2016年12月31日土曜日

ニンジャ・トレール

今日大晦日はスイミングクラブのニンジャ・トレールの日です。

スイミングクラブのとはいえ、もちろんこれは表立った行事ではなく、高校生くらいの男子の間で10年近く続いている裏伝統。

このクラブはうちから20キロくらい離れたバーンスタプルという街にあるのですが、この街から、我々の街のビデフォードまで、昔鉄道が通っていた道があります。今では草木に覆われたり森の一部になった部分もあるのだけど、一応散歩道、サイクルロードとして使われています。

この道に「長老」に選ばれた数人が当日の昼間に酒をあちこちに隠し、夕方バーンスタプルにニンジャの仮装で自転車で集まり、ここからビデフォードまで、夜の道をサイクリングし、12時にビデフォードで新年を祝うというイベントです。(ビデフォードは大晦日の夜に人々が仮装で集まることで有名な街です。)

20キロくらいの道のり、普通に自転車で行けば1時間もかからないんだけど、もちろん途中でいくつもチェックポイントがあり、そこでお酒を大量に飲む何がしかのゲームが行われます。

4つのチームに分かれていて、それぞれのチェックポイントで、負けたチームは、タバスコを1本飲むとか、壮絶な罰ゲームがあります。なのでお酒を大量に飲むというインセンティブはすごく高いです。

毎年、ゴールに達する前に意識を失うニンジャは続出するし、ある年など一人は海に落ちて、落ちた場所が悪くて自力で上がって来れず、死にかけるということもありました。

そういう危険な行事なのです。

ルイは今年が初参加。どうなることか。本人はビデフォードについたら、学校の友達に合流して街でパーティーと軽く考えているようです。

生還が望まれます。

ではこちらもよろしく。皆さん、よいお年を。
 
イギリス(海外生活・情報) ブログランキングへ
ニンジャの仮装

お弁当におにぎりを作ってあげました。

それらしく笹の葉に包んでみました。(嘘)

2016を振り返って

今年は個人的にはあんまりいい年ではありませんでした。母が亡くなったし、家庭でも難しい問題が持ち上がったり。知人や近所の人が亡くなったり大きな病気にかかったりというニュースもたくさん飛び込んできました。

個人的なこと以外では、もちろん 一番ショックだったのはイギリスのEU離脱。そしてトランプの米国大統領選の勝利。また、有名人が多く亡くなりましたね。個人的にショックを受けたのは、デイビット・ボウイ、プリンス、アラン・リックマン、そして今週のジョージ・マイケルとキャリー・フィッシャーです。

だから、2016年があと24時間で終わろうとしているのは大歓迎です。来年はすばらしい年になると期待しています。

でもまあそうは言っても、2016年だって悪いことばっかりじゃない。そういうわけで、今年のよかったことだけの10大ニュースを考えてみました。順位不動です。

ルイのASレベル(高校の試験)の試験がよい結果だった。

ルイとチャーリーが二人ともピアノ・グレ-ド6の試験をパスした。

チャーリーが水泳のデボン大会でチャンピオンシップ・ファイナルに2種目出場。

家族でサントリーニにホリデー。

ルイのバンドが地元で活躍した。

昔の友達と30年ぶりの再会。

ヨガのレッスンが目標だった週10クラスに到達。新しい知り合いもできた。

大学めぐりでロンドンに何度か行った。

(この辺から、やっぱり10つあげるのが難しくなってきました。このあたりが、なかなかチャレンジングな年であったことを物語ってますね。あえて探してみます。)

ブログに広告を入れ、ブログ収入をチャリティーに寄付することにした。

お葬式で日本に行ったときに、30年以上あっていない親戚に会った。

こんな感じです。皆さんはどうでしたか?すっばらしい2016年だったわって言う人、いますか?私の周りには 、私と同じように、2016年早く終わって欲しいなって人が多いようです。

先日なくなったジョージマイケルの、チャリティーのために面白いビデオをあげておきます。短いので見てね。
ではこちらもよろしくクリックしてね。
 
イギリス(海外生活・情報) ブログランキングへ

2016年12月28日水曜日

クリスマスとレジャーシックネス

レジャーシックネスって知ってますか?

