2012年7月13日金曜日

蟹ゴールキーパー

日本のテレビ番組、時にはかなりマイナーな番組がこちらで受けることもたまにあるという話を先日書きましたが、その続きです。

数年前にシリーズでやっていた番組で、日本の映画を紹介するコーナーがありました。日本の映画と言っても黒澤や大島渚の映画の話しではありません。現代のちょっと変わった、ちょっとキッチュであったりアングラであったり、いかにも日本のオタクカルチャーならではみたいな映画を紹介してました。こういうセンスは結構前衛的で、こちらでもトレンディーでアーティーな人たちに人気があります。

その時は、題は忘れたけど、何かすごい怖い日本のオカルト映画がイギリスのそういう人たちの間で評判でした。

その番組で「蟹ゴールキーパー」と言う映画を紹介してました。すごい大きい蟹(2mx3mくらいか)がサッカーチームのゴールキーパーになると言う話ですが、別に子供向けでもコメディーでもなく、普通にまじめにシュールなドラマでした。

これに似た番組で、大たこが出てくる映画も紹介されてました。内容は忘れたけど、飲み屋でたこがお客さんを相手にしてるシーンがあったような。

それで妹にこういう映画が流行ってるのかと聞いたら、全然聞いたことないとのこと。うちの妹は結構こういうの詳しいタイプなのに。

それからこれはちょっとブラックなのですが、日本でこういうひどい番組があるという紹介で、ブラックコーヒーだかなんだかいう名前の催眠術師の番組が取り上げられてました。

会場に来た女性を催眠術にかけて、セクハラというか、性的ないたずらをいろいろするというものでした。

それからもう一つは、処女の女性たちがテレビでカメラの前で処女喪失をするというもの。お相手はたぶんポルノ男優とかなんでしょうね。まあ内容はショッキングですが、実態はあんまり色気もなくて、殺伐とした感じのセックスシーンが映ってました。

イギリス人のパネルがこれを見てましたが、みんな口をそろえて信じられない、こんな番組があるなんてと言ってました。そりゃそうでしょ。

でも本当にこんな番組日本でやってたのかな。やってるとしたら夜中の草木も眠る丑三つ時にやってるんでしょうね。

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2 件のコメント:

あくあ さんのコメント...

そんなの聞いたことないなぁ。そういうふうに紹介されると誤解されちゃうよね。同じように私たちも外国のことを誤解してたりするんだろうなぁ。

Atsuko さんのコメント...

こういう誤解は多いだろうねえ。小学校でも結構無茶苦茶なこと教えてるくらいだから。ルイは6年生のときに第2次世界大戦時の日本の天皇は東条天皇と習ってきました。さすがに中学ではこういうでたらめはないだろうけど。日本は中国の首都と思われてることとか、日本って普通のイギリス人にはまだまだ遠い国です。

ところで妹は蟹ゴールキーパー聞いたことあるそうです。同じシリーズで海老ボクサーと言うのもあるらしい。