日本ではまだまだお正月の真っ最中でしょうけれど、こちらではクリスマスもとうに済んで、ホリデーも終りです。週末があけたら学校も会社も何もかもが通常通りのはずです。
お正月は何をしますか?我が家は今年はいろいろ映画を見ました。普段は私が週に3回夜に仕事に行くし、子供達も週に5回夜にスイミングに行くので、家族がみんな家にいるという夜が全然ないのです。でも私が仕事がお休みだっただけでなく、スイミングも休みだったり午前中にトレーニングがあったりで、2週間くらい家族みんなが夜家にそろうことが続きました。なのでこの機会にたくさん見ました。
見た映画をざっと上げていきます。
フォレスト・ガンプ
これはテレビでやってました。ご存知のトム・ハンクスの映画です。昔見たことがあったけど、その時よりも改めていい映画だなあと思いました。フォレストは知的障害のため、感情の幅が狭いと言うか、感情に深さが感じられないので、前回はあんまり感動しなかったんだと思います。改めてみると、その中にも感情はいろいろあったし、脇役のキャラクターも、彼らのフォレストとのかかわり方もすごくよかったです。特にダン中尉。
A Matter of Life and Death
クリスマスの翌日のボクシングデーの昼間にテレビでやってました。1946年という無茶苦茶古い映画です。デイブが薦めるので、まあ断って角を立てるのもなんなので家族で見ました。子供達はあきて途中でチェスと始めました。
でも実はなかなかおもしろいセッティングでした。戦闘機のパイロットが自爆する直前に無線通信したオペレーターの女性と恋に落ちるのですが、天国のミスで彼が生き延びてしまい、天国から使者がやってきて、彼をあの世に連れて行こうと説得する話です。この世がテクニカラーで、天国が白黒で撮影されていました。天国の様子が、まるで60年代70年代のアメリカ風で、いろいろと興味深かったです。でも途中から話が緩慢としてきて、エンディングが読めて残念でした。
シャイン
20年位前のジェフェリー・ラッシュ主演の、実在のピアニストの伝記の映画化です。アカデミー賞にノミネートされて話題になったので、覚えている人もいるかな。ナチス支配下の生存者のユダヤ人のお父さんに厳しく育てられた主人公が、ピアニストして成功をつかみながら、精神に異常をきたしていく話です。暗い話のはずなのに、最後がすがすがしく感動的で、すごく好きな映画の一つです。クリスマス用にDVDを買いました。
荒野の7人
これもクリスマスに見るためにdvdを買いました。ユル・ブリンナーやスティーブ・マックイーンのでている西部劇で、黒澤明の「7人の侍」のウエスタン版。数年前ルイと「7人の侍」を見て、いつか荒野の7人も見ようと思いながら、すっかり忘れてました。そうしたら先日クラッシックFMでこの映画のサウンドトラックを「僕の一番好きな映画のサウンドトラック」紹介していて、それ以来この曲が頭から離れなくなっていたのでした。
ユル・ブリンナーってもちろん写真とかで見たことあったけど、この映画、すごくかっこいいですよ。スティーブ・マックイーンもすごく細くて、きっと20歳くらいなんじゃないかな、若いです。話は7人の侍とまったく同じでした。
このDVD、これだけが見たかったのに、続編、続々編、続々々編の4枚セットが、本編だけのDVDより安かったので(3.99ポンド!!)、セットで買いました。いつか続編、見るかなあ。
他に見た物は、ラッシュアワー2、長靴を履いた猫、Borat、セナ、ホビット、ラストサムライ。感想はまた次回にまとめて書きます。
ではこちらもよろしく
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