2011年10月23日日曜日

アフリカ人の子供の人身売買の怖い話

2週間ほど前のテレビのニュースで気になっていたことがあります。アフリカから子供が誘拐されてイギリスに連れ込まれ、虐待されるケースが増えてきていて、去年は300人もの子供が保護されたとのことです。

どうしてそういうことが起こるかというと、アフリカの黒魔術のために生け贄としてとのこと。背筋が冷たくなりませんか?

保護された子供達の話によると、「お前は呪われた存在だ。その罰を受けねばならない。」と言うようなことを言われ、腕や足を切り、生き血を採られたそうです。

ニュースでは身元を隠したレポーターがユガンダに行っていました。クライアントの振りをして仲介者を通して、誘拐犯の元締めのような男と電話連絡をし、会いに行きます。その男は、「10人 、20人?いくらでも引き渡せるよ。」とのこと。手段としては、親が連れてくることもあるし、無理やり誘拐してくることもあるらしい。

第3世界のお金の無い国のことですから、親が連れてくると言うのもありえないことではないでしょう。昔は日本だって子供を売りに出したりしてたんですから。ギャングのほうも本当のことは言わず、「養子を探してる白人がいる」とか言ってだますのかもしれません。

値段のほうですが、3000ポンドとか5000ポンドとか、イギリス人にしてもかなりの大金、ユガンダ人にすればすごい額を請求していました。覆面レポートのほうは、ここで商談不成立という形で、打ち切りになっていました。

次にレポートはイギリスになります。地方紙や雑誌で、「スピリチュアルヒーラー」などの広告を探すと、そこに「アフリカのヒーリング、おまじない、祈祷」など、ちょっと色合いの違う広告が載っています。(らしい。私はぜんぜん目にしたことは無いけれど。) そのうちの一件をまたこのレポーターがお客さんの振りをして訪ねます。

まずは初めはハーブを使ったり、火を使ったり、おまじないを唱えたりします。そして何回か訪問を繰り返すと、「実はもっと効き目のあるものがある。」と言って、瓶に入った「人間の血」を持ってきます。「それにはXXXXでXXXXの効果がある。これを家に撒くと金運がよくなる。ただし人間の血なので臭いけど、我慢するように。」と言うようなことをいいます。

この血をレポーターは持って帰り、化学分析すると、やっぱり人間の血でした。ただしこれだけでは、これは子供の血か、それとも血液売買などで、合意の下に採られた血なのかはわからないと断っていました。

そういえば5-6年前も怖いニュースがあったんです。テムズ川で頭と手足を切り取られた黒人の子供の死体(胴体)が上がりました。それで、どういうわけでそういう結論に至ったのかわかりませんが、それもアフリカの黒魔術の犠牲者で、その子供は儀式で手足を切られ殺されて川に捨てられたとのことでした。

犯人が見つからなかったのにそこまでわかっているとは、きっと似た様なケースや未遂のケースなどの情報がたくさんあるってことなんでしょうね。ニュースではこんな感じで紹介するだけですが、もしも本気で調べたら、いくらでも残酷でむごたらしい話が見つかるような気がします。

本当にすごーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーく、怖いですね。

日本だって子供の虐待や折檻死の話があとを立たないけど、こういう話はさすがにないですね。やっぱりイギリスってアフリカとつながりの深い国なんだなあ。

怖い話の後はお口直しに、更新したてのレシピブログをご覧ください。 アップル・チリ・チーズと言う珍しい食べ物です。

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2 件のコメント:

あくあ さんのコメント...

黒魔術のための生贄っていうのがすごいね。いまどきそんなことがあるのかな?アジアの子供達はほんとに臓器移植のためとか、売春のために売買されてるようですよ。映画にもなってました。まあ奴隷制度の時代は今の先進国でもそんな感じだったんだろうから、豊かになった国から次第にそういう人権侵害をやめるゆとりが出てきたわけで、早く貧しい国々も子供を売ったりしなくてもよくなるよう豊かになれればいいのにね。カダフィも死んだしって、ちょっと別だけど。

これもちょっと別だけど、この間、映画の「吉原炎上」を見てたんだけど、吉原なんてなんと売春禁止法が施行された昭和32年まで堂々と営業されてたんですよ!

偉そうに子供を売るなんて考えられんという自称インテリおやじも、女を買うことにはあんまり抵抗なかったりするんだろうからなぁ。

人類もまだまだだね。

Atsuko さんのコメント...

本当に背筋が寒くなるでしょ、黒魔術って。

売春のための売買って昔は日本でもよくあったみたいですね。貧しい漁村のおやじが妻が亡くなって娘を二人とも売りに出すと言う話が、Memoirs Of Geishaという映画にもなった本にありました。

女を買うと言えば、東南アジアなんかで子供売春とかもあるよね。そういうところに行く日本人の親父とか、もう最低もいいところ。

人類もまだまだか。そういわれればそうだけど、過去200年くらいでどれだけ人権が保護されてきたかと思うと、まあまあがんばってますよ、人間も。