2009年6月23日火曜日

鍛えるチャーリー


庭のビートルート。晩御飯になりました。

今日は蒸し暑い一日でした。こんな日は珍しい。夜まで半そでですごせる日も、年に数日しかありません。あ、もちろんこれは私のことで、普通のイギリス人は、1年の半分くらい半そでです。

日本は暑いよ暑いよとみんなから脅されるので、それを子供たちにいってあります。すると、最近気づいたんですが、チャーリーは今日のような蒸し暑い日でも、長袖を脱がないんです。昨日もすごく暑かったのに、朝家を出るときから帰るまで、ポロシャツの上に着たカーディガンを脱いでいませんでした。そして、
「みんな暑い暑いって言うけど、私はぜんぜん平気だったわ。」といいます。

そういえばイースターにエデンプロジェクトに行ったときに、かなり暑いトロピカルドームに入っても、一人だけ長袖を脱ぎませんでした。そして、ドームの中で上に登っていって気温が上がるたびに、
「日本ってもっと暑い?」
ときいてきました。


どうやら日本の夏に備えて、自分を暑さに慣らせているようなんです。なんてけなげな。それにしても考えることが可笑しい。こんな風に、がんばり屋というか妙に頑固なところがチャーリーなんです。のんきなルイは多分、「エーッ、そんな暑いの?そんなのダイジョーブだよ。何とかなるよ。平気へいき。クーラーのきいた部屋で、ごろごろしてゲームしてたらいいよ。」と思っています。


日本に行く前に、ノルエーからお客さんが来ます。大学の友達で、ノルエー人のだんなさんと結婚し、結構田舎に住んでいます。(でもここほどは田舎ではない)。その彼女が家族4人でロンドンにホリデーに来ることになり、うちにも2泊遊びに来てくれるのです。


彼女と最後に会ったのは15年位前なんですよね。ロンドンに2度来てくれて、その後私がノルエーにお邪魔しました。そのときは息子さんは1歳くらいでした。今は娘さんもいて、中高生の年頃です。そんな久しぶりに会っても、多分私たちは違和感ないだろうけど、今回はお互い家族連れなので、そこが面白いところです。彼女の子供たちはノルエー語が母国語で、英語を学校で習っていて、日本語も片言で話せるらしい。うちの子供たちとは、会話は英語だろうなあ。だんなさんも3ヶ国語できますが、うちのデイブは英語しかできません。


それから、ちょうど私が帰国する同じときに、イタリアに住んでいる別の友達も帰国することがわかりました。彼女とも15年くらい会っていません。それで、予定を調整して、ぜひ子連れて会おうということになってます。彼女の子供とルイが同じ年なので、3人、一緒に遊べるくらいの年なのです。彼女はイタリア語と日本語はぺらぺららしい。(お母さんが熱心に日本語を教えているから)。子供たち同士が遊んでいる間に、私たちは積もり積もった昔話に花を咲かせるつもりです。こちらはお互いお父さんなしなので、それも気が楽。

このノルエーの友達とイタリアの友達と私は、3人で仲がよかったのです。それが別々にとはいえ、15年ぶりにそれぞれ会えるなんて、すごいことです。何かの縁のある年なのでしょう。ちなみに3人そろっては大学以来あっていません。いつか会えるといいんですけど。


今日の晩御飯。チャーリーのバレエのエクストラレッスンの後、急いで作りましたが、結構手間がかかって、1時間以上かかり、晩御飯が遅くなりました。昨日肉を解凍するのを忘れていたから、余計遅くなって、ごめんね。
七面鳥ひき肉のハンバーグ
しんじゃがのレモンとオリーブオイル和え
茹でビートルート
にんじん
ビートルートの葉のおひたしのマヨネーズとしょうゆ和え


デザートはマンゴーと自家製シロップ




ビートルートは根を食べるのですが、葉っぱも茹でるとおいしく、いつもおひたしにします。茹ですぎるとなぜか、大きな声ではいえないんですけど、マリファナのにおいがするんですよね。だから食べるというわけではありませんが。

5 件のコメント:

こんの さんのコメント...

ノールウエィやイタリアに行ったり来たり...って、凄いことに思います
イギリスも日本と同じように島国ですよね
でも、うう 国を超えた交流があるというか、凄いと感じます
EUというそれも、なんとなく理解というか納得できるような気がしますです

日本の夏、単に気温が高いというのではなく、蒸し暑いですからねぇ
日本の家屋は、冬よりも蒸し暑い夏を考慮に建てたそうですが... 現在ではエアコンがありますから、そうではなくなってきてますが
日本の詩歌は、暑い夏をいかに快適に詠うかが基調になっているとか...
砂漠の暑さとは異質の猛暑ですからねぇ

Atsuko さんのコメント...

「猛暑」って言う言葉が怖いです。昔は縁側に座って、スイカを食べて、花火をしてと、記憶にあるのは暑いというよりは、涼しげな光景なんですが、そのときは暑かったんだろうなあ。セミの声すら、記憶にあるのは涼しい感じがするんですが、実際に聞くと、ギンギン暑苦しいんだろうなあ。

母の家はマンションですから、しかも大阪ですから、暑いですよね。大丈夫かなあ。

こんの さんのコメント...

マンション(家屋)内はエアコンが効いてますからいいのですが、外界がたいへんですよね
でも、猛暑といっても毎日ではないし、時間的にも長くないですから...

お子さんのトレーニングも頼もしいですが、日本へ来られたら、暑いときはなるべき薄着になるようにね
暑さと涼しさを楽しむ。涼風は暑いからこそ気持ちいいのです
スイカは暑いから美味しいのです

あくあ さんのコメント...

今年はまだ本格的に暑くなっていなくて不思議なくらいです。普段なら7月前にもなると十分暑かったような気がするんだけれど。でも、その分8月が暑かったりしてね。外はまじ暑いですよ。あまり長い間外にはいられないくらいかも?

Atsuko さんのコメント...

こんのさん、はい、そうします。服は日本で買うつもりです。イギリスには本当に涼しい服はないから。

あくあさん、そ、そんな、脅さないでくださいよ。15年位前に9月に帰ったのだけど、それでもすごく暑かった。私イギリスでもちょっと暑いと、あせもが出るようになってしまったんですよ。日本に行くと、一気に出るだろうな。子供か、私は。