2013年6月6日木曜日

日本語とパートリッジと蜂

昨日は子供たちが日本語のGCSEを受けました。GCSEというのはセカンダリースクールを卒業するときに受ける科目ごとの試験です。時期的にはチャーリーは4年、ルイは2年早く受けました。

4月に個別の口頭試験は受けていたので、今回はヒアリング、読解、作文の3つの試験でした。それぞれ長さが45分、55分、1時間。それを朝の9時から11時50分まで、間に5分間の休憩をはさんでほぼ3時間ぶっ続けでした。かなり疲れたみたい。

ヒアリングの問題には、「姫路城は2009年から2011年まで工事中です。」というのがあったそうです。実際おととし姫路城に行こうとして、工事中でいけなかったので、その通りの内容でした。

そして読解の最後の長文の読解の文章は、西表島についてでした。これもおととし行ってるんです。まあだからといって、少しでも点に繋がったどうかは不明ですが。

チャーリーは「信号」と「経験」という言葉がわからなかったそうです。ルイは「信号」と「メール」。メールは手紙のことかEメールのことか知らなかったらしい。そのほかは大体大丈夫だったらしい。

作文は2つ問題があり、一つ目は85字から150字で、4つある題のうちからひとつ選んで書きます。そして二つ目は、また4つのうちから一つ選んで、300字以上の作文を書きます。

ルイは長文のほうは、「最近見た映画を推薦しなさい。」という質問を、短文のほうは「新しく始めたスポーツについて、日本人の友達にメールを書きなさい。」という質問を選んだそうです。

チャーリーは長文は「あなたの学校に新しいスポーツ施設が出来ました、それについて書きなさい。」、短文はルイと同じタイトルを選びました。

結果は8月の末くらいまでわかりません。二人ともまあまあ自信ありそうなので、何かとんでもない間違いをしていない限り、大丈夫そうです。

それにしても、6年位前から教え始めた日本語、もうこれで教えなくてもいいかと思うと嬉しい。子供たちもさぞや嬉しいだろうなあ。毎週土曜の午前中は日本語でつぶれてたし。でも、どんなに厳しく教えても、どんなに叱り付けても、今まで一度も日本語やめたいといいませんでした。むしろ私のほうが切れて、「もうこんなことでは教えられない!!!」となったことも何度もあったのに。

すると今日ルイがふと、「日本語Aレベルもしようかな。。」と言いました。Aレベルって、すごく難しいんですよ。そんな~。こちらがそんなの教えたくないよ~。日本人のお母さんとしての義務はもう全うしたと思ってるのに。

話は変わって写真ですが、庭に行ったら菜園にこんな大きな鳥がいました。どこか悪いのか、なかなか逃げません。鶏よりちょっと小さいくらい。パートリッジという鳥です。つかまえて食べようかなあと思ったけど、実際手で捕まえると、かわいそうで逃がしてあげました。

なかなか生きてるものに手を掛けて殺すのは無理ですわ。

それからこちら。おととい窓を開けたら、窓枠の下側に黄色いパウダー状のものがたくさんついてるんです。?????と思っていたら、よくみたらこれ。








蜂が写ってるでしょう。どうやら蜂が巣を作ろうとしてるみたいです。ルイは「駆除の会社を呼ばなければ。」と言ってましたが、私とチャーリーは「蜂蜜取れるかも。」と話してました。デイブは「ヨーロッパでは蜜蜂が減ってきてるから遺憾ではあるが、やっぱりこんなところに巣を作られるとまずいので、片付けよう。」と言ってました。まあ彼が言っても実際やるのはどうせ私。

なのでしばらく様子を見てみます。蜂が増えてきたらやっぱりやばいな。

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4 件のコメント:

あくあ さんのコメント...

捕まえて食べようと思いつくところがすごいね。私は昨日、レストランで生きているエビをお酒につけて殺してから焼いて食べたけど、それだけでもあまり気持ちのいいものではありませんでしたよ。

お子さんたち、帰省中はご家族と日本語で話してるんでしょ?やっぱ、半分日本人だと思うからちゃんと勉強したいと思うのかな。

Atsuko さんのコメント...

あくあさん、やっぱりなかなか自分で締めるのは難しいなあ・・・・と思っていたら、翌日猫が殺して家に持ってきました。私はいなかったので、デイブがさっさと外に捨ててたみたい。やっぱり食べる気はしなかっただろうなあ。

そういう食べ方最近の?自分でするの?ふーん。なんかね。目の前でやってくれるならいいんだけどね。

子供は子供なりに日本人としての誇りというか、大和魂があるみたいよ。私はないけど。

あくあ さんのコメント...

エビはお店の人がやってくれました。自分じゃ出来ないね。

鶏、猫が殺して持ってきたというところがいいね。飼い主の気持ちを読んでると言うか。

Atsuko さんのコメント...

そうか、やっぱり自分じゃできないね~。私もだけど、人間って偽善的やね。

この鳥、やっぱり菜園でうろうろされると荒らされるから、どこかに消えて欲しいなあと思って、それもあって食してやろうかと思ってたんですよ。だから本当にいい猫。