それで早速3週間くらい前に近所の人から5キロほどクッキングアップルをもらいました。クッキングアップルというのは大きくて酸っぱいりんごで、そのまま食べるには酸っぱすぎるんだけど、お菓子やらソースやらデザートに使います。うちもクッキングアップルの木が2本あるのですが、どちらもまだ小さい木なのであまり実がならないので、言葉に甘えてもらいました。
うちの木はこんな感じ。合計9本りんごの木があるのですが、今年よく実がなったのは4本。そのうちの1本は蜂にやられてあまり取れませんでしたが、それでも家では決してそんなに食べられないくらいなりました。りんごの木の種類というのはたくさんあるので、収穫の時期がちょっとずつずれるので、9月くらいから徐々に収穫していますが、今週は特にたくさん取れました。
こうやって離しておいて置くと数ヶ月持つということですが・・・・これは階段の下 |
土間にまで置いてあります |
今週取れたのはラセットと呼ばれるちょっと特殊なタイプのりんごです。味が瑞々しくてちょっとナッツっぽい香ばしさのある味。日持ちが悪いのでこの季節にしか売られていず、しかもめったに店では見かけません。それでそれを6つずつ袋に入れてヨガのクラスに持っていったら、3袋売れました。
考えてみれば農作物で収入を得たのは初めて!
それからそれとは別に、バスケットに入れてヨガのクラスに持っていって生徒さんにひとつずつ上げました。デイブも仕事場に持って行きました。
そういえば先週自家製の蜂蜜をくれた生徒さんがいたので、彼女にも一袋上げました。
そして近所の人にもあげました。するとお隣さんは数時間後にドアをノックして、りんごとパースニップの入った自家製のスープを作ったとおすそ分けに来てくれました。別の近所の老夫婦は、家までりんごと先週作ったアップルジェリーを持っていったら、その場で自家製マーマレードと庭で取れた梨をくれました。
そうか・・・貨幣の発明ってこういうところから来たのか。たくさんできたりんごと交換に、蜂蜜、スープ、梨、マーマレード・・・・・。
とにかくこれで3分の一くらい減りました。
残りの半分くらいは料理やお菓子にしたり、冷凍したり、ジャムやジェリーに加工してます。
ヨークシャープディングとカスタードで作るデザート |
りんごを使ったジェリーと言うジャムのようなものを作るのにちょっと凝っています。 りんごを煮た果汁をのなかにミントなどのハーブや、先日作ったスローというそのままでは渋くて食べられない実を入れたり。普通の店では売っていないようなもので、田舎の人が自家製で作る伝統的保存食のようなものです。チリを入れたレシピも見つけたので、来週にでも作ってみようかな。今はローズマリーを入れたアップルゼリーを作ってます。そのうちまたレシピブログに載せておきます。
いろんな種類のりんごを混ぜて皮、芯、種ごと煮ます。ハーブはローズマリーとセージ |
こうやって一晩ふきんで自然に濾すと透明なジェリーになるとか |
Apple a day keeps doctors away.(毎日りんごを食べると医者が要らない)ということわざがこちらにはあるんですが、私のお腹は常に最近りんごで一杯・・・ 本当にりんごが体にいい事を祈ってます。
日本の読者の皆様にもおすそ分けしたいところですが、今日のところは写真だけで・・・・
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2 件のコメント:
>Apple a day keeps doctors away
日本でも同じようなのがあります
りんごでなくて柿ですが...
あつこさん いろいろな料理ができていいですねぇ
日本のりんごもその種類が多いです
りんごは、消毒回数が多くやらなければならずたいへんです
あつこさんは、消毒を何回くらいやっておられるのでしょうか?
話がかわりますが...
「天童の家」では、紅葉をシリーズでやってます
きれいですので、見てください(笑い)
こんのさん、私は消毒なんてぜんぜんしません。たぶん普通の家庭のりんごの木はイギリス人はぜんぜん消毒なんてしないんじゃないでしょうか。もしかしたら風土的に病気や害虫がつきにくいのかも?でももちろん商売でりんごを育てている人はやってると思います。
道を歩くと道路にはみ出した木から落ちて、道に落ちていたり、門の前でバケツなどに入れて「自由にお持ち帰りください」と置いてあったりもします。豊作っていいですよね。
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