でも私達は太陽の恩恵も春のすがすがしい空気も受けずに、朝から一日中プールにこもっていました。子供たちのデボンの州大会。2月から続いているこの競技会、この週末で終わります。
このプールはすごく暑いことで知られているんですが、今日は特に暑かった。ルイもちょっと気分が悪くなったみたいだったし、倒れた人がいなかったのが不思議なくらいです。私は日本に夏行っても汗をかかない体質なんだけど、今日はじっとりと汗をかいてしまいました。4人で水の入った水筒を7本、紅茶の入った魔法瓶1本、ミネラルウォーター1本、ジュース1カートン飲みました。
今日は誰も決勝に出なかったので、3時半ごろプールを出たら、道行く人たちは、袖なしやらTシャツやら短パンやら、すっかり夏の装いで歩いてました。イギリス人ってちょっと温かくなるとすぐこれなんですよね。でもその隣にはコートを着てブーツをはいている人がいたり、コートを着て足はサンダルの人がいたり。面白いです。
自分が年をとったなあって思うことって普段はめったにないんだけど、一つだけ思うのは、年々冬が辛くなってきたなあと言うことです。なので最近は春が本当に待ち遠しい。
それで思ったのですが、昔の人、たとえば100年くらい昔の人たちって、本当に春が来たら嬉しかっただろうなあ。特にヨーロッパの冬は寒くて暗いから。家だって今とは違って隙間風がビュンビュン入って寒かっただろうし、暖房もせいぜい暖炉くらいしかなかっただろうし。お金のあるまだ人はいいけど、お金の無い大半の庶民たちはそれこそ寒くて暗い冬を送ったことでしょう。
それに食べ物だって、冬の間は果物も野菜も取れないから、漬物とかピクルスなんかを細々と食べていたんでしょうね。家畜は昔は冬の間は飼料がないから、冬前に屠殺してベーコンなどにしていたそうです。このベーコンを春まで持たせないといけないし、鳥も卵を産まなくなるし、飼料がないなら牛乳も取れなかっただろうし。
老人やら子供達は冬には肺炎などの重い病気にかかって死ぬ人も多かったことでしょうね。お年寄りや幼い子供を盛ったお母さん達は、それこそ春が来たら、命が助かったって思ったんじゃないかなあ。
ちなみにイギリスは一日温かい日があったからって油断はなりません。来週には雪が降るってこともありえるし。だからイギリス人は天気の話題が好きなんだなあ。
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6 件のコメント:
なるほどね、そういう気候のせいで天気の話題が好きになるのか。
東京もだいぶ春らしくなりましたが、まだコートは必要ですねぇ。実際お花見の時期ってまだコートがいるからね。開花は3/30だそうです。
今日は近江の山を歩きました。
琵琶湖の北は雪(つまり日本海は雪)、南側はなんとか陽がありました。でも風が冷たかった。
でも、もう寒波も終わりでしょう。
もうすぐ4月ですからね~。
あくあさん、日本じゃ転機の話をしても、「暑いですね」「そうですね」で終わってしまうからね。
日本でも5月の連休くらいまでコタツを出していたように記憶しています。もう花見の季節なんだなあ。
山歩きさん、日本は今年は寒いって話をよく聞きました。例年よりも寒いのかなあ。
近江って滋賀県でしたっけ?まだ北側には雪が残ってるんですねえ。
4月にはすっかり春らしくなるのかなあ。なんか日本の春のことをすっかり忘れてしまいましたよ。最近日本って夏ばっかり帰ってるから。
そういえば、あつこさんは地理が不得手でしたね。
「近江って滋賀県でしたっけ(大当たり~)」というフレーズから、昔「青森って北海道でしたっけ」とあつこさんが真顔?での賜っていたのを思い出しました。(笑)
山歩きさん、そ、それは大誤解、記憶違いです!!私の発言は「函館って青森?」だったはず。
私だって青森は独立した都道府県ということくらいは知ってましたよ。でもそれ以上は青森→りんごくらいしか知りませんけど。
ところで青森の県庁所在地ってどこでしたっけ。もしかして函館?(冗談です!!と自分でツッコミを入れる。大阪人やなあ。)
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