2013年4月11日木曜日

手で調理

春休みなので、ここ数日は子供たちのお小遣い稼ぎも兼ねて、私と子供たち3人で窓枠のペンキ塗り替えをしてました。3日ほど1日小1時間くらいずつしてましたが、3人は3時間分の労働なので、まあまあはかどりました。14個の窓と2つのドアにペンキを塗りたいのですが、ドア1つと窓6つ塗り終わりました。

半日とか1日とか、丸々時間が取れればもっとはかどるんですけどね。

で、当然手にペンキがつきます。油性ペンキなので 水で洗っても取れません。まあ手のほうは、数日すると自然に取れます。

午後にペンキ塗りをして、その後夕ご飯を作りました。いくら落ちないとはいえ、その手でお米を研ぐのはちょっと抵抗がありました。

しかも今日のメニューはわかめときゅうりとかにカマの酢の物、ゆで卵とトマトをほうれん草のおひたしのサラダ。

きゅうりは塩水にさらして、手で水を絞ります。わかめも同じ。ほうれん草のおひたしもそうです。そしてゆで卵は皮を剥かないといけないし、かにカマは一つ一つを包んでいるビニールをはずさないといけない。

手で材料を触らなければいけないものばかり・・・・。まあ、仕方ありません。これが原因でおなかが痛くなったりということもないでしょうし。

しかし考えると、日本食って手で触って調理するものが多いですね。おにぎりや握りずしなんてものもあるし。

洋食ってこうして考えると、手で触ることってあんまりないです。ハンバーグなどでミンチをこねるときと、パンをこねるときくらいかな。あと、お菓子作りで、ペーストリーを作るときも手で混ぜます。でも普通の晩御飯、パスタとかローストチキンだとかだと、ほとんど素材を手で触るときってないですね。

肉は切るときは手で押さえて包丁で切りますが、これが嫌だという人も多いらしく、テレビで使い捨て手袋をしてキッチンはさみで鶏肉を切ってる人を見たことがあります。

衛生に過敏なこの時勢、肉を触りたくないという気持ちはわからないでもないけど、でもやっぱり料理するからには、手を使わないといけない気もします。ビニールの手袋をして調理された物は、なんかもうひとつおいしくないんじゃないかというか。たぶん気持ちの問題だけど。

工場で作る物は手袋で結構なんだけど、家庭料理はやっぱり手のほうがいいな。

ではよろしければこちらのボタンのクリックお願いいたします。
 
ヨーロッパ(海外生活・情報) ブログランキングへ

6 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

いつも通りすがりで拝見しています。私も海外に10年住んでいて、その間殆ど日本に帰国しませんでした。帰国後久しぶりに食べた日本食があまりにも素手で調理されてるのに慣れるまで気持ち悪くて衛生面が気になってしょうがありませんでした。今では、同じ料理でも人によってこんなに美味しく感じるのは、素手はやっぱり愛情と調味料だと思ってます。やはり日本人ですから!いつもブログを楽しみにしています。

あくあ さんのコメント...

なるほど、日本料理の特徴なのね。料理人さんがあまり清潔そうじゃないとちょっと嫌ですけど、日本にいると避けて通れませんね。お寿司とかね。

本読みと山歩き さんのコメント...

手を使うか…面白い視点ですね~。
文化の違いを探ると論文が書けそうです!
手で食材をきった(むしった?)方が、食材のおいしさを引き出せるとか、なんかありそうですね。

Atsuko さんのコメント...

匿名さん、コメントありがとうございます。10年も帰国しないって長いですよね。私も下の子供が生まれた後は、5年間帰国しませんでした。その時の日本は、盆栽やら植木を見て「オー、ワンダフル!」という感じで、まったく外人みたいな感覚になってました。
やっぱり素手で調理されたものに抵抗ありましたか。なんかわかります。私もちょっとおにぎりとか抵抗あった気がします。今は自分でもたまにせがまれて子供たちに作りますけどね。
これからもよろしく御愛読くださいね。

Atsuko さんのコメント...

あくあさん、でも日本で料理人さんが清潔そうじゃないなんて、あるかな?
実家の近くの大きい回転寿司の店、妹が、寿司は全部機械が握ってると言ってたので驚きました。全然そんな風には見えないし、味も文句ないんだけど、それを聞くと、なんかやっぱりがっかり。

Atsuko さんのコメント...

山歩きさん、きっとこれは世界味文化比較とか、出来そうですよね。
食べ物がおいしくないとされてるイギリスやアメリカでは、あんまり素手で食材を触られてる気がしないけど、やっぱりイタリアやフランスでは、例は思いつかないけど、素手で遠慮なく、調理場を散らかしながら作ってる気がするし。