2009年3月29日日曜日

ルイの水泳のハプニング


今日は昨日書いたように、プリマスまで、ルイの水泳の選手権で、行ってきました。朝6時45分に家を出て。これはデボン全部の大きな大会で、今日はすべての種目〔平泳ぎ、バタフライ、背泳ぎ、クロール〕のそれぞれの50メートルのスプリントの大会でした。


ウォームアップが終わり、女子のバタフライが終わり、ルイのはじめの種目は背泳ぎ。ルイは2番目のヒートにでることになっていました。〔各種目、それぞれ15ヒート前後ある〕それなのに友達と雑談にふけっていたために、自分の番を逃し、ヒート1が泳いでいるのに、ルイはぶらぶらしています。観客席にいた私からは見えるのですが、大きなプールで、どうすることも出来ません。ヒート2がラインアップしても、もちろんいない。それであわてて私は観客席の一番前まで走ってきて、チームキャプテンに声をかけ、彼女がプールサイドを走って、何とかルイをスタート台に連れてきました。ルイはもうほとんど、スタート台まで走ってきて飛び込んだようなものです。しかも私は、これはバタフライだとばかり思っていたら、ルイは平泳ぎを始めました。ああ、これはもう絶望、と思っていたら、ルイが正しくて、まあまあいいタイムでした。


本当にあせった。タイムが電光表示板に出るのですが、それを書く手が震えていました。


ルイは学校ではよくできるのに、スイミングクラブの人は、この子はちょっと頭が遅いと思ったんじゃないだろうか。その次のレースでは、私とキャプテンとチームメイトの一人が、何度もルイに次のレースに遅れないように、声をかけていました。


ルイってレイドバックなのはいいけど、ほとんど水平に近いくらいレイドバック。ちょっとはしっかりしてよ。次のレース、ちゃんと行くかなと心配したけど、一度くらいは大失敗したほうが、少しは懲りるかもしれません。


結局ハプニングはあったもののルイはとてもよくがんばって、背泳ぎではデボンで1位になりました。総合では2位。私が一度も上がったことのない表彰台に立って、トロフィーをもらっていました。


ところで、今朝から夏時間が始まって、1時間なくなったので、ルイのチームメイトの女の子は、ウォームアップに遅れました。朝出かけにお母さんが、時間が変わったのに気付いて、プリマスまで100キロ近く車を飛ばして、何とか間に合いましたが、多分彼女以外にもそういう人はたくさんいたに違いありません。

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