2012年6月26日火曜日

なぜウィンブルドンのテニスが変わったか

今日は2日目。私の注目の試合はヒューイットとツオンガでしたが、ランキング5位のツオンガが勝ったようでした。ナダルは第一セットちょっと危なかったんだけど、さすがに巻き返してストレート勝ちでした。

女子のほうは今年はシャラポーバが有力視されてるようです。ほかはみんな似たような「オバ」で終わる名前ばかりで、正直ちょっと見分けがつきませんよ。これといったスタープレーヤーがいないですね。昔はキング夫人、クリスエバート、ナブラチロワ、グラフ、セレスといった、スタープレーヤがいたのに。

今日雨でちょと試合が中止になったときに解説の人が(たぶんパット・キャッシュ)面白いこといってました。ちょっと昔までは芝生のコートというのは特殊なコートで、サーブとボレーがうまい人に有利になっていました。それがここ近年スタイルが変わって、ナダルのようにコートの後ろからのグランドストロークで勝てるようになってきたそうです。

その原因は靴にあるんですって。

その昔はグラスコート用のテニスシューズというのがなかったそうです。でもボルグが特注して 、それから段々使う人が増えていって、今は誰もが芝生のコート用の靴を履きます。この靴には小さいゴムのスパイクがいくつもあり、草の上で滑ったりするのを防止するそうです。

で、ウィンブルドンを第1週からご覧になると分かるんですが、初日くらいは芝生がきれいなんだけど、2週間目になるとラインのあたりの芝がかなり傷んできて、決勝の日が心配になるくらいです。

もともと芝生コートとはそういうものなんだけど、このスパイクつきのテニスシューズができてから、さらにひどくなったのです。それでウィンブルドンを所有するオールイングランドクラブが草の種類を変えたんです。今は昔よりももっと耐久性のある草で、しかも刈るときにちょっと長めに刈るそうです。

それでボールのバウンドのスピードがが前よりも落ちたそうです。解説はここまででした。

なのでボレーの効き目が前よりも落ちたので、前に出てくるリスクを取る価値がちょっと落ちたから、ボレーをする選手が減ったということだと私は理解してます。もしも間違ってたら、教えてくださいね。

というわけで、雨のウィンブルドン、試合がとまったり始まったりでうざったいのですが、面白い話も聞けるのでした。

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2 件のコメント:

あくあ さんのコメント...

へえ、そんなことがあるのか。

ちなみに、日本人の錦織くんが初めてウインブルドンで勝ったので、見てあげてね。

今日は女性で森田さんが出てます。

Atsuko さんのコメント...

なんかそういう話をYahoo Japanで読みましたが、さすがにテレビではやってないですね。誰か有名な選手に当たると放送されるだろうけどね。2週間目まで勝ち残ってほしいね。

今日はフェデラーの試合を見ましたよ。今年勝つと7度目とか言ってたな。