昨日子供達と近所をサイクリングしました。その時に道の生垣の中にローズヒップがあるのを発見しました。
ローズヒップなるものの存在はなんとなく知っていました。ローズヒップティーというものがあるし、ビタミンCが豊富ということも知っていました。でも実際それがどういう植物なのか、薔薇のことなのか、一体どんな種類の薔薇なのか、そういうことを詳しくは知りませんでした。
先日もちょっと書きましたが、Food For Freeというポケットガイドブックを買いました。家の庭兼草原にいろんな植物が生えているし、中には食べられるものあるし、散歩に行くときとか一冊あれば面白いかなあと思ってアマゾンで注文しました。
その本にローズヒップのことが書いてありました。やっぱり思ったとおり薔薇の咲いた後の赤い実のことです。種類は本には野バラと書いてありましたが、ネットで調べたところによると、どんな薔薇でもいそうです。野バラの場合は小さい長細い実だけど、観賞用の薔薇は平べったい丸さの大きい実がなります。
デイブや友人によると、彼らが子供のころはこのローズヒップの中身の種を「かゆかゆパウダー」と呼んだそうです。これをつけると痒くなるんだって。
それでサイクリングを終えた後、わざわざ坂道を5分くらいまた歩いて、ローズヒップを取りにいきました。でも場所的に採りにくかったので茶碗1杯分くらいしか取れませんでした。
この本によると、ローズヒップは戦争中はローズヒップシロップに加工して、貴重なビタミンCの供給源として重宝されたそうです。このシロップの作り方も載っていました。でもシロップって作ってもたぶん使わないので、ネットでレシピを探して、結局ローズヒップとりんごジェリーを作ることにしました。
ローズヒップの量が少なかったのでりんごも少なめで、結局1瓶半しかできませんでした。なんとなく名前のひびきから、チェリー色のような透明なジェリーを期待していたのですが、結構オレンジかかった色になりました。味のほうは、正直言ってあまりりんごジェリーと変わらないかなあ。ローズヒップティーはすごく酸っぱいので、酸味があるかと思ってたんだけど。
今年はジェリーの作り方を初めて覚えたので、もう何回も作って家がジェリーの瓶だらけ。チャーリーにまで、「お母さん、これ何とかしないと。」と言われています。来週ヨガのクラスに持っていって、売れる物は売ってこようと思います。売れない物は知人へのクリスマスプレゼントかな。
何度も書いているけどりんごが豊作のおかげで、いろいろ新しいレシピも覚えたし、こんな風にジャムやジェリーを庭や野生に生えている木の実などと混ぜて実験的に作るのは、料理しているというよりは台所で遊んでるという感じで、楽しいものです。
そのうち順を追ってローズヒップジェリーのレシピもレシピブログに載せるつもりですが、あのブログ最近ぜんぜん普通の食事の作り方載せてないんですよね。かなりマニアックなブログになりつつあります。
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4 件のコメント:
> 料理しているというよりは台所で遊んでるという感じで、楽しいものです
そういう楽しみができるのがいちばんだなぁ...
コロボックルさん、そうですね。理科の実験室にいるような感じでしょうか。遊んでいるので家事ができていないけど、見かけは1日中家事に励んでいるように見えるという特典もあり。
「お母さん、これ何とかしないと」っていうのがいいね。はまるお母さんを制する娘。想像して笑えます。
あくあさん、私のジェリー作りに家族で唯一興味を示すチャーリーですらこの発言なので、デイブなどは相当あきれてることでしょう。ルイはそんなことには気づいてもいないだろうけど。
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