クリスマスの午後から食べすぎと前日からの飲酒で気分が悪くなり、晩御飯はパスしました。そうしたらその夜吐き気がして、26日は正午まで寝てました。27日は回復したので今日28日にランチに家族で出かけたら、またその午後から腹痛と下痢が・・・。

ノロウィルスとかいろいろありますが、これって要するにレジャーシックネスだなあと自分では思ってます。

仕事などでぜんぜん気が抜けなくてストレス一杯あるけど睡眠もろくに取れなくて何日も週末もゆっくり出来なくて、でももうすぐクリスマス休み・(お正月・ホリデー。。。。)と思ってがんばっていたら、その休日が始まったとたんに病気になる。こんな経験ありませんか?

あまりにもよくある現象なので、オランダの学者に医学的に検証され、 レジャーシックネスと呼ばれているそうです。

ま、そういうわけですが、レジャーシックネスの定義の通り、仕事はお休みだし別に予定もないし、水分補給しながらごろごろして映画を見たり本を読んだりしてます。家族に移さないようにだけ気をつけて。

こうして考えてみると、レジャーシックネスって、「病気でもならないとゆっくり出来ないわ」という気持ちの物質化のような気もする・・・。

お正月までには元気になりたいです。

ではこちらもよろしく

イギリス(海外生活・情報) ブログランキングへ
チャーリーの作ったトライフル。サイズは小さめのバケツくらい。

クリスマスの前菜

ローストビーフ

ベジタリアン宣言したチャーリーのめインディッシュ

ローストビーフ。これで半分。

2016年12月23日金曜日

マキシマリズムとデブ活

今日はデボン州の県庁所在地みたいなエクセターに電車で買い物に行きました。

が、驚くほどお金を使ったのに、自分のショッピングはゼロと、悲しい結果になりました。ま、それでもネットで調べたレストランとカフェに行ったので、まずまず満足な一日でした。

ランチは街の中心地のレバノン・レストラン、 そしてコーヒーとケーキはちょっと街の中心から離れたカフェに。

どちらもマキシマリズムのお店でした。

マキシマリズムというのはミニマリズムの反動で、ここ数年話題になりだしたトレンドです。内容は、まあミニマリズムの逆と思っていただいたら間違いないです。

レバノン・レストランの方は、 内装はすごくクールでした。食べ物とサービスと値段は、まあまあってところでした。

マキシマリズムのカフェは、コーヒーはすごくおいしかったし、ココアがこの写真のようにすごかった。内装だけじゃなくて、食器も食べ物もマキシマリズムでした。ケーキはまあまあだったかな。

明日はクリスマスイブです。そろそろスローダウンしてのんびりしたいのに、いまからプレゼントのラッピングせな~。

ではこちらもよろしく
 
イギリス(海外生活・情報) ブログランキングへ






2016年12月22日木曜日

世界、これがナンバーワン

面白い地図を見つけたので載せときます。

「世界、これが一番」の地図です。



どこからの統計かは知りませんが、なにやら統計的根拠がないわけではなさそうです。

たとえばイギリスは「億万長者」です。確かに、とんでもないお金持ちがたくさん住んでいることは確かなんですが世界一億万長者が多いらしい。ありえる。

日本は高級料理です。なるほど。アメリカはスパム。そうなのか。インドはバナナ。中国は投獄されたジャーナリスト。

いいものも悪いものもごちゃごちゃのランダムで、それが結構面白い。

いいものではキューバの医者、コスタリカのウエルビーイング、スペインのLBTGへの寛容さなど。

文化ではスエーデンのポップ音楽(ヘビメタの国として知られています)、フィリピンのソーシャルネットワーク、ハンガリーのポルノスターなど。

悪いものは、南アの死(最近プラチナに変更になったらしい)、シエラリオンの出産時の死亡率、ホンジュラスの殺人。

他にもいろいろありますので、じっくり楽しんでください。

サイトはこちらです。

ではこちらもよろしく

イギリス(海外生活・情報) ブログランキングへ

2016年12月21日水曜日

クリスマスセーター

イギリスで初めて働いた年に、ロンドンのサボイホテルで会社のクリスマスパーティーがありました。イブニングドレスやタキシードで出席するようなパーティーだったのですが、食事のときテープルに紙の帽子がいろいろ(海賊とかバイキングとかサンタとか)置いてあり、皆それをかぶって何もないかのように普通に食事を始めたのを見て、結構驚きました。

