2012年12月14日金曜日

冬の散歩

イギリスの冬は雨が多くて気温はそれほど驚くほど低くはないけど、しんしんと骨身にしみる寒さの日が多いです。でも今週は月曜から快晴で、しかも気温がぐっと低くなりました。

冬に快晴だと、すごく寒くなります。朝起きると外は霜で真っ白ランドでした。

昨日もすごくいい天気で、友人とうちの近所を散歩しました。海に行くのは道がぬかるんでるかもしれないので、私の家から村をいくつか抜けて大きい教会まで、合計4キロくらいかな。まあ大した距離ではありませんが、いい運動にはなりました。

こんなにしっかり氷が張ってます。朝の9時半ごろだったというのに道は凍ってる部分も多く、つるつる滑って結構危なかった。坂だったので、車はスリップして危ないだろうなあ。



しかしあれですね。水溜りが凍ってると、なぜかどうして踏みたくなるんですよね。私も友達も。

厩がありました。新築のきれいな厩で、大きい乗馬用の馬にはちゃんと毛布がかけられていました。

さらに歩くと別の草原で馬が2頭、一心不乱に草を食べてました。さっきの馬より小さくて毛が多くて、初めはロバかと思ったほどでした。たぶんこの辺の荒野特産の野生に近いポニー。乗馬用の馬より毛が多くて長くて、毛布なしでも大丈夫そうです。たぶん草がずっと霜で凍っていて、やっと解け出したので、わき目も振らずに食べてるんでしょう。

全体の光景はこんな感じ。海も見えるんですが、この日は見晴らしは今ひとつで、はっきり見えませんでした。

日本から帰ってきて、大阪でいろいろ楽しいことをしておいしいものを食べて、今自分の住んでる田舎について、ちょっとなあ・・・・って気分になってました。このビデフォードっていう田舎町がなんか気がめいるんですよね。それに人間関係も、あまりにもみんながみんなを知りすぎてるのも、風通しが悪くてちょっとうんざり。

でもこうして散歩してみて、やっぱり田舎の美しさを堪能しました。ほぼコストなしでこんな素晴らしい所にいつでも(天気さえ良ければ)いけるなんて、やっぱり素晴らしい。

ところで余談ですが、歩いた距離がどのくらいかなあと思ってグーグルマップで見てみたら、私の家の名前が載ってました。Three Acornsといいます。(田舎では道に名前もないし、家に番号もありません。住所は村の名前と家の名前だけです。)

といっても、実はちょっと地図の上の場所が違うんですけどね。そういえば私の家って、サテライトナビでも見つけられないみたいで、配達の人からよく道に迷ったから教えてくれと電話かかってきます。

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4 件のコメント:

本読みと山歩き さんのコメント...

こんな風景をぶらぶらするのは好きですよ!
冬の厳しさを感じながらなだらかな丘陵地帯を歩く。
たまに歩くのがいいのであって、家の周りがこんな風景だと、その良さにはなかなか気が使いないものです。
たまには大都会や帰国をして、違った世界をまた再認識してから、
ここに戻ってくると相対評価ができますね~。

Atsuko さんのコメント...

いい環境であることはわかってるんですが、住んでると、とにかく散歩にいったりという時間がないですよね。しかも時間があって天気がいいとなると本当に貴重です。今年は夏も天気が悪くて、ぜんぜん散歩に行きませんでした。海にも3回くらいいっただけ。もったいないことです。

あくあ さんのコメント...

観光に行くにはいいところだけど、住んでたらその価値を満喫出来ないって感じですかねぇ。私も前のマンション、海があったり公園があったりしたけど、そういうのを満喫してたのは引っ越してしばらくだけだったかもなぁ。当たり前になると感じなくなっちゃうのよね。再認識で来てよかったんじゃない?

Atsuko さんのコメント...

うちの村はビデフォードという小さい街からは車で分ほどで、うちの近くはこんな感じできれいで、海にも近いんだけど、ビデフォードそのものは、なんか気のめいる町なんですよ。といっても店もいろいろあるし、川沿いだし、何が悪いわけでもないんだけどね。
都会は大阪とかロンドンとかみたいにバーンと大きく、田舎はすごい田舎がいいですね。