2009年6月6日土曜日

白鳥の湖と金メダル

やっと子供がベッドに入って、お茶を入れてコンピューターの前に座ったのが11時過ぎ。今日は2行で書ききれるくらい、忙しい割には何も自分のことはしていない一日でした。今日は晩御飯すら作らなかったし、朝した洗濯物も一日中雨だったのでまだそのままです。明日も雨なら観念して乾燥機。

昨日の夕方チャーリーのバレエの先生から電話がかかってきました。何でも3週間後に北デボンのダンスフェスティバルがあり、昨日急に主催者側からスロットが開いたから、うちのダンススタジオも何かパフォーマンスしてくださいと依頼されたとこのことでした。普通はこういうのは半年位から前にわかって、3ヶ月くらい準備するものなのに。それで今日早くレッスンに来てくれということで、30分早く行きました。

チャーリーはタップダンスとモダンダンスとバレエを習っているのですが、まずモダンは、今まで練習してきたものをきちんと磨きをかけて、チャーリーともう一人の女のこと二人でデュオを踊ることになりました。2分くらいの作品で十分だと思うんですけど、なぜかやけに長い曲で、まだ最後までできていません。(先生と一緒に創作ダンス)後2週間。すごく不安です。


その後バレエに行くと、先生が「すごくいいニュースがある。」というのです。チャーリーのバレエのクラスは4人なので、あの白鳥の湖の有名な4羽の白鳥の踊りを3週間後のパフォーマンスに向けて練習するというんです。先生は張り切っているし子供たちも嬉しそうですけど、大丈夫かな。案の定練習が始まったとたんに、もともと気の短い先生は、かなりストレスがたまってカッカ来ている様だったし。
 一番左がチャーリー。彼女は本当にこんなに大きいのか、それとも写真のせいか。どちらでしょう。



とりあえず来週の火曜の夕方、エクストラのクラスがあります。これでまたレッスン費がかさむ。そしてパフォーマンスに向けて、モダンのコスチュームを先生が買って来るそうなのでそのお金と、その上白鳥の湖用の白のサテンのチュチュを買わなければいけません。まあ、ステージに立つために毎週レッスンに行っているんだから、文句は言えないんですけどね。

1時過ぎに家に戻ってきて、昼食の後日本語の勉強をして、その後私は自室にこもって1時間ヨガ。キャンプの間ぜんぜんヨガをしなかったし、その後も運動はしていましたがヨガしなかったので、気持ちの上での抵抗がありました。これでもっとサボったら、ますます嫌になったと思う。たった1週間くらい練習しなかっただけで、体が硬くなったというか、なまったなという感じがしました。でも無理やり気持ちを集中して1時間もすると、やっぱり至福。


その後大急ぎでサンドイッチを作って、チャーリーの水泳の大会に行きました。ルイは今日は泳ぎませんでした。というのは春にデボン全体の短距離の選手権で総合で2位になったので、上位入賞の選手は今回の大会は参加できなかったのです。


それで、ルイは大会の間中ずっと3時間以上、任天堂DS のゲームをしていました。自分の妹や友達が泳いでいるのに、何の興味も示さず。うーん、こういうところがちょっとルイのよくわからないところ。とにかく目の前の興味あることに集中すると、ほかの事はどうでもよくなる性格のようです。


チャーリーは泳いだ4種目、(どれも25メートル)すべてに1位になり、金メダルをもらっていました。でも総合でメダルをひとつもらっただけなので、それぞれのイベントでのメダルがほしいと少し不服そうでした。




帰りに、いつも水泳の大会の後の恒例となってしまったケバブ屋でケバブをテークアウトして帰りました。ケバブというのはもともとはトルコ料理なんですけど、一番有名なドナーケバブというのは、大きな羊肉の塊をグリルして、これをナイフでそいでサラダやピタブレッド(イーストを入れない平たいパン)と一緒に包んでくれるというもの。ほかにもチキンケバブやら、いくつか種類があります。まあ正直言って、脂っこいし結構体に悪いとは思うんですけど、いつも9時くらいになるので、おなかがすいてそういうものをぺろりと食べてしまいます。明日朝ごはんはまた果物だけにしよう。


というわけで、ヨガをした以外は何も自分のことは何もしない一日でした。まあ子供がいる人の週末ってこんなものです。明日は午後はチャーリーは乗馬、夕方二人とも水泳。月曜から学校です。私はまた早く起きてお弁当を作らなければいけないし、仕事もありますが、でも昼間数時間でも自分の時間ができるというのは、ありがたい。

6 件のコメント:

あくあ さんのコメント...

子育てって時間的にも経済的にも大変ですねぇ。それでも何にも代えがたいいいものがあるんでしょうけれど。若いうちに産んどけばよかったなぁ。今からじゃリスクも高いし、この後の人生の予定が狂いすぎるので、来世は早めに産むことにしたいと思います。にしても、いいお子さんたちで良かったですね。

Atsuko さんのコメント...

育てているときは大変だけど、もう気づけばルイは10歳で後7年で大学生。あっという間です。だから小さいうちは、親はできるだけ時間と労力を子供に費やしてあげるべきなんでしょうね。

赤ちゃんのときのように一日中大変というわけではないけど、成長したらしたで、そのときなりの大変さがあります。今のところは、習い事とかスポーツで、親の時間が振り回されるということかな。

でも本当に、親ばかですけど、学校も友達もぜんぜん問題ないし、兄弟仲もいいし、性格もいいし、何よりすごく健康だし、親孝行な子供たちです。

こんの さんのコメント...

「白鳥の湖と金メダル」
うう 両手に華ですねぇ

ブログ拝読し、読み手にも幸せが伝わってくる
まさしく「家族」ですねぇ(いいなぁ)

そうやって、親から子へ、そして子からその子へと繋がってくのですね

Atsuko さんのコメント...

ありがとうございます。でも中学生くらいに子供のいる友達は、すごく問題のある人たちもいて、「いったいどうしてこんな風になっちゃったんだろう。」って。うちもそんな風にならないように気をつけたいんですけど、どうやって気をつけたらいいものか。

なんて思っているうちに、また忙しくて、どたばたと毎日、叱ったり小言いったりしながら、過ぎていきます。

こんの さんのコメント...

「愛」同じことですが「愛情」さえ見失わなければ、子はちゃんと育ちます
愛の気持ちで叱り、教育すればいい

話は飛びますが、日本では大河ドラマ「天地人」が放映され好評です
夕べは、主人公兼続の兜の前立て「愛」の成り立ちについてでした

「愛」って、人間にとっては大事な、そして普遍的な「たから」です

Atsuko さんのコメント...

やっぱりそうですよね。今読んでる本も、親の愛が一番大切と書いてありました。

でもどんな親でも子供のことを愛しているとは思うのですが、違うのかな。自分勝手な愛しかたというのもあるのかもしれません。「無条件な愛」、これが必要なんでしょうね。

親ばかでも、親くらい思いっきり子供を過大評価しても、いいですよね。