そうです。イギリスではクリスマスはカラフルな紙の帽子をかぶってディナーを食べるという不思議な習慣があります。




そしてこれは5年位前から始まったことなのですが、クリスマスに、「クリスマスセーター」を着る人が増えました。クリスマスセーターというのは、言葉どおりおなかの部分にクリスマスにちなんだ絵が派手にプリントされているものです。プリントや編みこみだけでなく、最近は電燈がちかちか点滅するような物まで出ています。ルイは学期最後の日はクリスマスセーターの日で、みんなこれを着て登校でした。(ルイは持ってないので、作りました。)

 クリスマスセーター、ネットの写真を載せます。

この習慣がですね。年々エスカレートするようなんですよ。まず12月に入るや、町のあちこちでサンタの帽子をかぶった人を普通に見かけるようになります。

先週くらいからはスーパーでは店員が、クリスマスセーターやらトナカイの角やら、それぞれ何かのクリスマスにちなんだ服や仮装をして働いています。

今週はプールに行ったら受付の人が仮装していたし、町を歩いていてふとオフィスをのぞいたら、女性会社員がティアラをつけて普通に働いていました。

今日は私のヨガのクラスの最後の日で、レッスンのあとミニパーティーだったのですが、半分以上の生徒さんがクリスマスセーターやらクリスマスのレギンスやら帽子やらでレッスンに来ました。

レッスン自体は普通にプランどおり進んだのですが、なんとなく雰囲気が、「今学期最後の日」と言う感じで、わくわくというかそわそわというか、それらしくておかしかったです。

レッスンのあとに持ち寄りのケーキなどでパーティー。

今日で今年のレッスンはおしまい。あした1件プライベートレッスンがあってそれで今年は仕事じまいです。

全然関係ないですが、先日の渋柿で干し柿を作ってみました。イギリスの少ない太陽で出来るか?

ではこちらもよろしく。

イギリス(海外生活・情報) ブログランキングへ

2016年12月18日日曜日

今年も無事にツリー入手

毎年のことなので、続けて読んでいただいている方にはぜんぜん珍しいことではないのですが、今年もクリスマスツリーを切ってきました。

普通のイギリス人の家庭は、早い家は12月に入ると早々、普通の家も10日くらいまでにはクリスマスツリーを調達するんじゃないでしょうか。我が家はだいたいクリスマスの数日前に買いに行くんだけど、今年はクリスマスが日曜なので、1週間早く買いに行きました。

その辺のスーパーやガーデンセンターでも売っているのですが、我が家は毎年のクリスマス前の楽しみの一つが、家族でツリーファームに行って森を歩いて選んで、切ってもらってくることです。今年は天気もよくて、行く先もわかっていたし、割合と簡単に進みました。それでも家からライトバンで片道30分くらいかかります。

しかしなんですね。本当に数年前まではこれはすごく楽しいイベントだったんですが、子供たちが大きくなってきたから、もうそろそろおしまいかなって感じになってきました。ルイが希望通り来年大学に行けたら、この時期は家に帰ってきているかどうかっていう頃です。

いろいろ今年はばたばたしましたが、なんとかぎりぎりセーフでクリスマスを無事に迎えられそうです。ありがたいことです、合掌。

ではこちらもよろしく
 
イギリス(海外生活・情報) ブログランキングへ


左にちょっと写ってるマシーンでネットに入れてくれます。ルイはハンターの真似をしています。

2016年12月17日土曜日

セーターで帽子とスリッパ靴下を作った件

クリスマスはかならずプレゼントで物が増えるので、それまでに断捨離せねばと思っていました。それで今日ちょこっと最近増えてきた服を捨てようと思ったのですが、なかなかその程度の覚悟では思い切って減らせません。

