それがすごく好きで、無茶苦茶聞きまくってました。でもその頃ネットもないし、イタリアのミュージシャンなんて調べようもなく、ただただそのアルバムが好きで聞いてました。
その頃日本に行ったのですが、どうやら日本にも持って帰ったみたいです。妹がそれを聞いて好きになって、驚いたことにそれが心斎橋のアメ村 の大きな輸入レコード屋で売っていて、CDだかテープだかを妹は買っていました。今から少なくとも15年以上前の話です。
そのテープはまだ屋根裏においてあると思うんだけど、うちではチャーリーのCDラジカセでしかテープを聴くことができないし、それも何年も使ってないから、動くかどうか。テープ自体も15年以上も聞いたことないから、切れてたりだめになってるかもしれません。
それで火曜の夜、なぜか無性にこのアーティストのことが気になり始めました。ネットで調べたり、ウィキやYouTubeで探したり。でもやっぱり悲しいかなイタリア人なので、なかなかすんなりとは見つかりません。見つかっても大体イタリア語。
それでも何とか分かりました。彼は今でも活躍しているミュージシャン。昔はラップやポップをやっていたけど、その後はワールドミュージックやらクラッシックぽいのやら、いろいろやってるようです。パバロッティと競演したこともあるとか、今ではなかなかリスペクトされてるアーティストのようです。
で、この肝心のアルバムのことがいくら探してもなかなか見つかりません。YouTubeで探そうにも、曲の題(イタリア語)が思い出せないし、アルバムタイトルもウラ覚えだし、そもそも名前すら確信がないので、もしかしたら間違ったミュージシャンを探してるのかなあと思ったほどでした。
でも1曲うっすらと覚えてる題があったので探すと、ぴったり。見つかりました。そのアルバムのことも調べてみると。。。。。
それはそのアーティストの2枚目のアルバムで、1990年にリリースされたとのこと。15年前なんて思ってたけど、22年も前だったんですよ。こわーー。で、これは彼のアルバムの中では一番売れなかったアルバムで、 評判もよくなかったそうです。軽いポップやラップが混じったハッピーなアルバムなので、いまやシリアスなアーティストとなった彼にとっては、昔の恥ずかしいアルバムなのかもしれません。
でもアマゾンで売ってました。1枚だけ。在庫がこれしかないとのことでした。早速オーダーすると今日来ました。来るまでの間、本当に待ち遠しかった!
今日はずっと聞いていました。こちらではぜんぜんぜんぜんぜんぜん無名なミュージシャンなのに、ELPのキース・エマーソンとスタイルカウンシルでポールウエラーとやっていたミックタルボットがキーボード弾いてます。
私はワムのアルバムの中でもあの一番最初のクラブトロピカーナの入ってるデビューアルバムがダントツに好きで、今でもたまに家で聞いてるくらい好きなんで すが、なんか共通するものがあるんですよ。爆発的なエネルギーというか。それに結構どちらも媚を売らないごつごつした声で、荒っぽい感じがいいんです。(そういえばワムのアルバムも昔レコードで持っていて、CDで買いなおしたもの。私くらいの年代の人ってそういうお宝のアルバムが何枚もあるんでしょうね。)
アルバムカバーはこちら。顔が可愛い。
しかしこのCD持ってるのって、日本人ではもしかして私と妹だけかも・・・・?
YouTubeのリンクはこちらです。どうも最近のライブみたいですが、このアルバムからの曲をやってます。本人は結構かっこいいおっさんになっていて、あの愛想のない声がやっぱり素敵です。1分強の短いビデオなので是非見てみてください。
アーティストの名前はJovanotti.別名(本名)はLorenzo Cherubiniだそうです。
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4 件のコメント:
かっこいいおっさんですな~。
学生時代、あつこさんと音楽が繋がっていた記憶はあまりないですが、やはりお気に入りはあったんですね。
私の友人にも当時アメリカンポップにはまったいるやつがいて、ビリージョエル(ちょっとメジャー過ぎ?)とかよく聞かされました。
いまでも、町で流れているのを、懐かしくその時代のことを思い出します。
山歩きさん、1990年にレコード出してたってことは、私達よりはちょっと年下かもしれないので、おっさん呼ばわりは失礼だったかもしれませんね。それにしてもイタリア語の歌っていいなあと改めて思って、イタリア語習おうかと思ってるほどです。
ビリージョエルですが、去年のクリスマスにイギリスのテレビCMに曲が使われてまた昔の曲が大ヒットして、半年ほどラジオでしょっちゅうかかってました。まあいい曲だったんだけど、さすがに辟易しました。
あつこが当時好きだったのもこの手のおじさんだった気がするなぁ。イタリア語はいいですよね。私もイタリア語習いたいくらいです。イタリア大好き。
あくあさん、この人今はおっさんですが、このレコードがもともと出たころはこのCDジャケットのような若々しいかわいい男の子だったのですよ。でも私はテープしかもってなかったし情報も全然なかったから知らなかったんだけどね。
でもこの今のほうがタイプですね。こういう感じの人好きです。ロードオブザリングスのヴィーゴ・モーテンセンとか。
イタリア語ほんのちょっとだけかじったんだどね。このJovanottiってラップシンガーなんだけど、私は普通のラップは嫌いなんだけど、イタリア語のラップはいいんですよ、それが。
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