ルイとチャーリーが出場したデボンの水泳大会は、Age Groupといって、年齢ごとに競い合います。9歳からはじまって、16歳以上は「16歳以上」とひとくくりになります。出場者が一番多いのは13歳から15歳くらいかな。16歳以上になると、ひとくくりになるだけあって、人数が減ってきます。
水泳って大体幼稚園くらいから習い始めて、9歳くらいで州大会に出れるレベルだと、我が家のように親ががんばってどんどん水泳させて、子供も「オリンピックを目指すんだ」とか、その気になってがんばります。それがうちの子供たち位の年になると、オリンピックを目指すレベルに達するには、週に20時間とか、尋常でないレベルのトレーニングが必要になることがわかってくるし、まあこのあたりで挫折する子は多いです。
オリンピックを目指すほどの意欲はないけど、州大会地区大会のレベルでがんばろうと、水泳を続けるティーンエージャーもたくさんいて、うちの子供(特にチャーリー)はこのタイプかな。
特に17歳以上になると、大学進学で地元を離れる子供達が大半なので、この年齢層、特に20歳以上の出場はすごく少ないです。全国大会、オリンピックレベルの選手は、州大会は素通りして直接地区大会に出る選手も多くなったので、ますますこの年齢層は参加が減っています。
それがですね、今年59歳にして、若い選手達に混じって泳いでる選手がいます。 南デボンの小さいクラブのコーチで、20歳くらいの息子達二人も同じ大会に出て、メダルをいくつも取ってます。(息子は、今日100メートル平泳ぎを58秒台で泳いでました。)奥さんもスイマーで、デボン水泳協会のプレジデントをやってらっしゃいます。まさに水泳一家を極端にしたような物です。
「59歳で参加なんておじさんがんばってるなあ」なんて物じゃないんです。本当に速いんですよ。100メートルバラフライが得意種目らしいんですが、ルイもこれが一番得意な種目で、今年はなんとか、ルイがほんのちょっとの差で勝ちましたが、去年は負けました。若者にまじって泳いでるだけじゃなく、若者に勝ってるんです。
水泳にはマスターズというカテゴリーがあり、ここに若者の競泳を卒業した人たちが集まって競い合います。サイモンと言うこのおじさんは、マスターズの世界記録保持者だそうです。そして、奥さんも去年かおととしか、マスターズで金メダルを取ってました。
上にも書いたとおり、水泳ってかなりの量のトレーニングが必要なスポーツです。しかも、公営プールでトレーニングするには、一般人が泳がない毎朝6時とか夜遅くに泳ぐことになります。サイモンって、うちの子供くらいの年から、毎日毎日そんなにトレーニングし続けてるんだろうか。気が遠くなります。
ちなみに彼の外見は、割と普通のおじさんっぽいんです。太くはないけど、決して細いとか、筋肉の塊という感じでもない。水泳し続けても、年取るとやっぱりおじさん体型になるのか。
悲しい限りです。
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3 件のコメント:
そのおじさん、その年でいい成績をあげているというのは励みになる話だけど、それだけ水泳していても体はたるむと聞くと、水泳はソリューションじゃないんだなということがわかりました。
ヨガの先生のあつこがダイエットのことを書いていると、ヨガでは痩せらせないということが分かったのと同じ・・・。
やっぱ、筋トレやね。
また間違えた。3h3は私です。
やっぱり一つのスポーツだけじゃあかんのかもね。
ヨガは、アシュタンガヨガとか、運動量の多いのを毎日やれダイエットになるとは思うけど、その道は険しいから、食事制限のほうがはるかに楽と思うよ。まず、ヨガは痩せるためにやるものではない!
ランニングじゃなくて筋トレ?
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