その中で、数年捨てようかどうか迷いつつ、色がかわいい気がして捨てられないでいたカーディガンがありました。今回も迷ったんだけど、セーターから帽子などを作るビデオを最近見たのを思い出し、思い切ってはさみでジョキジョキ切りました。

ビデオはこちら

本当にすごく簡単に作ってるんですよ、このひと。縫いすらしない。寸法も計らない。適当に頭に巻きつけて大きさの見当をつけて切って。、裁縫用ののりでくっつけるだけ。

胴の部分で帽子を作り、袖の部分でスリッパ靴下を作りました。のりではなくて、縫いました。

スリッパのビデオはこちら

帽子は10分以下で出来ました。靴下は1時間くらいかかったかな。こういうの好きなんですよ。

どちらのビデオも本当に大雑把。そこがまた私にはぴったり。最初のビデオなんて1千万回も再生されてます。簡単で、しかも本当にちゃんと出来るところが人気の秘密かな。昔から私はこの手のことがすごく好きなんだけど、昔にYouTubeがあればもっとこんな楽しいこと出来たのにとすごく思いました。私の母も好きだったので、彼女もいろいろやったことでしょう。

断捨離の方なんですが、明日もう一度トライして見ます。台所と洋服かな~。

来年の抱負は服を買わないことかな。。。

ではこちらもよろしく。

 
イギリス(海外生活・情報) ブログランキングへ



DVDなどの買い物

今日で子供たちは学校がお休みです。今年はクリスマスが日曜だから、まるまるその前に1週間お休み。早すぎる気もするけど、まあよしとしましょう。

今年はルイの大学面接があったし、その他いろいろあり、ぜんぜんクリスマス気分が出ませんでした。例年ならだいたい終わっているクリスマスショッピングもぜんぜんです。それで今日・・・・というか、さっき慌ててアマゾンで注文しました。今日でぎりぎりクリスマスに間に合うかどうかと言う感じ。

ルイが欲しがっていたものを、自分でアマゾンのショッピングカートに入れされました。すると、送料無料にちょっととどかなかったので、今日人から聞いたいい映画のDVDを二本注文しました。

そのついでに、そういえばと、昔から見たいと思っていた映画2本を探してみたら、安く売っていたのでこちらも買うことにしました。アラビアのロレンスと風とともに去りぬです。

そして、誘惑に負けて、フレンズ2も中古で注文しました。フレンズって知ってますか?90年代にアメリカで超ヒットした、ジェニファーアニストンが出ていたテレビ番組です。私も無茶苦茶好きでした。今も好きです。(今年お葬式で日本に一人で帰ったとき、往復で20話以上飛行機で見ました。)

どれもクリスマスまでに来ればいいんだけどね。間に合わなければ、まあお正月までに来れば、見る時間はあるでしょう。

・・・・・で、今思い出しました。そういえばDVDプレーヤーの調子悪いんですよね。クリスマス開けたらすぐにに買い換えることになるとか?

ではこちらもよろしく
 
イギリス(海外生活・情報) ブログランキングへ

2016年12月14日水曜日

手の乾燥機

イギリスって30年くらいの昔から、公衆トイレに行くと、温風で手を乾かす器械がありました。器械の下に手を入れたら温風が出てきて、その下で手をもむと徐々に乾くというものです。

これが器械によってなかなかよく乾くものと、なかなか乾かないものがありました。最低でも30秒くらいは時間がかかるでしょうか。しかも時々混んでるトイレなどでは順番待ちがあったりします。人が後ろに並んでいたりすると、ろくに乾かせないですね。

それが5年ほどまえですか、ダイソンがすごいスピードの手乾燥機を生み出したのです。エアブレードという名前。日本でも空港などで見たことがあります。

日本ってもともとこういった手乾燥機ってなかったから、日本人の人にとっては、温風乾燥機って温かくて速くていいわっ思われるかもしれませんが、ダイソンがこれを開発するまでは、じわじわっと緩い温風で乾かすのが普通だったのですよ。

