2009年3月23日月曜日

アブラハムダイエット

クリスマスのあとダイエットをして、必死の思いで2キロくらい痩せたのですが、また2月くらいに油断して、今までで最高というくらいの体重になってしまいました。それで1ヶ月くらい前から新しいダイエットを始めて、今回はほとんど努力なしで、3キロくらい痩せました。


私が何度かブログに、「引き寄せの法則」やアブラハムのことを書いたの、覚えてる人もいるかもしれません。これはエスター・ヒックスというおばさんがチャネリングする「非身体的意識」で、私は1年位前から座右の銘にし、DVDやCDもよくきいています。そのアブラハムが肥満で苦しんでいるおばさんに与えたアドバイスに従ったものです。


前ここに書きましたが、体重ってただカロリーだけの問題じゃないのです。科学的な実験の結果、人間の体には複雑なメカニズムがあって、体重のセットポイントのようなものがあって、これが頑固に働く。だからいくらダイエットしても、ちょっと油断したらまたもとの体重に戻るし、細い人はいくらがんばってもなかなか太れない。で、このセットポイントが何かというと、科学的には、子供のときに決まるとか、遺伝とか、これがはっきりしない。これについては1月29日のブログに書きました。(Why are thin people not fat?)


アブラハムはある本で、「毎日アイスクリームを我慢しても、毎日食べても、体重には関係ない」といっていました。私は初めてこれを読んだときは、「いくらアブラハムの言うことでも、それは信じられない。」と思っていたのです。でも引き寄せの法則のおかげか、その後偶然見た上述のテレビ番組とかで、科学的にも、セットポイントというものがあるということを知りました。それで、ふと、このセットポイントというのは、もしかしたら心理的なものなのかな、と思いついたのです。



引き寄せの法則によると、「痩せるには、まず自分は細いという気持ちにならないといけない。」ということです。だからビジュアライゼーションとかで、ほっそりとした自分をイメージしたりするのはいい。でも実際は、鏡の前に立つと太った自分がいるわけで、「自分は細い」と思うのは至難の技です。そこでアブラハムは、次のようなダイエットを、あるワークショップで上述のおばさんに提案しました。

まず_B4だとかA3くらいの少し大きめの紙を横に置いて、縦にいくつか線を引いて欄を作ります。そして、痩せるためにするべき必要なことを別の紙にリストしていきます。〔これは人それぞれなので、自分で考える。)そしてこの用紙の一番右側の欄の一番上に、そのリストの中で一番簡単に出来そうなことを一つか二つかきます。その次の欄には、その次に簡単なことをまたかきます。そうすると、私の場合は8列くらいの欄に、それぞれ2つづつ、なすべきことが記入されます。一番右が一番簡単、一番左が一番難しい。私は一番右は、「毎日水をコップ8杯飲む、」「晩御飯を食べたらすぐに歯を磨く」、です。一番左は、「お皿を小さいのに変えて、お変わりをしない」「夜早く寝る」です。

それでまず第一週目は、一番右のコラムだけを実行することを心がけます。そして1週間それを守れたら、第一週目はその欄にティックします。私はニコちゃんマークを書きます。とにかくここで、「よくがんばった」という気持ちになることが大切。第2週は一番右と2番目を厳守します。そうやって、だんだん週が増えるごとに、決まりが増えていくのですが、少しずつだし、一度それを厳守しているので、だんだんそれが習慣になっていって、全然辛くありません。

私は今3分の2くらいリストを左に来たところです。まだ3キロくらい痩せたいのですが、このままがんばれば大丈夫と楽観しています。どうしてこれが「引き寄せの法則」につながるのかというと、一つ一つリストをティックしていくことで、その週ごとに達成感があるからです。60キロの人が自分は50キロだと思い込むことは難しいけど、「このリストをだんだん消化していっている。だんだん理想の体重に向かっている。」と思うのは易しい。毎日リストを見て、「よしよし、だんだん痩せていってる。目標達成は近い。」という方向に気持ちを向けることが、何より大切。そのためには、体重をあまり量らないことをお勧めします。計らなくても洋服のフィット感とか、わき腹をつまんだ感じとかで、わかりますよね。それで、痩せたかなあと思ったら、大げさに喜ぶこと。

私も実は最初の2週間目くらいで全然体重が減らなくて、ちょっとパニックしました。でも心を落ち着けて、「大丈夫、まだたった2週間だし、予定通り順調に進んでいる。何も問題はない。このまま理想のxxキロに徐々に向かっている。」と、心を静め、体重を量るのを3週間くらいやめたら、昨日計ったら3キロ減っていました。

一度にあれもこれもと食べる量を減らすよりも、少しずつ習慣を変えていくというやり方も、成功の秘訣だと思います。結局ダイエットって、短期間で何キロ痩せたかではなく、食習慣を太らないものにかえるということが大切だと思うのです。だから各項目も、「間食を一切しない」ではなく、「間食は週に一度以上はしない」など、ちょっと余裕のあるほうがいいのではと、個人的には思っています。

ちなみに、最近こちらでは緑茶がダイエットにいいといわれています。それで、私の第2週目の目標の一つは、「紅茶をやめて緑茶にする」でした。日本の女性が細いのって、緑茶のせいか?

私の今週の目標は、「果物以外のデザートを週に一回以上はたべない。」「本当に食べたい物だけを、本当に食べたいときに、本当に食べたいだけ食べる。〔つまり、本当におなかが空いているのか自問する〕」です。こうしてかいてみると、そんなので痩せるのか、というような簡単な目標ですね。

4 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

物ごころついてからダイエットと縁の切れない私にはとても納得のいく話です。結局のところ、習慣を根本的に変えないことにはすぐに戻るのよね。私も1か月くらい前からダイエットを始めましたが、あまり堅苦しく考えず、月~木までお昼と夜を軽くするもののお酒はOK、お菓子は食べない、金曜日は外食、土日は滅茶食いしなければ好きなものを、あと週末は運動、平日も出来る範囲で運動・・・程度の緩さで、1-2キロ減、体脂肪率を3%くらい落としました。とりあえず4月中旬の人間ドックまでの数値目標を掲げているので、そこまでは到達したいなと思ってます。あと1キロ、体脂肪1%です。何事もイメージが大事ですよね。数値目標もそういう意味で効くかも、です。

Atsuko さんのコメント...

体脂肪って簡単に調べられるのですか。血液検査とかをするの?私も一度調べてみたいな。

大学生のころ、あなたが「昨日はクッキーを1本食べてしまった。」といったの、覚えています。1枚2枚と食べるものと思っていたので、その豪快さに感心した。あなたのマンションですき焼きして、4人でキロ単位で牛肉を買ったこととか。もうあんな馬鹿食いできない年になってしまいましたね。懐かしい。

匿名 さんのコメント...

え?日本の体重計はもはやほとんど体脂肪計付きですよ。いろんなタイプが出てますが、私のは体重計につながったバーのようなものを胸の前に伸ばした両手でつかんで、電気の流れ方で脂肪の量を測るタイプです。

大学のころ、そんなに食べてたっけ?私、都合の悪い過去はすっかり忘れてしまうので、記憶にございません・・・。

Atsuko さんのコメント...

そんなに簡単に、計れるのか。電気の流れ方で?

大学のとき、時々食べてたよ、すごい量を。それから、京都のサテンでおいしいスパゲッティーを出すからと、2時間かけて、京都の駅からタクシーに乗って食べに行ったこともあるよ。あのころだって一応体重は気にしていたけど、今のような切迫感はなかったよね。まあ、ダイエットしたら痩せる、と簡単に考えていた。若いってすごい。