すごい賑わいで、駐車場は一杯で、仮設の駐車場までありました。
会場には出店が、そうですね、30軒くらいあったかな。ファーマーズマーケットとはいえ、野菜を売ってる人は少なかったです。肉やソーセージ、魚の屋台が10軒近くありましたが、一番多かったのは、ジャムだとか漬物だとかピクルスだとか、クリスマスプレゼントになりそうな瓶詰めの物を売ってる出店でした。
他にはパンやクッキー、ケーキ、メレンゲ、チーズ、テリーヌやパテなど、スーパーで買うよりは倍近く高いけど、クリスマスだからいいか、と思って買ってしまいそうな物がいろいろ売ってました。
私は秋にジャムやピクルスやチャツネ(味のついたピクルスのようなもの)を作って、ここ2年はヨガのクラスで細々と売ったりしてるのですが、どんなレシピがあるのかとか、ラベルの作り方とか、そしてもちろんどんな値段で売られてるのか、しっかり勉強のために見てきました。
試食を出している出店が大半でしたが、残念なことに日本と同じくイギリスでもノロウィルスが流行っているので、子供たちには試食禁止令を出しました。日本ではデパートの地下ではいつも試食できるそうだけど、イギリスでは試食って言うのはめったに見ません。他の人たちは、ノロウィルスなんてぜんぜん頭にないのか、試食は盛況でしたけどね。
いろいろあったお店の中で一番人気のあったのは贈答用にもできる レトルトパックのインドカレーの出店と、サモサというインドの三角のスナックの屋台でした。ファーマーズマーケットという、いかにもイギリスらしい催しなのに、一番売れてたのがインド料理というのが、またこれも別の意味でイギリスらしい気がしました。
私達はランチ用にパイやパスティーを買い、そのあと屋台でサモサを買ってその場で食べました。サモサの隣に山盛りに盛ってくれたチャツネが辛くてすごくおいしかったので、また並んで瓶詰めを買ったら、ラベルが可愛くてあけるのがもったいなくてまだ窓際に飾っています。
魚を売ってるのはヨガの生徒さんの漁師さんでした。いかにも漁師という外見なので、地元ではちょっとした有名人です。話をしていると、よかったら魚とヨガ レッスンを交換するよとのことでした。そうか。次回会ったときに、じゃあ魚で払ってもいいよと言ってみようかな。そういえばルイの友達のお父さんも漁師な んですが、娘さんのチェロのレッスン代、お金が無くて魚で払ったこともあるとか。イギリスって魚は高いから、好きな人にはありがたいことですよ。
帰りは駐車場の隣でジャガイモを12.5キロ買いました。デイブが肩に背負って車までしょって行ったのですが、そういうお父さんがたくさんいました。なんか昔風の「クリスマスのために食料を肩一杯背負って帰ってくる親父」の役割をみんな嬉々として演じてるみたいでちょっとおかしかった。ちなみに前を歩いていた若いお父さんの袋はもっと大きかったので、あれは25キロ入りだろうな。12.5キロなら私も軽々車まで運べる自信あるけど、25キロはちょっと嫌やな。
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2 件のコメント:
そのマーケットの写真が欲しかったなぁ。なんか外国っぽくて。
そうですよね。でもその時は、我々にとってはぜんぜん普通の出来事だから、写真撮るなんて思いつかなかったけど、ブログを書いていて、撮ればよかったと思いました。
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