬉しそうにパッキングしてました。私の新しいリュックを貸してあげたら、寝巻きを着たまま背負ってみてました。



明日は6時に起床だ!

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2012年5月3日木曜日

Exmoor Challenge

土曜日はチャーリーのエックスムーアチャレンジの日です。

これは10歳以上の子供が4人ずつグループになり、援助なしで16マイル(25.7キロ)歩くというもの。 エックスムーアは国立公園で、野生の馬や鹿のいるような自然のままの荒野です。ここを道の無いところを地図とコンパスを頼りに歩くというかなり厳しいイベントです。もちろんアップダウンもあります。

タフなイベントなので突然歩くのは無謀ですから、子供たちは去年の秋から練習をしていました。学校で一度長距離を歩くイベントがあり、その後6回、毎回15キロくらいデボンのあちこちを歩くトレーニングがありました。

でもチャーリーは水泳で3回もいけなくて、学校のも入れて合計4回しか練習してません。確かにチャーリーは体力あるけど、でも準備不足は否めません。

チャーリーのチームは ハナという女の子と、これまたチャーリー君とハリーという男の子。ハナはトレーニングはほとんど休まなかったんだけど、あまりスポーティーなタイプではありません。そしてチャーリー君とハリー君は前回のトレーニングのときに全部歩けなくてドロップアウトしたとか。

それで我が家のチャーリーは自分が準備不足のクセに、チームメートにちょっと不満みたいでした。4人のうち一人が途中棄権しても3人で歩かせてくれるのですが、二人ドロップアウトすると失格になるんです。

そうしたらチャーリー君は、先週はお父さんが学校の後に付き添って毎日4マイル、合計週で24マイル(38キロ)も歩いたそうです。根性あるお父さん。

 そういうわけで、何とか準備も整ったし、うちのチャーリーもチャーリー君の努力を無駄にするわけには行きませんから、がんばって歩くしかありません。

そう思っていたら、週末からデボンは大雨で、あちこちで洪水警報が出ています。このチャレンジのルートはターステップスという有名な古い、川の中の渡り石がルートに入ってるんですが、これも洪水で渡れなくなっているとか。


それで明日の午後にキャンセルになるかどうかのアナウンスがあります。

今日も雨が降ったし、土曜も小雨の予報なので、足元はひどくぬかるんでいるはずです。

せっかくトレーニングしたから歩かせてあげたい気もするけど、寒くて雨でぬかるんでいるなら、子供達もひどく苦しいばかりで楽しくないだろうなあ。それに実は同じ場所の似たようなイベントで数年前中学生が氾濫した川に落ちて死んでいるので、安全も心配です。

一体どうなることやら。金曜と土曜雨が降らないで、地面が乾いてくれればいいんだけど。

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2012年5月1日火曜日

ショックなニュース

先週アマゾンで水泳関係の本を注文しました。Swimming Fastestという本で、結構高いのですが、800ページもあります。どんなに厚い本が来るかと思っていたら、ハードカバーのA4くらいの本で、広辞苑くらいの厚さです。重くて、とてもどこかに持っていけるような本ではありません。

この本は競泳の選手やコーチのための本で、前半は細かいテクニック、後半は身体的機能だとか、生理学だとか科学的な説明が載っています。これ一冊あればもう水泳関係の本はいらないなあという感じですが、あまりにも専門的で、もっと易しいのにすればよかったかなあと思うくらいでした。

でも前半はルイが興味深そうに、時々腕の動きを試してみたりしながら読んでます。私はテクニックにはそこまで興味はないので、後半の生理学の部分を読んでました。

心臓の機能やら肺の機能、摂取した栄養がどのように使われるか、トレーニングやレースのときはどういう身体反応が起こっているのかが細かく説明されてます。

これ読んでちょっと怖くなりました。トップクラスのスイマーって大体1日2回2時間ずつ、週6日くらいトレーニングするんですよ。その時の心臓や肺機能への負荷が分析してあるんですが、本当に人間こんなにトレーニングして大丈夫なの?って思ったんです。

そしたら今日お昼にたまたまニュースをつけたら大ショック。ノルエー人の デール・オーエンが心臓発作で死んだということではありませんか。

別に私達は世界中のトップスイマーをみんな知ってるわけではないけれど、デール・オーエンは去年の夏上海で優勝して、その時私達は日本で毎晩テレビで世界水泳を見ていたので、割とよく知ってたんですよ。北島選手のライバルというので、特にインタビューとかされていたし。

イギリスでは先月も有名なサッカー選手がテレビ生中継の試合で心臓発作で倒れるということがありました。彼の場合は幸いにも命はとりとめたそうでした。

デール・オーエンの話をすると、チャーリーは怖がって、私はもう水泳をやめるとまで言い出す始末。まあ本気ではないと思うけど。そういう私も、最近子供たちは大人と混じって遅くまでトレーニングしてるし、ちょっと心配になりました。

でも世界中で水泳人口ってすごい多いし、やっぱりこういうケースは珍しいですからね。水泳のトレーニングのしすぎで死ぬ人よりも、運動不足からなる成人病で死ぬ人のほうが圧倒的に 多いんだし。そうチャーリーにも言って、自分にも言い聞かせました。

そもそも人生、そんな稀な死のリスクを恐れて、何ができるものか。どんなリスクでも不必要なリスクは減らしたほうがいいに決まってるし、リスク管理は必要だけど、でもリスクを完全になくすなんて事はできません。昔20代の頃雑誌で「人生を生きるには計算されたリスクをとらなければいけない。」と読んで、そんなものかなあと思いましたが、段々年を取っていくにしたがって、これは本当だと思いますよ。

まあそういうわけなんですが、リスクといえば、この週末はチャーリーの16マイルのエックスムーアチャレンジです。でもこの週末は大雨で今日はデボン全域に洪水警報が出てるし、数年前はこのエックスムーアの似たようなイベントで、あふれた川に飲み込まれて中学生の女の子が死んでいるので、天候次第でキャンセルになるかもしれません。

命にかかわるイベントですからね。天気が回復すればいいんだけど、心配は心配です。

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