2009年4月27日月曜日

憎きナメクジ、憎き雉


週末から急に寒くなって、冬のようです。朝は雨が豪快に降っていて、ますます寒さが骨身にしみるなあと思っていましたが、午後にかけて晴れてきました。でもやっぱり寒い。


昨日鹿がいたのはいいのですが、畑に入られると困るなあと思っていました。鹿の被害の多いところではフェンスを作ったりしているようですが、そこまでするほどのことでもないし。それで今朝畑をチェックすると、鹿の被害はなし。でもナメクジの被害が目に付き始めました。


菜園の一番の敵はナメクジです。普段は姿を見ませんが、石などの下に隠れているし、夜になると出てきます。今年の冬は寒かったので、ちょっとナメクジの数が減ったのかなあと思っていましたが、ちょっと暖かくなると出てきます。特にこの週末のように雨が降ると。


ナメクジ殺しの農薬もあり、スーパーで手ごろに買えるくらいポピュラーなのですが、私は一応有機栽培を目指しているので、なかなか苦労していました。それがおととしくらいから、有機栽培にも使えるナメクジ用の農薬ができて、喜んで使っていたのですが、ぜんぜん効かない!やっぱり効き目が弱いみたいです、値段は倍くらいなのに。


今朝にんじんが芽を出して双葉がきちんと列を作って並んでいるところを見に行ったら、だいぶ数が減っていました。毎日少しずつ減っていきます。雨の降ったこの辺で、ぐっと暖かくなってくれれば、ナメクジも活発になる反面、にんじんもどんどん生長して、逃げ切れるのですが、雨が続くとだめです。


一方では、雉が第二の敵なんです。なんと風流なと思うかもしれませんが、雉ってガーデナーにとっては本当に厄介者。子供たちが育てていたラディッシュもいくつかやられました。これは案山子や鳥脅し位ではだめで、ネットを張って作物を守るしかありません。


だからうちの菜園は、今はどこも緑か黒のネットか、霜から守るための白の植物用フリースがかけてあり、フリースの下には青のナメクジの薬が撒いてあり、はっきりいって美観はよくない。


いろいろな種類の小さい野菜が並んで畑に育っているのって、すごく好きな光景なのですが、もうちょっと成長して、ナメクジにも雉にも負けないくらいにならないと、ちょっと写真でお見せできません。
ということで写真は2006年の夏の畑の写真です。この年は天気がよくて豊作でした。果たして今年は・・・

4 件のコメント:

あくあ さんのコメント...

昔の写真なのね。もうこんななのかと驚きそうでしたよ。それにしてもいい風景ですねぇ。いいなぁ。のどかで。

Atsuko さんのコメント...

夏の天気のいい日は、天国のようですねえ。海が見えないのが難点ですが、田園風景が見通せます。イギリスの田舎の空って、すごく大きいんです。

冬になると寒くてびしょびしょで泥だらけで、庭に出ようという気にもなりませんけどね。

ナオコ さんのコメント...

「ナメクジにはビール」とよく耳にします。
根絶は難しいですが、ビールでの捕獲を定期的に行えば数を減らせるようですよ。
検索してみてはいかがでしょう?

Atsuko さんのコメント...

そうですね、私も聞きました。でも捕獲してしまうと、後の始末が気持ち悪そうで、ためらってます。