2009年3月31日火曜日

猫の社会関係


このブログをレギュラーで読んでくれている人は、うちにペパー(Pepper)ちゃんというかわいい縞猫がいるの、ご存知だと思います。2歳半くらいのオス猫です。もうしっかりした大人なのに、結構小さめの猫で、とても愛嬌があって、子猫みたいです。猫って、半分野良猫のような、外でねずみを取ったりする猫か、一日中家にいるのが好きで、ひざの上に座って寝るような猫の2種類があるようですが、うちの猫は両方。昼間子供がいないときはソファーでずっと昼寝していて、子供が帰ってくると一緒に遊びます。子供や私が庭に出ると、子犬みたいに一緒についてきて、子供と遊んだり、私の庭仕事の邪魔をします。でも夜になると夜な夜な出歩き、ねずみや鳥を捕まえている様子。

さて、うちのお隣さんは5匹猫を飼っているのですが、よく観察すると猫の社会関係があるようで、結構面白い。
一番年寄りの猫は片目のペルシャ猫アニーで、数年前まではペルシャ猫のくせにいつも外で狩りをしていて毛がもつれ、しかも片目で、クールな猫だなあと思っていましたが、最近は寄る年波に勝てずこもりがちで、ペパーはお付き合いがありません。


茶色と白のメスのぶち猫タイガー/ジンジャーボブは10歳くらいの雌猫。これは私たちが今の家を買う前に住んでいた人たちの猫だったそうで、その人たちが出て行った後、お隣のおばさんが世話をしています。ここに引越ししてきたときよく遊びに来るので、あまりかわいがっても悪いかと、お隣さんに一応声をかけると、「あら、それお宅の猫よ」といわれました。家を買ったらついてきたんです。一応お隣さんの猫なのですが、よく家に遊びに来ます。臆病なのか中にはめったに入ってこないのですが、よくドアの近くで餌をもらうのを待っています。ジンジャーボブというのは我々がつけた名前です。

ペパーはこの猫が大嫌い。ちょっとは仲良くすればいいのにと思うのに、彼女を見ると、いつもうなって追いかけます。ソファーで寝ていても、彼女がドアから入ってきた気配がすると、飛び上がって追いかけます。多分、私たちが時々かわいがるので、嫉妬しているのでしょう。

3匹目はスタンリーという白黒の巨大なオス猫。これは5年ほど前にある日ふらりとこの辺に現れて、仕方ないのでお隣さんが飼っています。この猫は、狩りの名人。ペパーを飼い始める前、ウサギが大量繁殖してこまった年があったのですが、見るとしょっちゅうスタンはウサギの赤ちゃんをくわえて歩いていました。

ペパーがスタンリーが大好きです。スタンリーの気配がすると飛んでいって、ついてまわります。スタンリーがただのんびりと寝そべっていると、その周りで気を引くようなことを色々しています。そしてスタンと一緒に狩りに行くのが大好きなんです。去年の夏はよく後をついて、抜き足差し足で草原に消えていきました。


このお隣のおばさんの家に、2年前から彼女の娘夫婦と子供たちが同居し始め、猫が増えました。まずつれてきたのは、ペパーによく似た縞猫のディッピー(Dippy)。ディッピーというのは少し頭が足りないという意味なのですが、まさにその通りなのです。10歳以上だとは思いますが、それにしても動きが鈍く、愛嬌がなく、かわいげがない。動物好きのお隣さんも、あまりかわいがっていない様子。そのディーッピーなのですが、よくドアのキャットフラップ〔猫が自由に出入りするための小さいドア〕からこそっとはいってきて、ペパーの餌をがつがつと食べて、出て行きます。私はこのこそこそした習性に我慢ならず、入ってくると追い出すのですが、何しろ縞がペパーと似ているので、時々間違えて放って置いたりします。

不思議なことに、ペパーはこの猫に無関心。別に一緒に遊んだりもしないけど、追いかけたりけんかはしません。自分の餌のお皿から食べていても、知らん顔しています。

そして最後は、お隣さんが昨年秋に買った子猫のアーチー。全体が青みかかったグレーで、足だけがブーツを履いているように白い。かわいい猫です。でももう今では大人になり、小柄なペパーよりも大きくなりました。


ペパーはアーチーが子猫のころは一緒によく遊び、周りで見ている私たちも、まああ、と目を細めていました。でも最近は中が悪く、ペパーはよくけんかを仕掛けています。アーチーも大きくなったので負けていず、まあ兄弟げんかのようです。


そしておまけは、お隣のビリーという黒の小型犬。ヨークシャーテリアのような感じですが、真っ黒なので、何か別の種類のテリアだと思います。この犬は結構悪く、ルイは一度かまれて、すごく嫌っています。そしてよくペパーを追いかける。時々家にいるとすごい音を立ててペパーが飛び込んできて、その直後に何かがドアにぶつかる音が。これ、ビリーが全速力で走って、キャットフラップにはいれずドアに衝突する音のようです。


性根の悪い犬にいじめられてかわいそうと思っていたのですが、この間見ていると、どうやらペパーがビリーをおちょくっているようです。ビリーのちょっと近くまで行って気を引いて、ビリーがペパーに注意を向けると、全速力で走って、ビリーの登れない木の上などにあっという間に駆け上がります。


私は猫ってペパーが初めてなのですが、猫を何匹か飼ったデイブに言わせると、猫でも性格も習性も色々あるらしい。ペパーちゃんは子猫のときは家の中のトイレを使っていましたが、外に出るようになると、一体どこで用を足しているのやら、糞を見たこともありません。でもデイブが昔飼っていた猫は、よく家の中で粗相をしたとか。うちって本当にいい猫に恵まれてよかった。
色々な性格の猫がいれば、そりゃ確かに、気の合う猫も黄の合わない猫もいるでしょうね。人間と同じだ。写真は右がジンジャーボブ。ペパーの餌を食べて、家を出て行きます。左がペパー。このときは私がいたからか、知らん振りしていました。

2 件のコメント:

ばぶ さんのコメント...

へぇ、いろいろいるのね・・・というより、そんなにたくさんの動物たちに囲まれて暮らしているという事実に驚き。うさぎが大量繁殖してうさぎの赤ちゃんを猫がくわえてて?まるでアニメの話みたい!

Atsuko さんのコメント...

確かに大阪市内とロンドンに住んでいた私からすれば、すごい変化だ。

お隣さんは他にも犬2匹とポニーを2頭、鶏を6羽飼っています。ここに越してきたころは、同時の別のお隣さんは、ヤギとアヒルを飼っていました。ヤギ小屋が私の寝室の真向かいだった。

隣の農家から牛が15頭くらい逃げてきて、うちの庭に入り込んだこともありました。これは私も本当にたまげた。