今日はアリーナ・リーグというイギリス全土の参加しているすべての水泳クラブが競い合う競技会でした。アリーナと言うのは水泳用品のブランドで、数年前まではスピード・リーグでした。メーカーが持ち回りでスポンサーしてるようです。
毎年秋に3回行われます。いくつかの地区に分けられ、その中で3つか4つのディビジョンがあり、ディビジョンごとに 組み合わせがあり、競泳会が同じ日に行われます。
毎年10,11,12月の第二土曜日なのですが、考えてみるとこの日はイギリス中の競泳の選手が大型バスで移動して競技会に向かっているわけです。そうすると、国内の大きいプールはみんなこの大会のために貸切になってるんでしょうね。
この「地区」というのがかなり地理的に広くて、今日は片道2時間くらいでしたが、前回は3時間くらいのウェールズの町まで行きました。
こういうのって他のスポーツでもあるのかなあ。
先週スポーツ栄養学のレクチャーに行きましたが、そこで、トレーニングの時の水分補給の話が出ました。私はずっと子供達には今までボトルに水を入れて持たせてました。
そのレクチャラーによると、トレーニング時は、1時間以内のトレーニングなら水がいいけど、1時間以上ならスポーツドリンクがいいとのことでした。スポーツドリンクというのは、日本ならポカリスエットやアクエリアスを指すのでしょう。イギリスでも特に最近はいろいろ売ってます。
でも簡単に家で作れるのですよ。たぶん日本でもあると思いますが、スカッシュ(Squash)と呼ばれる水で薄めるドリンクを普通につくり、そこに一つまみ塩を入れるだけです。果汁100パーセントのジュースを半分に薄めて塩を足しても出来るそう。
子供達の水泳のトレーニングは1回1時間半か2時間なので、私も先週から自家製スポーツドリンクを持たせることにしました。でもこのスカッシュ、砂糖入りの、カロリーが適度にあるものを使わないといけないんだけど、最近はどれもノンシュガーが売り物の人口甘味料で作ってあるものばかりで、あることはあるけど、チョイスは限られています。
その辺の頭の切り替えが必要なようです。我々のような普通の大人は、砂糖やカロリーは控えたいけど、運動選手がトレーニングするにはカロリーを取らないといけないんですね。 大体100から200カロリーくらいをこのスポーツドリンクで取れるようにしました。
そして運動のあとは、30分以内に炭水化物とたんぱく質が適度に取れるものを摂取することが進められてます。これもなんとチョコレート牛乳が最適だとか。
私なんて中学生くらいからずっと、カロリーを気にして生きてきたけど、運動選手たちってニーズが全然違うんですね。そういえば元阪神の金本選手も、引退して、これでもう無理して食事しなくてよくなると言ってました。
私も職業柄もあって、まあデスクワークの人よりは体を動かしてるほうだと思うけど、ちょっとでも油断すると一発で太りますよ。きっと背が低いのもその原因。チョコレート牛乳なんて、味見くらいはしたことあるけど、コップでごくごくとなんて飲んだことありません。「食べないといけない」なんて身になってみたい物です。
明日このレクチャーの第二弾に行きます。
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