2013年6月8日土曜日

100歳まで働く

100歳でサラリーマンやってる人が本を出したそうです。話題になってるかな。ちょっと抜粋をコピペします。



「そのおじいさんの名前は福井福太郎という。この本の著者である。福太郎さんの生まれは1912年(明治45年)5月。あと2か月生まれるのが遅ければ、大 正になるというタイミングである。その後、2度の世界大戦に、関東大震災、金融恐慌、世界恐慌といったことをリアルに体験している。

そんな福太郎さんがサラリーマンになったのは49歳のときである。現代の感覚からすると遅い。大学を卒業したあとに、慶応義塾大学で助手を努め、第2次大 戦で戦地に赴き、復員してからは、父親が起こした毛皮の会社で、セールスとして働いた。その後、大学の助手を一緒にしていた人が、望月証券の社長となり、 その人に請われて49歳で望月証券に入ったのだ。

証券会社を退職したあとは、東京宝商会という福太郎さんを含め社員3人の小さな会社で働いている。いまでも現役で働いているというから驚きだ。その期間、なんと、51年!半世紀以上!ってすごすぎて、もうなにがなんだかよくわからない。

 中略

 また福太郎さんは、元気な間は、人間はずっと働かなくちゃいけないと思っている。動物は死ぬまで自分で食料を調達しなくてはいけない。人間も動物の一種なんだから、生きるために、死ぬまで働かなくちゃいけないという考えを持っているのだ。

 “生きてる間は人間、一生懸命、生きなきゃいけないんです。”」



ネットのページを読みたい人はこちらです。
 http://newsbiz.yahoo.co.jp/detail?a=20130601-00010000-honz-nb


イギリスでは国民年金需給年齢は、女性は60歳、男性は65歳だったのが、現在徐々に両性とも65歳にむけて上がっていってます。まあ世間一般的には60代半ばから後半くらいが定年退職の年と思われてます。

個人年金を積み立ててる人も多く、私がシティーで働いていたときは、50歳で受給できるように積み立ててる人が大半でした。50歳って、私はあと2年ですよ。そう思えば、私より数年年上で都銀に就職した人たちは、まずまずの出世コースを経て、そろそろ出向する人も出てきました。

将来のことをぜんぜん考えない私ですら、最近はやっぱりちょっと年金のこととか気になり始めます。

でもふと思ったんです。普段から豪語していますが、「私は100歳くらいまで健康で長生きして、ある日突然、ぽっくりと死ぬ」つもりでいます。だったら、もしも人並みに65歳で仕事をやめて年金生活に入ったら、その後35年も年金生活ですよ。もしも50歳で退職したら、50年も!

でも、年金収入の事はともかく、本当に35年も仕事しないで暮らしたいかなあ。本当にもしも体が丈夫で元気なら、隠居生活に入るには早すぎますよ。趣味が多いなら趣味に生きることも出来るけど、やっぱり何か社会と係わり合いを持って、仕事を続けて生きたいと思うんじゃないかなあ。収入は、お金というだけでなく、自分に対する評価でもあるし。

老後の計画って、要するに年金とか貯金のことばっかりになるけど、こうして考えると、ライフワークとか、いつまでも好きで続けられる職業に就く、転職するって、もっと重要な気がしてきました。

100歳まで生きるって、この時代では別にそんなに珍しいことじゃないし、豪語するならそのつもりで準備しておかないといけません。「定年後」って一言で言うけど、35年ってすごく長いですよ。私の今までの人生の4分の3に当たります。赤ちゃんが35歳になるまでと同じ年月を、ガーデニングとホリデーとピアノの練習だけで過ごすわけには行きません。

このおじいさんのように100歳まで働く必要はないにしろ、75歳くらいまでは現役と同じくらい、その後はちょっと仕事量を減らして、90歳くらいまでは働けたら私としては理想的。でもそのためには、なんと言っても好きな仕事、やりがいのある仕事をしないといけません。

私は今の仕事(ヨガの先生)は自営業だし、楽しくやってるから、元気でやってる限りは90歳まででも大丈夫。でも、あと40年以上もこの仕事続けたいかな?何か別の、もっと興味ある面白い仕事が出てこないかな?

逆に言えば、あと40年もあるんだから、別にあせる必要はありません。頭と体が元気で、心にエネルギーが溢れてる限り、どんどん新しいものにチャレンジする時間はたくさんあります。

こう考えると、本当に健康って大切ですね。体に良い物を食べて、体を鍛えて、あと50年以上いいコンディションでやって行きたいです。

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4 件のコメント:

本読みと山歩き さんのコメント...

会社は早々に退職して、自分の好きなことをして(お金を稼いで)、人生の後半を楽しみたい~~と思って、日々勉強中です。
ゴールが100歳と分かっているならまだしも、そんなはずもなく、
もう後半に入っている私としては、“早々に”なにかをしたい。

あくあ さんのコメント...

100歳までサラリーマンってのもすごいですね。私も出来るだけ長く働いていたいけど、サラリーマンは卒業したいなぁ。本読みさん同様、私も日々勉強中です。

Atsuko さんのコメント...

山歩きさん、どんな計画か知りたいな~。やっぱり趣味もいいけど、定年後も収入を得たいですよね。昔みたいに退職後は隠居するなんて時代じゃないんだから、退職後は、家族に対する責任なども軽減するし、そこからまた新たな仕事をするのはすごく充実すると思います。
もう後半なんていっても、それでも90歳まででも、まだ半分をちょっと越えたあたりですよ。

Atsuko さんのコメント...

あくあさん、この人49歳でサラリーマンをはじめたって言うのもすごいと思うけどね。まだまだ先が長いんだから、これから充実したセカンドキャリアを目指して、お互いがんばりましょう。とはいえ、私は具体的にはこれといったことしてないんだけど。