南デボンのプリマスのクラブに属しているリトアニア人の15歳のルトゥ・ミルティテが優勝しました。たぶん彼女はイギリスの全国大会には出てるけど国際大会などはほとんど経験がなく、いきなりオリンピックだったんじゃないのかな。勝った直後のインタビューで、何を聞かれても上の空で、「I Can’t Believe it・・・・・」と何度もきょろきょろして答えてました。本当にまだぜんぜん信じていないと言う様子で、たぶん電光掲示板を何度も見て、訂正にならないかチェックしてたようです。
日本勢はがんばったようですね。今日は銅メダルが3つ。
さてさて、でも今日のドラマは体操ですよね。コメントを下さるあくあさんのブログで「内村君がんばって」と書いてあったので、これは誰だろうと思ってたのです。
イギリスは体操は世界的にはいつも20位代とかで、別に人気のあるスポーツではないのですが、今年は男子は決勝に入ってますから、テレビでずっと生放送してました。
テレビで見て思い出しました。そういえば内村君、前も見たことあります。イギリスでも体操関係者では彼はよく知られているようで、解説の人が彼はエレガントでそつがないとべた褒めでした。
最後の最後まで中国が1位、日本は2位、3位と4位をイギリスとウクライナが争っていたのですが、ぎりぎりでイギリスがウクライナの上に行くと決まった時点で、テレビではイギリスは100年ぶりの体操のメダルと大騒ぎでした。私と子供たちは日本はほぼ銀決定のような感じなので、涼しい顔で晩御飯などを食べてました。
するとテレビの解説者が絶叫 。「イギリスは銀です!!ウクライナが胴。日本は4位!」とのこと。そして内村君のあん馬のビデオを流していました。うん、どうしたんでしょうね。確かに良くない。でも勝負事ですからね、こういうこともあります。でも気分悪いのでテレビを消そうとしたところ、審査員が映っています。日本が抗議したとのこと。
この時点で私と子供たちの3人はテレビの前に移動。会場の選手達のように腕組みして長い間審査員の判定を待ってました。そして結果は御存知のとおりです。
夜日本語のネットで読むと、「日本は抗議して銀になって観客からは大ブーイング」と出ていました。
・・・・・ほんと、マスコミっていい加減と言うか、好きなこと書くよね。確かにテレビで見るとちょっとはブーイングはあったけど、でも別にそれは日本チームに対してというよりも、こういうアンチクライマックスになったことに対してのブーイングだと思います。解説の人も抗議の結果を待っている間、「こういう光景は毎回国際大会で見られる光景です。」と言ってました。会場の反応は、簡単にまとめると、
「エ、やっぱり銅なの。そうか、そりゃそうだよな。いきなり銀なんて無理だよな。でも銅でもすごいよ、すごい。よくやったよくやった。」 って感じでしょうか。
でも体操の前にダイビングを見ていてチャーリーが行ったのですが、「水泳のいいところは、タイムで勝敗の白黒がはっきりしてるところ。ダイビングや体操は人が点数をつけるから、結果に不満が残ることが多い。」と的を突いたことを言ってました。
チャーリーは昔バレエをやっていて、競技会で、どう見ても入賞するはずの大会で審査員の 点が悪くて入賞を逃したことがあり、その悔しい思い出がまだ残ってるようです。
明日は妹が1泊でやって来ますので、たぶんブログはお休みします。
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