2012年7月14日土曜日

ジギーの前のボウイー

数週間前BBCでデイビッド・ボウイー特集をやっていました。1970年代のジギースターダストの最後のライブをやって、そのあと最近のライブを流して、そしてボウイーがどうやってスターダムにのし上がったかと言うドキュメンタリーをやってました。

このドキュメンタリーがいろいろ知らなかったことをやっていて面白かったです。

ボウイーって私が物心ついた頃から(?)大スターで、しかも普通の大スターではなくて、神秘的で人間離れしていて、目も右と左の色が違ったりして、もうそれこそ雲の上のスターでした。彼の架空のアイデンティティーのジギースターは宇宙から来たロックスターなのですが、まさにそんな感じです。

ジギー以降のことは知ってる人も多いし、簡単に検索できると思いますのでここでは省きますが、有名になるまでの話が面白かった。

有名になる前のボウイー。そんな時期もあったのか。信じられないですよね。でも実は彼はデビュー曲でいきなり有名になったスターなどではなく、かなり長い苦労の時期があったそうです。

何よりも驚いた頃は、彼はもともとはフォークシンガーだったんですって。今ではすごく有名なスペースオディティー という曲がありますが、1969年に初リリースされたときはギター1本で歌うフォークソングでした。

そう言われて聞きなおすと、たしかにフークソングっぽい。でも歌詞の内容とか(宇宙飛行士の話)、とてもフォークのテーマではないけどね。

この曲の前にもいろいろ売れない曲やレコードを出していて、他人のためにもたくさん書いたそうです。

お金のために俳優もしていました。俳優と言っても本格的かっこいい俳優業ではなく、テレビドラマの脇役とか、なんとアイスクリームのCMにも出ていたそうです。

その後、ジギースターダストが大当たりで、それ以来世界的スーパースターになったわけですが、あのボウイー様にも売れない苦労の時期があったんですね。

私のイギリス人の友達(現在65歳弱かな)はボウイーと一緒の学校に言ったそうです。ボウイーが1学年上だったんじゃないかな。ということはあのボウイーももう60代半ばなんですね。最近は売れてないけど、たまに見るとなかなか幸せそうです。昔の100倍くらい。

ちなみにその友人の美術の先生はピーターフランプトンのお父さんだったそうです。と言っても、ピーターフランプトンなんて覚えてる人いるかな。

ルイもボウイーといえば一目置いてるようだし、ローティーンからも聞かれてるとなると、やっぱりボウイーは永遠です。

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2 件のコメント:

あくあ さんのコメント...

へえ、そうなのか。あの頃はスターの神聖度が今とは違ってた気がしますね。今はネットがあったりマスコミがすごかったりするからスターとの距離も縮まってる気がするけれど。私もボウイのレコードとか持ってたなぁ。今はかっこいいおじいさんなんでしょうね。

Atsuko さんのコメント...

確かに。ツイッターなんかでフォローできるし、日本人の有名人はブログ書くし。

今ボウイーっぽい神秘的イメージって言えばLadyGagaだと思うんだけど、彼女のツイッターって2千万だか3千万のフォロワーがいるらしいですね。

ボウイーは今もかっこいいです。髪の毛長くて歯並びよくなって。えらい幸せそうですよ。