2012年1月26日木曜日

カツどん

今日の晩御飯はカツどんでした。イギリスでは外見トンカツのような感じの出来合いの食べ物が売っています。中身は大体チキンか七面鳥です。これを買って(でも中にチーズだとかクリームソースが入ってるのもあるので気をつけて買わないといけない。)オーブンで温めて、後はカツどんのダシを作ってご飯を炊いて出来上がりです。

カツどんは日本であまり食べた記憶がないんだけど、親子丼は子供のときからの食堂ご飯で、いろいろ思い出があります。子供の頃ってあんまり外食なんてすることがなかったのだけど、病院に行くたびに病院の食堂でこれを母と食べました。結構病気がちでよく検査に行ったのでした。なので今でもごくたまに(うちの子供は元気なので主に骨折や捻挫など外科関係ですが)子供達を病院に連れて行くと、子供の意向も聞かず、無理やり病院の食堂に連れて行ってしまいます。食べるのはケーキとかかな。

それから高校2年の頃、テストの前になると学校のあとちょっと遠い図書館まで友達と行って、しばらく並んで自習室に入って夜まで勉強したのですが、 その時も食堂で親子丼を毎日のように食べていました。

でもテストなんて年に6回だし、そんなにしょっちゅう行ったわけでもなく、たぶん合計して10数回しか行ってないと思うんだけど、なんか印象が強く残っています。

今日のカツどんはまあまあの味でしたが、外見は今ひとつだったので写真はなし。子供達は1年くらいまで、甘い味のついたおかずが嫌いで、このカツどんなんかも嫌いだったんですが、今は結構おいしく食べています。牛丼がいちばん好きらしい。

イギリスではもちろん日本の食材は手に入りにくいんだけど、近所のスーパーで日本食のコーナーができました。こういうのは流行り廃りがあるから、人気がないとすぐ取りやめになるんだけど、ここ1年以上続いています。


写真の上の2段が日本食。うどん、ラーメン、のり、インスタント味噌汁、みりん、寿司のり、寿司米、すのこ、わさび、寿司ガリ、日本カレー、酢、てんぷらの素(?)、そして「カツカレーミールキット」というものまで売ってます。別のコーナーでは豆腐とキッコーマンのしょうゆ、ミツカン米酢が売ってます。みりんなんて日本でも使ってなかったのに、今はちゃんと使ってますよ。

味噌が売ってないのが困るんだけど、これは健康食料品店でなかなかおいしいものが買えます。

上に書いた物は、日本製のも外国製のもあるんだけど、こちらのマーケット向けに作られたもので、日本では売っていません。

そういうわけですごく便利にはなったんですが、これだけが未だに売られていないというのが、日本のマヨネーズとトンカツソース。どちらも似たようなものがありそうで、ないんですよ。特にマヨネーズは日本に行ったら10本くらい買ってきます。イギリス人でも日本のマヨネーズが大好きという人に何人も会ったことがあるし、トンカツソースも食べた人はみんな気に入るのに、こちらではそういう商品はありません。

きっと商品化して売り出せばすごく売れると思うんだけどなあ。寿司などと違って、「日本食」感が足りないから注目されないんだろうなあ。私が食品関係の仕事についていたらしますよ。 大きいスーパーの開発部などにビジネスアイデアとして売り込んでみようかなあ。

運動の累計はランニング20分で2時間5分

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2 件のコメント:

あくあ さんのコメント...

今度出張に行くときはマヨネーズととんかつソース持っていきますよ。お好み焼きソースとたこやきソースも?

Atsuko さんのコメント...

マヨネーズとお好み焼きソースいただければ十分です。でも早く来ないと子供達が大人になってしまうよ。