2011年12月2日金曜日

学校訪問

今週は何かとばたばたと忙しい。昨日はケリーカレッジという寄宿舎の学校を見てきました。

この学校はデボンの真ん中へんにあり、うちからは車で1時間半くらいかかります。谷を見下ろすような位置に学校があり、建物はまるでハリーポッターのホグウォーツ 。

なぜこの学校を見に行ったかというと、ここはスイミングクラブが有名で、何人ものオリンピック選手を輩出している学校なのです。もちろん普通の学校なので、水泳をする生徒ばかりではないし普通の生徒もたくさんいるのですが、まあこの学校のいちばんの売りは水泳です。

我が家は普通に子供を二人も寄宿学校に送れるような経済状態ではないので、よっぽど巨額な奨学金が出ないと行けません。まあそれはそうなんだけど、とりあえずどんなものが見てみようと家族4人で学校を休んで出かけました。

学校のメインの建物はそれはそれは立派でした。歴史を感じさせます。まるでロンドンの自然史博物館みたい。でも寮だとかプールのある建物などはまあ普通でした。 ルイの中学がちょうど入学前に全館建て直しになってすべてがすごい施設なので、それに比べるとちょっと見劣りする部分も多くありました。

生徒達はみんなポライトで行儀よくてフレンドリーで、まあ良家の子息達が行ってるんだろうなって感じがひしひしと伝わってきました。

ルイたちは水泳の奨学金狙いなので、1時間水泳クラブと一緒に練習に参加させてもらいました。コーチは自身も2度オリンピックに出ている 男性でした。

ルイは今までの大会で知り合った知人や先月シェフィールドの大会でホテルの部屋をシェアした友達などもいたので、その点ではすんなり溶け込めたのですが、何せまだひざが完治していないし、ちょっと風邪気味だったので、それは残念でした。

ここは中学なので小学6年生のチャーリーはいちばん年下だったんですが、チャーリーもみんなについてよくがんばって泳いでいました。

たった1時間のトレーニングだったけど、内容の濃さと選手達の真剣さがぜんぜん違いましたね。ルイたちもその点は身にしみて帰ってきたようでした。週に何日かは朝5時からトレーニングがあり、合計週16時間の水泳プラス3時間の筋トレだそうです。

まあこの学校に行けるかどうか、奨学金がもらえるか、ルイたちがそれほど真剣に水泳をやりたいと思ってるのかどうか。その辺は今から考えるところです。

でもどっちにしても、少なくとも水泳に関しては、なかなかいい刺激になったようでした。

明日はデイブの友達が51歳にしてパパになったので、その子供のクリスニングにイングランド北部まで泊りがけで行ってきます。クリスニングって言うのは幼児洗礼のことです。なのでまたブログお休みします。すみませーん・・・

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2 件のコメント:

あくあ さんのコメント...

すごいね。そういう世界があるんだねぇ。そしてルイちゃん、オリンピックに出たりしたらびっくりだね!でもあり得るんだなぁ。すごい。

Atsuko さんのコメント...

ルイはオリンピックに出たいっていう漠然とした夢は持ってるみたいですね。そしてそれを口にできるところがまだまだかわいいと言うか。でもそのためにはどれだけのトレーニングが必要か、頂点を狙うためには普通レベルのトレーニングや考え方じゃだめって言うところはまだわかってないみたいですね。その辺がこれからどうなるのか。夢があるならそれを追って欲しいけど、そのために必要なことも考えないと。