2012年6月2日土曜日

トルコのホテルの話

トルコで泊ったのはFethiyaという土地です。トルコの地図で言えば、左斜め下。エーゲ海と地中海がぶつかるあたり。そして昔行ったことのあるギリシャのロドス島のすぐ近くです。トルコってイギリスからは飛行機で4時間で行けて、ギリシャのお隣で、人気のあるリゾート地ですが、地図を改めてみるとすごく大きい国なんですよね。東隣はシリア、イラン、イラクとちょっと怖そうな国と国境を分けています。でも私達が行ったのは、西側のヨーロッパよりのトルコ。

今回はオールインクルーシブのパッケージホリデーに行こうと決めていました。最近ヨーロッパって物価が高くなって、家族4人だと外食費が高いから、オールインクルーシブのほうが割安だよと人から言われていたからです。オールインクルーシブといってもいろいろ合って、食事がついているだけのところもあれば、アルコールも飲み放題のところだとか、ピンからキリまであるそうです。でも同じ知人から、行くならある程度いいところに行かないと食事に飽きると言われていたので、 豪勢に5つ星のホテルにしました。

このホテルがすごかった。部屋自体はたいしたことないんだけど、場所が半島にあり、すごい広さなんです。初日にぐるっと回ってみたのですが、ゆっくり歩いて1時間くらいかかりました。そのあちこちにバンガロータイプの部屋が分散されています。私達の部屋はレセプションから割合近かったんだけど、岬の先頭にあるレストランからは徒歩10分もありました。

ホテルの名前はLetoonia club and resortというんだけど、確かにリゾートというだけのことはあります。ホテルから1歩も出なくても十分ホリデーが楽しめるようになってるんです。


ホテルのマリーナ。ヨットが着ける様になってます。


まずレストランが6つもありました。(でもまだホリデーシーズンが始まったばかりなので、実際に開いていたのは 5つ)。そしてバー兼カフェが7つ。プールが6つ。ビーチ3つ。


バーに座るルイ
バーからの景色。向こうに見えるのが街。



毎晩夕食を食べたレストラン。


レストランからの光景



これは確かランチでした。全食事バイキング。すごい量でしたが、やっぱり一週間いるとさすがに飽きてきました。
私の健康的な前菜
3食食事があるだけでなく、朝ごはんを食べ損ねたら11時までブランチがあったり、ランチを食べ損なったら3時から4時までバーガーやスパゲッティーが食べられたり、そしてアイスクリームの時間やケーキの時間、そして夜中にはサンドイッチまで置いてありました。


ビーチではウォータースポーツセンターがあり、カヌー、ペドロー(足でこぐボートのようなもの)、ウインドサーフィン、セーリングは無料でした。しかも予約するとただで個人レッスンをしてくれます。私とルイはセーリングのレッスンを受けて、二人ともひとり用のセーリングボートでセーリングできるようになりました。

プールの一つは25メータープール。水が冷たくてあまり使う人がいなかったので、子供たちは帽子までつけて真剣にトレーニング。私も食べ過ぎ解消のために結構泳ぎました。


ドルフィンビーチ


向こうに見えるのがビーチの様子


海は深く、5メートルもいくと足がつきません。ここは岸から50メートルくらいかな。子供達に一緒に泳いでもらって、私も泳げました。プールでは泳げても海では怖い。立っているのはルイとチャーリーと私。


水に浸かるのが嫌な人にはミニゴルフ、テニス、アーチェリーなどの施設があり、そのほかにヨガだとかエアロビックスだとかのクラスもあり、これも無料。そして室内ジムとサウナ、蒸し風呂、トルコ風呂もあり、これも入るだけなら無料でした。(マッサージは別料金)

そしてたぶん500人くらいはゆうに入れる野外シアターがあり、毎晩ここでショーがありました。こういった施設でやってるショーってイギリスの場合ぜんぜんつまらないので、私達もぜんぜん期待してなかったんだけど、評判がいいので初日に見に行ったら、これが驚きですごくよかったんです。

初日は「世界のダンス」というショーで、10人くらいのダンサーがいろんな世界中の踊りをしたんですが、本当によくトレーニングされたプロのダンサー達で、見ごたえ十分でした。しかも踊りの間にコメディーもあり、これも面白く、家族みんなが楽しめるようになってました。

2日目以降はもう当然のように我々は夕食後シアターに足を運んで、ショーを楽しみました。同じダンサーとコメディアンが出ているのですが、2週間滞在しても毎日楽しめるように、2週間のローテーションでプログラムが組んであるそうです。

そういうわけで木曜の夜中に到着して、金、土、日は私達は一歩もホテルから出ませんでした。一日は大体こんな感じです。

朝9時ごろ起きて 朝ごはんを食べ、そのままビーチかプールに。ランチタイムの後はまた泳いだり、セーリングなどのウォータースポーツ。ビーチやプールのそばにはバーがありますから、のどが渇いたらいくらでも飲み放題。昼間っから飲みたければお酒も飲めます。夕方5時ごろ部屋に帰ってシャワーを浴びて着替え、バーに行って飲み物を飲んでレストランへ。そしてそのあと10時からショーを見て、11時に部屋に向かって、12時前に就寝でした。

子供たちは12時っていうのはちょっと遅すぎるんだけど、ショーが始まるのが遅いので、リゾート全体がそういう時間帯で機能してるみたいでした。私にとっては12時前に寝るなんていうのはホリデーでもないとありえません。

そうして、こうやってホテル内で遊んでる限りは、ぜんぜんお金はかからないんですよ。最初の日だけ一応20ポンドくらい持ってましたが、2日目からは財布も持たずに過ごしました。気づいたのですが、財布もハンドバッグも持たずに過ごすって、すごく気が楽なんですよ。常に財布やバッグに気を使ってるって言うのは、実はミニストレスになっていたようです。

ホテルの敷地を出る必要がないと書きましたが、場所が半島にあるため、実は簡単には出られないようになってるんです。街から4キロ離れていて、海を挟んだ向こうが街です。なのでホテルからシャトルボートが1時間に1本出ていて 、それに乗るかタクシーを呼ばないとどこにもいけません。

でもさすがに3日も同じ場所にいると飽きてくるので、4日目からは出かけました。その話はまた明日書きます。

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2 件のコメント:

あくあ さんのコメント...

いいねぇ。景色も素晴しいですね。

しかし、家族4人分の旅行代を払う立場に立つと大変だよなぁ。友達も家族を持っている人はそうやってみんなの分も払って旅行してるんだろうし、子供たちは当たり前と思っているだろうけど、大変なことだよね。

レストランは6つあっても毎日同じ所で夕食なの?

Atsuko さんのコメント...

景色が最高でした。ホテル内の敷地もすごく緑豊かで丁寧に手が入れられていて。この辺のほかの土地は結構緑が少なく枯れていたので、よっぽどお金をかけて手を入れてるんだなあと思いました。

レストラン、朝食、昼食、軽食、夕食と食べれるところが違って、夕食は2つのレストランで食べれました。こちらのほうが景色がいいんだけど、外だから雨が降ったらだめだな。