でも体育って答え、結構大人はがっかりするんじゃないかと思います。だって体育ってアカデミックじゃないし、科目というよりは遊びとかゲームに近いですからね。学校で習う科目のうちでは、一番ステータス低いかもしれません。
やっぱり学校は勉強するところというのがあるし、スポーツは勉強とは言えません。それに親からしたら、「体育なんか得意でもどうしようもない。もっとアカデミックな科目でがんばらないといい大学に行っていい仕事について、いい給料貰えない。」というのが、根底にあるのかもしれません。もっと社会にでて役立つもの、将来のためになるものをがんばって欲しい。野球選手やサッカー選手になれるのは、ほんの数人なんですから。
でもあらためてよ~く考えてみると、体育ってもしかしたら、社会に出て一番役に立つ科目かもしれない気がしてきました。
なんといっても人間からだが資本。若いうちに体を鍛える事はすごく重要です。欠勤することなく毎日元気に働く。これは社会人の基本です。
そして働くって、すごく体力要りますよね。サラリーマンでデスクワークの人はそれほどでもないかもしれないけど、デスクワークでない仕事ってたくさんありますから。
農業だとか土木業 、建築業、警察、消防署、軍隊なんかは体力勝負。まあこの辺はわかりやすいとしても、医療関係だって体力いると思うんです。たとえば外科医とか看護婦とか、勤務時間も長いし、立ちっぱなしの仕事です。手術だって8時間くらいかかる大手術もあるし、そのためには、長時間集中力を保つための基礎体力が必要です。
そのほかにも、例えばパイロットとかフライトアテンダントとかも、特にロングホールは勤務時間長いだけでなく、時差とか環境の大きい変化とか、よっぽど体力ないとやっていけません。
小学校の先生とか保母さんもすごく体力消耗すると思います。立ちっぱなしの仕事とか、配達等で毎日距離を歩く仕事とか、倉庫などの物を動かす仕事とか。考え始めるといくらでもでてきます。
そしてもちろん、スポーツすることによる忍耐力とか自己管理能力とか、そういうのも社会ですごく役に立ちます。
私自分が体育苦手だったので、学校内ではおまけみたいな科目だと思ってましたが、こうして自分が親になって子供が体育をがんばってるのを見たら、俄然科目としてすごく評価しだして。まあ勝手な物です。
でもやっぱり、自分がこの年になって社会を見て、働くということをいろいろ知って、こうしみじみ思いますよ。
人間ってやっぱり体が資本。一に体力、二に知力。
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4 件のコメント:
うん、私も子供の頃に運動しとけば良かったと思いますよ。子供の頃にやってたスポーツはこの年になっても使えるからね。あと、経済感覚も子供の頃に身につけておくのが大事なことだと思います。
えーでもあくあさんって、大学のときも体育でラグビーとかですごいと思った記憶あるけど。昔はスポーティーじゃなかったの?
経済感覚。う~ん、たとえば具体的にはどういうこと?良かったら詳しく今度ブログに書いて。
それは誤解だと思うよ。大学のときはなんちゃってテニスサークルに数カ月入ってただけ。本格的に運動し始めたのは40歳からです。
経済感覚ね、ではブログに書きましょう。
あー、そういえば谷口組とかそんな名前のサークルに入ってたね。そうかなあ、運動できる人というイメージやったけど。冷蔵庫持ち上げるとか、そういうイメージが強すぎたんかなあ。
躾としての経済感覚というテーマでお願いします。
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