2010年1月10日日曜日

今年の抱負
















今ナポレオン・ヒル著のThink and Grow Richという本を読んでます。その内容についてはまた別に書くことにしますが、そこに人間の6つの基本的恐れ(The six basic Fears)というものが載っていました。

the fear of poverty (貧困)
the fear of criticism (批判)
the fear of ill health (病気)
the fear of loss of love of someone(失恋)
the fear of old age (老化)
the fear of death (死)

この中で「批判」が目に留まりました。直接的に非難されることや、要するに他人の批判的な目です。私は前にも書いたけど、今のところ、というかきっとこのまま一生、私のことをしかったり、あれこれ言う立場にあるひとは一人もいません。それにたぶん私を昔から知る人にいわせれば、私ほど周りの目を気にしないでやりたいことする人はあんまりいないというのではないかな。

それはそうなんですけど、それでも妙なところで人がどう思うか、人の目が気になります。たとえばよく気になるのは、こんなことでは悪いお母さんと思われるのではないか、ということです。それはこれといった特定の人ではないけれど、やっぱり世間だとか一般の目を気にしてのことだと思います。

それからこのブログでも、たとえば数ヶ月前戦争について何回か書きましたが、あんなふうに反対意見がたくさん出るだろうなあというようなことを書くのは、ちょっと勇気が要りましたね。そして予想してはいたものの、反対意見が出るとやっぱり気分がよくない。

ほかにはちょっとしたことでは、人の気分に影響されやすい。意外に敏感なので、周りに機嫌の悪い人がいるとすぐにそれを察知して、それによって自分の気分も害されます。

アブラハムは「ほかの人がどう思おうと、そんなことは気にしないという決心をしなさい。」といいます。人を喜ばすために自分の行動をあわせていたら、いくらやってもきりがない。周りを喜ばすなんで所詮不可能なこと。周りの人がどう感じるかは、彼らの問題で、彼らに任せておけば良いのです。

そこで遅ればせながら、2010年の一つ目の抱負は、人にどう思われるか、なんといわれるか気にしないことです。

それからもうひとつの抱負は、人を批判しない、です。人は人なりの考え方ややり方があるんだから、いちいち気にしていたらこれもきりがない。気に入らなければ、それこそ私の問題で、気にしないようにするだけです。

特にこれは子供たちに対して、心がけようと思ってます。今まではしつけが大切と、結構厳しく叱ってきましたが、もういいや。ずいぶん大きくなったから、もう大体基本的なしつけは出来てるし、今まで口をすっぱくしてもしつけられなかったことは、もういまさらいっても仕方ないでしょう。もうお母さんは文句も言わず放っておくから、勝手にやってね。

今朝起きたらまた雪が降っていました。今日の写真です。

8 件のコメント:

ふぅ さんのコメント...

ペパーちゃんですか、この雪の中にいるの?すごいなぁ。うちの猫は雪が積もっている時にも、こわごわその上を数歩歩いて、即、家の中に戻ります(笑)。

さて、「他人にどう思われるか気にしない」っていうの、超むずかしいテーマですよねぇ。私もそういうのを抱負にしたいくらいです。特に、何かの組織の中にいると、絶対気になってくる。

私は昔から、結構優柔不断で、とてもくよくよするタイプだったので、それ理想です。それでも、年と共に少ししぶとくなってきた部分もある気はしないでもないけど、実はそうじゃないことによく気付かされ、悩みます。

あ~、組織から抜け出した~い!!

Atsuko さんのコメント...

ふぅさん、そうペパーです。やっぱり寒いからあまり外に出たがらないんだけど、今日皆が外で遊んでいたら、我慢出来ずに出てきて、周りをうろうろしてました。猫って本当に好奇心がいっぱいでかわいい。

普通にしていたら、やっぱり他人のどう思われるか気になりますよね。悪く思われると実質的に不便なことも多いし。

別にわざと角を立てる必要もないけど、でも肝心なところは自分の我を通すというか、譲れないところを譲って後々まで後悔するようなことはしたくないなあと思います。

そのためにはやっぱりきっぱりと、「気に入らなかったら失礼。でも好きにやらせてもらいます。」と決心しないといけないように思います。確かに年をとるにしたがって、周りも、仕方ないなあという目で見てくれる部分も増えてくるのかな。

こんの さんのコメント...

日本では「生病老死」の4つが言われてます
病気になる
老いる
死ぬ
それに「生きる」ことが加わります

また雪がふりましたですねぇ
お子さんたち大喜びでしょう

地球温暖化がいわれる一方で、大きな寒波が見舞ってるのですね

うう 蒼い宇宙船(地球)もいろいろとありますですねぇ

あくあ さんのコメント...

きれいな雪景色ですね。まあ住んでる方は大変なんでしょうけど。

そのテーマは難しいですね。でもあつこならそれが出来るし、それが似合う気がします。

それはある程度の常識がある上で自分が本当に大事だと思っていることを曲げないという意味だからでしょうね。そもそも常識のない人が勝手なことをしているのは駄目でしょうけど。

Atsuko さんのコメント...

こんのさん、この4つのうち、はじめの3つはわかりますが、最後「生」というのが一言で片付けられて言うのは、ちょっと大雑把というか・・・。最初の3つは悩んでも考えてもどうしようもなく、受け入れることしか出来ませんが、生きるほうがもっともっとややこしいですよね。

Atsuko さんのコメント...

あくあさん、このコメントの前半と後半をくっつけると、私にも常識があるということか・・・?(笑)

外国に住んでると、日本に住んでるよりは楽でしょうね。こちらでは「どうせ外人だし」と思われてるだろうし、日本では「あの人は外国くらしが長いから」と思われてるだろうし。「人と違う人」と周りから認識されてるのは、難しいといえば難しいけど、楽といえば楽です。

あくあ さんのコメント...

そうですよ(笑)

毎年のことですが、日本の成人式で壇上に上がって市長を扇子で叩こうとしていた人がテレビに出てました。ああいうのを我を通すっていうような輩もいるからなぁ。あれは別だよね。極端か。

Atsuko さんのコメント...

あくあさん、そういうの冗談でやっているのでしょうか、それとも何かに抗議して?よくわかんないですよね。もしかして酔っぱらってるのかも?