2010年11月2日火曜日

イギリスの秋の色

日本からこの季節は紅葉の話をよく聞きます。紅葉狩りにいった話だとか、どこそこに行けばすごい人出だとか。

いいですよね、日本は。でもこちらでは紅葉って見ないです。紅葉する植木というのがあり、そういうのを植えてる人はいます。それはそれできれいなんですが、庭に1本や2本あってきれいだなあというのと、山全体が燃えるように紅葉してるのでは話が違います。

それでも今年は特に注意して見ているせいか、なんだか結構目に付くんですよね。紅葉というのは無いけれど、黄金色になっている森や並木道もあります。私の気のせいかなと思っていたら、デイブもそういってました。荒れ果てたままになっている庭の花壇の潅木を見て、あの美しい黄色い葉の木は何かと聞かれました。どれどれと思ってみてみると、何のことは無い名も知らない雑草の木でした。ここ数年ここに生えてたと思うんだけど。

紅葉というのはヨーロッパではあまり無いそうです。詳しくは忘れましたが、気温とか昼と夜の気温差とか、いろいろ紅葉する条件というのがあるらしく、ヨーロッパではそれは当てはまらないんだそうです。でも今年はちょっとあるので、場所によっては条件が合ったところもあったのでしょう。

で、庭の木の写真を撮ってみました。

これはただの樫の木と桜。紅葉というよりは枯れかけ。




こんなふうに色づくのは珍しいんです。デイブの見た黄色い雑草はこの上の写真の木のミニ版。


ついでに庭の隅からお向かいさんの庭の木も覗いて撮りました。これは植木だけに毎年きれいに色がつきます。

4 件のコメント:

こんの さんのコメント...

ヨーロッパには、日本のように紅葉する樹木がない
地球の歴史の中で、ある時代に途絶えてしまった
そんなことをNHKで放映してました
それでも黄色一色とか、赤い森など単一の紅葉は観られるとか...
日本のそれはいろいろな色の混じり、それが錦秋としてきれいなのですね
「天童の家」では中旬まで、錦秋をアップ予定です(笑い)

あくあ さんのコメント...

庭の写真はヨーロッパっぽくていいね。下が芝生だからでしょうね。まあしかし、日光の紅葉なんかはほんとに世界に誇れると思います。人が多すぎるけど。

Atsuko さんのコメント...

こんのさん、イギリスには一年中赤だとかえんじ色の葉っぱの木はありますね。うちのもみじも一年中赤です。こういうのは紅葉とはちょっと違うから、別にすごいとは思わないですね。あの短期間だけ赤いというのがいいんですよ。

Atsuko さんのコメント...

あくあさん、芝って嫌でも生えてくるんですよ。どうしてかわからないけど、日本って校庭だとか公園だとか、何も生えてない土の地面ってあるでしょ。イギリスだとそういうところは放っておくと絶対草に覆われるんです。うちもただ草ぼうぼうなのを芝刈り機で刈って刈ってしてるうちに、雑草が目立たなくなり芝になるんです。
日本は夏暑いから芝に向かないのかな。ヨーロッパでもスペインとかはよっぽど手塩にかけないと芝生にならないみたい。
東京の人は日光か。大阪は清水寺とかかなあ。あ、そういえば最近箕面の小野原から北千里のあたりに、マスコミで取り上げられるような紅葉街道が発見された(?)らしいよ。