ダイソンが出来てからは、似たようなスピーディーな手乾燥機があっという間に増えましたね。ほとんどの場所が、ダイソンではないにしても、速い乾燥機になりました。

それがですね、子供たちが泳ぐ町のプールのトイレでは、いまだに古いタイプの乾燥機が置いてあります。今日使ったんだけど、温風がすごく緩くて本当にすごく時間がかかるんですよ。トイレにいたのは私ひとりだったけど、痺れを切らして、半乾きで出てきました。

でもこれがちょっと前までは普通だったんですよ。今から思えば信じられないです。公衆トイレに行くたびに、30秒から1分くらい手の乾燥に費やしてたわけです。

と言うことはですよ、人によるけど一日一回は公衆トイレに行くとします。すると年に350回くらいは手を乾かすでしょ。そのたびに45秒としても、45x350=15,750秒も、ただ手を乾かすために費やしていたわけです。262分。なんと4時間半!

ダイソンなら、2秒とかいううたい文句だけど、まあ10秒として3500秒、 1時間弱です。

ということは年間で3時間半くらい時間が浮いていることになるのです!

わ~、これってありがたい。

でも、時間は有効に使わなければ意味がないですね。心して、年に一度くらいお昼過ぎまで罪の意識無しで寝るとかしようかな。

 しかも公共の場所にあるから、みんなの時間が節約になるわけです。と言うことは、この時間を皆が有効に使えば経済効果があるかも?

ではこちらもよろしく。
 
イギリス(海外生活・情報) ブログランキングへ

ではこちらもよろしく。

シブ柿

イギリスでもここ数年柿が売られるようになりました。私は柿が大好きなので、嬉しいです。

英語名はPersimmon とか、Sharon Fruitと呼ばれていますが、時々英語でKakiと書いてあるときもあります。

値段は数年前より安くなり、今年は割りと大き目の柿が3つで1ポンド以下で買えます。これってたぶん日本より断然安いんでしょうね。

ところが先日買った柿が、なんと渋柿でした。100パーセント渋柿というわけじゃないけど、50・50くらいの感じ。

これって、イギリス人で今まで柿を食べたことのない人が、珍しい果物だからチャレンジしようとしていたり、誰かに勧められて食べたりしたら、いっぺんに柿嫌いになること、間違い無しです。

イギリス人相手に、渋柿を甘柿があって、渋柿は剥いて干し柿にして。。。などと説明するわけにも行かないんだから、本当に店の人達は気を付けて、渋柿を売らないで欲しいです!

・・・って、自分で書いていて思いましたが、こう思うのって、「イギリスの皆様に、日本で愛されている柿のおいしさを知っていただきたい。」っていう、なんと言うか・・・愛国心・・・みたいなものなんでしょうかね。それとも、柿の人気が落ちたらイギリスで買えなくなるっていう、利己的な考えかな。

ではこちらもよろしく

イギリス(海外生活・情報) ブログランキングへ

2016年12月12日月曜日

大学の面接その2

水曜の朝にルイは別の大学の面接があります。ここは家から4-5時間車で行くイングランド中部の大学。今回はルイのお父さんが付き添い。水曜の早朝なので、明日の午後に出かけ、ホテルに一泊です。

今日は夕方から夜まで準備をしていました。荷物の準備、当日の服の用意、もって行く朝ごはんの準備など。IDのほかに、面接の時に提出する書類とか、面接で使うプレゼンテーションの用意も念入りにチェック。

面接では2分間自分について語るというセクションがあるので、その練習も何度かしました。

前回は私が付き添ったんだけど、そのときも私はすごく神経を使って疲れた。でも、今回は私ではなくデイブが付き添いなので、なんだか余計に心配です。ルイも、「お母さんと行く方が安心だ。」と言ってくれているのは、嬉しくもあるけど、余計心配でもある。

今回も前回もMMIと呼ばれる新しい方式の面接です。8個くらいのセクションに分かれていて、一つのセクションが5分くらいで、それぞれに面接官がいます。そしてそのすべてのセクションの合計で合否が決まります。

