2012年3月12日月曜日

オリンピックの水泳の選考会

先日見たオリンピックの水泳の選考会の話です。今日はパラリンピックスではなくて、普通のほうです。

子供達も私達もじっくりとテレビにくっついて見ました。 もちろんうちの子供たちは、泳ぐテクニックを研究したいというのもあるんですが、それよりも結構知ってるクラブのスイマーが出てくるので、余計に興味を持て見てました。

デボンではいちばん大きいクラブのプリマスの選手がたくさん泳いでました。ルイたちが泳ぐのは年齢別の競技会なので、実際に知ってる人はいなかったけれど、名前を聞いたことのある人たちはいました。それからイングランド南西部の水泳で有名な私立学校のミルフィールドやケリーカレッジの選手も泳いでいました。

ケリーカレッジはうちの子供たちは、イースターに1週間泊まりこみでトレーニングに行く予定だし、実は明日はルイは泊りがけで入学試験を受けに行くので、特になじみのあるクラブです。

オリンピックって遠い遠いことだけど、それでも自分達のなじみのあるクラブの人たちが選考会で泳いでいると、子供達にとってはなんとなくぐっと夢が近づいた気がするんじゃないかなあ。

デボンのエクセターというクラブには、最近ロンドンに移籍したみたいですが、リアム・タンコックという選手がいました。彼は200メートル背泳ぎの世界記録保持者です。その彼もこの選考会で泳いでいました。背泳ぎはもちろんオリンピックチームに入れたみたいなんですが、結構(彼レベルでは)苦手そうな平泳ぎだとかバラフライだとかも、他の無名選手に混じって泳いでました。

水泳って日本の北島選手のように、平泳ぎだけだとか、一つの泳ぎのスペシャリストになるって言うことも可能なんですが 、タンコック選手って、背泳ぎだけじゃなくって他の泳ぎもチャレンジしてるのって、本当に水泳が好きで、新しいチャレンジが好きで、世界記録保持者になっても新しいことに挑んでるんだなあって、好感が持てました。

解説の人の話を聞いてると、男子のピークの年齢は20代前半のようです。 女子のほうでは、北京オリンピックで金メダルのレベッカ・アドリントンは今年23歳。先日の選考会でもダントツで勝っていました。

とするとうちの子供たちがピークの年齢に達するまであと10年もあります。

水泳ってうちの子供たちくらいの年齢で、うちの子たちのライバル達は週に16時間とか泳いでるんですよ。うちの子供たちは今、週6時間半なので、ぜんぜんかなわないなあとちょっとあせっていたのですが、あと10年もキープすることを考えると、今くらいがちょうどいいバランスなのかもしれません。13歳で16時間ってすごいよね。

うちの子供たちのようなスイマーにとっては、水泳のトレーニングだとかクラブって言うのは、子供時代や思春期の時間の大きい比率を占めるので、苦しい思いで必死でトレーニングするのではなく、クラブの友人関係だとか 、いろんな面で楽しく泳いで欲しい物です。

まあそれでも、だらだらトレーニングしてると、怒鳴りたくなりますけどね。

この選考会のテレビ放送を見ていたルイより3歳下のクラブメイトは、「わあ、ルイと同じくらい早い!」と言っていたそうです。まあテレビで見てるだけじゃスピードって分からないからね。10歳くらいってそんなに可愛かったかなあ。

ではよろしければこちらのボタンのクリックお願いいたします。
 
地域情報(ヨーロッパ) ブログランキングへ

2 件のコメント:

あくあ さんのコメント...

オリンピックとまではいかなくても、そこそこのところまで行く人の練習量は半端じゃないですよね。前に、1万時間がどうのという話があったけど、その通りなんでしょうね。しかし、週に16時間って、1日2時間以上毎日か・・・。すごいなぁ。そのくらいやればなんでも出来るようになるんだろうな。

Atsuko さんのコメント...

そうそう、中学生くらいでも州のトップスイマーだとそれくらい泳いでるみたいです。たぶんランドトレーニングも入れてだと思うけどね。でもこれだけじゃなくって、平均週に1日くらいは大会があるのでその日はトレーニングしないとすると、6日間で16時間ってすごいよね。
でも思い返せば私も高校のとき、朝練、昼練、放課後入れて毎日2時間くらいテニスしてたけど、ぜんぜん上達しませんでした。やっぱりコーチのレベルでぜんぜん違うんだろうなあ。