2012年7月30日月曜日

水泳女子平泳ぎ決勝と体操

今日は夕方子供達の水泳のトレーニングだったので生中継の水泳の決勝は見れませんでした。で、家に帰ってダイジェストを見たんですが、女子の100メートルの平泳ぎ、やっぱりというか、信じられないというか、でもやっぱり思ったとおりの結果でした。

南デボンのプリマスのクラブに属しているリトアニア人の15歳のルトゥ・ミルティテが優勝しました。たぶん彼女はイギリスの全国大会には出てるけど国際大会などはほとんど経験がなく、いきなりオリンピックだったんじゃないのかな。勝った直後のインタビューで、何を聞かれても上の空で、「I Can’t Believe it・・・・・」と何度もきょろきょろして答えてました。本当にまだぜんぜん信じていないと言う様子で、たぶん電光掲示板を何度も見て、訂正にならないかチェックしてたようです。

日本勢はがんばったようですね。今日は銅メダルが3つ。

さてさて、でも今日のドラマは体操ですよね。コメントを下さるあくあさんのブログで「内村君がんばって」と書いてあったので、これは誰だろうと思ってたのです。

イギリスは体操は世界的にはいつも20位代とかで、別に人気のあるスポーツではないのですが、今年は男子は決勝に入ってますから、テレビでずっと生放送してました。

テレビで見て思い出しました。そういえば内村君、前も見たことあります。イギリスでも体操関係者では彼はよく知られているようで、解説の人が彼はエレガントでそつがないとべた褒めでした。

最後の最後まで中国が1位、日本は2位、3位と4位をイギリスとウクライナが争っていたのですが、ぎりぎりでイギリスがウクライナの上に行くと決まった時点で、テレビではイギリスは100年ぶりの体操のメダルと大騒ぎでした。私と子供たちは日本はほぼ銀決定のような感じなので、涼しい顔で晩御飯などを食べてました。

するとテレビの解説者が絶叫 。「イギリスは銀です!!ウクライナが胴。日本は4位!」とのこと。そして内村君のあん馬のビデオを流していました。うん、どうしたんでしょうね。確かに良くない。でも勝負事ですからね、こういうこともあります。でも気分悪いのでテレビを消そうとしたところ、審査員が映っています。日本が抗議したとのこと。

この時点で私と子供たちの3人はテレビの前に移動。会場の選手達のように腕組みして長い間審査員の判定を待ってました。そして結果は御存知のとおりです。

夜日本語のネットで読むと、「日本は抗議して銀になって観客からは大ブーイング」と出ていました。

・・・・・ほんと、マスコミっていい加減と言うか、好きなこと書くよね。確かにテレビで見るとちょっとはブーイングはあったけど、でも別にそれは日本チームに対してというよりも、こういうアンチクライマックスになったことに対してのブーイングだと思います。解説の人も抗議の結果を待っている間、「こういう光景は毎回国際大会で見られる光景です。」と言ってました。会場の反応は、簡単にまとめると、

「エ、やっぱり銅なの。そうか、そりゃそうだよな。いきなり銀なんて無理だよな。でも銅でもすごいよ、すごい。よくやったよくやった。」 って感じでしょうか。

でも体操の前にダイビングを見ていてチャーリーが行ったのですが、「水泳のいいところは、タイムで勝敗の白黒がはっきりしてるところ。ダイビングや体操は人が点数をつけるから、結果に不満が残ることが多い。」と的を突いたことを言ってました。

チャーリーは昔バレエをやっていて、競技会で、どう見ても入賞するはずの大会で審査員の 点が悪くて入賞を逃したことがあり、その悔しい思い出がまだ残ってるようです。

明日は妹が1泊でやって来ますので、たぶんブログはお休みします。

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4 件のコメント:

あくあ さんのコメント...

私は今朝、ニュースで抗議して銀になったという話を知っていた上で、録画で体操競技を見たんですよ。最後に抗議して結果待ちのところで遅刻しそうになったので録画して家を出てきました。

しかし、あれは後味悪いんじゃないかなぁ。最後、きれいに着地できていさえすれば文句なしの銀だったのに、内村君のあのミスだけで銀なのか4位なのかという大きな違いになったんですからね。

ほんと、柔道ですら人が得点つけますからね。タイムや距離で計られる方がシンプルでいいけど、でも、一発勝負の競技も大変だなぁと思いますね。

Atsuko さんのコメント...

内村君は「正直言って2位でも4位でも同じ。」といってましたね。驕ってると聞こえるかもしれないけど、言ってることはすごくよく分かる。2位と4位の差なんてメダルがもらえるかどうかだけ。1位と2位こそすごい大きい差だと思います。

でも後味悪いよね。日本もそうだし、イギリスだって普通に銅なら純粋に喜んで終わりだったのに。そして可哀想なのがウクライナ。

水泳は白黒はっきりしてるけど、でもスタートとかターンとか左右不対称だとかで失格になることもあって、そういうのは抗議もできないシステムなので、納得の行かないともあり、後味すごい悪いですね。

本読みと山歩き さんのコメント...

勝負ってのは白黒はっきりつけたいですね。
人がジャッジするのはもめるリスクが確かにありますね。
柔道だって、なにが有効でなにが技ありか分かりにくい。
いっそのこと、相撲観たいに円の外に出るか、体の一部が地面に着くか、分かりやすいものにすればよいのに。
陸上や水泳は数字で出るので分かりやすい。
オリンピックの王道でしょうか!?

Atsuko さんのコメント...

山歩きさん、こうして考えたら、ジャッジが点数つける種目っていろいろありますよね。ボクシングとかダイビングとかもそうだし。テニスやサッカーですら、審判が間違えることあるし。
水泳や陸上でも失格と言うのがあるけど、まあそういうのは例外的ですからね。