面接官との相性などの問題がなくなるし、志願者のいろいろな面を見ることが出来るし、最近医学部では人気のある方式の面接です。

が、同じMMIでも、いろいろ大学により結構内容が違うようです。今回の面接は、質問だけでなく、リスニングやらライティングやらなにやら、いろいろタスクがあるらしい。

知人がおととし面接に行ったある大学のMMIでは、「患者さんの足を洗う」セクションがあったとか聞きました。

今も私はいろいろ心配しているし、明日も彼らが家を出るまでは心配だと思うんだけど、たぶん実際に家を出たら、案外あっさり気が他に行きそうです。

あとは本人がベストを尽くすのみ!

ではこちらもよろしく。
 
イギリス(海外生活・情報) ブログランキングへ

2016年12月11日日曜日

ルイちゃん最後のアリーナリーグ

今日はルイとチャーリーと3人で、水泳クラブがチャーターしたバスで、ウエールズのニューポートという市で行われる水泳大会に行きました。

これは毎年10月、11月、12月に行われる全国規模のクラブ対抗のリーグ戦です。フォーマットは、男女別年齢別の個人レースやリレーをクラブ対抗でするもので、各クラブ50人前後のスイマーを引き連れて集まります。

ディビジョンは、プレミア、ファースト、セカンド、サードと4つに分かれていて、地区ごと、ディビジョンごとに試合を行い、12月の最後の試合の結果で、ディビジョンの入れ替わりが行われます。各ディビジョンのトップ3チームとボトム3チームが入れ替わり。

子供たちのクラブはファーストディビジョンでした。今日は決勝だったのですが、4位に終わりました。プレミアリーグとの入れ替えは1位の違いでかないませんでした。

が、プレミアリーグになると、相手はオリンピック選手を輩出するようなクラブばかりになりますから、入れ替えにならなくてよかったとコーチも父兄も思ってるようです。

うちの子供たちは今年は、トレーニングはしているもののそれぞれ事情がありあんまり熱心に参加していないので、今日はリレーを泳いだだけでした。

が、最後のトリのイベント、6人で泳ぐオープン自由形リレーは、男子も女子もすごく盛り上がりました。女子はまあまあの成績、男子は惜しいところで1位は逃しましたが、堂々の2位。ルイもチャーリーもそれぞれ自己ベストに近いタイムで泳げました。

ルイのチームメートは、50メートルを23秒代で泳ぎました。すばらしい速さです。

ルイは11歳、チャーリーは9歳から毎年このアリーナリーグに参加しています。なので我が家にとっては秋から冬にかけての 大事なイベントです。

けれども多分今年がルイにとっては最後のアリーナリーグ。ルイの友達もそれぞれ大学に行くだろうから、来年からはまたクラブも面子が大きく変わります。

私の子育ての歴史の中では、なにかひとつ時代が終わるって感じです。

ルイは試合自体も含め、チームとバスで出かけたり、帰りに皆でマクドナルドに行ったりと、週末の1日を久しぶりにクラブのメンバーを過ごしたのは、楽しかったようでした。最近大学のことで頭が一杯でしたからね。

これで来週と1月の面接に向けて、また心機一転してがんばってくれれば・・・・

と思っていたら、「大晦日のニンジャ・ランに誘われたから、今年は参加しようかな。」と帰宅後ほざいてました。

ニンジャ・ランというのは、このクラブの裏伝統のようなもので、大晦日の夜に15キロくらいの元鉄道の通っていた今では森と化した道のあちこちに あらかじめお酒を大量に隠し、自転車でサイクリングしながらお酒を大量に飲み、だれが最後まで気を失わずにサイクリングし続けることが出来るかと言う、非常に危険といわざるをえないゲームです。

面白そうやけど、ルイちゃんほんまに参加するんか~?面接は1月初旬だよ~。

ではこちらもクリックよろしく
 
イギリス(海外生活・情報) ブログランキングへ

2016年12月10日土曜日

ネパールのためです

ヨガを個人レッスンしている生徒さんがいるのですが、彼女が半年ほど前に、ネパールに3週間ほど行ってきました。孤児院でボランティアの仕事をするためです。何でも彼女の友人がこの孤児院に関係していて、その手伝いで行ったそうでした。

