2009年6月10日水曜日

緑茶と好き嫌い

 イチゴがやっと赤くなってきました。これは初物。

おととい書いたトワイニングの緑茶のことですが、昨日と今日飲んでみました。


まず気づいたのは、お茶の色が茶色いということです。英語でパケージにグリーンティーと書いてあるので、もしかしたらすごい緑かなあと思っていたんですけど。緑茶でも紅茶でも、お茶って水にすごく左右されます。ロンドンで日本茶を入れると、水が硬水だから茶色になって、あまりおいしく出ません。反対に紅茶を日本にもって帰って飲んでも、イギリスで飲むほどはおいしくないんです。やっぱりその国にあったお茶が飲まれるんですね。


でもここデボンは軟水なので、結構日本茶がおいしく出る。色も緑に出ます。


トワイニングのお茶は、ほうじ茶みたいな色です。味のほうは、まあ悪くないですね。日本で言えば、会社で飲む給湯器のお茶のような感じです。値段もまあ安いし、こんなものでしょう。そういえばこちらに来て以来、日本からわざわざ送ってもらうお茶は、せっかくだからといいお茶を送っていただくことが多いので、舌が肥えているのかもしれません。


夏に日本に行くまで、いろんな会社のお茶を試してみたいと思います。


話は変わります。


子供の食べ物の好みって、いったいどこから来るんでしょうね?同じようにおっぱいを上げて、同じように離乳しても、小さいときからルイとチャーリーって好みが違います。


まず二人ともすきなのは日本食。チャーリーよりもルイのほうが好きで、大体なんでも食べられます。チャーリーは今では何でも食べれるようになりましたが、4歳のときに初めて日本に行ったときは、2週間の滞在で、ふりかけご飯とかっぱ巻きとスパゲッティーしか食べられませんでした。


二人とも大好きなのはのりとふりかけ。おにぎり。おもち。ご飯と味噌汁も好きです。ルイは鰹節、チャーリーは日本のマヨネーズとカレーが好きです。


嫌いなものはルイはマッシュルーム。イギリスのもしいたけもだめです。スープになっていて、形がなければ食べられるので、歯ざわりがだめなようです。これだけは、どんなに言ってもだましても脅しても、頑として食べません。


後、割と嫌いなのがジャガイモです。これはイギリスの主食なので、結構不便です。ポテトチップスと、ポテトフライは好きですけど、マッシュポテトや茹でジャガイモは、食べられなくはないけど、好きではないようです。これは私もまったく同じ。何が嫌かというと、あのホコホコした、口の中が乾燥するような口当たりがあまり好きになれないんです。


チャーリーは逆にマッシュルームは食べられます。そしてポテトが大好き。特にマッシュポテトが大好物です。


チャーリーの苦手なものは卵です。特に白身と黄身が分かれているとだめみたいで、ゆで卵や目玉焼きがだめです。玉子焼きやオムレツも嫌い。でもジャガイモがたくさん入ったスパニッシュ・オムレツだけは食べれます。


ルイは逆に卵が大好き。イギリスでは朝ごはんによく卵を食べます。うちは平日はそんな時間はないのですが、週末はルイは卵を食べたいんです。でもチャーリーは嫌いだし、私はカロリーが気になるから、好きだけど食べない。それでルイはまず先に起きる私とチャーリーと一緒にシリアルやトーストといった朝ごはんを食べて、そのあとでおきてきたデイブと一緒にまた卵を朝ごはんに食べています。


こんな風に好き嫌いが違うので、結構献立が難しい。嫌いなものでも作りますが、それでもそればかりだとかわいそうだし、特にお弁当はそばにいないだけに、好きなものを入れてあげたいなあと思う。


ルイは本当は一番好きなのは卵サンドと、チーズサンドなんです。でもチャーリーは卵サンドは問題外だし、チーズは好きなくせに、チーズサンドは嫌いだと仰せられる。チャーリーがすきなのはツナサンドです。結局二人ともすきなのはハムかチキンかツナだけ。それでたまに卵サンドやチーズサンドの日は、チャーリーはバターを塗ったパンだけで、チーズをサラダと一緒に別のタッパーに入れたりします。でも二人ともお弁当箱が同じなので、たまに間違ったのを持っていったりすることもあって、本当にややこしい。

6 件のコメント:

こんの さんのコメント...

「郷に入れば郷に従え」と言われてますが、やはりその地にあったことが行われているのですよね
日本茶(グリンティ)は美味いと思います

嗜好はそれぞれですから、料理はたいへんですねぇ
息子(肉嫌い)を見てると、それを強く思います

嫌いなのをムリムリ食べさせるわけにいきませんですからね
どんなものを食べても、けっこうちゃんと育ちますからいいのですが...

Atsuko さんのコメント...

おっしゃるとおりですね。あんまり食べない子でも好き嫌いの多い子でも、まあ普通にちゃんと大きくなっていますしね。

むしろ気になるのは、うちの子供の食べる量なんです。私もデイブも結構大食いなのですが、私たちよりも食べます。人のうちでおよばれのときは、あらかじめ「うちの子はよく食べるんですけど」と断るくらいです。

これは考えたら親の遺伝でした。ハハハ。

こんの さんのコメント...

「天童の家」の娘には、男の子が3人います
(中3年・中1年・小5年)
育ち盛りですから、大人に負けずに食べます

それでいい!
(食が細い)と少食を心配することなく、どんどん育ってくのを見るのは頼もしいです

その孫が、先日東京へ修学旅行
デズニーランドのお土産(クッキー)をもらって幸せでした

Atsuko さんのコメント...

育ち盛りの男の子3人。考えただけでも大変そうですね。
食費もさることながら、お母さんは週に何度も買い物して、朝から晩まで台所に立つんでしょうね。

あくあ さんのコメント...

大変だねぇ。好き嫌いってなんで生まれるんでしょうね。まあでも大人になったらまた変わるかもしれないしね。うちに来てくれたら、大量に食料を用意するようにしますね。

Atsuko さんのコメント...

昔の話なんですけど。妹さんが高校生のころ、学校から帰ってきて、晩御飯の前に菓子パンを二つずつ食べるというのおぼえています。食費がかさんだだろうなあ。

私は今は大食いですけど、子供のころは本当に食が細かった。給食のパンなど、一口も食べられませんでした。でもすき嫌いはなかったな。どうしても食べられないものは納豆だったんですけど、イギリスでしばらく暮らしていたら、日本に帰ったときに納豆も食べれるようになっていました。