この学校は見かけはハリーポッターのホグウォーツ のような、まさに昔のイギリスの私立学校という感じなんですが、実は水泳で有名で、オリンピック選手をたくさん輩出しています。なのでルイは数学、科学、英語の試験のほかに、水泳の試験も受けます。もっとも試験といっても、水泳部のトレーニングに参加して、コーチがそれを見て評価するというだけのことなんですが。
学費は無茶苦茶高いです。寄宿すると普通に払うと1学期が6000ポンド。でも水泳だとかテストの成績だとかでいろいろ奨学金制度があるので、それ目当て10パーセント、水泳部のトレーニングがどういうものかの偵察・体験90パーセントで行ってます。
実は12月にも一度チャーリーも一緒に見に行ったのですが、本当にのんびりした学校で、まさに良家の子女の通う学校という感じでした。
ルイの試験も、もしかしたらルイが一人で受けてるんじゃないかなあ。校長先生の部屋で試験と書いてあったし。イギリスって中学に行くのは11歳からなので、11歳からの試験を受ける人は多いんだけど、土地に寄ったりシステムによっては中学が13歳からの学校もあり、13プラスという試験をルイは受けてます。
この試験のスケジュールが1ヶ月前に届きました。それによると、今日9時に学校について、そのあと午前中に二つ試験を受け、そのあとチャーリー・トッドという同じ年の男の子がルイの世話役になってくれます。
このチャーリー君は実はルイは去年水泳の大会で 何度か会って、知り合いなのです。去年はチャーリー君はコーンウォールという隣の州のトップスイマーで、水泳の地区大会やライフセーバーの全国大会で何度か競い合っているのです。去年は僅差でルイが勝っていました。
それが9月からチャーリートッド君はこのケリーカレッジに編入しました。先週もデボン大会で会ったんだけど、ルイよりもすごく早くなってた。全国大会の資格タイム出してたんじゃないかなあ。
とにかく午後はチャーリー君と一緒に授業を二つ受けて、そのあと2時間トレーニングします。
明日は朝6時からランドトレーニング。そのあと朝食を食べた後、水泳の朝連を1時間半したあと、校長先生との面接、そして英語の試験。そのあとまた授業を受けて、ランチを食べて帰ってくるというスケジュールです。
知り合いもいるし、楽しくやってくれてるといいんだけどなあ。そして水泳のトレーニングでは、トップレベルのクラブのスイマー達がどれだけ真剣にトレーニングするのか、しっかりと学んで帰ってきて欲しい物です。
まあ試験のほうはね。大丈夫でしょ。本人もぜんぜん準備もしてなかったし、心配もしてませんでした。これもまあいい経験です。
それにしても、私がルイの立場だったら、知らない学校に泊りがけで行って、入試を受けて、水泳部のトレーニングに参加して、知らない人たちと寝泊りして、校長先生と面接してと、なかなか緊張すると思うんだけど、ルイはぜんぜん平気で、何の緊張もしてないようでした。チャーリーは結構見かけによらず気が弱いので、無茶苦茶緊張して、嫌がると思うんだけどなあ。
まあそういうわけで、今日はルイは家にいません。明日いろいろ話を聞くのが楽しみですが、きっと聞いても、「うん、よかったよ」とか、そのくらいしか言わないだろうなあ。
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2 件のコメント:
ルイちゃんってほんと性格良さそうでいいね。それにしても子育てはお金がかかりますね。この間来てた友達も、ナニーさんに月24万と、週2回の幼稚園に年160万も払ってると言ってました。それで45歳で2人目作る根性、すごいよね。
性格いいって言うか、うらやましいよね、あんな性格。きっとああいう性格の人は大物になるよ。自分の子供ながら、そう思う。
24万か、すごいねえ。相当稼がないとやっていけないよね。その人シングルマザーだったっけ?本当に立派。男ではそこまでできないよ。やっぱり女って底力はすごい。
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