そしてネパールのクラフトを大量に買って帰ってきました。 売ってその利益を孤児院の運営に使うためです。孤児院でハンドメイドされたようなものもあるし、町工場かワークショップで作られたようなものもあります。

手作りのものも工場生産の物も色やデザインがすごくかわいいんです。そして素材もいいし、何よりも安い。

それでその時、かわいいかばんを二つも買ってしまいました。すごく安くはないけれど、ロンドンのブティックで買ったら5-10倍はするような値段でした。

そして今週、大きな袋を二つ渡されました。クリスマスプレゼント向きのものを、私のヨガのレッスンで売ってきてはくれまいかということでした。ネパールの孤児院のためですからね。売れる保証はないけど、もちろんオッケーしました。

で、わくわくして家で見てみると、やっぱりすごくかわいいんです。でもこんなの買いだすと切りないしな~。でもクリスマスだし。と言うことで、ヤクの毛で出来た小さめの毛布というかショールのようなものを2枚買いました。

それで今日ヨガにもって行きました。小さいクラスだったので売れるかなと思いながら広げると、みんな飛びつくように見て、あっという間に半分くらい売れました。皆よくキャッシュ持ってたよな~。

残りの商品を家で広げてみました。みんながこぞって買っていたのは、本物のパシミナのショール。確かにこの値段は安いな。

と言うことで、こちらも2枚買ってしまいました。そして他にも手作りのカードセットとか、シルクの巾着袋とか。

で、結局50ポンド以上も買い取ってしまいましたよ。

個人レッスン教えに行ってこれだから、ぜんぜん儲からないよ。この調子なら破産する~!
上がヤクのブランケット、下がパシミナ


 
イギリス(海外生活・情報) ブログランキングへ

2016年12月8日木曜日

ロンドンの地下鉄で見た人達

ルイの大学の面接の付き添いでロンドンに行ってました。

面接と言う緊張する用件だったので特に何にも出来なかったのですが、それでもロンドン橋を渡ったり、地下鉄に乗ったりするだけでも、結構心躍りました。ロンドンっていいですよね。

日本の電車や地下鉄は、飲み食いするなだの、化粧するなだの、うるさい。それに比べたらベルリンの地下鉄は本当に自由みたいですよっていう話をここに先日書きました。

ロンドンも自由ですよ~。まず地下鉄でお箸でお弁当 食べてる若者がいました。最近はロンドンで、和食のお弁当やさんが増えたからなんだけど、日本ですら地下鉄でお箸でお弁当食べてる人みたことないな。

それから水薬を飲んでる人。さすがにスプーンならこぼれちゃいますが、なにかシリンジのようなもので飲んでました。まあそういうルイも、咳止めを瓶から口のみで飲んでましたが。

そして、日本には絶対にいないと思いますが、駅で電動髭剃り器でひげをそってる男性を目撃しました。

でも一番驚いたのは、歯を磨いてる人でした。向かいの席に座ってたのですが、何か食べた後、歯ブラシと歯磨きを出して歯を磨き始めました。そして、歯ブラシを口に入れたままふらふらと席を立ってとなりの車両に移動していきました。

さすがにこれには、周りのイギリス人もちょっと 驚いたようでした。

ロンドンってすごい好きです。

面接の方は、なんともいえません。そのときは結構まんざらでもない顔で出てきましたが、今からいろいろ考えて、ああ言えば良かったこう言えば良かったと言ってます。まあそうはいっても、もうどうすることも出来ません。結果は早ければ2-3週間後らしいですが、ボーダーラインなら4月までもつれ込む人もいるそうです。

来週も別の大学の面接があります。こちらは実技とかいろいろあるらしいので、気持ちを切り替えて挑まなければ!

