2013年4月2日火曜日

Django Unchained とLincoln

昨日見た映画はDjango Unchainedと言うもの。タランティーノの映画でした。始まりからしてコミック風というかタランティーノ風というか。普通の感覚を捨てて、タランティーノ・ワールドに入って見ないといけません。

映画は奴隷のDjangoを、指名手配の犯人を殺して賞金稼ぎを商売としている歯医者が買い取り自由人にし、二人で賞金稼ぎをするというもの。そして後半はDjangoが、別々に売りに出された妻を捜すと言う話です。

まあとにかく最後から最後まで流血に継ぐ流血と言う話でした。主人公のジャンゴと賞金稼ぎの歯医者のキャラクターがすごくよかったです。後半はデカプリオとサムエル・L・ジャクソンが出てきます。デカプリオは意外な配役でしたがこれがなかなか良かった。ジャクソンは、もうまさにタランティーノは彼を頭に描いてこの役を書いたんだろうなと言うはまり役です。

前半はまるで「スティング」の映画のようにとんとんとことが運び、最後はそうは問屋が卸さないだろうな、血まみれにならずしてこの映画が終わるわけないよなあと思ったいたら、やっぱりその通り。なので、意外性はないというか、予想通りに話は流れるのですが、まあそれはそれでタランティーノ的で面白かったです。

そして今晩はダニエル・デイ・ルイス主役のリンカーンを見ました。奴隷廃止法の法案を国会で通すに当たっての政治的根回しの話です。って書くとあんまり面白そうじゃないんだけど、そこはスピルバーグ。完成されたいい映画というだけでなく、何か心に深く触れるものがありました。

デイ・ルイスはこれで三度目のアカデミー賞をもらいましたが、全然異存なし。演技がすごいのは当然ながら、肖像などのリンカーンにあまりにもそっくりで、それも驚き。完全主義といわれている彼のことなので、リンカーンの魂に乗り移られていると言われてもびっくりしません。

偶然なのか、どちらも奴隷の話し。アメリカでは最近人々の意識に強く上がっている話題なのかもしれません。そうそう、リンカーンの映画で知りましたが、私が生まれたのは奴隷解放令が立案してからちょうど100年の年でした。 法案が通って、リンカーンが暗殺されるまでの間から100年。ちょっと個人的に感じるところがありました。

さて子供のいない二日めの今日は、朝目覚ましをかけずに寝ました。子供がいると週末でもそうそう朝寝できないから、今日はたっぷり寝るつもりでした。デイブは仕事なので、私が何時まで寝てようとわからないし。

でも明るくなるので、9時過ぎに目が覚めました。でもまだちょっと寝たいなあ。起きたくないなあ。そう思うものの、なぜか罪悪感がぬぐえなくて、起きました。何で罪悪感なんや!子供が二人ともいないなんてこと年に1回くらいしかなく、たまに朝寝しても誰からも文句でないどころか、誰も知る人すらいないのに。

やっぱりお天道様が上がっても寝てるっていうのは、なんか人間道からちょっと外れてるってことでしょうか?私は夜型人間なので、夜はいくらでも起きてられるし、夜更かしが大好きでこちらは罪の意識どころか、深夜ふければふけるほど胸がわくわく高鳴るくらいですが、 朝は朝で朝寝は罪悪感。

結局、子供みたいに、遊びたいことやりたいこと一杯で寝てる時間が惜しいのかなあ。

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2 件のコメント:

あくあ さんのコメント...

リンカーン、面白そうですね。今度観てみます。

朝早く起きちゃうのは辛いね。私は誰もいないといつまででも寝てられると思うけど、最近は犬が早くから起こしてくれますよ・・・。寝室には入ってこないので、くんくん言う鳴き声でだけどね。それでも起きちゃうねぇ。でも二度寝出来るけど。

残りのお休み、有意義に使ってください。

Atsuko さんのコメント...

面白いけど、ちょっと背景を読んでから見たほうが良いかも知れません。あらすじ読んでからの方がいいかも。この辺の歴史をあんまり知らないと、政治的駆け引きがすごくややこしいと言うか、わかりにくい。アメリカで育った人にはちょうどいいだろうけどね。

私も昔は昼まで寝れたけどなあ、罪の意識があろうとなかろうと。動物がいると寝れないよね。うちのねこは寝室には来れない様にしているはずなんだけど、たまに入ってくる。時々子供が夜中に猫に起こされたと文句言ってます。