2012年2月15日水曜日

寒さ対策

日本も最近寒いらしいですね。阪神の沖縄キャンプでも気温12度なんて言ってました。そんなのこの辺の温かい2月の日と同じくらい。

イギリスは今年の2月はすごく寒いです。きっと記録的な寒い月だと思う。クリスマスまではこの辺は霜が下りることすらなく、マイルドな冬だったのに。もう2月の半ばを過ぎたけど、数年前は水仙も咲き誇って、本当に春が来てるって感じでしたが、今年はぜんぜんそんな感じじゃありません。そもそも水仙が咲いているのか、外に見に行く気もしない。

イギリスに住んで25年くらいになるけど、寒さに慣れてくるどころか、段々年とともに寒さが辛くなってきました。毎朝起きると、「ああ辛いなあ」と感じます。といっても朝は起きる前にセントラルヒーティングが入るから部屋が寒いわけじゃないんだけど、でもこの何ヶ月も続く寒さがしみじみとこたえるんです。サウナとか温泉とかに入って、芯から体を温めたい。

6年位前に6月にポルトガルに行ったのですが、その時ポルトガルにはヒートウエーブが来ていてすごく暑かったんだけど、やっと春になったばかりの寒いイギリスから行った私は、体の芯が冷え切っていたのか、暑さを感じるまで3日ほどかかりました。

そうそう、特に今年寒さが辛い理由のひとつは、ヒーティングオイルの値段が3倍くらいに上がったからです。普通ヒーティングといえば大体ガスなんですが、ここはガスが通ってないので、年に2-3回1000リットルずつディーゼルオイルを配達してもらって、これを暖房と給湯に充てています。でもこんなに高くなったので、いつでも寒いときにどんどんヒーティングを入れるということはできなくなり、特に昼間一人で家にいるときなど、室温14度くらいまで下がったりします。そうなると帽子をかぶってスカーフしてレッグウォーマーして・・・・という感じ。自分ひとりだけのときに家中暖房するのは無駄だし、コタツさえあればどんなにいいか。

そういうわけで最近二つ暖房グッズを買いました。ひとつは枕のようなものに麦とラベンダーが入っていて、電子レンジで温めると1時間くらい暖かいというもの。日本でもたぶん売ってるでしょうね。3ポンドくらいでしたが、なかなか便利です。特にじっとコンピューターに向かってるときとか。

もうひとつは電気の小さいファンヒーター。ピアノが置いてある階段の下が、結構寒いということに気づいたので、子供達は最近よくピアノを弾いてるので、かわいそうだなあと思って今日ネットで注文しました。明日取りに行きます。

安い(なんと9ポンド!)ので結構うるさいらしいので、ピアノを弾くときはどうかなあと思ったんだけど、子供達が自分でつけたり消したりするなら、うるさいほうが消し忘れがなくていいかなあと思って注文しました。

あと探してるのは、1メートル四方くらいの電気毛布。これもPCに向かったり、じっとテレビ見たり本を読んだりするときに、暖を取るために。まあコタツ的ですね。でも今のところ見つかってません。電気毛布自体は普及してるのに。


もう20年近く、夏場以外は毎晩お世話になってるのは湯たんぽです。湯たんぽを抱いて寝るこの至福・・・。日本でも電気あんかを使っていましたが、これは朝まで温度が同じなので、夜中に暑苦しくなって、朝起きるとのどが乾燥していた記憶があります。湯たんぽは数時間温かいし、その後も朝方までちょっとは温かみが残ってるので、ちょうどいいです。

でもイギリスでもあと1ヶ月もすれば春らしくなってくるはず。あともうちょっとの辛抱です。その後は、5月の末にはトルコに行くし。ほっほっほ。

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2 件のコメント:

本読みと山歩き さんのコメント...

日本はセントラルヒーティングのシステムが発達していないかわりに、局部的に必要なときにあっためる道具がたくさんありすね。
 今朝の新聞にも、リンナイという給湯器メーカーが米国で瞬間湯沸かし器の売り上げを伸ばしているというニュースが載っていました。
「貯湯式」で大きなタンクを常時あっためるよりエコなのが受けているようです。
そういえばベルギーの家も「貯湯式」だったな~。結構、気に入ってたけど。

Atsuko さんのコメント...

山歩きさん、うちはコンビボイラーというもので、常時10リットル(だったかな)くらいのお湯が貯めてあって、残りは使うたびに沸くという物です。だからコンビなのかとこれを書いてはじめて気づきました。

貯湯式の場合、続けてお風呂に入るとか、続けてお湯をたくさん使うと、足りなくなって水が出てくることがあるんですよね。前の家がそうだったんですが、時々そうなってケットルでお湯を沸かしてお風呂に足した思い出があります。