ではこちらもよろしくね

イギリス(海外生活・情報) ブログランキングへ

2016年12月4日日曜日

オーストリアの選挙

今晩はちょっと胸をなでおろすニュースがありました。

オーストリアで大統領選が行われました。極右の候補者が有力と報道されていて、、第二次世界大戦時のヒットラーとムッソリーニ以来初めての、極右の元首になるかと注目されていましたが、僅差で負けたようです。

勝利したのは、リベラル派のEU支持者の左派候補者でした。

オーストリアと言うのはあまり知られていませんが、戦前はドイツ以上にユダヤ人差別の歴史があり、今でもナショナリストが多く、人種差別も問題になる国です。

イギリスのブリクジット、トランプと続き、ヨーロッパ初の 極右派の元首となると、かなり世界はやばい感じがしてきますが、今回のところはぎりぎりセーフのようです。

けれどもオーストリアではこの候補者の政党が次の総選挙では3分の1の議席を取るだろうと言われています。まだまだ世界情勢は不安定です。



イギリス(海外生活・情報) ブログランキングへ

2016年12月3日土曜日

インドのたまげる話

インドって、なにやらスピリチュアルな方面ですごい国ってことは皆さんうすうすご存知だと思います。

いま Comptele Idiot's Guide to Hinduism(まったくの無知のためのヒンズー教)という本を読んでいるんですが、これが本当に面白くて毎日が楽しくなるくらいです。そこにすごいことが載っていました。

サイババってご存知ですよね。最近亡くなったインドの聖人で、時計やら指輪やら灰やらを物質化する(つまり空中から取りだす)ことで日本や西洋では有名です。でも物質化って言うのはあまりにも突拍子ないことですから、西洋では胡散臭く思っている人も多いです。

ところがインドでは、ミラクルなんてのは割りと日常茶飯事で起こるようで、今でも世界中の信者さんの家のサイババの写真から 灰が出てきているそうです。サイババだけではなく、ほかの聖人でも灰が出たり(灰はヒンズー教では聖なるシンボル)サフランが出たりと言うのはよくあるらしい。

ここまでは知っていたのですが、この本を読んで初めて知ったことがありました。

ガネーシャって日本でも割りと知られているインドの神様がいます。象の姿をした神様と言えば思いあたる人も多いでしょうか?インドでは非常に愛されている神様だそうです。

1995年9月21日、インドのあちこちで、ガネーシャの像にお供えした牛乳が、消えたり減っていったり、もしくはスプーンに入れて口元に持っていくと、目の前でミルクが飲まれたように減っていくという現象が起こりました。これはあっという間にニュースになり、世界中に報道されました。

するとイギリスを含む世界中のヒンズー教のお寺や教徒の家で、同じようにガネーシャに供えたミルクが飲まれたり消えたりということが同時に起こり出したのです。

これはヒンズー世界では歴史に残るセンセーショナルな出来事でした。

我々のような西洋化された世界に住む人間には、信じがたいことですが、だまされたと思って5分グーグルしてみてください。これは歴史的事実なのです。YouTubeのビデオも見れます。

インドってやっぱりすごい国ですよ。そのうち行きます。

ではこちらもワンクリックよろしく
 
イギリス(海外生活・情報) ブログランキングへ

2016年12月1日木曜日

悪い夢

昨晩こんな夢を見ました。

イギリスでニュースを見ていると、最初のヘッドラインニュースで日本の地図が大きく映し出されました。

そして北海道はロシアに、九州は架空の(夢の中では名前があった)国に侵入され、乗っ取られたというニュースでした。どんなことでも驚かない夢の中ですが、さすがにこれは夢の中でも驚きました。

これってブリクジット・トランプ効果だとおもうんですよね。

今までなら考えられないようなことが起こってしまった。今までの世界秩序が跡形もなく変わってしまうんじゃないか。そういう不安がふつふつと心の奥底で渦巻いているのかもしれません。

アメリカの株とか上がってるけど、いったいどんな人が買ってるんでしょう?アメリカが世界秩序を無視してどんどん強くなって株が上がると思ってるのかな。

今日はすごく寒くて、朝起きると霜がしっかりと降りていてすごくきれいでした。

ではこちらもよろしく。

 
イギリス(海外生活・情報) ブログランキングへ