2012年1月6日金曜日

日本語の作文

子供達がまじめに日本語のGCSE(中学卒業の資格試験)の勉強を始めて2ヶ月くらいになります。

といっても初心者というわけじゃありません。5年位前に1年半くらい毎朝と毎週末私が厳しく教えていました。そのあと去年の夏まで3年続けて夏休みを日本で過ごしたので、日本にいる間は、テレビなどの一方的に入ってくる日本語はまだ無理だけど、身振り手振りをくわえての普通の会話は、何とか意思の疎通ができるくらいにはなりました。たぶん日本の学校に2ヶ月くらい放り込んだら、何とか会話だけはできるようになるんじゃないかなあというレベルでした。

それでふと秋に思い立って、せっかくなのでGCSEを受けさせようという気になりました。子供達もなかなか乗り気です。それで内容を調べると、会話だけでなく読み書きが必要とのことでした。ひらがな、カタカナ、そして漢字200字です。

日本語GCSEは簡単って言われてるんだけど、ぜんぜん日本に縁のないイギリス人にとっては、漢字200字も書けるレベルって、かなり高いと思うんだけどね。会話だとか文法の内容はそれほど難しくはありませんが。(実は外国語としての日本語って、読み書きを除けば簡単な言語だと知っていましたか?でも読み書きが大変なんですって・・・・というのは日本人なら言われなくても覚えがありますよね。あの中高と続いた毎週の漢字テスト・・・・。18歳にもなって漢字テストなんて、考えたらちょっと異常です。)

うちの子供たちは、そういうわけで2ヶ月前までは、話し言葉はだいぶわかりましたが、読み書きはぜんぜんできませんでした。でもひらがなはクリスマス前にマスターし、カタカナもクリスマスホリデーでひとまず覚えて、今ちょっとだけ漢字を勉強し始めました。

これは今日書いた自己紹介の作文です。写真をクリックしていただくと大きくなるはずです。上がチャーリー、したがルイの作文。



そうそう、今思い出しましたが、今回始めて縦書きで書いたんですが、ルイは伸びる音の「-」の記号を横向きに書いていて笑いました。

親の、そして教えてる私が言うのもなんですが、結構短時間で、本当にすごくよく書けるようになりました。カタカナはまだちょっと忘れるけど、ひらがなは詰まる音とか小さい「よ」とか「や」を間違える以外は、大体大丈夫です。

本当うちの子に限らず、人間ってちょっとまじめに努力すれば、すぐに実を結ぶものなんですね。

私もそういうわけで、新年ということもあるし、ピアノだとか創作だとか、もうちょっとまじめに努力したいと思います。

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4 件のコメント:

あくあ さんのコメント...

すごいなぁ。ほんと、ちょっと頑張れば何でもある程度出来るようになりますよね。

その気になればイタリア語も話せるようになるかな。

「ソース」を読んでから、したいと思うことは全部することにしたので、そのうち気分が盛り上がってきたらやってみようと思います。

Atsuko さんのコメント...

そうなんですよね。大人になると何かを成し遂げるには、すごい努力と時間がかかるような気になるんだけど、実は定期的にこつこつすれば、案外簡単に上達するものなんだなあって思いました。

イタリア語なんてすぐできるようになるんじゃない?ロシア語だって1年の夏には、モノソワ先生に同伴して旅行できるくらい上達したし。

あくあ さんのコメント...

でも、モノソワ先生と無言でボディランゲージで温泉に入った気がする。私だけ?

Atsuko さんのコメント...

いやいや、今から思ってもたいした度胸だったよね。あの先生英語もできないんだったっけ?今から思えば私もやっておけばよかったと思うけど、その時はやっぱりまだ18歳だったし、そんな勇気なかったなあ。